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「フランスのヴェネチア」とも言われるアヌシーの運河沿いの街並み(写真)は息をのむ美しさです。旧市街には花々があふれ、カフェのテラス席には観光客が詰めかけ、まるで毎日がお祭りのようです。エメラルド色に輝くアヌシー湖はヨーロッパ随一の透明度を誇り、ボート遊びや湖畔散歩も格別。今回は、そんな夢のような街を、のんびり徒歩観光しました。もう一度訪れたい都市になりました。<br /><br />※新著出版しました。<br />『鉄道で駆け巡る シニア夢の旅路』(キンドル版)<br />ーミラノからハンブルクまで ヨーロッパ縦断18日間<br /> 前編:北イタリア5都市訪問ー<br />https://www.amazon.co.jp/dp/B0F3ZNY12Z/ref<br /><br />私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。<br />『第二の人生を豊かに』<br />http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm<br />

フランス周遊鉄道旅行(第11回)アヌシー観光

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2025/07/01 - 2025/07/15

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funasan

funasanさん

「フランスのヴェネチア」とも言われるアヌシーの運河沿いの街並み(写真)は息をのむ美しさです。旧市街には花々があふれ、カフェのテラス席には観光客が詰めかけ、まるで毎日がお祭りのようです。エメラルド色に輝くアヌシー湖はヨーロッパ随一の透明度を誇り、ボート遊びや湖畔散歩も格別。今回は、そんな夢のような街を、のんびり徒歩観光しました。もう一度訪れたい都市になりました。

※新著出版しました。
『鉄道で駆け巡る シニア夢の旅路』(キンドル版)
ーミラノからハンブルクまで ヨーロッパ縦断18日間
 前編:北イタリア5都市訪問ー
https://www.amazon.co.jp/dp/B0F3ZNY12Z/ref

私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm

  • アヌシーは湖畔の小さな街で、駅から旧市街の中心まで歩いて10分ほどです。朝食後、早めにホテル「モクシ―」(写真)を出発し、勢い込んで街歩きをスタートしました。

    アヌシーは湖畔の小さな街で、駅から旧市街の中心まで歩いて10分ほどです。朝食後、早めにホテル「モクシ―」(写真)を出発し、勢い込んで街歩きをスタートしました。

  • ホテルから外に出てみると、何だか寒い!スマホでアヌシーの天気(写真)を調べてみると、何と15℃、連日35℃近い酷暑の日本(名古屋市)から脱出し、遠路はるばるフランスの山岳リゾートまで来た甲斐がありました。

    ホテルから外に出てみると、何だか寒い!スマホでアヌシーの天気(写真)を調べてみると、何と15℃、連日35℃近い酷暑の日本(名古屋市)から脱出し、遠路はるばるフランスの山岳リゾートまで来た甲斐がありました。

  • アヌシー旧市街のメインストリート「ロワイヤル通り」を歩くと、豪華な建物(写真)に目が引かれます。<br /><br /><br /><br />

    アヌシー旧市街のメインストリート「ロワイヤル通り」を歩くと、豪華な建物(写真)に目が引かれます。



  • 石造りと装飾的なバルコニーを備えた建物(写真)は、歴史ある街に相応しい風格を感じさせます。

    石造りと装飾的なバルコニーを備えた建物(写真)は、歴史ある街に相応しい風格を感じさせます。

  • ロワイヤル通りは途中から道幅が狭くなり、石畳の続く歩行者天国になります。カラフルな外壁とカフェのテラス席(写真)が続き、散策するだけで楽しくなってきます。

    ロワイヤル通りは途中から道幅が狭くなり、石畳の続く歩行者天国になります。カラフルな外壁とカフェのテラス席(写真)が続き、散策するだけで楽しくなってきます。

  • リベラシオン広場に出ると一気に雰囲気が変わりアヌシーらしい運河が出てきます。目の前に広がる緑と水の世界。花々に彩られた運河(写真)と木陰の遊歩道は、まさに「フランスのヴェネチア」と呼ばれるアヌシーらしい風景です。

    リベラシオン広場に出ると一気に雰囲気が変わりアヌシーらしい運河が出てきます。目の前に広がる緑と水の世界。花々に彩られた運河(写真)と木陰の遊歩道は、まさに「フランスのヴェネチア」と呼ばれるアヌシーらしい風景です。

  • そして、この運河の先に見えるのが「愛の橋」(写真)です。水面に映る緑とボートの列が、物語のワンシーンのように美しく心を奪います。夫婦共に一気に気分が盛り上がって「愛の橋」に向かってgo go go!

    そして、この運河の先に見えるのが「愛の橋」(写真)です。水面に映る緑とボートの列が、物語のワンシーンのように美しく心を奪います。夫婦共に一気に気分が盛り上がって「愛の橋」に向かってgo go go!

  • 「愛の橋(ポン・デ・ザムール)」(写真)に到着しました。この橋は恋人たちのデートスポットとして有名で、「橋の上でキスをしたカップルは永遠に幸せになれる」というロマンチックな言い伝えがあります。<br /><br />

    「愛の橋(ポン・デ・ザムール)」(写真)に到着しました。この橋は恋人たちのデートスポットとして有名で、「橋の上でキスをしたカップルは永遠に幸せになれる」というロマンチックな言い伝えがあります。

  • 「若いカップルが永遠に幸せになる」、何と素晴らしい言葉でしょう。しかし、これは“ウソ”、と言ってしまえば語弊がありますが、極めて難しいです。<br />写真:湖側から見た「愛の橋」<br /><br />

    「若いカップルが永遠に幸せになる」、何と素晴らしい言葉でしょう。しかし、これは“ウソ”、と言ってしまえば語弊がありますが、極めて難しいです。
    写真:湖側から見た「愛の橋」

  • 念願だったアヌシー湖畔の「愛の橋」に立つ妻(写真)。澄んだ湖とアルプスの山々を背に、夢が叶った喜びがあふれています。28歳で結婚し、45年間も崩壊せずにカップルを続けてこれたことに感謝しよう。

    念願だったアヌシー湖畔の「愛の橋」に立つ妻(写真)。澄んだ湖とアルプスの山々を背に、夢が叶った喜びがあふれています。28歳で結婚し、45年間も崩壊せずにカップルを続けてこれたことに感謝しよう。

  • 愛の橋を渡ると、一気に視界が開けてシャン・ド・マルス公園(写真)が広がります。木陰には船を模した大型遊具があり、子供たちの笑い声が響く、のどかなひとときです。

    愛の橋を渡ると、一気に視界が開けてシャン・ド・マルス公園(写真)が広がります。木陰には船を模した大型遊具があり、子供たちの笑い声が響く、のどかなひとときです。

  • 公園の広大な芝生(写真)は、散歩やジョギング、自転車、ボール遊びなどにぴったり。地元の人々と観光客が思い思いに体を動かし、アヌシーの穏やかな日常を垣間見ることができます。

    公園の広大な芝生(写真)は、散歩やジョギング、自転車、ボール遊びなどにぴったり。地元の人々と観光客が思い思いに体を動かし、アヌシーの穏やかな日常を垣間見ることができます。

  • 公園を抜けた先には、白亜の宮殿のような建物(写真)がそびえています。この建物は「アヌシー県庁(オート=サヴォワ県庁)」です。

    公園を抜けた先には、白亜の宮殿のような建物(写真)がそびえています。この建物は「アヌシー県庁(オート=サヴォワ県庁)」です。

  • アヌシー県庁の建物(写真)はネオ・クラシカル様式で、白い外観と壮麗な鉄製の門が特徴的で、1862年から1866年にかけて建築家レオン・シャルベによって建てられました。

    アヌシー県庁の建物(写真)はネオ・クラシカル様式で、白い外観と壮麗な鉄製の門が特徴的で、1862年から1866年にかけて建築家レオン・シャルベによって建てられました。

  • アヌシー湖で30分間、ペダルボート(写真)を借りて湖上散歩を楽しみました。レンタルの際に身分証明書の提示・預入が必要でしたが、ホテル「モクシ―」の部屋にセキュリティ―ボックスがなかったので、パスポート持参で来ていました。少し不安でしたが、パスポートを預けてボートに乗り込みました。

    アヌシー湖で30分間、ペダルボート(写真)を借りて湖上散歩を楽しみました。レンタルの際に身分証明書の提示・預入が必要でしたが、ホテル「モクシ―」の部屋にセキュリティ―ボックスがなかったので、パスポート持参で来ていました。少し不安でしたが、パスポートを預けてボートに乗り込みました。

  • 参考までに、料金表です<br />〈ペダルボート(PÉDALO)〉<br />・2~3人:30分16ユーロ(2720円)/45分19ユーロ(3230円)<br />・4~5人:30分20ユーロ(3400円)/45分23ユーロ(3910円)<br />Toboggan(すべり台付き):30分23ユーロ(3910円)/45分26ユーロ(4420円)<br /><br />〈電動ボート(BATEAU ÉLECTRIQUE)〉<br />2~3人:30分40ユーロ/45分53ユーロ/1時間65ユーロ/<br />4~5人:30分45ユーロ/45分58ユーロ/1時間70ユーロ/<br />(※18歳未満のみでの利用は禁止/ペダルボートのみ動物同伴可/身分証明書が必要/障がい者対応可)

    参考までに、料金表です
    〈ペダルボート(PÉDALO)〉
    ・2~3人:30分16ユーロ(2720円)/45分19ユーロ(3230円)
    ・4~5人:30分20ユーロ(3400円)/45分23ユーロ(3910円)
    Toboggan(すべり台付き):30分23ユーロ(3910円)/45分26ユーロ(4420円)

    〈電動ボート(BATEAU ÉLECTRIQUE)〉
    2~3人:30分40ユーロ/45分53ユーロ/1時間65ユーロ/
    4~5人:30分45ユーロ/45分58ユーロ/1時間70ユーロ/
    (※18歳未満のみでの利用は禁止/ペダルボートのみ動物同伴可/身分証明書が必要/障がい者対応可)

  • アルプスに囲まれたアヌシー湖(写真)の透明度の高さは、ヨーロッパで一番ともいわれています。アヌシー湖では遊泳はもちろん、ウィンドサーフィンやヨット、水上スキーなどのウォータースポーツが人気です。<br />

    アルプスに囲まれたアヌシー湖(写真)の透明度の高さは、ヨーロッパで一番ともいわれています。アヌシー湖では遊泳はもちろん、ウィンドサーフィンやヨット、水上スキーなどのウォータースポーツが人気です。

  • ペダルボートを漕ぎ出すと、湖上から見える旧市街の景色(写真)が目の前に広がります。尖塔を持つ教会と緑の木々、そして街並みが、湖面に映り込んで一幅の絵画のよう。

    ペダルボートを漕ぎ出すと、湖上から見える旧市街の景色(写真)が目の前に広がります。尖塔を持つ教会と緑の木々、そして街並みが、湖面に映り込んで一幅の絵画のよう。

  • 白鳥(写真)が優雅に泳ぐ水面の先に「愛の橋」が見えます。白鳥を見ていたら何だかとても幸せな気分になり、ペダルをこぐのをやめてしばらくこの場所に漂っていました。

    白鳥(写真)が優雅に泳ぐ水面の先に「愛の橋」が見えます。白鳥を見ていたら何だかとても幸せな気分になり、ペダルをこぐのをやめてしばらくこの場所に漂っていました。

  • 湖上から「愛の橋」(写真)に近づいてみました。ボートが静かに揺れ、湖畔のにぎわいと自然の静けさが同時に味わえる、忘れられないひとときでした。

    湖上から「愛の橋」(写真)に近づいてみました。ボートが静かに揺れ、湖畔のにぎわいと自然の静けさが同時に味わえる、忘れられないひとときでした。

  • ボート遊びを終えて「愛の橋」を渡り、反対側に行くと「ヨーロッパ公園」(写真)が広がっています。芝生の上では子どもたちが元気に遊び、大人たちは木陰でくつろいでいます。ここも市民の憩いの場です。

    ボート遊びを終えて「愛の橋」を渡り、反対側に行くと「ヨーロッパ公園」(写真)が広がっています。芝生の上では子どもたちが元気に遊び、大人たちは木陰でくつろいでいます。ここも市民の憩いの場です。

  • 公園を歩いていると、公衆トイレ(写真)を発見。日本では当たり前の設備ですが、ヨーロッパの観光地では意外と少なく、見つけると嬉しくなります。ただし、有料だったり(1ユーロコインは必需品)、ドアが重くて開かなかったり、苦労します。ここは無料でした。

    公園を歩いていると、公衆トイレ(写真)を発見。日本では当たり前の設備ですが、ヨーロッパの観光地では意外と少なく、見つけると嬉しくなります。ただし、有料だったり(1ユーロコインは必需品)、ドアが重くて開かなかったり、苦労します。ここは無料でした。

  • アヌシー旧市街の運河沿いに建つサン・フランソワ教会(写真)。尖塔と素朴な外壁が青空に映え、通りを歩く観光客や地元の人々の目を引きます。

    アヌシー旧市街の運河沿いに建つサン・フランソワ教会(写真)。尖塔と素朴な外壁が青空に映え、通りを歩く観光客や地元の人々の目を引きます。

  • 教会内部(写真)に足を踏み入れると、白と深緑の柱が整然と並び、豪華な祭壇が奥に輝いています。観光客のざわめきから離れ、心を落ち着けるのに最適な場所です。ここでしばらく休憩です。実は、ここからアヌシー観光のクライマックスがはじまります。

    教会内部(写真)に足を踏み入れると、白と深緑の柱が整然と並び、豪華な祭壇が奥に輝いています。観光客のざわめきから離れ、心を落ち着けるのに最適な場所です。ここでしばらく休憩です。実は、ここからアヌシー観光のクライマックスがはじまります。

  • この美しさを見て下さい。本日のベストショット!アヌシー湖の水は、ヨーロッパ公園に沿った「ティウー運河」(写真)へと流れ込み、そのまま旧市街の中を流れていきます。運河沿いに密集した家々には、色鮮やかな花で飾られ、その風景の美しさに心奪われます。

    この美しさを見て下さい。本日のベストショット!アヌシー湖の水は、ヨーロッパ公園に沿った「ティウー運河」(写真)へと流れ込み、そのまま旧市街の中を流れていきます。運河沿いに密集した家々には、色鮮やかな花で飾られ、その風景の美しさに心奪われます。

  • 運河の中州には「旧牢獄(パレ・ド・リル)」(写真)が浮かんでいます。12世紀にジュネーブ伯爵の宮殿として建てら、その後、牢獄や裁判所として使われました。現在は歴史博物館になっています。パレ・ド・リルは、1900年に歴史的建造物に指定されました。

    運河の中州には「旧牢獄(パレ・ド・リル)」(写真)が浮かんでいます。12世紀にジュネーブ伯爵の宮殿として建てら、その後、牢獄や裁判所として使われました。現在は歴史博物館になっています。パレ・ド・リルは、1900年に歴史的建造物に指定されました。

  • 橋のそばに並ぶカフェのテラス席(写真)は、世界各国から集まった観光客で大盛況です。この時は小雨が降っていたので、お客はテントの下に退避しています。

    橋のそばに並ぶカフェのテラス席(写真)は、世界各国から集まった観光客で大盛況です。この時は小雨が降っていたので、お客はテントの下に退避しています。

  • 橋の上では、楽器を手にしたストリートミュージシャン(写真)たちが陽気なメロディーを奏でていました。街全体を小さなフェスティバルのように盛り上げています。

    橋の上では、楽器を手にしたストリートミュージシャン(写真)たちが陽気なメロディーを奏でていました。街全体を小さなフェスティバルのように盛り上げています。

  • 運河沿いには地元アーティストの作品(写真)が並び、通りすがりの人々は足を止め、絵画鑑賞しています。でもあまり買う客はみかけません。

    運河沿いには地元アーティストの作品(写真)が並び、通りすがりの人々は足を止め、絵画鑑賞しています。でもあまり買う客はみかけません。

  • アヌシー旧市街を縫うように流れる運河(写真)添いの遊歩道を歩いていると、まるでフランス中世の世界に迷い込んだような気分になります。運河巡りは、アヌシー観光の醍醐味そのものです。

    アヌシー旧市街を縫うように流れる運河(写真)添いの遊歩道を歩いていると、まるでフランス中世の世界に迷い込んだような気分になります。運河巡りは、アヌシー観光の醍醐味そのものです。

  • ティウー運河に沿って歩道は片側(写真)しかなく、多くの観光客が行き来します。狭い遊歩道に次々と趣向を凝らしたカフェが現れ、それらを見て回るだけでも楽しいです。

    ティウー運河に沿って歩道は片側(写真)しかなく、多くの観光客が行き来します。狭い遊歩道に次々と趣向を凝らしたカフェが現れ、それらを見て回るだけでも楽しいです。

  • 運河にかかる橋の上では、マーケットが開かれていました。アヌシーのあるサヴォワ地方ではチーズ・乳製品が有名で、年配の店主は気楽に地元チーズの試食をすすめてきます。

    運河にかかる橋の上では、マーケットが開かれていました。アヌシーのあるサヴォワ地方ではチーズ・乳製品が有名で、年配の店主は気楽に地元チーズの試食をすすめてきます。

  • 同じマーケットの一角には、色鮮やかな帽子(写真)が整然と並び、観光客の目を引いていました。

    同じマーケットの一角には、色鮮やかな帽子(写真)が整然と並び、観光客の目を引いていました。

  • 対岸に驚きのカフェ?個人の住宅?を見つけました。お2人の専用席(写真)です。この狭い運河添いの遊歩道は500mくらいしかなく、のんびり歩いても10分もすると大きな「レピュブリック通り」に至ります。

    対岸に驚きのカフェ?個人の住宅?を見つけました。お2人の専用席(写真)です。この狭い運河添いの遊歩道は500mくらいしかなく、のんびり歩いても10分もすると大きな「レピュブリック通り」に至ります。

  • 「レピュブリック通り」では大規模なマルシェ(写真)が開かれていました。新鮮な野菜や果物、肉、魚などの生鮮食材はもちろん、チーズやワイン、ソーセージ、ジャムなど地元の特産品が手に入ります!<br />

    「レピュブリック通り」では大規模なマルシェ(写真)が開かれていました。新鮮な野菜や果物、肉、魚などの生鮮食材はもちろん、チーズやワイン、ソーセージ、ジャムなど地元の特産品が手に入ります!

  • 旧市街では、火、金、日(7:00~13:00)の週に3回、マルシェが開かれるようです。マルシェが開催されると街が一気に盛り上がります。

    旧市街では、火、金、日(7:00~13:00)の週に3回、マルシェが開かれるようです。マルシェが開催されると街が一気に盛り上がります。

  • そして、旧市街もアヌシー駅に近ずくと近代的なマンション群(写真)が現れ、現実にもどります。

    そして、旧市街もアヌシー駅に近ずくと近代的なマンション群(写真)が現れ、現実にもどります。

  • 今度は逆に、ティウー運河から一歩奥に入ってみると、狭い路地「サント・クレール通り」(写真)が現れます。石造りのアーチとカラフルな家並みが続き、中世の面影を色濃く残す旧市街の散策が一層楽しくなります。

    今度は逆に、ティウー運河から一歩奥に入ってみると、狭い路地「サント・クレール通り」(写真)が現れます。石造りのアーチとカラフルな家並みが続き、中世の面影を色濃く残す旧市街の散策が一層楽しくなります。

  • サント・クレール通りの両脇には、雨の日でも快適に歩けるアーケード(写真)が続いています。柔らかな日差しと石畳のコントラストが美しく、時を越えた趣が漂います。

    サント・クレール通りの両脇には、雨の日でも快適に歩けるアーケード(写真)が続いています。柔らかな日差しと石畳のコントラストが美しく、時を越えた趣が漂います。

  • アーケードの中には、帽子やバッグ、雑貨を扱う小さなショップ(写真)が所狭しと並びます。おしゃれな土産物や手仕事の品々を眺めながら、ゆっくりと街歩きを楽しめます。

    アーケードの中には、帽子やバッグ、雑貨を扱う小さなショップ(写真)が所狭しと並びます。おしゃれな土産物や手仕事の品々を眺めながら、ゆっくりと街歩きを楽しめます。

  • サント・クレール通りを歩くと、オシャレなカフェや軽食の店が立ち並んでいます。赤いテントが目印のサンドウィッチ店(写真)では、昼時になると多くの人が気軽に立ち寄り、テラス席でひと休みしています。

    サント・クレール通りを歩くと、オシャレなカフェや軽食の店が立ち並んでいます。赤いテントが目印のサンドウィッチ店(写真)では、昼時になると多くの人が気軽に立ち寄り、テラス席でひと休みしています。

  • 通りの角には、サヴォワ地方の郷土料理を提供する「Ô Savoyard」。外には赤いチェアと大きな牛のオブジェが飾られ、チーズ料理の本場らしい温かい雰囲気が漂っていました。

    通りの角には、サヴォワ地方の郷土料理を提供する「Ô Savoyard」。外には赤いチェアと大きな牛のオブジェが飾られ、チーズ料理の本場らしい温かい雰囲気が漂っていました。

  • さらに進むと、行列ができている店がありました。アイスクリーム店「Le Palais des Glaces」(写真)です。色とりどりのジェラートは目にも楽しく、暑い午後にぴったりのご褒美スイーツです。甘いワッフルもあります。

    さらに進むと、行列ができている店がありました。アイスクリーム店「Le Palais des Glaces」(写真)です。色とりどりのジェラートは目にも楽しく、暑い午後にぴったりのご褒美スイーツです。甘いワッフルもあります。

  • 参考までに大きなメニューを写真に撮ってきました。ワッフル1枚が4~6.5ユーロ(約680~1100円)、カフェが2~5ユーロ(約350~805円)と、日本の観光地と比べてもやや高めですが、観光地価格としては納得感のある水準です。<br /><br />《手作りワッフル(Gaufres Maison)》<br />・砂糖 4.00ユーロ<br />・生クリーム(自家製) 4.50ユーロ<br />・ヌテラ 4.50ユーロ<br />・チョコレート(自家製) 4.50ユーロ<br />・キャラメル 4.50ユーロ<br />・塩バターキャラメル(自家製) 4.50ユーロ<br />・ジャム 4.50ユーロ<br />・生クリーム+アマレーナチェリー 5.00ユーロ<br />・ピスタチオクリーム 5.00ユーロ<br />・マロンクリーム 5.00ユーロ<br />・アイスクリーム添えワッフル 6.50ユーロ<br />・生クリーム追加 +0.50ユーロ

    参考までに大きなメニューを写真に撮ってきました。ワッフル1枚が4~6.5ユーロ(約680~1100円)、カフェが2~5ユーロ(約350~805円)と、日本の観光地と比べてもやや高めですが、観光地価格としては納得感のある水準です。

    《手作りワッフル(Gaufres Maison)》
    ・砂糖 4.00ユーロ
    ・生クリーム(自家製) 4.50ユーロ
    ・ヌテラ 4.50ユーロ
    ・チョコレート(自家製) 4.50ユーロ
    ・キャラメル 4.50ユーロ
    ・塩バターキャラメル(自家製) 4.50ユーロ
    ・ジャム 4.50ユーロ
    ・生クリーム+アマレーナチェリー 5.00ユーロ
    ・ピスタチオクリーム 5.00ユーロ
    ・マロンクリーム 5.00ユーロ
    ・アイスクリーム添えワッフル 6.50ユーロ
    ・生クリーム追加 +0.50ユーロ

  • サン・クレール通りから少し上ると「アヌシー城」(写真)が現れます。小高い丘の上にあり、12世紀に建てられた城塞です。15世紀から16世紀にかけてサヴォワ家の住居として使われていましたが、現在は博物館として一般公開されています。<br />

    サン・クレール通りから少し上ると「アヌシー城」(写真)が現れます。小高い丘の上にあり、12世紀に建てられた城塞です。15世紀から16世紀にかけてサヴォワ家の住居として使われていましたが、現在は博物館として一般公開されています。

  • 城門を抜けると、広い中庭(写真)に出ます。ここでは音声ガイドや展示室を通じて、アヌシーとサヴォワ地方の歴史をじっくり学ぶことができます。料金:大人6.5ユーロ ※7・8月は7ユーロ<br /><br />

    城門を抜けると、広い中庭(写真)に出ます。ここでは音声ガイドや展示室を通じて、アヌシーとサヴォワ地方の歴史をじっくり学ぶことができます。料金:大人6.5ユーロ ※7・8月は7ユーロ

  • 城の高台から見下ろす旧市街(写真)は、赤茶色の屋根が一面に広がる絶景です。遠くにはジュラ山脈の稜線が続き、眼下には教会の尖塔と近代的な街並みが同居しています。

    城の高台から見下ろす旧市街(写真)は、赤茶色の屋根が一面に広がる絶景です。遠くにはジュラ山脈の稜線が続き、眼下には教会の尖塔と近代的な街並みが同居しています。

  • アヌシーの旧市街を歩いていると、静かな通りの一角に堂々とした石造りのサン・ピエール大聖堂(写真)が現れました。1535~1538年に建てられた元コルドリエ修道会の礼拝堂が起源です。

    アヌシーの旧市街を歩いていると、静かな通りの一角に堂々とした石造りのサン・ピエール大聖堂(写真)が現れました。1535~1538年に建てられた元コルドリエ修道会の礼拝堂が起源です。

  • ジュネーブで宗教改革が始まった1538年以降、亡命したカトリック聖職者たちの避難所として用いられ、1822年から正式にアヌシー司教区の大聖堂となりました。

    ジュネーブで宗教改革が始まった1538年以降、亡命したカトリック聖職者たちの避難所として用いられ、1822年から正式にアヌシー司教区の大聖堂となりました。

  • 最後にもう1つ、「サン・モーリス教会」(写真)です。もとはドミニコ会の礼拝堂として1422年に建設が始まり、16世紀初頭に完成したとされています。

    最後にもう1つ、「サン・モーリス教会」(写真)です。もとはドミニコ会の礼拝堂として1422年に建設が始まり、16世紀初頭に完成したとされています。

  • アヌシー旧市街で現存する最古の教会のひとつで、内部には15世紀のフレスコ画や美しいステンドグラスが残っています。

    アヌシー旧市街で現存する最古の教会のひとつで、内部には15世紀のフレスコ画や美しいステンドグラスが残っています。

  • 美しいステンドグラス(写真)を眺めていると癒されます。観光客が多いアヌシーの街の中で、教会内部は時間が止まったような静けさを味わえます。ここでしばらく休憩です。

    美しいステンドグラス(写真)を眺めていると癒されます。観光客が多いアヌシーの街の中で、教会内部は時間が止まったような静けさを味わえます。ここでしばらく休憩です。

  • さて、お楽しみの夕食です。どこのレストランで食べるのか?運河添いの眺めのよいテーブル席がいい。でも、魅力的な場所があり過ぎて困ってしまいます。

    さて、お楽しみの夕食です。どこのレストランで食べるのか?運河添いの眺めのよいテーブル席がいい。でも、魅力的な場所があり過ぎて困ってしまいます。

  • このレストラン探しが面白いのですが、色々、物色している内に天気が悪化して、冷たい雨が降ってきました。これは一大事です。

    このレストラン探しが面白いのですが、色々、物色している内に天気が悪化して、冷たい雨が降ってきました。これは一大事です。

  • 結局、観光客が一番多く、レストランも集中しているティウー運河入口付近(写真)のレストランにしました。

    結局、観光客が一番多く、レストランも集中しているティウー運河入口付近(写真)のレストランにしました。

  • 最初はテラス席(写真)に座ったのですが、雨風が入って寒い!とても気分よく食事などできないので室内のテーブル席に移動しました。まずはレストランのメニューをじっくり見てみましょう。

    最初はテラス席(写真)に座ったのですが、雨風が入って寒い!とても気分よく食事などできないので室内のテーブル席に移動しました。まずはレストランのメニューをじっくり見てみましょう。

  • 《サヴォワ地方の名物料理 / SPECIALITÉS SAVOYARDES》<br />・タルティフレット(グリーンサラダ付き) … 15.50ユーロ<br />レブロションチーズ、角切りベーコン、スライスしたポテト、玉ねぎ<br />・サヴォワ風チキンのグラタン(フライドポテト付き) … 16.50ユーロ<br />レブロションチーズソースで焼き上げたチキンのグラタン<br />・クルート・サヴォヤード(グリーンサラダ付き) … 16.50ユーロ<br />ガーリックトースト、ラクレットチーズ、トマト、クリーム、ベーコンチップ<br /><br />《パスタ / LES PÂTES》<br />スパゲッティ または ペンネ(バジルペストとブッラータチーズ) … 14.00ユーロ

    《サヴォワ地方の名物料理 / SPECIALITÉS SAVOYARDES》
    ・タルティフレット(グリーンサラダ付き) … 15.50ユーロ
    レブロションチーズ、角切りベーコン、スライスしたポテト、玉ねぎ
    ・サヴォワ風チキンのグラタン(フライドポテト付き) … 16.50ユーロ
    レブロションチーズソースで焼き上げたチキンのグラタン
    ・クルート・サヴォヤード(グリーンサラダ付き) … 16.50ユーロ
    ガーリックトースト、ラクレットチーズ、トマト、クリーム、ベーコンチップ

    《パスタ / LES PÂTES》
    スパゲッティ または ペンネ(バジルペストとブッラータチーズ) … 14.00ユーロ

  • 《バーガー / BURGER》<br />・サヴォワ風バーガー(フライドポテト付き) … 19.50ユーロ<br />バンズ、グリーンサラダ、トマト、フライドオニオン、ベーコンチップ、レブロションチーズ、ラクレットチーズ、ハンバーグステーキ<br />・チーズバーガー(フライドポテト付き) … 18.50ユーロ<br />バンズ、ハンバーグステーキ、フライドオニオン、バーガーソース、チェダーチーズ<br /><br />《肉料理 / VIANDES》<br />・アンガスリブステーキ(EU産肉) … 23.50ユーロ<br />・ホテル風バターソースのリブステーキ … 25.50ユーロ<br />・モリーユ茸ソースのリブステーキ … 28.00ユーロ<br />・ミラノ風仔牛カツレツ(トマトソースのスパゲッティ付き) … 20.00ユーロ

    《バーガー / BURGER》
    ・サヴォワ風バーガー(フライドポテト付き) … 19.50ユーロ
    バンズ、グリーンサラダ、トマト、フライドオニオン、ベーコンチップ、レブロションチーズ、ラクレットチーズ、ハンバーグステーキ
    ・チーズバーガー(フライドポテト付き) … 18.50ユーロ
    バンズ、ハンバーグステーキ、フライドオニオン、バーガーソース、チェダーチーズ

    《肉料理 / VIANDES》
    ・アンガスリブステーキ(EU産肉) … 23.50ユーロ
    ・ホテル風バターソースのリブステーキ … 25.50ユーロ
    ・モリーユ茸ソースのリブステーキ … 28.00ユーロ
    ・ミラノ風仔牛カツレツ(トマトソースのスパゲッティ付き) … 20.00ユーロ

  • まずは前菜として、フランス・サヴォワ地方(アルプス山脈の麓)の郷土料理「タルティフレット」(写真)を選びました。レブロションチーズをたっぷり使ったポテトグラタンでgoodです。付け合わせのグリーンサラダも美味しく完璧の前菜になりました。これで15.5ユーロ(2634円)

    まずは前菜として、フランス・サヴォワ地方(アルプス山脈の麓)の郷土料理「タルティフレット」(写真)を選びました。レブロションチーズをたっぷり使ったポテトグラタンでgoodです。付け合わせのグリーンサラダも美味しく完璧の前菜になりました。これで15.5ユーロ(2634円)

  • お次は、気合を入れて「アンガスリブステーキ(EU産肉)」(写真)23.5ユーロ(3995円)を注文しました。ボリューム満点の巨大なステーキを見た瞬間、嬉しさがこみ上げてきました。しかし、…。食べた瞬間、期待が絶望に変わりました。

    お次は、気合を入れて「アンガスリブステーキ(EU産肉)」(写真)23.5ユーロ(3995円)を注文しました。ボリューム満点の巨大なステーキを見た瞬間、嬉しさがこみ上げてきました。しかし、…。食べた瞬間、期待が絶望に変わりました。

  • 肉が硬くて、おまけに、何度噛んでも噛みきれないのです。まるでゴムを噛んでいるようです。しかも、巨大なステーキの大部分がそんな感じの肉だったのです。よって、ほとんど食べずに無残な食べ残しになりました。2人でシェアして合計39ユーロ(6630円)

    肉が硬くて、おまけに、何度噛んでも噛みきれないのです。まるでゴムを噛んでいるようです。しかも、巨大なステーキの大部分がそんな感じの肉だったのです。よって、ほとんど食べずに無残な食べ残しになりました。2人でシェアして合計39ユーロ(6630円)

  • ここで疑問です。このEU産のリブステーキをヨーロッパの人達は「美味しい」と言って食べているのでしょうか?

    ここで疑問です。このEU産のリブステーキをヨーロッパの人達は「美味しい」と言って食べているのでしょうか?

  • もし彼らが日本に来て、最高級和牛の「A5等級ヒレ・サーロインステーキ」を食べたら何というでしょうか?人生観が変わるくらい衝撃を受けるのでは?<br />→「唖然、予約列車が来ない!アヴィニョンまでの苦しい列車の旅」に続く

    もし彼らが日本に来て、最高級和牛の「A5等級ヒレ・サーロインステーキ」を食べたら何というでしょうか?人生観が変わるくらい衝撃を受けるのでは?
    →「唖然、予約列車が来ない!アヴィニョンまでの苦しい列車の旅」に続く

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