2025/09/18 - 2025/09/21
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おくぅーんさん
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秋田秘湯を守る旅も2日目となった。昨日の温泉も源泉かけ流しであったが、本日もその予定。贅沢な旅だね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨日はいつもより早めに布団に入ったはずなのに、疲れが勝ったのか、今朝は思いのほか遅い目覚めとなりました。窓の外をのぞけば、昨日の雨がまるで嘘のように晴れていました。せっかくの好天気ですし、朝食前ではありますが、出かけないともったいないと思いました。というわけで、近くにある「入道崎」へ足をのばしてみることにしました。
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天候は「雲ひとつない快晴」とまではいきませんでしたが、海風に吹かれながら眺める景色は十分に美しく、ここが絶景スポットであることは疑いようもありません。
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本当なら、全国的にも珍しい“中に入れる灯台”に登って、ぐるりと海を見渡してみたかったのですが、さすがにこんな早朝から門を開けて迎えてくれる人がいるはずもなく……。仕方なく今回は外からその堂々たる姿を眺めるにとどまりましたが、静かな朝の光を浴びる灯台は、それだけでも十分に絵になる存在感を放っていました。
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入道崎からの帰り道、雄山閣の前に差しかかると、そこにはドーンとそびえるなまはげの立像がありました。思わず見上げて「おお、大きいなぁ…」と声が漏れるほどの迫力でした。
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それから丁度おなかが空いたところで朝食の時間となりました。
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お腹をしっかり満たしたあとは、締めくくりにもうひとっ風呂です。最後まで温泉を心ゆくまで楽しんでから、名残惜しくチェックアウトとなりました。今回の旅では、男鹿ならではのなまはげの存在感が強烈に印象に残りましたが、それに負けず劣らず「源泉吹き流し」と名乗る温泉もなかなかのものでした。迫力と個性の両方を味わえて、本当に良い宿に泊まれたなあとしみじみ思います。もし近くにあったなら間違いなく常連確定ですが、いかんせん遠すぎるのが唯一の難点です。とはいえ、「また来たい」と思わせるだけの魅力があったのは間違いありません。
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今朝からだんだん晴れてきたので、当初の予定を変更して「八望展望台」というところに行くことにしました。
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その展望台からは、戸賀湾や一ノ潟、二ノ潟などを眼下に眺望できる景勝地でした。
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その後は「真山神社」へ御朱印をいただきに向かいました。
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私にとって、旅と御朱印はもはやセットで欠かせない必須アイテムです。とはいえ、今回真山神社を訪れた本当の理由は御朱印だけではありません。せっかく男鹿まで足を伸ばしたのですから、ここを外すわけにはいきません。
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同じ敷地内にある「なまはげ伝承館」にもどうしても足を運びたかったのです。せっかく男鹿まで足を伸ばしたのですから、ここを外すわけにはいきません。なまはげの世界に触れられるチャンスを前に、心はすでにワクワクでいっぱいでした。
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なまはげ館の外観は、意外にもピカピカの近代建築でした。もっとこう、山奥の藁ぶき小屋から「うおー!」と飛び出してくるタイプを想像していたので、入口に立った瞬間から「おや?」と肩透かしをくらった気分です。
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そして中に入ってみると、まずは解説や道具などの展示がずらりと並んでいました。まあまあ面白いな、なんて思いつつ奥へ進むと……そこには“なまはげ大集合”の部屋がありました! 秋田各地から集められたなまはげたちが、これでもかと言わんばかりに壁一面、ずらーーーっと並んでいるではありませんか。「なまはげ=赤か青の鬼顔に包丁」といった、私の単純なイメージは一瞬で木っ端みじんです。実際には、牙むき出しタイプ、無言でジワジワ迫ってきそうなタイプ、どこか愛嬌のある“ゆるキャラ寄り”タイプまでよりどりみどりでした。見ていると、だんだん“全国妖怪コンテスト in 秋田”に来てしまったような気分になってきました。
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なまはげ館のすぐ隣にある「男鹿真山伝承館」は、男鹿地方に残る典型的な曲家造りの民家です。太い梁や囲炉裏のある室内に足を踏み入れると、かつての暮らしぶりがそのまま残されているようで、どこか懐かしい気持ちにさせられます。
ここでは、本来なら大晦日の夜に地元の人々だけが体験してきたナマハゲの習俗を、訪れる者も間近で見ることができます。ナマハゲは二匹一組で家々を巡り、家の主人とやりとりを交わすのがならわしだということです。その場面を再現した様子は、まるで一幕の芝居を見ているかのようで、威圧感の中にどこかユーモラスなやり取りがあり、思わず引き込まれてしまいました。 -
ただ仮面をかぶった鬼が歩いてくるだけではありません。動き、声を張り上げ、家の中に踏み込んでくるナマハゲは、静かな古民家の空気を一変させるほどの存在感でした。ここでしか味わえない迫力を体感し、地域に受け継がれてきた伝統の重みを少しだけ肌で感じることができました。旅の中でも心に残る、貴重な時間となりました。
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なまはげをたっぷり堪能したあとは、本日宿泊する旅館へ向けて出発しました。その途中、ちょうどお昼どきだったので「とんかつ藤よし」でランチをいただくことにしました。店内は地元の人や観光客でにぎわっており、活気にあふれていました。運ばれてきたとんかつは衣がサクッと香ばしく、肉は驚くほどやわらかかったです。しかも値段も手ごろで、この人気ぶりにも納得しました。
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ランチを終えたあと、次なる目的地として「秋田空港」に立ち寄ることにしました。
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空港に向かうのは、ただ飛行機に乗るためだけではありません。今回の目的は二つありました。ひとつは、空港ならその土地を代表する銘菓や名産品が勢ぞろいしているに違いないという期待です。もうひとつは、私にとって旅の小さな相棒となっているスタンプ帳のためです。
実を言えば、最近「日本一周旅券」というスタンプ帳を手に入れました。県ごとにスタンプを押していくことで、旅の記録が一冊に刻まれていきます。旅先での思い出を“形”に残したいという気持ちから始めた趣味ですが、これが思いのほか楽しく、今では次にどんなスタンプに出会えるのかが旅の密かな楽しみになっています。
私の中で「その県を象徴する場所」といえば、まず頭に浮かぶのは県庁所在地の駅、あるいは空港です。そこに立ち寄ることで、初めてその土地を正式に訪れた気がします。だから今回も、秋田を訪れた証をしっかりと刻むべく、空港へと足を運んだのです。 -
秋田空港でさらにお土産を買い足したあと、本日の宿「樅峰苑」へ向かいました。ここは登録有形文化財にも指定されている由緒ある建物で、玄関に足を踏み入れた瞬間から、長い歴史をまとった空気が漂っているのを感じました。
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もともとは温泉宿として建てられたものではなく、旧小山田家の邸宅として造られたため、各部屋にトイレや風呂が付いているわけではありませんし、隣室の物音も正直よく聞こえてしまいます。快適さだけを求めるなら、不便に感じる点もあるでしょう。けれども、そうした不自由さも含めて“古き良き時代の趣”として楽しめるのがこの宿の魅力です。現代的なホテルでは決して味わえない空気があり、多少の不都合を超えて、むしろ普段とは違う特別な感覚を味わえることこそ、何よりの贅沢だと思いました。
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チェックインを済ませ、部屋に案内されると、古さは感じるもののしっかりとした造りで、「なるほど、普通にお金持ちの家の部屋ってこんな感じか」と思わず納得しました。
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その雰囲気のまま、とりあえず温泉へ向かいました。まずは貸切の露天風呂からです。海岸線からはかなり離れているはずなのに、温泉はしょっぱくて驚きました。伺えば、このあたりは大昔、海だった名残なのだそうで、なんとも不思議な感覚に包まれます。
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温泉に浸かってお腹を空かせた後は、待ちに待った夕食タイムです。お食事処は大広間にあります。
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昔はこの家では、たくさんの使用人などを雇っていたこともあり、部屋数もその広さも充分にありました。その広さを利用して、現在は食事処となっているのです。
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夕食は、予想通り食べきれないほどの品数が並びました。旅館の食事はどうしてこうも豪華なのだろうと思いつつ、やはり酒は欠かせません。今回は定番の日本酒に加え、地元のクラフトビールにも挑戦しました。グラスに注がれたビールはキンキンに冷えていて、一口目から爽快感が広がり、思わず箸も進んでしまいました。
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そしてもう一品、変わり種として登場したのが鯉の甘露煮です。この宿の自慢の料理だということでした。正直、最初は「鯉ってどうなんだろう」と半信半疑でしたが、口にしてみて驚きました。骨までやわらかく煮込まれており、甘辛い味わいがしっかり染み込んでいて実に美味しかったです。思い込みをひとつ覆された気がして、ちょっと得した気分になりました。
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夕食後に大浴場の内湯に入って心地よくなると、部屋に帰ってバタンキューしました。やはり今日も遅くまでは起きていられないのです。
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