2025夏の青森　どこかにマイルで三沢へ　その2は佐井のウニと仏ヶ浦

2025/06/26 - 2025/06/27

2回めのどこかにマイル。
6月はタイに行くつもり満々だったのに、脊柱管狭窄症のせいで断念。
夏休みに海外に行けないのならどこでもいいやーと、どこかにマイル。
ホントは娘と息子の結婚が重なって、旅行費に余裕がないから。

行き先が三沢に決まったら、恐山・仏ヶ浦・奥入瀬渓流・館鼻岸壁朝市・蕪島神社と行きたい場所が次々と出てきちゃった。
夫の希望のはずが、意外に楽しめそうな予感。

その2は、大間崎・佐井村の民宿・仏ヶ浦の旅行記です。
恐山から向かったのは、本州最北端の大間崎。
佐井村に着いたら仏ヶ浦展望台に行くつもりが、大雨で断念。
民宿でウニを堪能した翌日に、遊覧船で仏ヶ浦に行きました。

エリア 下北半島(青森)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

恐山を出て、山道から海沿いの道を進みます。
また下北半島に来られたら泊まりたいと思っている、下風呂温泉を通過。

大間崎に到着、マグロ丼の店に囲まれている場所が駐車場。

大間崎 自然・景勝地

途中、多くの「交通監視所」で工事車両マナーチェック中・・って何？

ここが本州の最北端なのね～
1月の伊豆半島・2月の大隅半島・3月の男鹿半島、6月は下北半島の先端に来た♪

大間崎 自然・景勝地

どの先っちょも、風がめちゃ強いのは想定内。
そのうえ曇っていて海もその向こうも灰色なのは、仕方ないけど残念。

レストハウスの顔はめパネル、日付を入れる人がもういないのね。

大間崎レストハウス 展望施設 名所・史跡

天気が良ければ、海の向こうに見える北海道。
午後は雨の予報、まだ降っていないだけマシか。

工事車両マナーチェック、原発建設の車両のチェックらしい。

大間崎レストハウス 展望施設 名所・史跡

大間のマグロだけでなく、大間の原発があるとは知らなかった。

大間町と佐井村を走行中、多く見かけた北限のサル。
子ザルがかわいくて車を止めてスマホを向けると、すぐ逃げちゃう。

佐井村の道中、あちこちに置かれていた罠。

何の罠なのか、宿のおかみさんに聞こうと思っていたのに忘れた！
大きさからしてクマではないような、イノシシ？まさかのサル？

佐井での宿は、福寿荘。

いつも利用しているじゃらんには、佐井村の宿が1軒も見当たらず。
佐井村観光協会のHPに載っている民宿に、直接TELで予約。

福浦漁港近くで、ゆづき荘やなみえ荘はご近所。

6畳の和室にはテレビ・フェイスタオル・wi-fiがあり、冷蔵庫・バスタオルはなし。
以前は必要なかったエアコン、数年前に取り付けたそう。

朝晩は涼しいというより寒いくらいなのに、温暖化で青森も暑くなっているのね。

部屋着は浴衣で、女性用の浴衣が華やかでカワイイ♪
バス・トイレ・洗面所は共同、トイレが男女で分かれていて安心。

電話で予約したときに宿泊料金が8470円と聞いて、ウニは別料金かと。
料金UPでもいいからウニをお願いしますと伝えたら、ちゃんとありますよと。

夕食の山盛り殻付きウニに大興奮の私、アワビとサザエの刺身を喜ぶ夫。

トゲが動いているウニ、2年前の紀北以来でウマい。

山盛りウニだけでなく、ウニ丼まで♪
海産物尽くしの膳、ホタテのバター焼きもウレシイ。

3日め。

夜中の土砂降りの雨は、やっと上がったみたいでヨカッタ。
朝食のおかずは9品、デザートはヨーグルト。

仏ヶ浦は、宿からわりと近く。
前日に展望台に行くつもりだったのに、大雨になって行けず。

願掛岩を通り越して・・

願掛岩 自然・景勝地

また、大間方面へ。

雨は上がっても、晴れているとはいえない天気。
美しく見えない海の仏ヶ浦か・・と迷いつつ、次がないかもとアルサスへ。

天気が心配で予約しなかった観光船、当日チケット購入OKで往復3000円。

ただ、波が高くて上陸ができないかもしれないとのこと。
上陸できなかったら海上遊覧・・って、船酔い必至で想像もしたくない。

佐井～仏ヶ浦遊覧船(仏ヶ浦海上観光(株)) 乗り物

10時半の出航までの待ち時間に、館内を散策。

アルサスの食事処、生ウニ丼が本日限定で2800円！
大間のマグロ丼は1800円！

津軽海峡文化館 アルサス 名所・史跡

前日の昼食、ここで食べるべきだった！

2階の海峡ミュウジアム、入場は無料。
江戸時代の蝦夷錦や青玉が展示してある、本州最北の博物館。

海峡ミュウジアム 美術館・博物館

仏ヶ浦遊覧船、想像より小さくて揺れると確信。
予約者優先で乗船できるとのクチコミは古かったのか並んだ順に乗船、ほぼ満席。

外の景色を楽しむなら、進行方向に向かって左の席がオススメと聞いたから・・

佐井～仏ヶ浦遊覧船(仏ヶ浦海上観光(株)) 乗り物

左側の席をゲットしたのに、窓に打ち付ける波で願掛岩は微かに見えただけ。

スピードを出した船は爆音、そして揺れる揺れる。
観光案内や歌の船内放送も、半分くらいしか聞き取れない。

佐井～仏ヶ浦遊覧船(仏ヶ浦海上観光(株)) 乗り物

上陸できますようにとの祈りが通じたのか、無事接岸。
目の前に、トッキントキン（名古屋弁）の岩がいくつも。

出口横の席にいた私たちは、一番に下船。

佐井～仏ヶ浦遊覧船(仏ヶ浦海上観光(株)) 乗り物

それがたまたまラッキーだったと気づいたのは、歩き始めてから。
雨上がりのせいか、靄がかかっている空。

仏教にちなんだ名前が付けられた断崖や岩が、仏ヶ浦の名の由来。

仏ヶ浦 自然・景勝地

仏ヶ浦での滞在時間は30分。

桟橋から伸びる遊歩道。
左に行くとお手洗い。

仏ヶ浦 自然・景勝地

私たちの前には誰も歩いていない。
ってことは、人が写り込まない写真が撮れる♪

天龍岩に・・

仏ヶ浦 自然・景勝地

如来の首。

似たような岩、ちょっと前に台湾で見たような・・
野柳のクイーンズヘッド！

仏ヶ浦 自然・景勝地

あと名前がわかったのは、蓬莱山。
彫刻刀で彫ったような、切れ込みがすごい。

ひとつひとつが巨大で離れているから、移動と見るのに時間がかかるし・・

仏ヶ浦 自然・景勝地

場所によっては、人が集って渋滞。

民宿から仏ヶ浦展望台が近かったから、雨天でなければ上からも見たかった！
元気な体なら、歩いて来てみたかった！

仏ヶ浦 自然・景勝地

クマが怖いから歩くのはダメと、夫は反対していたけど。
それは言い訳で、坂道が嫌なんだとわかっている私。

巨岩の他にあるのは、神社や・・

仏ヶ浦 自然・景勝地

祠に歌碑。

足元がぬかるんでいるし、細い板の上を歩いたりするからスニーカー必須。
日影がないから、晴れた日は日焼け対策も！

仏ヶ浦 自然・景勝地

植物が根付きにくい凝灰岩。
そんな中で唯一咲いていた、オレンジの百合の花。

そろそろ遊覧船に戻らなきゃ。

仏ヶ浦 自然・景勝地

晴天なら、海も仏ヶ浦ももっとキレイに見えたはず。
でも、ぼんやりした雰囲気も悪くなかったような。

また30分揺られてアルサスに戻り、八戸に向かいます。

仏ヶ浦 自然・景勝地