⑥中国2025/9/10　鉄路4000キロ　蘭州西駅の夫婦乱闘バトル！蘭州老街　中山橋　白塔山公園　⇒銀川　西安　大同　北京　大連

2025/09/10 - 2025/09/13

蘭州西駅で夫婦の乱闘バトル発生！顛末は後半に書いてます。

⑤蘭州1　　9月11日　甘粛省博物館　８万点所蔵され、
　国家１級文物は600点以上、国宝も16点ある。
　最寄駅は西站什字という駅　徒歩10分
　パスポートが必要で、入館料はなんと無料でした。

⑥蘭州2　翌日は老街に行くために蘭州西駅の乗り換え駅の地下鉄の
蘭州西駅北広場駅から二つ先の駅の馬灘駅D出口で降り見学しました。

また地下鉄に乗って西関駅で降りてケーブルカーを目指します
白塔寺を見物して川岸まで降りて行って中山橋を渡りました
また地下鉄に乗って蘭州大学駅で降りホテルまで帰りました

　9月13日蘭州西駅　乱闘バトル発生！から銀川駅
D8939蘭州西駅12：13発～銀川15：31着（3時間18分）
　　　　　　　一人　208元4,160円

エリア 蘭州(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

蘭州老街という標識が立っています。
老街にやってきました。
でも建物の様子を見るとなんだか新しい街のような感じがします。

蘭州西駅北広場駅から二つ先の馬灘駅のD出口で降り見学しました。
予習した通り地下鉄を降りて向かいます
大きな交差点を渡ったら見えてきました。
中国は道がとても広いので交差点も渡り切るのに大変です。
のんびり歩いていると途中で信号が赤に変わるので
信号が緑に代わったら早足でスタートし、
渡っている他の皆さんに遅れないように歩調を合わせるように
していました。
それでも最後はダッシュすることもありました。
（高齢者向きの信号が欲しいと思います）

後方の高層ビル群と古い街のコントラストです。

レストランなどが軒を連ねています。

色合いが中華街のようです。

入り口にハンバーガー屋さんなどもありました。
ケンタッキー・フライド・チキンです。

まだ朝が早いのか観光客はほとんどいませんでした。

キティちゃんのお店のようです。

通路には目を引くような飾りつけがしてありました。

数ヶ所にいろいろな昔の暮らしを感じさせる
銅像がありました。

建物の門の上に大きな龍の飾りつけがありました。

こちらの狛犬はが電飾でいっぱいでしたので夜になると光るのだと思います。

門の上に大きな龍の飾りつけがありました
これも夜はライトアップするのでしょうか。

仏像などの飾りつけもあります。

奥に仏像が鎮座し、入り口にはラクダがあります。
シルクロードのお店なのかな？

オレンジ色の飾りつけがしてあります。

これは火鍋のお店です。

レストランのメニューです観光客価格でしょうか
街の一般的な食堂と比べてお値段は少し高いと思いました。

でもあまり安いのは美味しくないと思います。
下にはカレーライスもあり28元と書かれています。
日本円で580円ぐらいです。

マニ車も4つほどあります。
上にはチベットのタルチョも飾られています。

羊やら馬やら上にはタルチョのオンパレードです。

作られた川もあり水車の模型もあります。

観光客はこの小舟に乗って移動するのでしょうか。

名物の手打ち麺を作っている像です。

途中　道案内の看板もありました。

この老街は色とりどりでカラフルです。

正面にはスターバックスのお店がありました。

漫画アニメも人気なのでしょうか。

少し大人しめな飾付です。

老街は結構広いですが結局何も買わずに入口になんとか戻りました。

入口近くにあるハンバーガー屋さんのところに帰ってきました。
ケンタッキー・フライド・チキンです。

老街からまた十分ぐらい歩いて地下鉄に戻っていきます。

今度は地下鉄に乗って西関駅で降りて
中山橋近くのケーブルカーを目指します。
地上に出るまでエスカレーターと階段が多かったです。

地下鉄も何度も乗っているので慣れてきました。
トイレはホームの前後の一方の一番端にあることが多いです。

ロッカーみたいですがキャッシュは使えないのではないでしょうか。

西関駅で降りて地上に出ます。迷いながら歩いていると
中山橋のバス停が見えてきました

中国ではバスを乗りこなせば安くてとても便利です。

ロープウェーがあるビルを目指しますがなかなか横断歩道が見つかりません。

中山橋の向こう岸を観光して2時間後ぐらいにまたここに戻ってきました。

途中　三蔵法師とその仲間たちの黄金の像が見えました。
（孫悟空、猪八戒、沙悟浄カッパ）
彼らがシルクロードに向かうときこの蘭州にもやって来たと
思います。

途中に地図がありました。

これは西遊記の像という説明がありました。

15分ぐらい歩いてやっとロープウェーが出発する右側のビルが見えてきました。

前の方に団体客がいるのでロープウェーが混雑すると思って急ぎました。

でも結局　観光客はロープウェーには乗らなかったです。
チケットは片道一人50元1000円です。
帰りは30元です。
帰りは歩いて下る予定なので登りの片道だけ購入しました。

チケットの裏に地図がありますがよくわかりません。

ロープウェイを管理する人たちでしょうか。
写真が沢山掲示されていました。

ロープウェイが黄河の上を渡ってやってきました。

ほとんどお客さんは乗っていませんでした。
ロープウェイは乗り場に到着するとスピードを緩めるのですが
停止せず前に動いていますので躊躇せず二人で飛び込むようにして
乗り込みます。
取り合えず家内を先に中に押し込みました。

ロープウェーとしては短いのであっという間に向こう岸についてしまいます。
でもあの黄河の上をロープウェイで渡るなんて少し感激しました。

黄河なのでやはり川の色は茶色かったです。

黄河なのでやはり色は黄土色です。
上流からの黄土に染まった川です。

日本の川のように青く澄んだ清流とはイメージが異なります。

向こう岸が近づいてきました。

たくさんのお寺が眼下に見えました
時間もないし大変なので上から眺めるだけです。

団体客などはケーブルカーを使わなくてもバスなどで橋を渡って来られます。

途中で下りのロープウェイとすれ違いました。
6人乗りぐらいのロープウェーです。

黄河の向こう岸には高層マンションなどがたくさんあります。

ロープウェー降りて人に道を聞きながら
余り迷わずになんとか頂上付近の白塔寺にやってきました。
（私の中国語も上達してきたのかなあ？）

白塔山公園 広場・公園

白塔寺の塔です。
確かに白色の塔です。

白塔山公園 広場・公園

白塔寺の境内から
黄河の向こうに広がる蘭州の街を眺望します。

白塔山公園 広場・公園

白塔寺をバックに記念撮影。
今日は暑い山道を歩いたのでバテ気味です。

白塔山公園 広場・公園

白い塔が真夏のような青空に映えていました。

白塔山公園 広場・公園

暑いし疲れたので
もう下山して向こう岸に渡るために
中山橋を目指します。

白塔山公園 広場・公園

途中お寺があったので見学しました。

由緒のある鐘だと思います。
もっと勉強しておけばよかった。

途中道案内の標識がたくさんありますが
やっぱり迷いました。

でも黄河に向かって下って行けば
なんとかなると思ってどんどん歩いて下ります。

道を下る途中お寺がいくつかあり見物しました。

途中に大きなお寺があり見物しました。

でももう疲れていたのでゆっくり見学をすることは
しませんでした（勿体なかったかな）。

途中には様々なお寺がありました。

お寺の門でしょうか。
もう少し下れば黄河が近くなってきます。

たくさんのお寺がありましたが
暑いし歩き疲れたのでもう見る元気はありません。

ここでは岩の地層が重なっていました。

私達は道案内を確認して転ばないように進みました。
膝も痛くなってきました。
旅は歩けなくなったらもうおしまいです。

最後にこの日陰を通って下って行きました。
少しホッとします。

中山橋が近づいてきましたもうひと踏ん張りです。
近くに見えているのに歩くと遠いです。

中山橋 建造物

これが有名な中山橋です。
でも観光客はあまりいません。

中山橋 建造物

たくさんお寺があるのですが一部分しか見られません。

中山橋の周囲にはお店屋さんなどもありました。

もう少しで中山橋を渡れます。

中山橋 建造物

頂上付近に今までいた白塔寺が見えました。
近くに見えますが歩いて登ると大変です（特に高齢者にとっては）。
登りに一人50元払いましたがロープウェイを使ってよかったと思います。

中山橋 建造物

黄河を巡る遊覧船でしょうか。

中山橋 建造物

中山橋の橋梁には提灯がたくさん飾られていますので
夜にライトアップするのでしょう。

中山橋 建造物

観光客の方々は途中立ち止まって写真を撮っています。

中山橋 建造物

中山橋駅という大きい岩の前で記念撮影する方もいます。

中山橋 建造物

中国の広場はどこも広いです。

中山橋 建造物

ホテルの近くの魏というチェーン店でまたお持ち帰りを頼みました。

お持ち帰り用の品をバイク便の方が運んできます。

蘭州大学の学生がたくさんいるお店です。

日本と同じようにドリンクはセルフサービスなのでしょう。

途中の超市でチンタオビールを買いました
お持ち帰りなので麺類というわけにはいけませんので
バーガー類などを頼みました。

夜6時ごろルームサービスの女性が
部屋に来て配っていた小さなお土産です。
右側が洗濯洗剤で他の2個が蒸気のアイマスクです。
まだ明るいですが夜の6時ごろにドアをノックした来たので少し驚きました。
ホテルの口コミの返事を調べたら
無料のアイマスクで一日の疲れを癒していただければ幸いです。
とあるので通常業務だったのですね。

翌日の朝食会場です。
前日より蘭州大学関係者らしいお客さんが多く品数も多かったです。

ヨーロッパなどと違って中国の朝食は日本人のお口に合います。

野菜もたっぷりで栄養的にも問題ありません

中国のゆで卵は茶色いお湯の中に入って味付けがしてあります。
大画面のテレビがあるのに皆さんニュースはあまり見ないようです

これで2人分ですが黄色いスイカはほとんど甘みがなかったです。

地下鉄の蘭州大学駅から地下鉄の蘭州西駅北広場駅に行きました。
乗り換えのため地下を通って蘭州西駅から新幹線で銀川に行きました。

地下鉄も新幹線の駅も飛行機みたいにポケットの中を出したりしません。
地下鉄はセキュリティチェックは水分もチェックしますが
新幹線の駅は全部まとめてベルトコンベアーに通し
特に水分はチェックしません

蘭州西駅 駅

新幹線の駅は飛行場みたいに大きいです。

蘭州西駅 駅

蘭州西駅で夫婦の乱闘バトル発生！
（奥さんが旦那さんをピシャッと平手打ち！）

20分くらい前にならないと私たちは改札口を通れません。
静かな時間の流れの中で私は椅子に座って改札口が開くのを待ちます。
じっと待っているのも退屈でしたが（幸運にも？）前の座席に座っている
中年の夫婦が怒鳴り合いの熾烈な喧嘩バトルを始めました。
旦那さんが奥様に食べ物を差し出すのですが奥様は首を振りながら
激しい口調で旦那さんへ何かを言い返しています。
周りが静かなので怒りの緊張感はさらに高まります。
旦那さんが奥さんへ持っていた食べ物を更に渡そうとすると、
「ピシャッ！」という鋭い音が待合室に響き渡りました。
思わず二人を見ると旦那様のメガネが顔から外れています。
奥様は横顔しか見えませんがなんだかどす黒い怒りの形相をして
旦那様を睨み付けています。
「張り手を食らわしたんだ！」
夫婦バトルが発生か！
私も思わず拳（こぶし）を握り締めました（私は関係ないのに）。
私は興味深々で二人の喧嘩の経緯を見ていました。
旦那様は外れかけた眼鏡をゆっくりかけ直すと
平然とした表情でカップ麺を「ズルズル」と吸い込んでいます。
しかし青白い顔をして眼鏡の奥から蛇のような鋭い視線で
奥様をねめつけていました。
2人の間の空気に怒りの青白い火花が飛び交っているようです。
（ここまで憎しみあっている睨み合いを見たのは初めてです）
「どうなるんだろう…？」と見ていると
早くも改札の時間が来てしまいました。
「残念！この続きが見たい～！！」
でも大丈夫です。
このハプニングは列車に乗ってもto be continued…でした。

蘭州西駅 駅

蘭州西駅はとても広くて綺麗です。

蘭州西駅 駅

たくさんのレストランやお土産屋さんが入っています。

蘭州西駅 駅

新幹線は車両のところどころテレビがあるので退屈しません。
更に退屈しなかったハプニングとして
この中年の夫婦はなんと私たちと同じ車両の一番前の
通路側の座席前のスペースも広い座席に座っていました。
2人の口喧嘩は待合室の時より更にヒートアップし
激しさを増していました。
3人席の窓側に座っている乗客は自分には関係ないといった様子で
静かに窓の外を見ています。

蘭州西駅 駅

2人が大きな声で怒鳴り合っているのはテレビドラマの
ロケ地現場を直接見ているようで胸がドキドキして面白かったです。
ただ中国語なので何を言っているのか内容がわかりません
（字幕が必要かな？テレビで実況放送してよ！）。
なぜかご主人は待合室からずっと何か食べ物を食べ通しでした。
食べることは彼の精神安定剤なのでしょうか。
しかしのべつ幕なしで何かを食べ続ける姿は異様でした。

蘭州西駅 駅

ご主人の方は待合室からずっと何かを食べ通しです。
どんな胃袋をしているのだろう。
めったに見れない面白いハプニングですので私（妻）は
トイレを行くふりをして二人の様子を観察してみました。
2人ともそれはそれは怖ろしい顔つきをしていました。
（赤ちゃんが見たら引付を起こして必ず大泣きします）
ご主人はスマホで画面の相手の方と動画で話していたのか
奥様に話しかけていたのかわかりません。
丸いスイカ一個分丸々を独り占めしてムシャムシャ食べています。
スイカのお汁が飛び散らないようにうつむいて食べていました。
白いビニール袋の中に入った丸のままのスイカは半分ぐらい
食べられていて赤い果汁がその中にタップリ溜まっていました。
その前に見たときは何か淡い黄色の果物を食べていました。
旦那様がふと顔を上げたときに彼の表情が見えました。
彼の眼は三角になって刃金のように冷たく鋭い光を放っています。
（本当に怒っているんだ！）奥さんも似ているのか同様でした。
2人には刃傷沙汰が起こっても不思議ではない雰囲気が漂っています。
高鉄係員が3人ぐらい来てお2人に何か忠告を言っていますが
夫婦喧嘩は絶対やめようとしません。
お二人とも怖い顔をして怒鳴り合いの喧嘩をするぐらいですので
別の車両に席を取って座った方が良かったと思います。
車掌さんが気を利かせてお2人を別の席に移動させるとかどうでしょうかね。
まさか他人にまで喧嘩をふっかけたりはしないと思いますが。
移動中の間、夫婦は殆ど怒鳴り合っていました。
凄い怒りのエネルギーだと思います。
このエネルギーをもっと建設的なことに使えばよいのに…。
でも私たちは退屈していたので面白かったです。

もう少し最後まで経緯を見たかったのですが
高鉄は滑らかなスピードで走り銀河駅に到着しました。

蘭州西駅 駅

これは飲める冷水と熱々のお湯が出る
押しボタン式の機械です。

蘭州西駅 駅

銀川駅は大きいです。
時間がたっぷりあるのでタクシーを使わずにバスで行くことにします
でも迷って2 、3人の方に道を聞きながら行きました。