2025/09/15 - 2025/09/15
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kamaitachiさん
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2025年シルバーウイーク、個人手配でフランスとベルギーに行きました。同行者がいたのでツアー有、タクシー有、夜行バスなし、無茶な工程なし、いつもとは異なる刺激のない旅です。この時期はシーズンではないらしく、欧米人、中国人含めて観光客は少なめと感じました。それでいて涼しく、夜暗くなるのも820:00頃と過ごしやすい気候でした。長袖のTシャツとパーカーで少し寒いけどウルトラライトダウンがなくても何とかなるレベルでした。旅行の感想はとにかくご飯が楽しかった。フランスとベルギーは2018年のヨーロッパ周遊旅行以来で人生2回目。当時は新卒の会社を辞めたばかりで経済的に不安な状態での貧乏旅行でした。当時よりお金を使い、レストランに入ったのでご飯がおいしいのは当たり前。当たり前のことだけど貧乏だった当時はできなかったのです。観光地も前回訪問の記憶が時々思い出されてよかったです。
1ユーロ173円
パリ2日目はモンサンミッシェル日帰りツアー。my busという旅行会社のツアーにベルトラ経由で申し込みました。日本語ガイド有、昼食有、モンサンミッシェルでの日本語ガイド有、で申し込んだので、全部お任せで心配ゼロ。朝7:10に集合、戻りは21:30を過ぎるというハードな工程ですが日帰りでパリから観光できたのは大きなメリットと感じました。シルバーウイークだからか参加者は40人ぐらいいました。日帰りツアーでこのような工程となるので、公共交通機関、自力では日帰りは難しいでしょう。交通の便はよくないようなので1泊しても不便なところもあると思います。一人旅でも移動だけは旅行会社を使うのもありかなと感じました。今回のツアーも、2025年5月にルーマニアで日帰りツアーでブラン城その他に行った時もこのような使い方をしている人はけっこういました。
【0日目】11:20関空発、直行便でパリに移動、パリ泊
【1日目】ベルサイユ宮殿とパリ市内観光
★【2日目】モンサンミッシェル日帰りツアー
【3日目】ベルギーに移動、ブリュッセル宿泊
【4日目】パリに移動、パリ宿泊
【5日目】パリ半日ツアー、市内散策
【6,7日目】大阪に直行便で移動
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6:30ホテルを出てツアーの待ち合わせ場所に向かいます。ベルトラ経由で予約したmy busの日帰り1 dayツアーに参加しました。 my busのオフィスまで徒歩で向かいます。朝食はホテルで昨晩スーパーで購入した日清のカップヌードルで済ませました。
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道中にあったオベラ座。修復中でサムスンのでっかい看板が掲げられていました。サムスンすごい。しかしながらアイフォンと同じでなんとなく値段が高いイメージで私は台湾か中国製のスマホしか使ったことがないです。
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ツアーは7:10までにチェックインです。2kmほど歩きオフィスに無事に到着しました。オフィスの中は日本人ばっかりで、素晴らしい安心感。ツアーはオンフルールの観光もついているはずでしたが、道路工事と渋滞の都合からか中止チェックインのタイミングで伝えられました。残念。それに伴う返金等はありません。
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道中日本人のガイドさんがいろいろと教えてくれます。ガイドツアーに参加する大きなメリットだと思います。
・オペラ座、ナポレオン3世時代に作られたオスマン様式
・オペラガルニエは建築者のシャルルガルニエの名前から来ている
・当日券100ユーロ弱でバレエを見れる。実はオペラは上演さあれていない。
・セーヌ川の船に住んでいる人もいるが、彼らは裕福らしい。 -
道中はこんな田舎な風景がずっと続きます。農業大国で土地が広いという印象。
ノルマンディーではチーズとリンゴが有名らしい。フランスではダイエットではチーズ抜きから始めることも多いほど、カロリーが高くよく食べられているそうです。リンゴもシードルというブランデーがあるほど有名らしい。 -
道中風力発電もよく見られました。この国では脱原発目指して発電量における原子力発電の割合を50%にしようと努力しているらしい。元々は資源が乏しいことに由来するそうで日本と親近感が感じられます。
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道中牛はよく見られました。日本と違って白地に黒の牛はおらず、茶色か白色がメジャーらしい。北海道みたいな感じ。オルセー美術館ではこのような牧歌的な風景を描いた印象派の絵画が多くあるそう。また美術館にも訪問したいと感じました。
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12:00すぎ、旅の目的、モンサンミッシェルが見えてきました。世界遺産。お城ではなく修道院です。年間300万人の訪問者がいる中で、1位はフランス、2位は日本となっているほど日本人にとって人気だそう。確かに中国人はあまり見かけなかったような気がします。
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(おそらく)小麦。田んぼと言われても、砂糖と言われても、トウモロコシと言われても信じてしまうレベルに見分けがつかない。
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パリの出発が7:45頃で、1回を挟んだ休憩を含めて到着は12:20頃。移動時間は驚きの4時間40分。大阪~静岡までの距離と同じぐらいでこれを日帰りという恐ろしいツアーです。
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モンサンミッシェル近くのレストランで昼食。ツアーについているやつです。
レストランはSalicorneという名前でした。ツアー団体客が3組ぐらいいました。日本人ばかりだったと思います。
前菜のオムレツ。
泡のような食感のふわふわしたメレンゲがかけられていました。泡に味はない。味は薄め。うすしお味。テーブルにある塩とコショウで食べました。名物に旨い物なしという言葉はありますが、たしかに旨いとは言えない。ただの卵焼きだし。ただし、まずいとも思わない感じでした。 -
メインの魚料理。下にはニンジンとジャガイモ?ときゅうりが敷かれていた。ニンニクとマスタードが効いたクリームソース。味は薄めで上品な味。おいしかったです。フランス料理って感じでした。
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デザートはクリームブリュレ(プリンと似ているけどたぶん)。甘くてバニラ風味がおいしい。ドリンクはシードルというリンゴ味の炭酸ワインとリンゴジュースを選ぶことができます。この後丘の上まで登ることになりますが、私はアルコールを飲んでも大丈夫でした。ただしトイレは近くなるので注意です。
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昼食を食べた後は、日本人ガイドと合流し、モンサンミッシェルに向かいます。無料のシャトルでモンサンミッシェルへ。ガイドは濱口謙司さんというフランス政府公認ガイドの方でした。いろいろと教えてくださり勉強になりました。
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歩いている人もけっこういますが、たとえシャトルバスが込んでいても本数が多いことからバスに乗った方が早いそうです。今回は9月でシーズンではなく空いていたのでその情報が正しいのかは不明。あと海沿いで風が強いためか、天気の移り変わりは激しかったです。今は青空ですが、集合時間の16:20頃には大雨でした。大雨と青空が繰り返される驚きの天気。
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シャトルバスを降りたところ。さっそく憧れのモンサンミッシェルを見ることができました。やっぱり美しい。スロヴェニアのブレッドにあるアルプスの瞳と呼ばれる教会がなんとなく思い出されるのですが、レベルは全然段違います。
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周辺は干潟になっています。潮の満ち引きで陸が見えています。この日・この時は昨晩1時に満潮、朝8:00に干潮、そして13:45に再び満潮を迎えるということで、満潮に近づいている時間帯でした。
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モンサンミッシェル入り口。
山・聖・ミカエルを意味する名前の通り、頂上には宗教施設・礼拝堂があります。 -
モンサンミッシェル入り口。城壁になっています。入り口を抜けるとトイレ(1ユーロ)があります。この先右手には無料トイレもありますが、ガイドさんは使ったことはないらしい。さらにモンサンミッシェル礼拝堂内部(入場にはチケット必要)にも無料トイレはありました。こちらは私は利用しましたが普通にきれいでした。
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島のふもとは村になっていて、人口は30人程度らしい。過疎化が進んでいるそうです。宿泊施設はありますが、ホテルの従業員は日帰りらしく、冬はみんな帰ってしまいホテルには従業員が一人しかいないこともあるそうです。
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城壁は矢で敵を打つためののぞき窓がついています。歴史の中で軍事施設となっていたこともあるそうです。
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おそらく一番有名なモンサンミッシェルのオムレツ屋。入ってすぐ左手にあり、すぐにわかります。オムレツは早く作れることがここで有名になった始まりらしい。そして名物の象徴としてこの写真が使われて、それが成功したそうです。
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お店外観。ベジオムレツで39ユーロ(6800円)、チーズオムレツで46ユーロ)8000円)となっていました。サラダが一応ついているらしいですが、良いお値段しますね。日本の高級レストランでエビ・カニ・中華・焼肉を食べたほうが全然良い。
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大通りはめちゃくちゃ混んでいました。ガイドさんに連れられているので寄り道はしませんが、立ち止まる気にはなりません。ちなみに帰りは滝のような大雨でこれまた立ち寄る意欲はまったくわきませんでした。
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途中売られていたクレープ。ガイドによるとクレープはフランス人は甘いものもあれば、おかずにする甘くないものもあるらしい。シードルと一緒によく食べるそう。目玉焼き、ハム、チーズが入ったコンプレット(complete)がメジャー、あとキャラメル・バター・塩味が有名らしい。なんとなく観光地価格のイメージがあったので食べませんでした。
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この向かいあたりにあったのが、寝取られ人の道。
Le R・・・からはじまるお土産屋さんの左にある、幅1mもなさそうな狭い通りです。 -
寝取られ人の道
真面目な人だけが通れる道で、浮気ものは角が生えてくるから通れないんだとか。 -
坂の途中にある教会。
サン=ピエール教会という名前でgoogle mapにあります。現地の人のための教会ってガイドが言っていました。現地の人が葬式や結婚式をするときも利用され、近くにいは小学校跡があり、なんとなく軍艦島を思い出しました。 -
近くにあったメダルのお土産。小学生の頃は刻印で名前を打つことができるお土産のメダルが好きでした。大阪市立科学館が一番最初の記憶で、母に買ってもらってうれしかったのをすごく覚えています。この年になるともう買おうという気持ちにはならないのですが。
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しばらく坂を上ってモンサンミッシェル入り口まで来ました。多少の上り坂と階段はありましたが、大したことはないレベルです。
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左が団体、真ん中がチケットを事前に手配している人、右がチケットオフィスとあります。意外にも案内がしっかりしていました。私は今回はガイドさんについていくだけなので関係ないですが。
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キリスト像が補修されていました。
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入り口付近から見えた干潟。干潟から見た礼拝堂も美しければ、礼拝堂から見た教会も美しい。
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ここでチケットを見せたと思います。荷物チェックはガイドによるとランダムで行われるらしい。水を持ち込んだらダメとかはなかったはずです。
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有料エリアから見降ろした、島と大陸をつなぐ橋。この風景はお金を払わないとみられなかったと思います。ここまできて礼拝堂に入らない人はいないと思いますが。
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入って一番最初に見ることになる、礼拝堂。これよりすごい光景を見ることはありません。ここがピーク。
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ゴシック様式で光を取り入れるデザイン。尖っているのも特徴。
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天空への回廊
共同生活の中で修道士が唯一一人になれるところで、ここで聖書を読んで過ごしたそうです。それよりもネーミングがかっこいい。フィリピンの天国への階段とか、こことか良いと思います。 -
装飾の中に地味にここだけドラゴン。悪の象徴でブドウを食べているらしい。
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元々食堂だったとされる場所、と言っていたような。
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礼拝堂。階級の違う人はすれ違わないように、このような別の礼拝堂が設けられていたそうです。ガイドなしだとたぶんスルーしている。
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大きな車輪。囚人たちが廻して食料?荷物の運搬を使役させられていたそうです。
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滑車のロープがつながる先。
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当時のものとは思えないきれいさでした。
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14:50
レストランを出て1.5時間程度でガイドは終了しました。16:00頃にはシャトルバスに乗るように言われています。1時間もあるしたっぶりと散策しようかな。。。 -
礼拝堂を出たところ、城壁にいた海鳥。人に慣れているのかスマホを目前に近づけても逃げる様子はなかったです。
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城壁を歩いていると、空が曇ってきて、急に大雨が降ってきました。時間あるしぶらぶら散策しようかとも思いましたが、そんな意欲は失せました。はやくシャトルバスに向かいます。
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城壁からみた島の干潟。
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モンサンミッシェルの島入り口に帰ってきました。空はどんよりとしており、ドラクエ3のゾーマ城のような暗い雰囲気があります。
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シャトルバス乗り場。雨だけでなく、風も強い。傘はさしていられないレベルでした。かなり並んでいるように見えますが、バスはたまたま2台同時に到着しました。バス2台分で乗ることができるレベルの人数で、大して待たずに乗ることができました。
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島に戻ると、なんと不思議なことか、青空が見えています。体感15分。天気は変わりやすいと言われていますが、まさにその通りでした。
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芝生には見たこともないキノコが生えていました。見かけたのはこの1本だけですが、少し怖い。
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お土産屋。レンタサイクルの貸し出しが行われている1角、日本人向けのエリアがありました。モンサンミッシェルは日本に人気なことがよくわかります。
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シャトルバス周辺、土手を上がるとモンサンミッシェルがきれいに見えます。この通りを自転車で走ると気持ちよさそうですが、集中豪雨を経験した身なので、おすすめはできません。雨に対するリスクは考えておくべきでしょう。
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タイヤがついているショベルがありました。なんか日本で見るショベルとは形が違いますね。なんかカクカクしていてかっこいい。
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16:30時間通りに出発しました。すると、虹が見えました。2重にかかっており、とてもきれいでした。こんなきれいな虹を見るのは人生初。モンサンミッシェルという神秘的な観光地で幻想的なものを見ることができ、いい思い出になりました。フランス語で虹はarc-en-ciel(アルク・アン・シエル)というらしい。日本の有名なバンドの名前の由来だそうです。フランス語はいちいちおしゃれに感じますね。
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19:30サービスエリアで休憩。行きで寄ったサービスエリアの道路の向かいに位置するところで、マクドナルドやスーパーがありました。水、お菓子など街中のスーパーと変わらない料金で購入することができました。
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パリ市内に帰ってきたところ、ライトアップされているエッフェル塔を見ることができました。21:00, 22:00などきりのいいタイミングでライトアップがある、という情報もありましたが、ホテルはここから離れているので見ようという意欲はありません。ちょうどバスで見ることができてラッキー。
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ホテルに戻った後は昨晩と同じお店でケバブを購入しました。同じメニューのものは注文しないのがモットーなのでチキンケバブのカレー味を注文してみました。お肉はお店に大きくディスプレイされているカタマリではなく、別のところから出てきて珍しい。ふつうのチキンケバブと違いはわからなかったですが。。味はカレー粉がついたもので、高校の文化祭で食べたホットドッグ(カレー味)って感じでした。
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店員はインドのバラナシ出身で、日本に留学しようとしたこともある、と言っていました。なんとなく黒人とアラブ人ばっかりと思っていましたが、インド人もいるようです。到着した日にスーパーで買ったビールと一緒にいただきました。1日の疲れもあり、ほどよくお酒が回って気持ちよかったです。
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