2025/09/15 - 2025/09/19
729位(同エリア1655件中)
松太郎さん
明代城壁の西門を見た後、隋の文帝が建立した中国仏教の源流、大興善寺へ行きました。昼食は美味しい精進料理を味わい、その後三蔵法師がインドから持ち帰った経典を格納、翻訳した大雁塔、空海の修行の地、青龍寺へと行きました。夕方に雨の中、歴史的な文房具屋ストリートの書院門文化街を見た後、鼓楼近くの特發長で蒸し餃子の宴会と言える夕食を堪能しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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4日目
今朝は朝食の前に、ホテルの前を散歩しました。
クラッシック中堅クラスホテルの玄関です。 -
ホテルの名前は「西安皇城豪門酒店」(GRAND NOBLE HOTEL XIAN)です。
客室数は400位のホテルです。城壁内にあり、街のほぼ中心に近い便利な位置です。 -
ホテルの前には大きな道路があり、鐘楼に続いています。今日も雨です。
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道路わきの所々に見ることのできる、公共のレンタル自転車度。
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本日で3回目の朝食です。料理はほぼ毎日同じものが並んでいますが種類が多いので飽きることはありません。今日は洋食にしました。
それにしても、イタリアからの老人団体は皆陽気でその場が和みます。 -
今朝はホテルを9:00に出発です。
やってきたのは城壁の西門(安定門)です。シルクロード起点にあたる門です。この門を漢人、ペルシャ人、ソグド人、アラビア人など多種多様な人たちが、らくだの隊列・キャラバンを組んで行き来したのですね。 -
西門の壁の両脇には古の世にはなかった自動車用の大きな穴が開けてあります。チョット興醒め。
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土で固めた表面を、緻密に焼き煉瓦を積み固めてあります。壮観ですね。
この壁も30,40年がたつと雨風でひび割れができるそうで、補修が大変だそうです。 -
城壁の自動車通路の中を通り、城壁内に入ります。城壁の途方もない厚みを感じます。城壁の上部での幅が12~14mあるそうなので、基礎部分では20m近くはあるのでしょう。これだけ厚みがあれば、攻めてきた敵も城壁を破ることは不可能でしょうね。
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城壁の中のトンネル部分で落花生を売っていました。このあたりが西安のまだ田舎っぽさが残っている所なのでしょうか。
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本来の、昔からの西門の通路の方に歩いて行きます。
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西安安定門(西門)の石板が立っているところが昔からの西門です。
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ここが西門。ここを抜けて三蔵法師はインドの経典を求め、法を犯してまでも、出立しました。途中、孫悟空や猪八戒、沙悟浄と出会い従者として共に、灼熱の天山南路へと進んでいったのでしょうね。ああ、目に見えるようです。
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大興善寺に来ました。入り口には柘榴の実と政治スローガンのような言葉が掲げられています。
AD289年に隋の文帝が建立した、西安で現存している最も古い寺院の一つです。
隋、唐時代に長安で仏教が盛んになった際、インドから長安に布教に訪れた僧侶や海外から来た留学僧などは、ここで経典の翻訳や密教の教えを伝授したそうです。 -
四天王像の多聞天(毘沙門天)です。日本の仏像と比べると、管理が良いのか、塗り替えを時々してるのか、色彩がとても鮮やかです。
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弥勒菩薩像、日本では布袋様です。
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いろいろなポーズの仏像がたくさん並んでいます。
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本堂です。現在でも建物は色鮮やかに輝き、柱や屋根に年輪や時の経過を感じさせません。ピカピカの本堂です。
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境内は広く、あちこちに大きな建物やお堂があります。
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摩利支天のお堂です。お参りしている人も沢山います。
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渦巻き型の長い長いお線香がぶら下がっていました。火が消えずに長く燃え続けることから、願いが長く続くようにという祈りが込められているそうです。
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文殊殿です。
昼食は大興善寺に隣接した精進料理の天龍寶厳素食館に行きました。日本人の料理人の出す美味しい精進料理で有名なところらしいです。 -
落ち着いた感じのレストランに入り円卓に着くと、料理が順番に運ばれてきました。
始めに、キュウリの浅漬け。あっさりとして美味しい。 -
中華スープですが、フカヒレのようなものが入っています。精進料理なので、フカヒレのはずはないですから、玉ねぎかな?
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厚揚げと椎茸のうま煮。甘辛具合が舌に心地よい。
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豆腐ときゅうりと何かを甘辛いたれで炒めたもの。
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レタス、きゅうり、トマトなどのサラダ。
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ナス、シメジ、パプリカなどの炒め物。
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サツマイモに紫芋から作られたソースをかけたデザートのような料理と勝手に想像しています。
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厚揚げに納豆をのせた料理。甘くて美味しい。
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酢豚風に見えますが、材料は分かりません。だけど美味しい。
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チャーハン。
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辛くない麻婆豆腐。味はしっかりしていて美味しい。
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カブの葉を炒めた料理。
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キノコ、ヤングコーン、枝豆、タケノコなどがとろみのある餡で調理された料理。これも美味しい。
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インゲンとナスなどの炒め物。
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ここの料理はどれも上品で美味しく、今回のツアーの中でとても美味しい料理の一つでした。
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昼食の後、大雁塔にやって来ました。
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後ろ姿の玄奘三蔵法師の銅像です。
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チケット売り場のある山門を入り、境内を大雁塔へ向かって進みます。
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大雁塔の前に大雄寶殿があります。
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中には釈迦如来坐像。
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ご本尊の釈迦牟尼仏像。仏像はどれも黄金色で金ピカに輝いています。
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千手観音菩薩像。
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本堂の賽銭箱には、噂通りのQRコードが貼ってありました。
アリペイやウイチャットペイでも賽銭受け付けられるようですが、なんか味気なく、後利益もうすそうな・・・。 -
大雁塔の前まで来ました。高さ64m、高いです、ちょっとしたビルです。
最上階までは昇る気も元気もはありませんが、資料等も展示していると聞いていたので、塔の中と資料だけでも見ておこうと思いました。ここで塔に入って上る組と入らない組に分かれて自由見学時間になりました。 -
ここでも入場料?拝観料?を払います。25元(500円)。
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小さな入り口です。
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中はそんなに広くは無く、説明のパネルが壁に並んでいます。
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日本語の説明文はありません。絵を見るだけで、三蔵法師とそのルートだけを眺めていました。ここだけ見たら帰ろうと思っていましたが、あまりに資料が少ないので2階にも展示があるのだろうと勝手に思い込んでいました。
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塔の上への階段は木造で、上に行くほど狭くなって、降りる人とのすれ違いもむつかしくなるくらいです。
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昇る気はなかったのですが、私よりご高齢の方が昇っていくので、つられて昇ってしまった。
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そもそも、見学者の過半数が老人達で、おぼつかない足取りで昇っていく。信心の力なのか、無謀なのか。
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途中の踊り場に簡単な資料がポツンと置いてあったりして、期待するほどの経典や秘仏などはおいてありません。
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何度も、途中で降りようと思いながら、気がついたら最上階の7階まで登って来てしまった。
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息も絶え絶えで、しばし休憩です。
最上階は狭いフロアーで四方の窓から外が見えます。 -
大慈恩寺の境内が広がっています。整然と庭と建物が並んでいて絶景です。
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下に降りてきました。塔のレンガの積み重ねも美しい。
後で知ったのですが、塔の裏に「玄奘三蔵院」と言う資料館があって、そこに持ち帰った経典や、翻訳した経典の資料などが展示してあったそうで、それを知らずにツアーの集合場所に行ってしまった。 -
弘法大師の修行した青龍寺に来ました。
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山門を入ったところに、中国の政治スローガンが置かれています。現在の中国は中華人民共和国だと現実に引き戻されそうな看板です。
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青龍寺の遺跡の銘板。創建は隋の時代の582年。唐の中期に恵果達、密教僧らが住持するようになり、入唐留学僧たちとの関係性が生まれたそうです。
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ここにも唐の宮廷服を着た若い女性がいます。観光客なのかな。
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落ち着いた雰囲気の庭の池が、建物に囲まれてありました。
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池の周りの廊下の壁にレリーフがあり、恵果の姿絵と横に日中文化交流の先駆けと書かれています。
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空海の姿絵です。横の文章を翻訳アプリで読もうとしましたが、翻訳日本語が意味不明で、空海の漢字以外は、よくわかりませんでした。
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恵果・空海記念堂の中の、別室のような部屋に入ると、空海に関する資料が壁に貼られています。
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掛け軸などの展示のほかに、四国八十八か所の零番札所御朱印帳なども販売されていました。
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境内の中に空海記念碑もあります。
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青龍寺を後にして南門(永寧門)へ向かいます。そこから城壁内に入り書院門文化街の散策です。
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城壁の前でバスを降りて、徒歩で城壁トンネルを抜けます。
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城壁の内側に来ました。向こうに見えているのが永寧門です。この門が3つの楼閣の揃った完璧な城壁遺跡なのですが、今回のツアーでは見学ポイントにはいっていません。残念ながら、ゆっくり見たかった門構えだったんですけどね。
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レストランやお土産屋の並ぶ歩道を進みます。
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書院門文化街に着きましたが、雨のため、人も少なく活気がありません。
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とりあえず、通りを見て回りますが、雨のためゆっくり見ることができません。
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筆やハンコ、硯、の他に兵馬俑のマグネット、フィギュア、土産の菓子なども売られています。でも雨の為か店員も店の奥に入っていて、ただ商品を眺めながら通りを歩くだけです。どうも最悪の天気です。
早々にバスの待ち合わせ場所に移動して、夕食会場へ向かいます。 -
鼓楼近く、回民街の入り口にある餃子宴の老舗「徳撥長」が夕食会場です。大きなレストランで観光客や地元の人らしき人でにぎわっていました。
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円卓に着くと、手際よく前菜が運ばれてきました。
「老醋花生」(ラオツーファーション)揚げたピーナツを黒酢で和えた冷菜。 -
ジャージャー麵 でいいのかな?
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「涼皮」(リャンピー)小麦粉や米粉から作られるツルっとした食感の平たい麵。ラー油や黒酢、ニンニクなどで味付けされたソースと、キュウリの千切りなどと一緒に食べる冷菜。
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チャーシュー。
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前菜だけでも取り皿いっぱいになります。
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ここからが本番のギョーザが始まります。あまりに円卓上に運ばれるのが早くて、多くて、一品づつ写真を撮っている暇がありません。
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茹で餃子、蒸し餃子のいろいろな形状、色合いの餃子が次から次へ運ばれ、合間に煮凝り、きゅーり、サラダも円卓に配られ、もう餃子の皿の上に次の餃子の皿が載せられる、円卓は餃子の満艦飾です。もう食べきれませんというくらい出てきます。
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最後に、羽二重餅とミニトマトのデザートで食事の大喧騒は終わりました。
餃子は美味しかったですが、次から次へと口の中へ放り込む状態だったので味は覚えていません。 -
餃子宴を終えて、ホテルへ帰るバスを待ちますが、夕方の通勤ラッシュにぶつかったのか、なかなかバスがやってこず、雨を避けてアーケードの下で固まっています。
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アーケードの下の壁のポスターを見ていると、唐風美人がビールのグラスをもってポーズをとっています。中国らしいな、中国に居るのだなと感じさせます。
うっ?
よく見るとビールじゃなくてパフェかな?
ビールが似合うと思うけどね。 -
やっとバスが来て、ホテルに帰りました。城壁の内側は大きな都市でビルが連なっていますが、みな古く見えて半世紀前の東京や大阪のビル街を思わせました。
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ホテルに帰って、しばらく休んで街へ出ます。雨は相変わらず降り続いています。
鐘楼に向かって歩いていると、びゃんびゃん麺の漢字が大きく出てる看板がありました。じっと見ててもよくわからない漢字です。この漢字は中国で最も複雑な漢字の一つとされていて、画数は57画とも58画ともいわれているそうです。ただし中国の辞典には掲載されてないようです。 -
雨の夜の歩道は人も少なく、車道も車はまばらになっていました。でも明かりだけは店舗や街路灯の光が多く薄暗い感じではありません。
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鐘楼の前に来ました。今日もきれいにライティングされています。人も鐘楼に近づくに連れて増えてきます。
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鐘楼の前にはベルタワー・ホテル(鐘楼飯店)が威容を放っています。
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鐘楼の裏側に来ました。裏側はライティングも地味な感じです。
鼓楼、回民街のモスクも見たかったですが、雨も強くなって来ているのでもうホテルへ帰ることにしました。
明日は最終日です。ホテルへの帰り道にお土産などを買って今日はおしまいです。
5日目(最終日)に続きます。
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