2025/08/12 - 2025/08/22
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takabeeさん
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2025年夏、スイスへ行ってきました。22年ぶりのスイス。今回は、氷河特急エクセレンスクラス乗車と山岳ホテルがテーマ。企画してくれた旅行会社はワールド航空サービス。
チューリッヒ→エンガディン→氷河特急→ツェルマット(リッフェルベルグ)→グリンデルワルト(クライネ・シャイデック)→ピラトゥス→チューリッヒ。
全4回の4回目は、クライネ・シャイデックでのハイキング、最後の4軒目、ピラトゥス山山頂の山岳ホテル「ホテル・ピラトゥス・クルム」、最後にチューリッヒを散策して帰国へ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
イチオシ
8日目午前中はクライネ・シャイデック付近を写真を撮りながらハイキング。
これからあの山に登る!みたいに見えるが、あれはユングフラウなので無理。クライネ・シャイデックから1駅だけ登山電車で上って、ここからクライネ・シャイデックまで下りていくルートのハイキング。アイガーグレッシャー駅 駅
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スイスのアルプスは、山よりも谷が豪快だと思う。日本の地形と比べて谷が非常に深いので、それだけ山が雄大に見える。
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真ん中は天然の湖ではなく貯水池。その上に見えるのが泊っているホテルであそこまで下っていく。グリンデルワルト周辺は鉄道をうまく利用してほぼ下りだけみたいなコースもある。体力に合わせていろんなコース取りができる。
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谷に向かって下る。実はこの下にユングフラウ鉄道のトンネルがあったり、出入り口が近かったりするので、音をよく聞いていると写真のチャンスが分かる。
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イチオシ
トンネルを出てきた登山電車とアイガー、メンヒ、ユングフラウ。
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振り返るとアイガー。真ん中に見える駅から下ってきた。
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知らなかったけど、これはミッテルレギ小屋といって、アイガー日本人初登頂を果たした槇有恒氏(マナスル日本隊の隊長でもある)が地元に寄付した山小屋(で、ここへ移設したもの)とのことだった。現在のミッテルレギ小屋はアイガーの中腹にある。ユングフラウ鉄道から見えた小さな小屋がそれ。
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見飽きない景色。今回は本当に天気に恵まれた。山は晴れてないと意味が無い。
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遠くに赤い電車が見える。牛がぶら下げているカウベルの音が気持ちいい。
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イチオシ
ユングフラウとユングフラウ鉄道。左下の赤い看板が邪魔だが、それが無ければ結構うまく撮れた1枚。というか入らないようにダッシュしたんだけど間に合わなかった・・・登山鉄道と山というのは実にマッチする。
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先ほどの貯水池を見てほしい。ユングフラウが映っている。
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逆さマッターホルンならぬ逆さユングフラウ。
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イチオシ
牛と登山電車とユングフラウ。絵葉書のような風景。
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だいぶ下ってきた。本来は1時間半のコースだったが、写真を撮り過ぎて2時間以上かかってしまった。でも大満足。
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このコースは初めて歩いたけど、いつまでも歩いていたいと思わせるコースだった。赤い電車が本当に良く映える。
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イチオシ
クライネ・シャイデックに戻り、駅の反対側にある、新しくできたレストランでランチ。ここは斜面に張り出していて、駅の向こう側より三山がよく見える。このレストランは流行ると思う。
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ハンバーガー美味かった。こちらにもマックはあるけど、レストランで食べるハンバーガーはかなりうまい(けど高い!)
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だいぶ焼けた。
レストラン アイガーノルドバンド 地元の料理
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2日間滞在したクライネ・シャイデックから、ピラトゥス山へ移動。登山電車で山を下りる。名残惜しい・・・
クライネ シャイデック駅 駅
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8日目午後は、登山電車でグリンデルワルトへ降り、そこからバスでルツェルン近郊のピラトゥス山へ。
2時間ほどでピラトゥス鉄道の麓の駅に到着。写真の反対側は湖。ピラトゥス登山鉄道(PB) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ピラトゥス鉄道はケーブルカー。勾配は世界最大の48%(480パーミル)。観光客もとても多いし、スーツケース(や物資)を運ぶ貨物車も走っている。
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下を見下ろすとこんな感じ、といっても写真ではなかなか伝わらない。。。とにかくすごい勾配で、同行者さんたちと、「下りだったら恐ろしいね」などと話していた。
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30分弱で見えてきた頂上。あそこが今回最後となる4番目の山岳ホテル、「ホテル・ピラトゥス・クルム」。kulmはドイツ語で「高台」。
★(4travel登録待ち)★ -
右は、展望台を兼ねている山頂駅。ケーブルカー駅は写真の右外で、写っているワイヤーは、反対側へ降りるロープウェイ。明日はこちらから降りる。見えている一番大きな湖はルツェルン湖、その他にも肉眼では3つの湖が見える。スイスはきれいな湖が本当に多くて、どこも大小あれど観光地化されている。
ピラトゥス山は日本ではあまり有名ではないけど、それでもケーブルカーで上ってロープウェイで反対側へ降りる、といった周遊ルートができていて、周遊パスも完備されている。スイスは本当に観光大国、かつ、その観光が「完成」されている。 -
ここの標高は約2,000mほど。急斜面だけど、直下で牛が草を食べている。
ピラトゥス展望台 山・渓谷
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ホテルは展望台直結、というかホテルが展望台そのもの。
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山岳ホテルはここが最後だが、一番設備が整っていた。都市のホテルと何ら変わりがない。
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山頂のホテルの部屋の窓から下を見下ろす。すごい高地に建っていることが分かる。眺めも良かったが、この日の夕方からやや天気が崩れ始めた。
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レストランも本当に立派だった。
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9日目朝、ロープウェイでピラトゥス山を下ってバスでチューリッヒへ。楽しかった旅もこの日が実質最終日。
今日は少し雲が多いが、昨日までよく晴れてくれた。 -
登ってきた登山鉄道とは反対方向のロープウェイでピラトゥス山を下りる。このロープウェイは午後はとても混んで何時間も待つことがあるようだが、朝なので空いていた。
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途中で小さなゴンドラに乗り換えて、下の街に到着。
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バスで移動して、チューリッヒに到着。チューリッヒは湖畔の大都市。
チューリッヒ湖 滝・河川・湖
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湖から流れ出るリマト川。ずっと考えてるんだけど、湖畔の大都市って、チューリッヒとジュネーヴくらいしかなくないか?海と違って湖は潮の匂いが無いから快適そう。
リマト川 滝・河川・湖
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チューリッヒの一角。レストランや土産物屋が並んでいる。
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ソーセージとロスティのランチ。いかにもドイツ圏という感じだがポテトがロスティなのがスイスらしい。
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チューリッヒ工科大学。超名門でアインシュタインも学んだ。ノーベル賞も20人以上輩出している。北大はまだ一人だ。
チューリッヒ工科大学 散歩・街歩き
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大学の前はテラスになっていて、チューリッヒの街がよく見えるポイント。
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リマト川。チューリッヒの中心を流れている。
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フラウミュンスター教会。
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その内部。
フラウミュンスター聖母聖堂 寺院・教会
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この教会はステンドグラスが特徴的。
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川向うの尖塔が2本立っているのがグロスミュンスター教会。フラウミュンスター教会の川を挟んで対面にある。
グロスミュンスター大聖堂 寺院・教会
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リマト川には幅広の橋(というか人工路盤)が張り出してあって駐車場や店舗が立っている。
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川と湖の街。さすが所得の高いスイス、街も東京よりもゴミも少なくきれいである。浮浪者もほとんど見かけない。
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トラムも走っている。
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スイス最後の夜は、今回の旅行会社・ワールド航空サービスさんご推薦のレストラン。
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デザートのさらにはなんとチョコで描いた絵と日本語のあいさつが!!しかも、同行者9人とも、違う絵・違うセリフが描いてあって、一同大感激となりました。
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シェフにお礼。これこそ国際交流。
帰国日入れて11日間のスイスの旅、無事に終了となりました。
スイスの観光は、完成度が非常に高いです。これは最初の訪問の時も思いました。観光地はどこも周遊コースが確立されていて、しかも複数選べる。フリーパスのようなものも用意されている。観光コースは、単なる往復だと面白さに欠けますからね。
足元や展望台はよく整備されていて、レストラン、土産物屋、トイレも完備。またスイスの特徴として、ハイキングコースがレベルに合わせて何コースも設定されている。標識も分かりやすい。
それだけではないです。観光地以外も、たぶん、住宅の外見の規制があって、いわゆる「スイスらしい」住宅が多く、それが美観の形成に役に立っている。牧草地はよく刈り込まれていて、放置されたような荒れ地がほとんど見当たらない。国家を上げて、観光国を作り出しているといった印象です(もっとも、地元民にとってそれで暮らしやすいかは別問題)。都市でも、道は日本と変わらないくらい奇麗で、ホームレスは見当たりません。物乞いは一人だけ見ました。たぶん、スイスでは高度専門的な仕事が多いので、貧しい人が入ってきにくいのだと思います。スイスには金持ちと大金持ちしかいない、といわれるゆえんです。
日本人は特にスイスが好きだ、と言われますが、その理由がよく分かります。もっとも、他のアジア人観光客はあまり見かけませんでした。韓国くらい?中国ではスイスは流行ってないのかもしれません。台湾人はいました。インド系もときどき見かけましたが、移民かもしれません(ヨーロッパにいるインド系の移民は個人的には裕福な印象)。もちろん、多かったのは白人(欧州系とアメリカは私には区別できない)です。スイスに地続きで行けるってなったらそりゃ行くよね。そう思わせます。
難点は、とにかく物価が高い。レストランだと日本の3倍はします。うっかりするとランチで5,000円超えます。スイスの消費税は日本より安いそうなので実際の物価が高いのだと思います。スイス人の収入はそれだけ高いので、逆に言えば、スイス人が日本に来たら天国でしょうね。
22年前は妻とその母、私の母の4人で旅行したのに、妻とその母はすでに鬼籍に入り、私の母も老いて海外旅行はもう困難。私だけが残された2回目のスイス旅行。当時の思い出とともに旅をしましたが、時は経っても、マッターホルンやユングフラウは何も変わらない。あの時と同じように、心から楽しい、いつまでもこの国を旅していたい、と思わせる国・スイスを旅することができました。
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