'25夏マレーシア・シンガポール1人旅②：クアラルンプール編２(レンタルバイクで観光地巡り)

2025/08/13 - 2025/08/17

2025年8月マレーシア・シンガポール旅の記録です。

[旅程]
☆'25.8.13 羽田空港〜クアラルンプール国際空港、クアラルンプール滞在
★'25.8.14 クララルンプール滞在
☆'25.8.15 マラッカ滞在
☆'25.8.16 ジョホールバル、シンガポール滞在
☆'25.8.17 帰国

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

2025年8月14日
AM6:00
バイクをレンタルしてクアラルンプール観光をします。
お店は「Marx motorbike rental」
ホンダのVARIO150をレンタルしました。

国際免許と日本の免許が必要です。
レンタル料金は1日70RM(2464円)、デポジットで200RM(7040円)。現金払いのみ。ヘルメットは料金に含まれています。
クアラルンプールの高速道路はバイクは無料だそうです。このほか注意点を確認しました。

スマホホルダーも付いています。
ポケットの中にはUSBも付いています。

ガソリン満タンではないので、返却時は同じ分量にして返却します。
分量を確認して出発です。

6:40
レンタルバイク屋の近くに朝食を食べに来ました・
「NASI KANDAR KL EXPRESS」
インド料理が中心のお店です。

バイクは店の前に停めました。

24時間営業のお店です。

マレーシアの朝食で有名なロティ・チャナイを食べに来ました。
インド系移民によってもたらされた「ロティ」は小麦粉を水や油で練って薄く焼いたパンの総称で、代表的なのが「ロティチャナイ」で、カレーやダル（豆のスープ）につけて食べるのが定番です。
種類もたくさんあります。

ドリンクもコピなど種類も豊富です。

生地を作ってる様子

ロティの生地に卵を入れたRoti Telurにしました。見た目は薄いナンといった感じです。3.3RM(117円)
ドリンクはコピ2.5RM(89円)にしました。
生地は割ともちもちしていて軽く食べられて朝食にはちょうど良い感じで美味しかったです。

7:15
バイクで有名な観光地のバトゥ洞窟まで行きます。
クアラルンプール市内から30分くらいなので、初マレーシアのバイクの運転にはちょうど良い距離です。

7:40
バトゥ洞窟に到着。
バイクは駐車代は無料です。

バトゥー洞窟はクアラルンプール郊外にある石灰岩で形成された洞窟で、ヒンドゥー教の寺院があります。
バトゥ洞窟を見守るように立っている大きな像はヒンドゥー教の軍神、ムルガン（Murugan）。42.7mもの高さがあり、世界で一番大きなムルガン像という位置付けになっているそうです。

バトゥ洞窟 寺院・教会

バトゥ洞窟の中にある寺院にアクセスするには、その前にある272段のカラフルな階段を登る必要があり、結構急な階段です。
まだ8時前だったので観光客など人が多くなかったです。

ここはたくさんの猿がいることでも有名です。
人馴れしてるのか全然逃げたりしません。

小猿もいて可愛いです。

上まで上がってくると結構な高さまで来てると感じます。

登り切った先には、4億年前にできたと言われている鍾乳洞があり、ヒンドゥー教の寺院がいくつかあります。

階段を登り洞窟内まで行くのは無料ですが、寺院に入るのは有料です。

洞窟内の自然に見ているだけでも来た甲斐があったと感じます。

洞窟の中に寺院のほか、様々な神様の像があります。

外から洞窟内に光が差し込み、神秘的な雰囲気が漂います。
洞窟の中にはさらに階段があり、そこからさらに奥の空間に行くことができます。

色々な彫刻があり見応えがあります。

また272段の階段を降ります。上りより下りの方が怖く感じます。

猿神のハヌマーンの大きな像が立っています。

8:30
バトゥ洞窟からブルーモスクの名で知られる「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク」に行きます。
約1時間の距離です。

9:40
無事にブルーモスクに着きました。
ここの駐車場もバイクは駐車代は無料でした。

白い壁面にブルーの装飾が美しく映えます。
1988年に完成したブルーモスクは、マレーシア最大のモスクです。

スルタン サラフディン アブドゥル アジズ シャー モスク (ブルーモスク) 寺院・教会

ドームの直径は51.2m、高さは106.7m。ドームを取り囲むようにしてそびえたつ4本のミナレットと呼ばれる塔は142.3mもあり、かつて世界で一番高いミナレットとしてギネスに登録されていたそうです。

ツーリストセンターから入ります。

土足禁止なので、靴を置く棚があります。

モスク内は必ずボランティアのガイドが案内して中に入ります。
日本語の注意書きもありました。

入口では、見学者向けの受付が設けられています。服装が基準に満たない場合は、無料でローブの貸し出しが行われています。
ちょうどガイドが始まるタイミングだったので、一緒に中に入ります。

ブルーモスクの歴史や建物の概要、イスラム教の教えについて説明してくれます。ガイドは英語で行われます。

礼拝堂も広くて、青い絨毯が敷かれています。

モスク内は一度に24,000人を収容できるほど規模が大きいそうです。

上に視線を向けると、ドーム部分が見え装飾の細かさがわかります。

廊下の白と青を基調としています。

中の廊下からドームとミナレットが見えます。

デザインが細かい装飾のタイルが壁に飾れています。

ガイドは40分ほどで終了しました。

11:00
ブルーモスクのすぐそばのカフェで休憩しました。

外は暑かったので、冷たいアイスティーがより美味しく感じます。

11:20
ブルーモスクに並ぶ有名な観光スポットのプトラモスクに向かいます。

クアラルンプールのバイクに乗ってる多くの人は、上着を前後逆に着て走っていました。

プトラジャヤの街に入って来ました。首都のクアラルンプールから行政機構を移転させるために作られたプトラジャヤは計画都市で、多くの政府関連の建物が立ち並ぶ行政エリアだからかマレーシアの国旗がたくさん掲げられています。

12:30
プトラモスクに着きました。淡いピンクの色合いでブルーモスクとは違った雰囲気です。

プトラ モスク (ピンク モスク) 寺院・教会

バイクは専用の駐車場があり、ここも無料で停められました。

正面に門がありますが、入り口は横から入ります。

入口の案内に従って中に入ります。

入場料はありませんが、QRコードで名前や国を入力が必要になります。

モスク内は土足禁止なので、靴は棚に置いておきます。
ブルーモスク同様、服装の基準に満たさない場合は無料でローブの貸し出しが行われています。

プトラモスクは、1999年に完成した比較的新しいモスクです。一般公開時間は、礼拝時間以外の朝から夕方までとなっていて、基本的には自由に見学ができます。

プトラモスクの最大の特徴は、ピンク色の花崗岩を使った優美な外観で、その見た目からピンクモスクとも呼ばれ、一度に15,000人の信者を収容することができるそうです。

横にある一際高い壮観な尖塔（ミナレット）は、バグダッドのシーク・オマール・モスクの設計に影響を受けており、高さは116m。またイスラムの5つの柱を意味する5つの層が特徴で、シャハーダ（信仰告白）、サラート（礼拝）、ザカート（喜捨）、サウム（断食）、ハッジ（巡礼）を表してるそうです。

近づくとさらにピンクの存在感が増して見えてきます。

内部の「祈祷ホールに入ると、一面美しいピンク色の世界が広がります。
天井までドーム型でピンク色、窓の青色とのコントラストも綺麗です。

日本の地図の各地にピンが刺さっています。
観光客の人が自分の街にピンを刺していました。

寄付をすればピンをさせます。

「サーン（Sahn）」と呼ばれる中庭を歩きながら、30分くらい見学していました。

プトラモスクを後にして、モスクの前にある広場のプトラ スクエアには、プトラジャヤの文字モニュメントがあります。

プトラ スクエア 広場・公園

プトラスクエアのすぐ側には、大統領府が見えます。

13:30
天后宮へ行きます。

14:20
天后宮に着きました。バイク置き場はすぐ横にありました。

天后宮は、1989年に創建されマレーシア最大の中国寺院で、東南アジア最大級ともいわれているそうです

天后宮 寺院・教会

中国の宗教である道教・仏教・儒教の要素を組み合わせた宗教スポットであり、入口のすぐそばにあるのがMazu(媽祖)で、海の女神。このお寺は海南省の出身者たちが建立しているので、やはり海の女神様を崇拝しています。

建物の中に入り３階へと上がると、本堂のある中庭に吊るされた無数のちょうちんがとても印象的です。

ご本尊がある本堂。

赤、黄色、緑、青の極彩色で彩られ鮮やかな色合いはもちろん、精巧な装飾の施された建築様式にも目を惹きます。

本堂の中には観音菩薩、天后聖母、水尾聖娘の３体の仏像が祀られ、装飾も鮮やかです。

媽祖のほかにも、天后聖母は、海岸に面した中国南部や台湾など東南アジアの一部の国で深く信仰されている航海や漁業の神様（女神）です。

観音菩薩。

水尾聖娘。

天井の装飾もとても精巧で細かいところまで綺麗に彩られています。

天后宮は小高い場所にあるので、クアラルンプールの街並みが見え、ムルデカ118も見えます。

敷地内には干支をモチーフにしたオブジェもあります。

１階には飲食スペースやお土産屋さんもありました。

15:00
空が曇りだし雷が聞こえてきて、大量のスコールが降ってきました。
バイクではとても走れないので、雨が止むまで1時間半ほど足止め。

16:30
雨もだいぶ止んできたので、バイクを返却しクアラルンプール中心部まで戻ります。

念の為持ってきていた合羽を着て行きます。

17:20
レンタルバイクを返却しました。総走行距離140km。事故もなく無事に帰って来れて良かったです。海外バイクは楽しかったです。

18:00
ホテルに一旦戻ってから、セントラルマーケットにきました。

セントラルマーケット フードコート 地元の料理

マレーシアのお土産や飲食店もある有名スポットです。

雑貨屋さんや洋服を売ってるお店もたくさんあります。

クアラルンプールのお土産はだいたいここで揃うほど種類も豊富です。

マレーシアで定番のスナック菓子のPopo Muruku Ikan。

チョコの種類も豊富です。

お土産を買ったり中のお店を見て回ったりしました。

チャイナタウンのペタリンストリートは人でたくさんの人がいました。

豆乳や豆腐花（トーフーファ）の人気店「KIM SOYA BEAN」。

キム ソヤ ビーン その他の料理

豆腐花を買いました。

温かい豆腐は食べるとツルンとした食感で黒蜜と相まって全体的にはあっさりした甘さで美味しかったです。

19:00
チャイナタウンにあるチキンライスが美味しいと有名なクアランプールの有名店「南香飯店(NamHeong ChickenRice ナムヒョンチキンライス)にきました。

南香飯店 (チャイナタウン店) 中華

思ったより混んでなかったのですぐ入店できました。

厨房はオープンキッチンになっています。

メニューは写真付きでわかりやすいです。

色んなチキン料理のメニューがあります。

定番のローストのチキンライス(12.9RM)とアイスティー(5.5RM)を注文しました。
ローストされたチキンはしっとりジューシー、ライスも鶏の旨みが染み込んだ程よい炊き加減で美味しかったです。

ごちそうさまでした。
会計は税金やら合わせて、21.35RM(756円)。コスパも良いです。クレカ払い可。

地下鉄に乗って移動します。
クアラルンプールの地下鉄は女性専用車両もあります。

19:50
クアラルンプール中心地のブキビンタンにある高級大型ショッピングモールの「パビリオン」にきました

クアラルンプールで人気のコピティアムチェーンのOriental Kopi（オリエンタルコピ）に来ました。
マレーシアのコピティアムのメニューベースで、ナシレマ、海南チキンライスなど、マレーシアの各種グルメがあり、ファミレス的な位置付けらしいです。
並んでいる間にメニューを渡してくれます。

食事は済んでいたので、ホワイトコーヒー(9.5RM)とエッグタルト(2個セット)(11.6RM)を注文しました。
会計は、税金など込みで24.5RM(868円)でした。

エッグタルトは卵感が濃厚ながら程よい甘さで食べ応えがあり美味しかったです。

1個が結構ボリュームがあったので、もう1個は持ち帰り用の袋に入れてもらいました。

21:30
帰りはまた地下鉄に乗ってホテルに戻りました。
1日朝からバイクに乗ってクアラルンプール周辺を観光し、名物もいろいろ食べて2日目終了です。