スタアラ世界一周券、続きのアジア編４：スリランカ、世界遺産のシギリアロックに登る

2025/06/15 - 2025/06/15

スターアライアンス世界一周券のビジネスクラス、前半は中米、ヨーロッパ編の25日間の旅で、３月に台湾に戻り、別発券のANAでいったん帰国。
https://4travel.jp/travelogue_group/62335

６月から台湾→シンガポール→スリランカ→タイ→ベトナムと１９日間でまわってきました。スリランカは初めて、他は何度か行っているので、観光はほどほど、ホテルでゆっくりする日程で現地の食事を楽しみました。

６月10日　羽田→NH853→台北
６月11日　台北→SQ877→シンガポール
６月13日　シンガポール→SQ468→コロンボ
6月14日　コロンボ→（鉄道）→キャンディ
★６月15日　キャンディ（シギリヤ日帰りツアー）
6月16日　キャンディ→（鉄道）→コロンボ
6月18日　コロンボ→TG308→バンコク→（バス）→パタヤ
6月19日　パタヤ→サメット島
6月20日　サメット島→パタヤ
6月21日　パタヤ→バンコク
6月23日　バンコク→TG550→ホーチミン→VN1344→ニャチャン
6月25日　ニャチャン→VN7347→ホーチミン
6月28日　ホーチミン→NH834→成田

★今回の旅行記
シギリアロックへグループツアーを申し込んでいたが、参加者一人で個人ツアーになる。世界遺産の寺院とシギリアロックを訪れる。日帰りで十分に行ける距離。朝晩とも雨だったが、日中は晴れてラッキー。

エリア シギリヤ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

スリランカの日程を考えるにあたって、都市部のコロンボより内陸部の古都キャンディを重視したが、その先については迷う。
定番は世界遺産のシギリヤロックだが、紅茶の産地の山間部のヌワラエリアもよさそう、現地ツアーを調べてみてもいろいろありすぎで困ってしまう、さらにグループツアーから個人ツアー、トゥクトゥクで行くツアーもある。個人ツアーはさすがに高く、グループツアーは意外と少ない。

紆余曲折ありながら、選んだのがこれ
シギリアロックなどに行くグループツアー
Mahaweli Tours & Holidays
Day Tour to Dambulla, Sigiriya and Safari from Kandy (Group Tour)
https://www.tripadvisor.com/AttractionProductReview-g304138-d25297064-Day_Tour_to_Dambulla_Sigiriya_and_Safari_from_Kandy_Group_Tour-Kandy_Kandy_Distric.html
一日ツアーで3000円程度とお手頃、ただし入場料は別

ツアー検索は、GetYourGuideとViatorがお薦め　日本語ツアーを探すならVeltra

Agota, Bookingcom, Klookなどでも同じものが出てくるが、Viatorなどの代理店となっているだけ。
GetYourGuideなどはツアー実施業者名が明記されているので、必要なら直接ツアー実施業者に問い合わせて、ツアーの実施状況を確認することが重要。

キャンディ湖 滝・河川・湖

今回は宿の予約とともにAgota経由で申し込んだが、WhatAppで業者のMahaweli Tours & Holidaysにも連絡、前日までに詳細を連絡するとの返事をもらっていた。
前日にならないと参加人数が確定しないし、ホテルピックアップルートも決まらないので、連絡が遅くなるのは納得だが・・・。

前日、夜になってWhatAppで「明日のツアーは実施するの？」と確認をしたところ、集合時間と場所、車の種類の返事が来て、催行決定。
ホテル予約のトラブルが話題になっているAgotaだが、仲介をしているだけなので、詳細は直接業者に連絡することが重要。それに不安がある人は日本語対応できる業者を選ぶことがお薦め。

ホテル前のこのバス停で６時30分集合ということになった。
指定の番号のセダンが来たのですぐわかった。運転手一人、英語は話せる。
助手席にのって、今日は他の客はいるのと聞いたら、一人だけとのこと。
3000円程度の格安のグループ料金で、本来1万円越えの個人ツアーでいいとのことでびっくり。
通常、多くの旅行会社は1人の場合、最小催行人数に達しないからキャンセルし、申込会社経由で返金するか、2人分払えば実施するということになるが、そのままの値段で一人で実施ということでMahaweli Tours & Holidaysには感謝。

スリランカに着いてから毎日、雨が降っている。今朝も雨が降っていた。
運転手に聞くと今は雨の時期、観光客は７月になってから来る、だからオフシーズンと。雨が降ってきたら、シギリアロックには登れないのでどうするか聞いてみると、スパイスガーデンとか適当な施設を見つけて案内すると。
そんな話をしていると晴れてきた。
運転手さん、スピード出してどんどん追い越すので最初は怖かったが、見通しの悪いカーブでは無理な追い越しはせず、それなりに慎重なことがわかった。

キャンディから２時間近くかかって、ダンプッラ石窟寺院に到着。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

今回の車。４人までならこのサイズ。１０人以下ならミニバン。それ以上なら小型バスなど人数に対応して車を出すらしい。

運転手は道順を教えて山の下の駐車場で待っている。ずっと一緒にいるより気が楽。

入口で入場料を払う、外国人料金は1000円くらいで、現金のみ。
380段の石段を登る。雨が降ったらとても登れない。

山頂近くの寺院入口で靴を脱いで裸足に。靴預かりの場所がある。
帰りにチップが必要。
スリランカの寺院はどこも裸足。雨が降っても裸足。
最初はびっくりだが、すぐに慣れてくる。

山頂近くの岩山の洞窟に寺院がある。５つの区画に分かれ、多くの仏像がある。

欧米人にすればびっくりかもしれないが、岩山の中腹の洞窟に寺院が作られ、そこに多くの仏像があるというのは、日本にも何か所かあるので、それほど驚かない。
同じ発想で、どうしてこんなところに作られたのかと思うのは同じこと。

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

寝ている仏像が多いのは、アジアらしい。

横に長い構造

仏像が多いが、それぞれがどういう意味を持つのかの説明がなかったのでよくわからなかった。ガイドを同行すればそういう効能も説明してくれるのだろうが。

仏像が延々と続く

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

周りは緑の森

山から下りて駐車場周辺の店

ダンブッラ寺院の次は、シギリアロックへ
30分もかからない

外国人専用の入口がある
駐車場で車を降りる、城内は一方通行になっていて、車は出口の駐車場で待つ仕組み。入口に各国語のガイドが待ち構えているが、運転手によれば、ガイドは義務でないので、ガイドなしで登っても構わないとアドバイスを受ける。
日本語ガイドが出てきて、広い城跡を見るにはガイドが必要としきりに勧めるが、断る。

博物館入口で外国人は入場料を払う。ほぼ5,000円、世界遺産で維持費がかかるのは理解するが、それでも高い。クレジット払い可能。

シギリアロックの歴史はネットで調べれば出てくるので、ガイドを呼ぶほどではない。

シーギリヤ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

門を入ると城跡

王の沐浴場 史跡・遺跡

周辺は水路で囲まれている

蓮の水路 滝・河川・湖

シーギリアロックが正面に
ここから1000段以上の石段が続く

シーギリヤ ロック 自然･景勝地

長い石段が続くが、前にスペイン系高齢団体グループがいて、ゆっくり登っていて、追い越せないので、いっしょにだらだら登ったので、それほど疲れず中腹に到着。

ここから先は石段でなく、鉄階段。晴れてきたので暑くなる。

それでも１時間もかからず山頂に。
ここに王の宮殿跡が広がる。
まわりは緑の森。

ライオンテラス 史跡・遺跡

いろいろな奇岩、壁画など見どころは多い。

２時間かからず駐車場に戻る。

さあ、次はどうしよう。当初は近くの国立公園のサファリに行く予定だったが、サファリは民間施設で入場料に加え、貸切ジープをチャーターする料金がかかり、一人ではコスパが悪い。まあ無理していくまでもない。

朝食をほとんど食べてなかったので、ランチにしよう。１１時過ぎ。

シギリアの街にあるPradeep Restaurantという店に案内される。

カレーとか定番の料理があるが、気になっていたコットゥを注文。
コットゥ（Kottu）は、スリランカの定番料理で、細かく刻んだロティ（薄焼きパン）を、野菜や肉、卵などと一緒に鉄板で炒め合わせたもの。焼きそばみたいな感じだが、鉄板でロティを切りたたきながら焼くので、カタカタ音を立てて調理する。

具材は、いろいろ選べるが無難にチキンを選択。
けっこう量がある。
ドリンクは、グアバ―ジュース。

サファリの代わりに運転手が紹介したのが、木彫りの店とスパイスとハーブの店

ここは、シギリア近くにあるハーブショップ
Appuhami Herbal Tea Shop
https://appuhami.com/

ハーブ園があり、日本語を少し話せる店主がいっしょに案内してくれる

いろいろなハーブがあり、園内で１０分ほどハーブオイルでマッサージ。

その後、店内でいろいろなハーブオイルなど紹介。
一人客なので、少しは買ってみよう。

その後、まだ時間が余ったので、シギリアの街中で１時間ほど散歩休憩
街といっても土産物店、レストラン、カフェ、マッサージ屋、ホテルがある程度

ここからシギリアロックがよく見える

蓮の水路 滝・河川・湖

大きな木の幹に仏像があるのがスリランカ流

ゾウに乗って観光することもできる

ICYLICIOUSというアイスカフェ

アイスでも食べて時間つぶし

ここからキャンディまで２時間ほどで帰る

キャンディからトゥクトゥクでシギリアをまわるツアーがあるが、片道３時間ほどなので、１日あれば余裕で行けるので、コスパよく楽しめそう。

キャンディに戻って、17時過ぎ。一人ツアーをお手軽値段で楽しめたので、運転手にはチップをはずんでおいた。
夜になってキャンディでは雨になった。

ランチの量が多かったので、夜は軽く部屋飲み。
近くのKFCでチキンサンド。スリランカでは米系チェーンは高級店で1000円近くした。
ライオンビールがおいしい。

KFC (Sri Dalada Veediya) ファーストフード

翌日（６月１６日）のクイーンズホテルの朝食ビュッフェ。
さすが歴史あるホテル。カレーの種類が多く、夜まで満腹状態が続く。

クイーンズ ホテル ホテル

コロンボへの列車は１３時すぎ、ホテルには１２時までいられるので、荷物は部屋において、隣の仏歯寺に。これも世界遺産。
小雨が降り続いている。

仏歯寺 寺院・教会

入口でセキュリティチェック、その後、靴を脱いで裸足に。靴預かり場はある。
雨が降り出したが、裸足で歩く。

ゾウのレリーフ。

立派な寺院

地元の人は蓮の花をお供えにして祈る

朝の礼拝（プージャ）の時間で地元の人が蓮をもって列を作る

外にまわってみる
ここでも裸足

寺院

王宮跡

王宮博物館になっている

キャンディ王宮 博物館・美術館・ギャラリー

隣に世界の仏教博物館があり、日本コーナーもある

仏教博物館 博物館・美術館・ギャラリー

裸足で歩き回り、靴置き場に戻ってきた

蓮の花売り場

キャンディ湖畔

仏歯寺構内にゾウが車で運ばれてきた

仏歯寺 寺院・教会

何のためのゾウ？

この後、ホテルにもどり、キャンディ駅に向かい、コロンボへ。
キャンディ駅までは、旅行記その３の後半に。
コロンボ到着後は、次の旅行記その５に続く。