小笠原 女一人旅⑤

2025/06/06 - 2025/06/11

小笠原最終日！

父島出港は15時なのでギリギリまでツアーに参加します。

竹ネイチャーアカデミーで予約した南島上陸半日ツアー。

泳ぎたい人はシュノーケルととフィンをレンタル。
ガッツリ泳ぐ感じではないらしく、最終日でシャワーを浴びたりするのは面倒かな？と思って泳ぎはなしで予約しました。

でもイルカを見つけたらドルフィンスイム出来るとのことで、前回スマホの件で気が気じゃなかった事もあり・・もう一度イルカに集中したい！と思ってツアー直前に泳ぎ希望へ変更。

エリア 南島(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

8:30に青灯台に集合し、船に乗船。
参加者が多いので2隻に分かれました。私が乗った船は全員泳ぎ希望。

南島に向かうためにはすごく波が高いところを通らないといけなくて、船が上下にボッコンボッコン揺れる！

私を含めて全員楽しんでる感じで大丈夫そうだったけど、ジェットコースター系が苦手な人とか船酔いする人もいそう。

上陸ポイントの鮫池に入るすごく狭い岩の間を急旋回して一気に入ります。
これがタイミングを見計らってギュイーンって行くのがかっこよかった。

鮫池 名所・史跡

船が何隻かいるので順番に船をつけて上陸。
上陸するところも崖みたいなところなのでちょっと怖かった。

あの狭いポイントを船で入れたのすごい。
海が凪ぎいてないと入れないのでお天気が良くてよかった。

ここにカツオドリの巣がありました。

少し歩いて扇池に到着。

この景色最高です。

扇池 名所・史跡

この浅瀬で少しシュノーケリング。

魚はそんなにいないけど小さな鮫がいました。
直射日光がすごいのでここで少し涼めた。

絶滅してしまった小笠原固有種のカタツムリ、ヒロベソカタマイマイの半化石。

いっぱいあるからまだ生きているのかと思ったらもう何百年も前（もっと？）に絶滅しているそう。よくこんなに残ってるな～と感心。

これに限らず南島の植物などは持って帰っちゃダメです。

崖のような斜面を登って上からの景色。

この斜面がゴツゴツした岩なので危ない。。
出来れば足全体を覆っているマリンブーツとか軍手があったほうがよさそう。

反対側には父島が見えます。

南島を後にして沖の方へ。ハートロックがきれいに見えた！

船でしか来れないジニービーチ。

海の色がきれいすぎる・・。

本当に天気がいい日は影がなく、船が浮いているように見えるらしい。

残念ながらこのツアーではイルカには会えなかったけど、二見港すぐ近くのポイントで少しだけシュノーケリングさせてくれました。

今回はスマホ防水ケースの使い方をマスターしたので撮影成功！
白いサンゴ礁が一面に広がっていてきれいだった～。

ツアー終了後、宿に戻りシャワーを浴びて休憩。
宿泊したなぎ屋さんはチェックアウトが14時なのでギリギリまで滞在できてとても助かりました！

港は近いけど車で送ってくれて女将さんとお別れ後、おがさわら丸に乗船。
小笠原名物のお見送り儀式が見たくて乗船後すぐに場所確保のためデッキへ。

ここから出港まで1時間近く立って待ってたw
めっちゃ暑くてしんどかった～

二見港船客待合所 乗り物

和太鼓のパフォーマンスなどもあって定刻通り15時に出港。

各ツアー会社の船が並走し、スタッフさんたちが海に飛び込みます。
ちょうど隣にガイドさんが乗っていて「今から飛び込みますよ！」とか「あの船はどこどこのツアー会社で逆立ちしてから飛び込みますよ～」とか説明を聞けたのがよかった。

どんどん父島が見えなくなって「あー・・もう旅も終わりなんだな。。」とセンチメンタルな気分に。

夜ご飯は島のお弁当屋さんアイランド・デリで買ったお弁当。美味しかった。
ツアーで疲れたのもあって結構早く寝た気がする。

翌朝にデッキに出てみると海の色が小笠原のボニンブルーではなくなっていたし、島鳥もいなくなっていた。

お昼ごろには東京湾に入り、房総半島が見え始めると電波が入るように。
そうすると皆スマホにくぎ付けになっていて現実に帰ってきたんだな・・と実感。

インターネットが使えない時間も貴重でいい時間だったな。

定刻通り15時に竹芝に到着。
小笠原は毎日あんなに晴れていたのにこちらは本降りの雨。
走って浜松町駅に向かって小笠原への旅は終了。

ちなみに内地に戻った後も船に乗っている感覚が抜けず、1週間くらいずっと揺れている感じが抜けなかった。。

24時間の船旅は遠いけど、この遠さがいい小笠原。
天気も良くて最高の旅でした。