弾丸ドイツ2508　「東西冷戦時代の痕跡（ベルリンの壁・ブランデンブルク門・チェックポイントチャーリー）を巡りました。」　　～ベルリン～

2025/08/18 - 2025/08/18

夏期休暇を利用して4トラカウント203ヶ国目「グリーンランド」を訪れました。さらに「トルコ」「オーストリア」「ドイツ」「オランダ」「ベルギー」「デンマーク」に経由した「中国」を加えると13日で8ヶ国を訪れたいつも通りの弾丸の旅です。

各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。

≪全行程≫

8/8　関空→香港
https://4travel.jp/travelogue/11996969
8/9　香港→成都→
https://4travel.jp/travelogue/12001423
8/10 イスタンブール　
https://4travel.jp/travelogue/12001642
8/11 イスタンブール→ブダペスト→
https://4travel.jp/travelogue/12001645
8/12 インスブルック→ザルツブルグ
https://4travel.jp/travelogue/12001697　　
https://4travel.jp/travelogue/12002027
8/13 ザルツブルグ→ケルン
https://4travel.jp/travelogue/12003057
8/14 ケルン→バールレナッサウ→
https://4travel.jp/travelogue/12003239
8/15 コペンハーゲン→グリーンランド（ヌーク）
https://4travel.jp/travelogue/12003394
8/16 ヌーク滞在
https://4travel.jp/travelogue/12003585
8/17 ヌーク→コペンハーゲン
8/18 →ハンブルク→ベルリン→
https://4travel.jp/travelogue/12003973
　　　≪★今回のお話はココです≫
https://4travel.jp/travelogue/12004488
8/19 ブリュッセル→
https://4travel.jp/travelogue/12004786
8/20 バンコク→関空

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハンブルクのディープなエリアを散策した後、
https://4travel.jp/travelogue/12003973

ドイツ高速鉄道ICEに乗車し

ベルリンへと向かいます。

約2時間半でベルリン中央駅に到着です。

ベルリンにやってきたのは2015年以来10年ぶり3度目の訪問です。
★2015年「ベルリン」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11086085
https://4travel.jp/travelogue/11087021

前回は旧西ベルリン・旧東ベルリンをくまなく歩きましたが、

今回はフランクフルトに向かう列車に乗車する3時間のみの滞在です。

2006年5月26日、サッカーW杯ドイツ大会開催時に開業したベルリン中央駅を出て、

遊歩道を歩いてゆきます。

しばらく進むとシュプレー川にぶつかり

川の奥にテレビ塔が見えます。

国会議事堂の前を進むと

そこにあるのがブランデンブルク門です。

1791年に完成したベルリンのシンボルとされている門です。

第二次世界大戦後は東ベルリンと西ベルリンとの境界線が門のすぐ西側に引かれたため、

門は東ベルリン側に位置していました。

門をくぐった先が旧東ベルリンのエリアで

ロシア大使館などもこちらに存在します。

私は1983年、まだ東西ドイツに分かれていた時代にベルリンを訪れたことがあり

当時は東西の緩衝地帯で無人となっていましたが、現在はもちろん自由に通過することができます。
★1983年「ベルリン」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/10539753

南へ進むと「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」があります。

ホロコーストで殺されたユダヤ人犠牲者のための記念碑で、2005年に開設されました。

さて、道路には煉瓦で

ベルリンの壁があった場所を示す印がされています。

ベルリンの壁はこの店の中にあったようです。いや、壁の跡地に店ができた訳ですがw

この先がポツダム広場で

壁の一部がオブジェとして展示されています。

壁と壁の間に

関連資料が

挟みこまれています。

冷戦時代の写真が

多く含まれていますが

1983年に訪問した頃はまさに

このような時代だった訳で

胸にずしりとくるものがあります。

観光客だけではなく

ドイツ人や

ベルリン市民にとっては

重いモニュメントです。

壁のあった印には「Berliner Mauer　1961～1989」という刻印があります。

ポツダム広場ではイベントが開催されていますが

壁の印はさらに続いており

しばらく跡に沿ってあるいてゆきます。

所々で説明板や写真が設置されています。

何やら壁らしきものが見えてきました。

ベルリンの壁がかなり残されている一角です。

道路に面している方は

フェンスが設置されており、壁に近づくことはできませんが

反対側はかなり近づいたり、壁に触れることもできます。

この一帯は「トポグラフィ・オブ・テラー」という名の

ユダヤ博物館となっており

ドイツの負の歴史である

ホロコーストに関する資料が展示されています。

さらに歩いていくと

道路の真ん中に

小さな小屋のようなものがぽつんと置かれています。

ここが「チェックポイント・チャーリー」跡で

東西ベルリンの国境検問所でした。

当時のベルリンではこういった国境検問所が何ヶ所か設置され

その多くは西ベルリン・西ドイツ市民が通行するためのものでした。

このチェックポイント・チャーリーは外国人用の検問所で

私もここから東ベルリンを日帰りで訪れました。

さて、この後は

ユーレイルパスで乗車できる

Sバーンを利用して

中央駅に戻りますが

壁が存在していた時には西ベルリンの電車がすべて通過していたブランデンブルク門駅に立ち寄り

また歴史の重さを感じます。

さてこの後は

ICEでフランクフルトに移動します。

コンパートメント車が空いていたので

1室を陣取り作業に没頭します。

当初はベルリンから夜行列車で移動するつもりでしたが

ICEのおかげで当日中にフランクフルトに来ることができました。

明日の早朝にはベルギーの首都ブリュッセルに移動するので

この日は中央駅よりも治安のいい

空港で野宿することにします。

地下ホームより

Sバーンに乗車

約15分程で

フランクフルト空港駅に着きました。

もう1時を回っており空港も閑散としていますが

早朝便を利用する

乗客がここで夜を明かしているので

私もご一緒させてもらいましたw

ということで、次回は2025年夏のヨーロッパの最終章ブリュッセルの様子をご紹介します。
https://4travel.jp/travelogue/12004786