2025/06/26 - 2025/07/01
26位(同エリア33件中)
ちびはなさん
2025年夏、イタリア一人旅の記録。オルタ湖畔で過ごしました。
2都市目、オルタ・サン・ジュリオ滞在の4日目です。ストレーザまで日帰り旅をしました。
この日の予想最高気温は37℃。暑さとの闘いでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の旅を計画するときに、最後まで宿泊地の候補に残っていたのがストレーザでした。湖が好きなのでオルタ湖かマッジョーレ湖のどちらかには必ず行こうと思って、どちらに滞在するのか迷いました。(ガルダ湖はシルミオーネに泊まったことがあったので今回は候補外)
ミラノから電車で行きやすいのはストレーザで、ホテルやレストランも多くて高級リゾートの気分を味わえそうなところが魅力でしたが、今回はこじんまりした小さな街に泊まりたかったので最終的にオルタ・サンジュリオを選びました。
地図で見ると2つの湖はそんなに離れておらず、レンタカーなら1時間かからずにいけます。が、ただでさえ本数の少ない列車を乗り継いでいくのはどうかな、と迷っていた時に夏季限定でストレーザとオルタ・サンジュリオを結ぶバス路線があることを知りました。
6月下旬から9月初旬まで、1日3便です。チケットはバスの運転手から現金で購入します。(金額を忘れてしまいましたが、6ユーロくらいだったかと…。)
このバスを使って、諦めかけていたマッジョーレ湖にも行くことにしました。
朝10時のバスに乗るために、旧市街からちょっと離れた停留所へ移動します。前日、パターゴルフ場があった通り沿いです。停留所につくと特に屋根もなく、道端にバス会社のマークの付いたポールが立っているだけでした。車も人も通らず、時間を過ぎてもバスの姿も見えず、本当にここで会っているのか不安になりながら、日陰もない場所で待ちました。 -
バスは10分ほど遅れて到着し、乗客は私1人しかいませんでした。そのせいか、「どこからきた?」「日本人!?ようこそ!」などとやたらと話しかけられました。
途中で停留所ではない場所でいきなり停車したので???となっていると、「ちょっと待ってて」と運転手さんが下りてそこにあったバールに入っていってしまいました。10分もかからず戻ってきましたが、自由すぎて笑ってしまいました。
途中からは何人か乗客が乗ってくると運転手さんは今度はそちらにガンガン話しかけていました。遅れて出発しましたが、道が空いていたおかげか、ほぼオンタイムでストレーザに到着しました。 -
ストレーザに着きましたが、暑い!
イゾラ・ベッラにわたる船に乗ろうと船着き場に行くと、「ボートの受付はこっちだよ!」と声をかけられ、あれよあれよとチケット(イゾラ・ベッラとの往復で10ユーロ)を買っていました。本当はフェリーの方が運賃が安いというのは調べていたのですが、フェリーよりボートの方が早い、と言われたのでそんなもんか、と。
チケットにはボートの名前が書かれており、20分後に出ると言われたものの似たようなボートが多くてどれに乗ったらいいのかよくわかりません。それっぽいボートに近づいては「あっちのボートだよ!」と何度か言われてようやくお目当てのボートを見つけました。同じ船を待つ人たちとひたすら出発を待ちます。
11時すぎ、日陰もない炎天下で待つのはしんどかったです。20分過ぎても船長は現れず、もう帰りたい…と思い始めたところでようやく表れました。
ボートに乗ってしまえば、10分とかからずイゾラ・ベッラに到着です。
降りたらものすごい人混みです。ボッローメオ宮殿までの道にあるレストランやバールは満席、お土産物を売る屋台にも人があふれています。
人が多すぎて写真を撮るどころではなく、宮殿内部に入るまでカメラは出せませんでした。 -
マッジョーレ湖に来たかったのはボッローメオ宮殿Palazzo Borromeoを一目見たかったからです。お城や邸宅、特に家具や工芸品を観るのが好きなので部屋ごと丹念に見て回りました。
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天井や床の細工も豪華で上を見たり下を見たりと忙しいです
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優しい水色がかった壁や天井が豪華なのに落ち着く感じがします。
外は暑かったのに室内は涼しく、快適です。 -
窓からは湖が臨めます。手すりの細工も凝っていてこの景色を見ながらのんびりしたい、、、と思いました。椅子もなく次の部屋も観たいので実際にはすぐに移動してしまいましたが。
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一番気になっていた洞窟を模したグロッタへ。びっしりと貝殻や石を張り付けた壁や天井が異世界のような雰囲気を醸し出しています。窓からの光が明るいこともあり、それほど不気味な感じはしませんでした。
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海の底で眠る美女…なのでしょうか。起き上がりそうな生々しさがあります。
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黒いところは溶岩なのでしょうか。
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こういう、顔面モチーフを見るとついつい足を止めてしまいます。
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馬車と宮殿の模型。
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宮殿の外に出るとバロック庭園が広がっています。残念ながら一部修復工事中でした。
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この日の最高気温は37℃。庭園をくまなく見たいのはやまやまなのですが、もう暑くてこれ以上進めませんでした。周りには木陰で座り込んでいる人が多かったです。
噴水をみると涼しげに感じますが、日傘をさしていてもじりじりと焼ける感じがあり、しかも石を敷き詰めた地面からの照り返しもきつかったです。 -
この向こう側にはさらに湖に面したテラス式の庭園があり、園内に地図によるとカフェもあるらしいです。運がいいと白孔雀にも会える、とのことですが、残念ながらいませんでした。暑いので鳥といえども涼んでほしいですね。
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予定ではイゾラ・ベッラでランチを食べるつもりでしたが、昼過ぎになっても混雑している店が多く、暑いので入れるお店を探してうろうろする元気もなかったので予定より早く島を出ることにしました。ちょうどフェリーが出る時間だったので、そちらに乗ってストレーザに戻ります。
ボートの復路のチケットは無駄になってしまいましたが、休憩できる涼しい場所も見つけられないまま1時間近く待つよりはいいかと。
涼しければイゾラ・ベッラから他の島に行くことも考えましたが、この日は本当に屋外にいるのがつらかったです。 -
暑さでふらふらになりながら、落ち着ける店を探して入ったのがボート乗り場からも近いCafe Savoyでした。
お昼を取り損ねて空腹なはずなのに暑くて食欲があまりなかったのですが、とりあえずさっぱりしたものなら入りそう、とレモンソーダとツナのパニーノを注文しました。
これがシンプルながらとても美味しくて、この日の疲れが回復するのを感じました。 -
イゾラ・ベッラの混雑が嘘のような、涼しくて落ち着いた店内で落ち着いたらようやく食欲が出てきました。カウンターに並んだお菓子はどれも美味しそうで迷いましたが、そのうちのひとつとコーヒーを頼みました。この焼き菓子も外はサクサクのタルト、中にはあっさり目のカスタードが入っていてとても美味しかったです。
バスの時間が迫っていたのでお菓子1つで出てきましたが、時間が許せばもっとあれこれ食べてみたかったです。 -
バス停のすぐそばに湖を眺められる遊歩道と公園Giardini pubblici con passeggiata a lagoがあり、バスが来るまでの少しの時間噴水を眺めたりして過ごしました。
-
そばに楽譜のようなものがあるから音楽家だと思っていましたが、後で調べたら違いました。
ストレーザで亡くなったアントニオ・ロズミーニAntonio Rosminiという神学者・哲学者の像。列福されている方らしいです。 -
バスでオルタ・サンジュリオに戻ると雨が降ってきました。
あんなに暑かったのに一気に涼しくなります。
この街最後のディナーは初日から気になっていたFilo e Fienoというお店へ。
イタリアンのメニューはアンティパスト、プリモ、セコンド、とカテゴリーが続くのが普通だと思うのですが、ここのは少し違いました。
cucina rurale(田舎料理?)でアニョロッティなど昔ながらのパスタ、acqua dolce(淡水)で淡水魚を使った料理、prateria(草原)でチーズ、野菜、肉、というカテゴリーでした。
草原の範囲が広くて面白いです。 -
店内は田舎や農家をイメージしているのかワラを積んだようなベンチや荷車がありました。
通りに面して開け放った窓のすぐそばの席だったので道行く人が興味深げに食べているものを見てきます。中には「美味しい?」とダイレクトに聞いてくる人もいました。 -
ピエモンテの白ワインを頼みました。
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イタリアを旅するようになってポレンタが好きになりました。日本ではめったにお目にかかれないので、ここぞとばかりに注文します。
il merluzzo mantecato con polenta(干し鱈の団子ポレンタ添え)ピエモンテというよりヴェネトっぽいメニューかもしれません。団子もポレンタもとても美味しかったのですが、量が多くて食べきれませんでした。
ポレンタはおなかにたまります。。。 -
食後はピエモンテに着たら絶対に食べたかったBonetボネを。
これが今までで一番おいしいボネでした。適度な固さ、アマレットの香り、絶妙なチョコレートの甘さ…。
注文するときにDolce欄にBonetの文字を見つけて即「これにします!ボネ大好きなの」と思わず言ってしまい、お店のマダムが笑いながら「私も大好きよ!」と返してくれました。 -
食後、オルタ・サンジュリオ最後の夜を惜しんで雨上がりの街を散歩しました。
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