25年夏　鹿児島　薩摩伝承館へ行きました。

2025/07/15 - 2025/07/15

薩摩伝承館は指宿にあります高級ホテル白水館に併設されている美術館です。
個人の蒐集した約3.000店のコレクションから金襴手薩摩焼を中心とした絵画などが展示されています。
ホテルに併設されている施設とは思えない豪華な内容です。
施設に足を踏み入れると思わずたじろぐほどの見事さに圧倒されました。
2階フロアーは残念ながら撮影禁止でした。
https://youtu.be/wt9t5Tep_Os

エリア 指宿(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

湖畔に受け部宮殿です。

ホテル敷地内に併設されているとは思えません。

右の建物がレセプションになります。
中央が展示室です。

レセプションから展示室へ向かいます。

池の上の橋を渡ります。

展示室入り口です。

維新の間の入り口です。

維新の間です。

京薩摩です。
色絵金襴手亀甲花鳥丸文散大壺

白薩摩。
色絵金襴手牡丹図花瓶

金襴の間です。
1867年のパリ万国博覧会をきっかけに人気に火が付きました。
薩摩金襴手は西欧の美意識に応じた焼き物となりました。

背景は、一万枚の金箔の壁、腰壁の陶板は十五代沈壽官氏の作です。

あまり多く御作品が並び目がくらみそうな荘厳さです。

12代沈壽官は1873年のウィーン万博博覧会に出品した大花瓶が進歩賞を受賞して西欧での薩摩金襴手の人気を決定づけました。

横浜薩摩
横浜は、江戸時代末期に国際貿易港として開港して以来、陶磁器貿易の集散地として発展を遂げました。また、素地生産んと絵付加工の分業が確立されるにいたって絵付師が集まるようになりました。

『十字の間』です。

金襴手薩摩焼は、室内装飾として大型化する一方で、
多様な形と繊細な絵模様が施された小型の作品も作られました。

小物も美しいです。

花鳥人物芝山象嵌箪笥（19世紀）
芝山象嵌（ぞうがん）とは下総（千葉県）芝山の大野木専蔵が江戸時代後期に考案しました。箪笥は象牙と螺鈿を使い分けて、白鷺、鶉（うずら）、
鴛鴦（おしどり）、雁、鶏などの鳥や花々とともに、雁をする鷹匠と唐子の人物像も描かれています。

人物図獅子乗大飾壺（一対）（薩摩19世紀後半）
西欧の人々の東洋趣味を反映して片面が日本の武人、もう片面が唐子という和漢の人物図となっています。

美しい対の壺です。

色絵金襴手人物図筒形花瓶です。

色絵金襴手唐人図獅子乗香炉？

武人図大花瓶です。

休憩スペースもあります。

おおきな壺です。

維新の間です。

維新の間です。

横の装飾が素晴らしいです。

2階には「薩摩の間」「民釜の間」がありますが撮影禁止となっています。

本館？から橋を渡り浮御堂はミュージアムショップとカフェスペースです。
セルフながら入場時にもらえるカフェチケットが使えます。

贅沢な空間です。

伝承館を後にします。