2025/10/05 - 2025/10/07
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ひよこ日和さん
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この旅行記スケジュールを元に
栃尾又温泉の「宝巌堂」を再び訪ねます。大好きな宿に一年半ぶりの宿泊です。前回と同じ2泊3日の湯治プランを予約しました。
垢抜けた館内、美味しく健やかな料理、温かいもてなしに癒されます。
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旅の始まりは、日曜日の朝の東京駅です。
8時に、グランスタのシャッターがゆっくり上がりました。
開店を待ちかねた買い物客が店内に入っていきます。お弁当売り場は、朝から大賑わいでした。グランスタ ショッピングモール
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新幹線乗り場にもたくさんの旅行者がいます。行楽シーズンなんだなぁ、と改めて思いました。外国の方も多いです。東京駅 駅
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今日の旅先は、新潟の栃尾又温泉です。まずは上越新幹線で浦佐に向かいます。
朝食は、「牛肉どまん中」と山登り刷毛醤油の「海苔弁 海」にしました。どちらもおいしいです。上越新幹線 乗り物
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浦佐駅に到着。在来線に乗り換えます。浦佐駅 駅
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栃尾又温泉の最寄り駅は小出。到着したのは11時過ぎでした。
味のある駅名看板が目を惹きます。俳優の渡辺謙氏によるものだそう。小出駅 駅
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栃尾又温泉へのアクセスは、路線バス又は乗り合いタクシーです。昼間はバスがないので、乗り合いタクシー(要予約)を利用します。 -
車内にはわたしたちを含め、5人の乗客。全員が栃尾又温泉に行く旅行者です。日曜日のせいか、地元の方のご利用はありませんでした。
この温泉に来るのは一年半ぶり、二度目です。懐かしい気持ちで周囲を見渡しました。
「宝巌堂」は、この緩い坂の上にあります。他のお客さん達と前後しながら登って行きました。栃尾又温泉 温泉
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「宝巌堂」は、わずか7室の宿です。予約サイトに出ていないので、あまり知られていないかもしれません。
わたしはYouTubeで見て存在を知りました。昨年の春に滞在して惚れ込んでしまい、必ずまた、と思っていました。
魅力のひとつは、滞在できる時間の長さです。
チェックインは12時20分、チェックアウトは10時10分。(乗り合いタクシーの時刻表に合わせてあるようです) つまり、約22時間も滞在できるのです。何度でも by ひよこ日和さん宝巌堂 宿・ホテル
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まだ12時前なので、チェックインはできません。案内があるまで一階で待つことにしました。
帳場の脇に売店があります。女将さんセレクトの食品や雑貨は、つい欲しくなるものばかり。特にパサールバッグ(東南アジアの市場バッグ)が可愛いです。写真左寄りにあります。 -
靴下は、日本製なのにたった120円だそう。買おうかな…
そこへ女将さんがやって来て、「〇〇さん」と、声をかけてくれました。
わたしの名前を覚えていてくれたのです。一年半ぶりなのに…ちょっと驚きました。
「お部屋の準備ができました」とのこと。鍵を受け取り、階段を登っていきます。 -
「宝巌堂」のお部屋は素敵なのです。それも、この宿が大好きな理由のひとつ。 -
ソファは固めで座り心地が良いです。床は桐で、柔らかい足触りでした。 -
小上がりには涼しげなお布団が敷いてあります。寝具はエアウィーブだそう。
気持ち良く過ごせるように整えられた部屋です。
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トイレ、洗面所も綺麗です。高級機種のドライヤーが嬉しい。フリーWi-Fi、テレビもあります
プラスチック削減のためアメニティは最小限、冷蔵庫は共同です。
今回も前回同様、2泊3日の湯治プランです。明後日の朝までここでのんびり過ごします。
浴衣に着替え、早速湯治を始めました。 -
栃尾又温泉は、「宝巌堂」「自在館」「神風館」の三軒の宿で湯を共有する外湯方式をとっています。貴重な源泉を守り、管理するためだそうです。 -
三つのお湯を男女日替わりで使用します。
カレンダーを見ると、きょうは男性が「うえの湯」、女性が「おくの湯」と「したの湯」です。 -
「うえの湯」「おくの湯」は、「宝巌堂」向かいにあるこの建物の中にあります。どちらも、タイル張りの大きなお風呂です。 -
「したの湯」は、岩風呂。川のほとりに湯屋が作られています。この長い階段を降りたところです。80段くらいでしょうか。
良いお湯は下にある、と温泉通の誰かが言っていたのを思い出しました。
栃尾又温泉は、ラジウムの含有量が多く、万病に効く名湯と言われています。無色無臭の澄んだお湯です。 -
湧出温度は37度。低温なのでラジウムの健康効果が損なわれず、長湯してものぼせません。
お湯に入るとヒヤッと感じるくらい、ぬるいお湯です。でも、じっと動かずにいると、じわじわと体が温まってきます。
ふんわりとした温かさが気持ちいいです。まるで春の休日に二度寝をするよう…
うたた寝したり、ぼーっとしたりしながら、1時間くらいお湯に浸かっていました。 -
湯上がりに、2階の「本箱」に寄ってみました。本や新聞が置いてあります。椅子の座り心地が良く、長居してしまいそうです。 -
夕食は6時。一階の食事室でいただきます。
ゆったりとしたテーブルで、お隣の席と充分な距離があります。落ち着いて食べられそうです。 -
ご主人ご夫婦の手料理が並びました。
湯治プランなので、いわゆるご馳走ではありません。煮物、和物といったさりげないものが中心。でも惚れ惚れするほど小粋な味がします。特に野菜料理が、素材の力を感じる美味でした。 -
もうひとつ素晴らしいのは、南魚沼コシヒカリです。ツヤツヤとした、湯気まで美味しいご飯。まだ新米では無いそうですが、それでも絶品でした。 -
お腹も心も満たされて、部屋に戻ります。
歩きながら、廊下の天井を見上げました。木組みの陰影が美しいです。「宝巌堂」は、細かなところまで美意識が行き届いています。 -
翌朝は、少し雨が降っていました。 -
お風呂は5時に始まります。
朝の長湯を楽しみながら、ふと自分の膝に目をやりました。
旅の前にぶつけてしまい、大きな青アザができています。かなり濃い色だったのに、今朝は薄くなっています。湯治の効果でしょうか。 -
8時に部屋の電話が鳴りました。朝食です。
メニューは、焼きたての鮭や和物などでした。料理の美味しさは夕食と変わりません。海苔や梅干しも厳選されたものでした。 -
炊き立てご飯が運ばれてきました。お櫃のおかわりをしてくださいね、と微笑んでくれます。お味噌汁は香りが高く、野菜たっぷりです。
夕食同様、何を食べてもちゃんとおいしい。大満足の朝ご飯です。 -
食後は部屋でコーヒーを淹れました。
コーヒー、紅茶、緑茶が棚に入っています。おかわりは2階の「本棚」に用意してありました。同じ階にタオルや浴衣の替えもあります。 -
10時に他のお客さん達が出発して行きました。女将さんが、ひとりひとりを送り出す声が聞こえます。
お風呂に行くと、誰もいませんでした。連泊の方は多くないようです。栃尾又の名湯を、ひとりきりで満喫しました。 -
お湯からあがると正午過ぎでした。
連泊の場合、お願いすれば「宝巌堂」で昼食(別料金)をいただけます。
今回は自分で用意しました。東京駅で買った鯖寿司です。好きな時間に食べられるのが気楽で良かったです。 -
午後はまた湯治です。
温泉までの行き来は階段なので、案外運動になります。「したの湯」から部屋まで110段くらいありました。 -
8時になりました。湯治コース2日目の夕食です。 -
きょうも、脂控えめ野菜多めのメニュー。自然なのに、どこかおしゃれな味がします。味付けや食感に変化があって、食べていて楽しいです。
もちろん炊き立ての白いご飯もきました。魚沼のご馳走です。 -
翌朝もまだ暗い時間から温泉に行きました。
三つのお湯のうち、一番好きなのが「したの湯」。お湯が、よりまろやかな気がします。それに、あの雰囲気です。
「したの湯」は、瞑想空間のようです。
お湯の中にいる人は無言。身動きもしないので、水面が乱れません。聞こえるのは、掛け流しのお湯の音だけです。
澄んだお湯を眺めていると、自分まで無色になる気がします。 -
長湯から上がると、空が明かるくなっていました。高い木の上に、秋の雲が浮かんでいます。 -
8時に朝食。「宝巌堂」でいただく最後の食事です。
焼きたての魚、春菊の和物…今朝も丁寧な料理が並びました。特に嬉しいのはだし巻き玉子です。甘くてジューシーで、忘れられない味でした。 -
10時にチェックアウト(清算は現金のみ)しました。女将さんが見送ってくれます。
この女将さんの笑顔が、「宝巌堂」の魅力そのもの。また会いに来たい、また泊まりたいお宿です。 -
宿の前の坂道を降りると、予約した乗り合いタクシーが待っていました。10時10分発小出駅行きです。 -
タクシーの窓から栃尾又の景色を眺めました。
2泊3日の湯治は極楽でした。膝のアザはかなり薄くなり、体の中もきれいになった気がします。よいお湯でした。
きょうも温泉の旅は続きます。
小出駅から只見線に乗り、早戸温泉に向かいます。川を眺める露天風呂が楽しみです。
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‘25秋 お湯の旅
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