2025/07/02 - 2025/07/02
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放浪ラォレンさん
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この旅行記のスケジュール
2025/07/02
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飛行機での移動
岡山桃太郎空港(出発 10:30) → 仁川国際空港(到着 12:00) ※大韓航空
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飛行機での移動
仁川国際空港(出発 16:05) → チンギス・ハン国際空港(到着 18:45) ※モンゴル航空
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車での移動
UB タクシーで約2時間弱 ※ウランバートル中心部は渋滞
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Nomado Boutique Hotel
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この旅行記スケジュールを元に
かつて、ユーラシア大陸の東西に広がる広大な領土を支配した大帝国がありました。その名は、誰もがよく知っている「モンゴル帝国」です。
モンゴル高原では、12世紀末までは遊牧民が小さな部族連合を形成して抗争していました。しかし、モンゴル部族のテムジンが登場して、1206年にクリルタイ(大集会)でモンゴル高原の全遊牧部族のハン(君主)に推され、チンギス・ハンとなりました。
このチンギス・ハンの時代から、孫のフビライがハンになる半世紀余りの間に、その領土は、現在の中国、ロシア、中東、東ヨーロッパの一部を含む広範囲に及びました。
そのモンゴル帝国の最初の首都がカラコルム(ハラホリン)で、政治・文化の中心地として繁栄を極めました。また、西洋人宣教師であるカルピニやルブラックは派遣されてこの地を訪れました(マルコ・ポーロも通った可能性あり)。
このロマン溢れる古都を岡山からソウル経由で、4泊5日の準弾丸旅行で訪れる計画を立てました。ウランバートルに到着してからは、1泊2日の英語オプショナルツアー(旅行会社「Get Your Guide」に予約)に参加して、360km離れたカラコルムに行きました。どこまでも青々とした草原が続く景色も堪能することができました。
また、4日目はウランバートルの市内観光をしました。翌日に天皇陛下夫妻のモンゴル訪問を控えて、歓迎ムードが感じられました。
旅行の主な日程は次の通りになりました。訪問記は4回に分けて紹介し、今回は①の記事になります。
なお、細かい日程、訪問地は、一緒に載せているスケジュール表でご確認ください。 1トゥグルグ=約0.04円、1ドル=148円の為替レートでした。
① 1日目(岡山~ウランバートル)
・仁川国際空港(乗り継ぎ)
・チンギス・ハン国際空港
② 2日目(ウランバートル~カラコルム)
・カラコルム博物館
・エルデネ・ゾー寺院
③ 3日目(カラコルム~ウランバートル)
・亀石
・Great Imperial Map Monument
・エルセン・タサルカイでのラクダ乗り
④ 4·5日目(ウランバートル市内)
・ガンデン寺
・チンギス・ハン(スフバートル)広場
・チンギス・ハン国立博物館
・仁川国際空港(乗り継ぎ)
1日目は岡山桃太郎空港からウランバートルの宿泊先ホテル迄への移動になっています。仁川国際空港での乗り継ぎ、そしてチンギス・ハン国際空港から、近年、交通渋滞が酷いウランバートル市内のホテルへの移動等がスムーズに行くかどうかが少し心配でした。
何しろ忙しい準弾丸旅行でモンゴルは初めての地なので、何かのトラブルが発生すると、全ての旅行計画が大幅に狂ってしまいかねません。しかし、この緊張感が、旅行を冒険的なものに感じるのかしれません。
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私の地元、岡山県にある岡山桃太郎空港が、今度の旅行の出発点になります。
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今までは海外に行く時は、関西国際空港を利用していました。岡山桃太郎空港は海外への便数は少ないですが、搭乗手続きは混み合っていないので、非常にスムーズです。これからは関西国際空港までの移動費用、時間を考えると、岡山空港を利用して一度、ソウルや上海、台北等に出て、そこから乗り継ぐ計画も増やしたいと思いました!
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10:40に離陸を始めました。できるものなら、飛行機は窓側の席がいいですね。
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機内食が出ました。飛行機が豪華な乗り物であった何十年前までの機内食とは異なり、コンビニ弁当のような感じに変わりましたが、それでも私にとって機内食は楽しみです。
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12:00前に仁川国際空港の第2ターミナルに到着しました。
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ウランバートル便への乗り継ぎの為には、第1ターミナルに移動しなければなりません。「Transfer」の標示に従って進みます。
なお、スマホはワイモバイルのローミング(海外あんしん定額のプラン)をここから開始しました。1日に980円ですが、韓国とモンゴルのどちらでも使え期間も短いので、最近はsimカードの入れ替えはしません。 -
電光掲示板を見ると、ウランバートル便は16:05発で第1ターミナルの43番ゲートとなっていました。
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仁川国際空港ではターミナル間の乗り継ぎ移動には、地下1階のシャトルトレイン(5分間隔で運行)を利用しなければなりません。但し、ターミナル間を直通で走っていくのでなく、間にある搭乗棟(コンコース)で乗り換えしなければなりません。
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シャトルトレインは一度乗車すると、戻ることはできません。その為か、搭乗棟に入る時は、改札口のような所でパスポートをスキャンして、次の航空便のナンバーを打ち込まなければなりませんでした。
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搭乗棟で、第1ターミナル行きのシャトルトレインに乗り換えしました。
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第1ターミナルに着きました。ここの地図で、搭乗ゲートの場所を確認しました。
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2階の保安検査場に着きました。
これまで、香港やシンガポール、バンコクのような大きな空港での乗り継ぎに慣れていなかった私は、戸惑ったことが何回かありました。それは乗り継ぎカウンターは何処にあるか、自分で探さなければならないからです。乗り継ぎカウンター(Transfer Desk)の位置が保安検査する前にあったり、検査した後にあったりと色々です。 -
「JEJU air」の場合は、乗り継ぎカウンターは保安検査場の前(検査する前)にありましたが、他の航空会社の大部分は、検査が終わった後の3階、4階にあるようです。
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標示に従って、Transfer Deskに向かいました。
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しかし、ここにはモンゴル航空会社の乗り継ぎカウンターはありませんでした。他の航空会社のスタッフに尋ねると、モンゴル航空は搭乗ゲートに乗り継ぎカウンターを設置しているとのことでした。そう言えば、シンガポール国際空港でもそういうことがありました。旅慣れていない人には、少し、戸惑ってしまうんではないかと思いました。
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43番搭乗ゲートの横に、乗り継ぎカウンターはありました。多分、乗り継ぎ客は殆んどいないから、出発前に一時的にカウンターを設置しているのでしょう。その証拠に、出発30分前に、乗り継ぎ客5人程が、放送でゲートに呼び出されて、既に搭乗券を受け取ったかどうかの確認をしました。
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16:30頃に、いよいよ、ウランバートルに向けて出発です。
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機内食も出ました。鶏肉か牛肉の選択ができました。
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珍しいことに、デザートとして、韓国製アイスが配られました。
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乾燥地帯の上を飛行しているようです。日本とウランバートルの時差は1時間です。到着は近いようです。
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草原も広がって来ました。
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ウランバートル郊外の農園のようなものも見えて来ました。
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現地時間で19:30頃の到着でした。緯度が高いので、7月の季節では、この時間帯はまだ明るいです。
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税関検査が終わり、外に出ると、多くの出迎えの人が待っていました。
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大きい空港ではないので、迷うことはありません。税関検査を終えて外に出ると左側にコーヒー店があります。
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右側にインフォメーション・センターがあります。その更に右側に両替所がありました。
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真正面には、バスチケットや駐車支払い、荷物預かりのカウンター、そして一番右端にタクシー受付があります。このバスチケットは、確認はしていませんが、多分、「ubus(乗合バン)」ではないかと推測します。
空港からスフバートル広場への公共バスの運行が、今年の5月6日から大人1万5000トゥグルグ(約600円)で始まったという情報もネット記事に載っていました。
しかし、いずれにせよ、慣れない地で、この時間帯、そして激しい交通渋滞を考えると、私にはバスの選択は考えられません! -
それで、一番右側にあるタクシー受付でタクシーの手配をお願いしました。
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カウンターの上にはこのような表示板があります。
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これは頂いた名刺ですが、オフィシャル タクシーに30ドルでカード支払いをしました。
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これは2階にある出国ラウンジから見た、1階の待合所の様子です。
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扉を開けて、空港の外に出ます。
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すると、車が並んでいます。黄色い車がオフィシャルタクシーです。なお、ウランバートルには、正規のタクシーと白タクが混在しており、白タクはメーターがなく、料金は交渉制らしいです。多くのタクシーは白タクとのことです。
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空港と市内の間は3車線で、ドライブは快適です。ウランバートルとカラコルムの間の道路は1車線で、交通量も多く、追い越しが頻繁にあるので怖かったです。
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この周辺は青々とした草原というわけではありませんが、それでも見渡す限り草原が続いています。
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中心部に近づくと、酷い交通渋滞が始まります。追い越しはありますが、発展途上国の大都市のように、クラクションが鳴り響くというわけではありませんでした。
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市内近郊を流れるトール川です。川幅も狭く水量も僅かですから、どのようにして、人口が急増しているウランバートルの水供給をしているのか、想像がつきません。
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ますます、渋滞が酷くなりました。信号機も殆んど設置されていません。パトカーのサイレンの音が聞こえましたが、どのように運行しているのでしょうか?
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工場のようなものはあまり見当たりませんが、ここでは煙が立ち上っています。
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トール川の支流です。水質汚染はかなり、進んでいる感じです。
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次々に高層建築物が建てられていますが、資材や水はどのように調達しているのでしょうか?
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中心部に近づくと、高い建物が増えてきました。
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21:00頃に、本日と明々後日に泊まる「ノマド ブティック ホテル」に到着しました。
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明日のカラコルム出発は朝の8:50予定なので、直ぐにチェックイン手続きをしました。今日の部屋はホテルの割引日なので、宿泊料金は約6千円(通常は1万円)で、部屋はこのようになっています。
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2階のラウンジでは、若いモンゴル人女性のグループが談笑に盛り上がっていました。
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取り敢えずは、夕食の為に、カルボナーラとビールを注文して一日を終わりました。さあ、明日に向けて、ゆっくり休みましょう!
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旅行記グループ
2025/07 モンゴル帝国の古都(カラコルム)を訪問
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