2019年3月ドイツ・オーストリアハイライト周遊8日間の旅７ハルシュタット編

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2019/03/16 - 2019/03/23

199位(同エリア404件中)

エリア

ハルシュタット(オーストリア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

ショッピング: 5.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 20万円 - 25万円

交通手段: 観光バス徒歩

航空会社: ANA

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: 阪急交通社

ザルツブルグから移動中です。

KRONAWETTLEITNER
MALER・MEISTERマーラーマイスター：塗装業のマイスターの建物
ヴォルフガングゼー通り
左Salzburg 右Bad Ischl　B158線を走行中です。ザルツブルグからバート・イシュルまで54 分 (54.9 km)の行程です。
見えているのはまだヴォルフガング湖です。
ザルツブルグとバート・イシュルの中間くらいのところです。
バート・イシュルからハルシュタットまではB145と166を乗り継いで27分（20.8㎞）です。
（ついたで。）
　ハルシュタットに入ってきました。

青い山脈　かがやく嶺の　湖畔の街へ　
はるばるとはるばると明るく走るのよ
昔は若い僕らのハルシュタット旅行
（曲が変わってるよ。めちゃくちゃや。）
変えないとむしろまずい。
ハルシュタット湖と湖畔の街が見えてきました。
今回は特別大サービスです。
ハルシュタットは世界遺産と紹介されますが、概要はあまり見かけないのでさわりだけいれました。ドイツ語単語の辞書検索一口メモもあるよ。
（いらんでしょう。面倒くさい方は飛ばしてください。）
それでは行ってみよう。

ハルシュタットのバス停付近です。

［ハルシュタット（Hallstatt am Hallstätter See）は、オーストリア、オーバーエスターライヒ州のザルツカンマーグート地方にある、標高511メートルで人口737人（2025年1月1日現在）の市場町で、ハルシュタット湖畔に位置しています。］
［市場町とは、バイエルン州、オーストリア、南チロル州で、歴史的または正式に市場権を付与されたコミュニティを指す自治体の呼称です。州の該当する市町村法典に基づきます。市場町への昇格により、自治体は「市場」または「市場町」という呼称を使用できても、それ以外の法的意味はありません。］
バスの奥にみえている建物はHerzlich Willkommen　superMARKT　Souvenir shop　心から歓迎してくれるスーパマーケット、お土産屋さんですが、最後まで名前がわかりませんでした。
［ハルシュタットは、ザルツカンマーグート地方の内陸部、ハルシュタット湖の西岸に位置しています。湖と急峻な山の斜面の間の細長い湖岸には、家々が密集しており、中には湖に杭を打ち込んで建てられたものもあります。旧市街の中心は、湖岸に平行に走る街路と、マルクト広場を囲むいくつかの路地で構成されています。市域は南北13km、東西9.1kmに広がり総面積は59.8km2で、そのうち34.8%が森林です。］
世界遺産概要について
Hallstatt-Dachstein / Salzkammergut Cultural Landscape
ハルシュタットはダッハシュタインおよびインナーザルツカンマーグートとともに、ユネスコ世界遺産のハルシュタット＝ダッハシュタイン/ザルツカンマーグートの一部です。
ザルツ（塩）・カンマーグート（御領）がドイツ語で「塩の御領」、ハル（塩）・シュタット（町）がケルト語＋ドイツ語で「塩の町」を意味するように、「白い黄金」と称された塩の生産と「世界一の湖畔風景」といわれる絶景があります。
ザルツカンマーグート地方では紀元前2000年紀の中期青銅器時代には塩の生産が行われました。当時は深い盆地で塩水を採取して特別な陶器に入れて水分を蒸発させました。紀元前1200年前後の後期青銅器時代に山の露出した岩塩層を掘り進める樋押（ひおし）採掘がはじまり、初期鉄器時代の紀元前８世紀頃には山中の鉱脈の位置を読んでその下部に水平に坑道を掘る横相（よこあい）採掘が行われました。ローマ時代になると地下深くに竪坑を掘って大規模な採掘を行いました。
中世に入ると長らく塩の採掘の記録はありません。
1311年にオーストリア公から許可を得たハルシュタットは製塩を開始した。塩を蒸発させるために大量の木材が必要であり、森の管理権も獲得したが、これらは1524年に国の直轄事業に移行した。1595年には、トラウン湖畔のエーベンゼーからハルシュタットまで40kmにわたって木製パイプラインが開通し、塩水が送水された。
1607年以来、勾配式塩水パイプラインは、トラウン湖畔のエーベンゼーにある醸造所（薪の供給源が豊富）まで北上して稼働しています。この世界最古の稼働中の産業パイプラインは、当初は針葉樹の幹を削って造られましたが、現在は鉄とプラスチックで作られています。ゴーザウバッハ川の河口を橋渡しして、全長40kmの塩水ハイキングコースが整備されています。
ハルシュタットの町はミュール川沿いに展開していたが、16世紀に湖岸に沿って町が広がった。少ないスペースを活かすため家屋は狭く高くデザインされ、下層階は石造、上層階は木造で築かれた。スペースを活かす工夫は墓にも見られ、遺体はカーナー墓地で20～30年埋葬された後、掘り起こされ、骨は漂白・装飾されてから聖ミカエル礼拝堂の納骨堂に収められた。この時代の建物としてはロマネスク建築とゴシック様式の祭壇を持つカトリックの聖母マリア教会がある。
1750年にハルシュタットを大火が襲い、中心部分の建物はほとんど焼失した。町はバロック様式で再建され、現在見られる街並みがおおよそ完成した。ランドマークであるプロテスタントの福音派教会やハルシュタット湖を見下ろす旧鉱山管理ビル・ルドルフシュトゥルムなどはこの時代の建設です。
19世紀初頭、ナポレオン戦争の資金獲得のため塩の生産が一時的に増えたが、その後は製塩業や鉱業は衰退した。代わって、その景観の美しさから避暑地として観光業が発達した。19世紀後半までハルシュタットには徒歩で山を越えるか船でアクセスするしかなかった。

住人は町を通る湖岸の道路の建造を拒否しつづけたが、1875年にハルシュタットの北3kmほどにあるゴーザウツヴァングに道路が通り、1877年には湖の対岸1kmほどに国鉄ザルツカンマーグート線のハルシュタット駅がオープンしたのち、1890年にようやく道路が開通した。
［それでは出発です。後で追いついて。］
行ってらっしゃい。私たちはトイレで用を足していきます。
（添乗員さんは5分の時間のロスも許さない。）
添乗員さんは後の段取りとか仕事で忙しい。

drücken：押せ　（ウムラウトをつけないと意味が変わる。druken；印刷する）
押して出ればいいようです。
だけど、ロスといわれても。
（さあ、追いつきましょう。）

Bräu－Gasthof　ビアホール-ガストホフ
GASTHOF SIMONY ガストホフ　シモニ―：料理店
お店だぞ。
元祖ハルシュタット岩塩のお店だぞ。
（やけくそか）
小雨がばらつく程度では現地では傘をささない。この方はアジアの人でしょうか。
（わたしはフードを被ります。）
白鳥さんだ。
（そんなことを言っている場合ではないぞ。）
Ausfahrt Tag u. Nacht freihalten! 昼夜を問わず出口を確保してください。
自動車制限高さ2.25ｍ幅2.2ｍまで、ここから170ｍ
（乗用車は通れる。）
進入禁止でも
ausgenommen Ladetätigkeit:積載作業除く
HALLBERG(やまびこ？という名の建物）：ペンションのようです。
ドローン飛ばすな。
Kunst・hand・werk Janu（クンストハントヴェルクジャヌ）：工芸品の店ジャヌ
Welterbe・museum Hallstatt（ヴェルトエルベ・ムゼーウム）：世界遺産博物館
階段の下段にタイムトラベルの文字が。
「ここでハルシュタットの古代から現代までの時間旅行ができるよ。」
museumがなぜかMVSEVMとなる。単純ミスかと思いきや、来年行くヴェネツィアでも同じことが起こりました。
左奥の建物はEvangelisches Pfarramt：（プロテスタントの）牧師館
博物館はmuseumですよね。
建物に描いてあるのはハルシュタットの紋章です。
Gemeindeamt Hallstatt（どう見てもGに見えない。）：ハルシュタットの役場

ハルシュタットの紋章です。
ハルシュタットの紋章は、1494年に後の皇帝マクシミリアン1世によって授けられました。右側は青地に金色の直立した舵が描かれている。かつてハルシュタットの住民にとって重要であったハルシュタット湖の船舶輸送を表しています。左側の赤・白・赤の3色、そして盾の形は、塩採掘の町に対するハプスブルク家の統治権を表しています。
右の角にあるのはDie Kapelle：礼拝堂。（ですか？）
左を見ている人は、
滝を見ているようです。行きたい。
（行かせるもんか。）
Evangelische Pfarrkirche Hallstatt：
エヴァンゲリシェ・プファルキルヒェ・ハルシュタット（なんですか。）
2度と言えないから。ハルシュタット福音教区教会です。
［プロテスタント教徒が限定的に信仰を実践できるようになったのは、皇帝ヨーゼフ2世の「寛容勅令」（1781年）によってでした。当時、500人のハルシュタット人が福音派として、ハルシュタットの中心部に位置するミュールバッハ川の河口に、1785年10月30日に祈祷所を建て、私立学校を設立しました。］
500年の改革のポスター。各国語あるなか、日本語でも下の方にある。
［現在の教会堂は1859年から1863年にかけて建てられたものです。1785年に祈祷所があった場所に、古い製塩所2棟を購入、取り壊わし、その敷地に新しいプロテスタント教会が建てられました。］
（ミュールバッハ川は、ハルシュタット湖に流れ込む川の一つです。）
ミュールバッハ川の橋を渡って、向こう岸にわたりましょう。
（いうほど橋か。）
橋ですもん。
山のカトリック教会が上に見えている。
ここは船着き場のようです。
（先行隊が見つからん。）
（行き止まりです。）
RENT A BOAT(独Bootsverleih)貸しボート屋さんがあるみたいです。
（入れ違いでした。
福音教会の中にいたようです。）
しかし、教会で添乗員さんとは自由解散になったようですよ。
（追いついた。）
Wintersperre　　　　　　　　冬季閉鎖
keine Schneeräumung　　　　除雪なし
keine Salzstreuung　　　　　塩撒きなし
Benützung auf eigene Gefahr ご利用は自己責任で
（ついていこう。）
HU-ZIMMEREIという大工さんの車。近くに作業場があるんでしょう。
（山にのぼるの？）のぼらないでどうする。
Zur Kirche 教会へ
Zur Soleleitung 塩水パイプラインへ
（まだうえがある。）
カトリック教会ですよ。
墓地を進むのは気が引けるけど。

左隅に見えるのは
AngstKapelle:不安の礼拝堂
右がTotengräber墓地管理人の家（有料WCが1階にあります。）
左がミヒャエル礼拝堂。地下にDas Beinhaus納骨堂があります。
（説明は省略）
お邪魔します。

Friedhof von Hallstatt
An Der Nord-und Sud-leite Der ichönen
Kirche ruhen untere Toten.
Das Beinhaus
finden Sieim Untergefchoß Der Michaels-
kirche neben Dem Totengräberhaus.
ハルシュタット墓地
お墓は美しい教会の北側と南側にあります。
バインハウス
納骨堂は墓地管理人の家の隣の聖ミヒャエル教会（礼拝堂）の地下にあります。
教会のアーケードを通りぬけて、
この階段は鐘楼にあがるためだろうか。
南側に出てきました。
こちらも墓地になっています。
Pfarrkirche Mariä Himmelfahrt (Maria am Berg)
［マリア・ヒンメルファールト教会（通称マリア・アム・ベルク）は、オーストリアの風光明媚な町ハルシュタットにある歴史あるローマカトリック教会です。15世紀に遡る壮麗なゴシック建築で知られています。丘の上に建ち、周囲の山々とハルシュタット湖の息を呑むような景色を一望できます。］
（なんですか？）2度と言えないから。聖母マリア被昇天教区教会または山のうえ聖母マリア教会です。こちらの南正面ファサードから、厳かに入場しましょう。
Grüß gott！
［教会内部には美しいフレスコ画と、後期ゴシック美術の傑作とも言える翼のある祭壇が飾られています。ユネスコ世界遺産ハルシュタット＝ダッハシュタインの一部であるこの教会は、重要な文化的・歴史的ランドマークであり、世界中から多くの観光客が訪れます。］
右身廊には、後期ゴシック様式の移動式祭壇である聖母被昇天祭壇がありますが、扉は閉じていました。
Der_gothische_Flügelaltar_zu_Hallstadt_in_Oberösterreich
1510年ころの後期ゴシック様式の木製扉付祭壇
パブリックドメインは木版画（1858年）です。
左の祭壇はさらに古く15世紀に作られたものです。4枚の彩色パネルが盗難にあいましたがイタリアで発見され2018年修復されました。
信心深い奥さん、合掌はおかしいけどアーメン。
パイプオルガンが上部のフロア―に見えます。
二つの祭壇を見て、
厳かに静かに退所しました。
ハルシュタット福音教区教会とともに、共存できますように。
2001年の国勢調査では、人口の63%がカトリック教徒、26%がプロテスタント教徒です。
寛容と広い心で記念写真。
（上ったら下りましょう。）
屋根が付いているのは助かるでしょう。
迷惑にならないように静かに進みます。
オーバーツーリズムの影響で困っている住民の方もいらっしゃるようです。
これがあの三位一体像
（何処がですか。）
フォースで感じ取るのじゃ。聖三位一体の像は
父なる神、子なるキリスト（イエス）、聖霊の三者を一つの神として表します。
（わからん。）
Das Dirndl aus Hallstatt：ハルシュタットの少女というお店
衣装のレンタル屋さん？
化粧漆喰のはがれデザインがすごい。
ここがGASTHOF SIMONY ガストホフ　シモニ―：料理店
（何か怪しい雰囲気）
使用禁止というより「カードは使えません。」が正解か。
Rental Service　Dirndl(kleid)-Verleih
Kleidというドレス衣装をレンタルできるというポスターの様です。
（Dirndl to goは）さっきの店に来いと？
一角はチャペルのはず。どうなっているのか、事情が気になります。
水飲み場の様です。（折角の表示が読めません。）
お店のウインドウディスプレイ
気になりますか？
DACH・STEIN・SPORTダハシュタインスポーツというお店（意味は屋根瓦スポーツ？）
PENSION HALLBERG　ペンションハルベルグ（やまびこ？）
ANTIK　アンティーク
WINKEL　ウインケル（意味は雑貨屋）
ANTIQUITÄTENアンティーク骨董品　
　奥に骨董屋さんがあるようです。
pro mente oö＝oberösterreich:　プロメンテ・オーエ
　（オーバーエスターライヒ州はハルシュタットが所属する州です。）

Shop und Atelier　ショップとスタジオ
Souvenirs　お土産
Postkarten　ポストカード
Briefmarken　切手
Büroartikel　事務用品
Bücherflohmarkt　書籍フリーマーケット

Handgefertigte Produkte　手作り製品
SALZKONTOR　塩代理店センター
湖畔のデコレーションツリー
ファンシーなウィンドウ
怪しげな奥さん
ハルシュタットの岩塩：（Natursalz）左の詰め合わせ1200ユーロ（え？）え。
（12.00じゃないのんか？）右は7.00ユーロですの？お安い。
だけど5000年前の岩塩を３000年前から精製してるんでしょう。なんで化石になったり、腐ったりしなかったんだろう。
（それは知らんが、塩にも都合がある。太古の昔からある海から取れる伯方の塩はどうなのよ。）
伯方の塩1㎏400円、250gなら・・・（計算すんな。）

Salt Grinder(独salz mühle) ：ソルトミル（塩粉砕器）14ユーロ
Salt shaker(独Salz-streuer):（ふりかけ用の）塩入れ5ユーロ
（バスが待ってるよ。）わかった。
Bullshit Corner(独Ｃhaos-Platz):カオスな場所に豚さんがいっぱい。
Glücksschwein(幸運の豚)だけは分かる。
Piggy Banks(独 Spar-Schwein)：子豚の貯金箱小さいの10ユーロ、大きいの19ユーロ
Cookie Jar(独 Keksdose)：クッキー入れ（の瓶）39ユーロ
（どれ？）
（白鳥さんも心配している。）本当？
奥さんは心配してないのんかい。
（かわゆい。）
Willkommen:ようこそ
UNKRAUT an Selbstpflücker abzugehen:自分で摘んだ雑草は持ち去れ。

（誤爆か）いうなら誤訳。
（いまさら地図をみても）
（やっと間に合った。）
集合時間の5分前には戻っておるのじゃ。ワッハッハ
記念写真は忘れずに。バスに乗って出発。
KRAFTWERK STEEG　シュテーク発電所の建物
KLETTERBOX　クライミングボックス
Klettererロッククライマー（なに？）クライマーたちの施設
Spar：シュパがここでも頑張ってる。ランドマーケット
トイレ休憩です。
これを捌いてくれるとか。
（かわいそうに魚さんが脅えている。鑑賞用よ。）
いや、これは・・・
ドライブインのどこかのショップ、レストラン。
と言っているうちに、あっけなくグラーツに入りました。

次回のグラーツは初めてなので、楽しみにしています。
（行くところ全部初めてでしょうが。）
行って6年後、初めて振り返るので楽しみです。
（本当。ビデオとスマートフォーンの写真が見つかったので１回分は編集できそうです。ご期待ください。）
まだ旅の途中。ウイーンまであと少し。期待は出来ないかもしれませんが、次回もよろしくご覧ください。