2025 7月 18きっぷ 福島宮城山形(5)

2025/07/29 - 2025/07/29

2025年 7月27日(日)～31日(木)　青春18きっぷ鉄道ひとり旅５日間
●３日目 その1【 奥羽本線 】
●新庄＝舟形＝新庄＝真室山＝院内＝横手＝横堀＝新庄＝
●４月につづいてまた東北へ、点在する未乗区間をまわります。人ごみは苦手、お祭りで騒がしくなる前にGO。酷暑かつ往復在来線利用で少々きつかった。
●東海道線・上野東京ライン・烏山線・宇都宮線・東北本線・阿武隈急行・陸羽東線・奥羽本線・山交バス・山形鉄道フラワー長井線・福島交通飯坂温泉線・水郡線・身延線などに乗車。

①大阪＝米原＝大垣＝豊橋＝浜松＝静岡＝熱海＝古河＝宇都宮＝宝積寺＝烏山＝宇都宮 泊
②宇都宮＝宝積寺＝黒磯＝新白河＝白河＝郡山＝福島＝槻木＝仙台＝岩切＝利府＝岩切＝小牛田＝古川＝鳴子温泉＝新庄 泊
③新庄＝真室山＝院内＝横手＝横堀＝新庄＝天童＝荒砥＝赤湯＝米沢＝福島 泊
④福島＝峠＝福島＝桜水＝飯坂温泉＝福島＝郡山＝上菅谷＝常陸太田＝上菅谷＝水戸 泊　
※カムチャツカ大地震津波警報発令の運行見合わせで断念した当初予定ルート(＝郡山＝いわき＝日立＝勝田＝那珂湊＝勝田＝水戸)
⑤水戸＝品川＝熱海＝富士＝身延＝富士＝浜松＝豊橋＝金山＝米原＝大阪

エリア 新庄(山形)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

新庄横手間だけが未乗のままの奥羽本線、この機会にぜひ。

新庄から横手へ行ってトンボ返り…の予定でしたが、近隣にある魅力的な駅に立ち寄ることにしました。

３日目 その1 7月29日(火)
05:18「ニューグランドホテル新庄市」の客室から。外壁工事が惜しいですが、きっと素晴らしい眺めなのでしょう。

05:45、チェックアウトし新庄駅へ。07:48発の横堀行きで横手に向かうはずでしたが、もっと早く行動すれば、舟形駅・真室川駅も見に行けることが、昨夜わかりました。

ニューグランドホテル 宿・ホテル

もう何度も訪れている新庄駅です。

新庄駅 駅

横手とは逆方向ですが、まず06:24発の山形行きに乗ります。

ひと駅乗って、舟形駅で降ります。

舟形駅は、この女神土偶が出土した遺跡の最寄りと昨晩知りまして(笑)、
戻りの電車も調べてこの日の全体予定に差し障りなし、だったので行ってみることに。

特異なＨ型ホームの新庄駅。画面左の山形方面と右の横手方面とが分断されています。山形新幹線開業でレール幅が異なり乗り入れ不可能になったため。

秋田県の横手駅方面は、横堀駅で乗り継ぐとよく、逆向きでは院内駅で乗り継ぐとよいようです。跨線橋渡らずに済むということでしょうか。

さてこの電車でスタートです。06:24発山形行き。ひと駅しか乗らないけど。

06:30、舟形駅。最上郡舟形町。途中にあった南新庄駅は陸羽東線だけの駅。

乗降者はわたしひとりだった。ちょうど30分後に新庄へ戻る電車が来ます。

改札口はなく、自由に出入りできるみたい。

おお、これこれ。「国宝土偶 縄文女神」とあります。日本最大高さ45cmとも。

駅舎は地域の施設として利用されているみたいです。

舟形駅 駅

駅前の様子。

元駅舎内の様子。窓口跡。

待合室として開放されています、冷房がうれしい。

真ん中に女神土偶がどんと立ってます。本物は45cmということなので等身大ではない。

まだ開いてなかったけれど、売店やカフェもありました。

ホーム端から見た様子。

新庄方面の遠望。最上川の支流小国川に架かっています。

この07:00発の新庄行きで反転です。

07:07、新庄駅到着。新幹線も走るので標準軌のレール。

反対側の狭軌のレール。

新庄駅 駅

07:13発の真室川行きに乗りました。電化区間なのになぜ気動車？…と思いつつ後日知る。新庄院内間は豪雨運休の後は非電化で運行再開。気動車運用で架線等の維持費軽減を図ります。ゆえに電車に戻ることはないでしょう。

左：陸羽西線…不通のまま。右：奥羽本線…横手秋田方面。

田園風景。

07:24、羽前豊里駅。最上郡鮭川村。

07:30、終点真室川駅。最上郡真室川町。立派な駅舎ですよ♪

横手に向かうには、新庄で１本後のに乗ればよかったのですが、ひと足先にこっちに来ておいた、という感じです。

この駅舎のこと、前日まで知らなかったので、来れてよけいうれしかったです。

真室川駅 駅

地域の物品販売所にもなっています。もう営業していました。

待合室、奥にはＷＣも。この中学生たちは、やって来たスクールバスに乗って行きました。

彼らがいなくなると再び静けさが。

木造ではなく木造ふうにこしらえている…んじゃないかな。でもとても美しい。

文庫も設けられていました。

建物を通らなくても直接ホームへ行けます。08:05

でっかい地域の紹介地図あり。これわかりやすい良い地図ですね。ペーパーで欲しい。この後、08:05発の横堀行きに乗りました。

西側の車窓に見えたお山、きっと鳥海山です。真夏なのに残雪あり。すごいなぁ～、富士山が黒富士だったのに。

08:13、前方に険しい山、どこの駅だったかな。

材木置き場。林業がまだ盛ん？

08:27、及位駅。最上郡真室川町。難読駅名ですな。

ここは山形県最後の駅。

08:32、大きな鉄橋を渡りました。この辺りが県境のはずです。

08:38、院内駅で下車。秋田県湯沢市。終点横堀まで乗らなかったのは駅舎したかったから。ドイツ人鉱山技師宿舎だった建物が駅舎に。今は「院内銀山」の資料館になっています。

院内駅 駅

駅の部分は端っこだけみたいです。

駅前の様子。

駅ナカの様子。

院内で降りても横堀で降りても、乗り継ぎは数分しかないのは同じ。もし乗り過ごしたらえらいことになります。08:43院内始発の秋田行きに乗りました。

ひとつ進んで横堀駅。さっきの電車の終点。ややこしいですね、終点で乗り継ぐか始発で乗り継ぐかの違いだけ。

酷暑、ゆえにいいお天気。

09:00、湯沢駅。湯沢市。大きな駅。

09:16、柳田駅。横手のひとつ手前。横手ではたった2分で折り返しの院内行きにとび乗らないといけません。もし失敗したらえらいことになります。だからここで降りてしまおうかとも考えていました。

09:21、横手駅到着。遅れが出てなかったので横手まで乗りました。

横手駅 駅

で、09:23発の院内行きに乗車。ラッキーなことにちょうど隣りにいたので、とてもらくちんの乗り継ぎでした。

09:26、柳田駅。横手市。

塗装していないのか、まさかそんなことは。とにかく赤い鉄骨がけっこう美しかった。

09:30、醍醐駅。横手市。

さっきは見えていた鳥海山、もう顔を隠していました。

09:43、湯沢駅。

真っ赤な祠が…。きれいですね。

09:55、横堀駅。ここで降ります。駅の見学へ。

がらんとした駅舎内。

お祭りの踊りの人形が飾られていました。

駅舎の外観。

横堀駅 駅

跨線橋の向こうに待っていた10:03当駅始発の新庄行き。

10:06、院内駅。さっきのに乗っていた人が乗って来ました。やはり始発で乗る方が気持ちいい。

県境の鉄橋を渡り、

ふたたび及位駅。

ふたたび真室川駅。

新庄駅の立派な木造車庫が見えてきました。

その２につづく・・・