アオラキ/マウントクック国立公園周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
5時30分、葉加瀬太郎のAnother sky(目覚まし)で叩き起こされる。<br /><br />この日は9時45分からのツアーゆえ、もう1時間くらい寝られるんだが、サンライズクックを見るためには早起きせねばと。<br />もし目が覚めて曇ってたら二度寝しよーと思ってたが、なんと雲ひとつないド快晴!!<br />こりゃぁ老体に鞭打たねばと叩き起きてバルコニーでサンライズ待ち。<br />だがしかし敵は雲にあらず。<br />気まぐれな朝靄がクックを隠したり出現させたりとなかなかドSな攻撃を仕掛けてくる。<br />あっちに行けとばかりに朝靄をフーフー吹き飛ばそうと思ったが、それではのび太と同じ行動になってしまうので思い留まり、じっと朝靄が去るのを待つ。<br /><br />するとサンライズ時間からちょっとして突然朝靄が晴れてきた!!<br />っと思ったらまた靄がかかった、この繰り返し。<br />ベストタイミングを図るべく、部屋待機で靄が晴れたらバルコニーに出る。<br />結果、そこそこ良い感じの写真を収めることができたと思う。<br />マウンテンビュールームで良かったわ。<br /><br />ある程度太陽が昇り切ったら朝メシへ。<br />昨晩と同じブッフェスタイルの朝メシ。しかしやはり格が違う。<br />さすがにラムステーキはなかったが、豆カレーが美味かった。<br />そして案の定食い過ぎた。<br /><br />チェックアウトも済ませ、いよいよタスマン氷河ツアーへ。<br />ハーミテージが主催してるのか、送迎バスはホテル発。バスというよりトラックの後ろにバスの荷台が繋がってるような車に乗って30分弱で到着。<br />ホテルから向かって山の反対側にある氷河湖でボートクルーズ。<br />このエリアの氷河は写真で見てたら黒い部分が多いので、どうかなーと思ったが、実際近くで見てみるといろんな姿の氷河が浮いてて、しかもガイド兼ボートドライバーが丁寧にそれぞれの氷河の成り立ちを説明してくれて、なかなか面白かった。<br /><br />氷河は水よりも密度が軽くて、その分だけ浮いてるんだが、溶けるに従って重さの重心が変わって傾いたり、ひっくり返ったりするので、それで水中に沈んでた氷が、噛んでいた石をリリースした状態で水上に上がって来たやつが綺麗に見えるんだとか。<br />さらに溶けてまた凍ってを繰り返す事で、密度が高い氷になると青く見えるとのこと。<br /><br />見た目綺麗で満足なんだが、それぞれの氷河のかけらをよく観察してると、氷河マイスターになれそうな気分になる。<br />あくまで気分だけ。<br />氷河湖クルーズも無事に終了。ホテルに戻るとランチタイムなんだが、当然腹は減ってない。っというわけで、図らずも2日連続昼メシ抜きが決定。<br /><br />クイーンズタウン行きのバス出発まで2時間ほど時間があるので、ホテル近辺でゆっくり。<br />っと、すぐ近くに登山者向けと思われるビジターセンターがあったので行ってみる。<br />さすが登山者向け、入り口入るなりウェザーフォーキャストがデカデカと貼っていて「NZは天気変わりやすいから気をつけなはれや」といろんな言語で書かれている。もちろん日本語でも。<br /><br />ビジターセンターというと簡素な建物で情報開示目的が主、という予想だったが、入ってみるとオサレな内装に過去の登山者の情報なんかが展示されとる。<br />地下に行くとエベレストに初めて登頂したというエドモントヒラリーが、初登頂後オークランド市長より授かったというソファが飾られている。<br /><br />エドモントヒラリーはエベレスト登頂のため、ここマウントクックで訓練を積んだのだとか。<br />遠目から見ても分かる切り立った雪の絶壁で、自分なんぞ絶対登りたくないと思わせるこの山は、アルピニストにとっては絶好の練習台なんだなと。<br />そんなビジターセンターで小一時間時間を潰し、やはり15分前集合を守りバス乗り場へ。<br />今回はクライストチャーチまたはテカポ湖から連続で乗車してる人が多く、ご新規のお客様は我が家入れて2組だけ?<br />意外とマウントクックをトランジット滞在で利用してクラチャ&#12316;QTに行く人って少ないのかなぁ。<br /><br />バスは4時間ほどで走り抜けクイーンズタウンに向かうんだが、寝不足ゆえ道中寝倒し、起きたらショットオーバーの手前。<br />ショットオーバーといえば、ウルトラクイズファンならピンとくるはず。<br />当時立命館大学クイズ研の長戸さんが優勝した第13回でウルトラ史上唯一オセアニアを経由した際に、大声クイズが開催された場所。<br />あのバンジージャンプ台がある橋もバッチリ見えた!<br /><br />なんでもここのバンジーは商業施設としては世界で初めてできた場所なんだと。<br />40年近く前はバンジージャンプができて間もない頃でモノ珍しく見入ったが、今ではすっかり「吊り橋かタワーがあればバンジー」みたいな雰囲気だなぁ。<br /><br />ショットオーバーを過ぎれば、もうクイーンズタウンは目の前。<br />今まで山間ロードだった雰囲気がいきなり街風景に変わる。<br />クイーンズタウンはどうやら観光客がめっちゃ集まる街っぽく、有名なハンバーガー屋は東京駅の六厘舎の如く、何処が最後尾か分からんような行列ができとる。<br /><br />ほどなくして到着。<br /><br />バス乗降所からホテルはめっちゃ近く(を選んだ)ゆえ、サクッとチェックイン。。。っとここでハイテクホテルの罠に引っかかる。<br />「ホテルのキーはスマホでアプリをDLして、フロントからVerifyメール飛ばすから、そこから宿泊記録アップデートしたらスマホがキーになるわよ」的なことをフロントのオネーチャンに高速英語で説明され、理解半分のまま15分くらい格闘してようやく入室。<br />アプリの名前は「ゴキ」という。日本人にはあまり良い言葉の響きではないが、まぁしゃーない。コレがないと部屋入れんからな。<br /><br />っというわけで、今夜はクイーンズタウンの繁華街をサクッと散策し、適度に土産物を漁り、ステーキとタップビアとワインが飲めるレストランにてディナー。サーロインステーキとスペアリブのコンボをシェアしようと注文。<br />ほどなくして店員のガイが「サーロインが売り切れてもーたから、ちょっとビガーなラムでええか?」と言ってきた。<br />もともとラムが食べたかったが、グランドメニューになさそうでガッカリしてたので、望むところ。yesyesと変更に応じる。<br />しかして、やって来たのはランプ(=ビーフ)だった。<br />リスニング力よ。。。<br /><br />ちょっとビガーな「ランプ」は案の定ボリュームが凄過ぎて、腹パンになってホテルに戻った。

年末年始・夏のニュージーランド⑤

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2025/01/01 - 2025/01/02

276位(同エリア463件中)

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31

IDEX

IDEXさん

5時30分、葉加瀬太郎のAnother sky(目覚まし)で叩き起こされる。

この日は9時45分からのツアーゆえ、もう1時間くらい寝られるんだが、サンライズクックを見るためには早起きせねばと。
もし目が覚めて曇ってたら二度寝しよーと思ってたが、なんと雲ひとつないド快晴!!
こりゃぁ老体に鞭打たねばと叩き起きてバルコニーでサンライズ待ち。
だがしかし敵は雲にあらず。
気まぐれな朝靄がクックを隠したり出現させたりとなかなかドSな攻撃を仕掛けてくる。
あっちに行けとばかりに朝靄をフーフー吹き飛ばそうと思ったが、それではのび太と同じ行動になってしまうので思い留まり、じっと朝靄が去るのを待つ。

するとサンライズ時間からちょっとして突然朝靄が晴れてきた!!
っと思ったらまた靄がかかった、この繰り返し。
ベストタイミングを図るべく、部屋待機で靄が晴れたらバルコニーに出る。
結果、そこそこ良い感じの写真を収めることができたと思う。
マウンテンビュールームで良かったわ。

ある程度太陽が昇り切ったら朝メシへ。
昨晩と同じブッフェスタイルの朝メシ。しかしやはり格が違う。
さすがにラムステーキはなかったが、豆カレーが美味かった。
そして案の定食い過ぎた。

チェックアウトも済ませ、いよいよタスマン氷河ツアーへ。
ハーミテージが主催してるのか、送迎バスはホテル発。バスというよりトラックの後ろにバスの荷台が繋がってるような車に乗って30分弱で到着。
ホテルから向かって山の反対側にある氷河湖でボートクルーズ。
このエリアの氷河は写真で見てたら黒い部分が多いので、どうかなーと思ったが、実際近くで見てみるといろんな姿の氷河が浮いてて、しかもガイド兼ボートドライバーが丁寧にそれぞれの氷河の成り立ちを説明してくれて、なかなか面白かった。

氷河は水よりも密度が軽くて、その分だけ浮いてるんだが、溶けるに従って重さの重心が変わって傾いたり、ひっくり返ったりするので、それで水中に沈んでた氷が、噛んでいた石をリリースした状態で水上に上がって来たやつが綺麗に見えるんだとか。
さらに溶けてまた凍ってを繰り返す事で、密度が高い氷になると青く見えるとのこと。

見た目綺麗で満足なんだが、それぞれの氷河のかけらをよく観察してると、氷河マイスターになれそうな気分になる。
あくまで気分だけ。
氷河湖クルーズも無事に終了。ホテルに戻るとランチタイムなんだが、当然腹は減ってない。っというわけで、図らずも2日連続昼メシ抜きが決定。

クイーンズタウン行きのバス出発まで2時間ほど時間があるので、ホテル近辺でゆっくり。
っと、すぐ近くに登山者向けと思われるビジターセンターがあったので行ってみる。
さすが登山者向け、入り口入るなりウェザーフォーキャストがデカデカと貼っていて「NZは天気変わりやすいから気をつけなはれや」といろんな言語で書かれている。もちろん日本語でも。

ビジターセンターというと簡素な建物で情報開示目的が主、という予想だったが、入ってみるとオサレな内装に過去の登山者の情報なんかが展示されとる。
地下に行くとエベレストに初めて登頂したというエドモントヒラリーが、初登頂後オークランド市長より授かったというソファが飾られている。

エドモントヒラリーはエベレスト登頂のため、ここマウントクックで訓練を積んだのだとか。
遠目から見ても分かる切り立った雪の絶壁で、自分なんぞ絶対登りたくないと思わせるこの山は、アルピニストにとっては絶好の練習台なんだなと。
そんなビジターセンターで小一時間時間を潰し、やはり15分前集合を守りバス乗り場へ。
今回はクライストチャーチまたはテカポ湖から連続で乗車してる人が多く、ご新規のお客様は我が家入れて2組だけ?
意外とマウントクックをトランジット滞在で利用してクラチャ〜QTに行く人って少ないのかなぁ。

バスは4時間ほどで走り抜けクイーンズタウンに向かうんだが、寝不足ゆえ道中寝倒し、起きたらショットオーバーの手前。
ショットオーバーといえば、ウルトラクイズファンならピンとくるはず。
当時立命館大学クイズ研の長戸さんが優勝した第13回でウルトラ史上唯一オセアニアを経由した際に、大声クイズが開催された場所。
あのバンジージャンプ台がある橋もバッチリ見えた!

なんでもここのバンジーは商業施設としては世界で初めてできた場所なんだと。
40年近く前はバンジージャンプができて間もない頃でモノ珍しく見入ったが、今ではすっかり「吊り橋かタワーがあればバンジー」みたいな雰囲気だなぁ。

ショットオーバーを過ぎれば、もうクイーンズタウンは目の前。
今まで山間ロードだった雰囲気がいきなり街風景に変わる。
クイーンズタウンはどうやら観光客がめっちゃ集まる街っぽく、有名なハンバーガー屋は東京駅の六厘舎の如く、何処が最後尾か分からんような行列ができとる。

ほどなくして到着。

バス乗降所からホテルはめっちゃ近く(を選んだ)ゆえ、サクッとチェックイン。。。っとここでハイテクホテルの罠に引っかかる。
「ホテルのキーはスマホでアプリをDLして、フロントからVerifyメール飛ばすから、そこから宿泊記録アップデートしたらスマホがキーになるわよ」的なことをフロントのオネーチャンに高速英語で説明され、理解半分のまま15分くらい格闘してようやく入室。
アプリの名前は「ゴキ」という。日本人にはあまり良い言葉の響きではないが、まぁしゃーない。コレがないと部屋入れんからな。

っというわけで、今夜はクイーンズタウンの繁華街をサクッと散策し、適度に土産物を漁り、ステーキとタップビアとワインが飲めるレストランにてディナー。サーロインステーキとスペアリブのコンボをシェアしようと注文。
ほどなくして店員のガイが「サーロインが売り切れてもーたから、ちょっとビガーなラムでええか?」と言ってきた。
もともとラムが食べたかったが、グランドメニューになさそうでガッカリしてたので、望むところ。yesyesと変更に応じる。
しかして、やって来たのはランプ(=ビーフ)だった。
リスニング力よ。。。

ちょっとビガーな「ランプ」は案の定ボリュームが凄過ぎて、腹パンになってホテルに戻った。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配
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