三幸旅館に宿泊したら、深夜、部屋に訪問客。猫がかわいすぎて寝不足です。

2023/11/11 - 2023/11/12

新潟県長岡市にある三幸旅館の宿泊記です。看板猫のななちゃんがいると知り、ここに泊まりたくて旅行先を新潟県にしました。
格安の宿泊費で、階段は急だしお風呂は共同ですが、清掃はきちんとされているし、隣の部屋からの物音は思ったより聞こえません（廊下の音は聞こえます）。
ななちゃんは何度も部屋に訪問してくれ、さらに人間スタッフも感じが良く、良い宿でした。
夕食は近くのレストランナカタへ行きました。

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0

15:22着の電車で長岡駅に到着しました。改札を出たところに観光案内所がありました。

長岡駅観光案内所 名所・史跡

観光案内のリーフレットは観光案内所の外に設置されていて、気軽に探せるのがよかったです。

長岡駅西側から出ました。大手口（中央口）と書かれています。

目の前はタクシーの待機場所。デッキがありますが上るところがわかりません。道路の向こう側に行くために横断歩道を探します。

長岡駅前の正三尺玉モニュメント。猫がいる三幸旅館が目的で長岡に来たのですが、長岡は花火で有名なところですものね。

長岡駅 駅

横断歩道は見当たらず、地下道を通ります。改札が2階だったので、もしかしたら2階からデッキに出られたのかもしれません。

地上に出て、三幸旅館へ向かいます。屋根がある通りなので、雨でも歩きやすそう。

ベーカリー　フクセンドーです。素泊まりなので、翌朝の朝食用にパンを購入するため立ち寄ります。

フクセンドー グルメ・レストラン

15時半過ぎで、客は何人かいましたし、品ぞろえもそれなりにありました。

残り2つだったバタークリームのコッペパン（152円）を購入しました。会計は現金のみでした。

15:50、三幸旅館に到着。

靴を脱いで上がります。フロントは右側です。

本来チェックインは16:00からなのですが、早めにチェックインさせてもらえました。バインダー上部に猫の飾りがついています。宿泊料金は前払い。クレジットカード利用不可なので現金で支払います。

猫が好きだと伝えたら、看板猫のななちゃんを連れてきてくれました。2023年当時で7歳、7代目とのこと。猫の名前はずっと数字なのか聞いたら、歴代の名前は数字ではないと言っていました。

お風呂の場所を教わります。空いていたら貸し切りで利用できます。温泉ではありません。

脱衣所。一般家庭のような雰囲気です。

客室にタオルはなく、この脱衣所にあるピンク色のタオルを使用しました。

こちらは浴室です。

一般家庭の風呂よりは広かったです。

1階の共用トイレ。

玄関前では、ななちゃんがポーズをとって待っていてくれました。

階段で2階へ上がり、客室へ向かいます。

ななちゃんが客室へ案内してくれました。テーブルの角にスリスリ。

そして客である私より先に座布団へ。もう～接客猫失格なのでは？かわいいから許すけど～（嬉しい）。

廊下から部屋を見たところ。出入口はやや狭め。部屋にいると他の部屋の声は聞こえませんが、廊下に出ると声が聞こえます。

共用の洗面と電子レンジ。電子レンジの利用者が多く、電子レンジのすぐそばの部屋だったので利用する音が何度も聞こえました。

2階廊下。灰皿がありました。誰かが喫煙した直後はタバコの匂いが強いですが、すぐに匂いは気にならなくなりました。そういえば客室もほんのりタバコ臭がしました。

3階へ行き来する人もいたので、客室は3階にもあるようです。

2階の奥のほうにも階段がありました。建物の間取りはよくわかりません。

2階の共用トイレが1か所。洋式でした。

再び客室の確認。

部屋の角にハンガー掛け。

布団が敷いてあっても、一人なら狭くはありませんでした。

テレビや冷蔵庫などのコーナー。卓上ミラーがあり、女性の私には入浴後の顔の手入れや朝のメイクに便利でした。窓からの眺望は全くなく、目の前に壁があるだけでした。

冷蔵庫は空。使用の際は電源を入れてから使うよう貼り紙がありました。

クローゼット内に浴衣。身長156cmの私には大きく、裾が地面についてしまい歩きにくかったです。

お茶セット。三幸製菓のおせんべいでした。三幸旅館と同じ三幸ですが、関係会社なのかはわかりません。しっかり醤油味のおせんべいで美味しかったです。

それにしてもかわいい。三幸旅館に来たかいがありました。10分程部屋に滞在してくれました。

三幸旅館 宿・ホテル

客室の扉を閉めたところ。Wi-Fiの表示は2本ですが、ネット閲覧は問題なくできました。

そしてまたななちゃんが来ました。おしりをたたかれるのが好きなようです。しかしすぐにガブっと強めの甘噛みをされます。

満足気な表情のななちゃん。

30分程滞在し、部屋を出て行きました。

17:20、レストランナカタに来ました。人気店のようなので早めの夕食です。三幸旅館から徒歩3分くらいでした。シャッターが閉まっていて一瞬驚きましたが…

レストランナカタは2階でした。

店頭に出ていたメニュー。クチコミではカレーが美味しいようですが…

観光で長岡に来たので、洋風カツ丼も食べたい。
メニュー右下、ハーフ＆ハーフ　カツカレーと洋風カツケチャップベースソース単品980円が気になります。

入店。漫画が置かれていましたが、すぐに席につけたので見る間がありませんでした。

写真は人が少ないタイミングで撮影したものですが、テーブル席が人気で、17時半前の割に思ったより人がいました。

座敷は空いていましたが、予約席の札がある席もあります。

カレーはポーク、チキン、キーマから選べ、辛さも選べるとのこと。この店の定番を聞いたらポークで、辛さは種類により異なるがポークが一番辛くなくて、1だとほとんど辛くないとのこと。ポークの3倍でお願いしました。丁寧な接客で感じがよいです。

ハーフ＆ハーフ　カツカレーと洋風カツケチャップベースソース　です。
カレーはレトルトの辛口くらいで、辛すぎず美味しい。
ケチャップベースソースはトマト感はなく酸味もなく、お酒っぽいような味で、不味くはないけど、私の好みとは異なっていました。

そしてカツが柔らかくて美味しい。でも、ルーがカツに多くかかっていてご飯にかかる量が少ないから、全体的にルーがもっと欲しいかも。
サラダのドレッシングも見た目より薄味なので、ドレッシングの量ももっと欲しいところ。

量が少なめに見えますが、女性の私には結構お腹がいっぱいになりました。

レストラン ナカタ グルメ・レストラン

ちょうどよい満腹感だったのだけど、自家製プリン120円を追加注文。良心的な価格につられてしまいました。
プリンはなめらかでちょうどいい甘さだし、クリームがちょっと甘めで疲れがとれる。お腹いっぱいで頼むの迷ったけど頼んでよかったです。

持ち帰りの予約客が何組か出入りし、人気店ぶりがうかがえました。レストランナカタの滞在時間は55分くらいでした。

夜の三幸旅館外観。18:30、入浴しようと風呂へ行きましたが他の人が使用中で出直しました。

18:50、再び風呂へ行くと空いていたので入浴。

ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーが置かれています。

脱衣所の鍵がどこだかわからなかったので、中から体重計でガードして入浴しました。

ドライヤーは有名メーカーのものでしたが、吹込口にホコリがびっしりついていました。

就寝中、夜中2時半頃、廊下から猫の鳴き声が断続的に聞こえてきました。3時頃にドアをあけるとななちゃんが入ってきました。眠いけど、かわいくて追い出せません。10～20分くらい滞在して出て行きました。

そして5時頃、また猫の鳴き声で目が覚めました。トイレに行くためにドアを開けて部屋の外へ出たら、部屋にななちゃんが入ってきました。何度も訪問してくれて嬉しいけど、睡眠時間を確保したい人は、猫の鳴き声を無視する強い心が必要です。私は猫に鳴かれると弱いのでドアを開けてしまいます…。

翌朝。フクセンドーで購入したバタークリームコッペパンで朝食です。

大きさは18cmくらいでしょうか。値段の割に大きめです。パンはフワフワしっとり。クリームはバターは感じず、ホイップクリームのようでした。美味しかったです。

8時過ぎ、朝の散歩に行こうと部屋を出るとななちゃんが窓辺でひなたぼっこ。1階からチェックアウトするらしい男性客の声が聞こえ、「トイレに起きたらななちゃんが部屋に来てくれ、座布団に座っていました」と言っていました。私と同じですね。

外に出ると、2階の窓越しにななちゃんの姿が見えました。体の一部が見えただけでかわいい。

30分程散歩をして宿に戻ると、ななちゃんが人間スタッフと一緒に外に出ていました。

草か何かを食べるななちゃん。

部屋で荷物をまとめ、チェックアウト。ななちゃんがかわいすぎて、この子に会うためだけに来てもいい。そう思う滞在でした。