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JR東日本の「大人の休日&#20465;楽部パス」を使った、今回の「ちょこっと東京」のテーマは、レトロ建築物めぐり。<br />初夏の東京の青空の下、以前から目を付けていた大田区と台東区の文化財を巡って来ました。<br />

晴れおじさん「ちょこっと東京」レトロ建築物めぐり

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2025/06/29 - 2025/06/30

7172位(同エリア84885件中)

旅行記グループ ちょこっと東京

2

66

アジア好きの晴れおじさん

アジア好きの晴れおじさんさん

JR東日本の「大人の休日俱楽部パス」を使った、今回の「ちょこっと東京」のテーマは、レトロ建築物めぐり。
初夏の東京の青空の下、以前から目を付けていた大田区と台東区の文化財を巡って来ました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
新幹線 JRローカル 私鉄
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
エクスペディア
  • JR山寺駅前の駐車場に車を停めて、6時51分発の仙山線上り電車に乗車。

    JR山寺駅前の駐車場に車を停めて、6時51分発の仙山線上り電車に乗車。

  • 仙台駅で東北新幹線「はやぶさ6号」に乗り継いで、9時47分に東京駅に到着。

    仙台駅で東北新幹線「はやぶさ6号」に乗り継いで、9時47分に東京駅に到着。

  • 山手線で五反田まで行って、東急池上線に乗り換え。

    山手線で五反田まで行って、東急池上線に乗り換え。

  • 洗足駅で降りて歩くこと6分、「大田区立勝海舟記念館」に到着しました。

    洗足駅で降りて歩くこと6分、「大田区立勝海舟記念館」に到着しました。

  • この建物は昭和8年(1933年)竣工で、平成12年に国登録有形文化財になったとのこと。<br />入館料は大人300円のところ、高齢者割引で240円。

    この建物は昭和8年(1933年)竣工で、平成12年に国登録有形文化財になったとのこと。
    入館料は大人300円のところ、高齢者割引で240円。

  • 勝海舟は、洗足池の近くに別荘「洗足軒」を建てて晩年を過ごしたとのこと。<br />記念館の内部には、勝海舟が明治政府の儀式で着用した大礼服や、

    勝海舟は、洗足池の近くに別荘「洗足軒」を建てて晩年を過ごしたとのこと。
    記念館の内部には、勝海舟が明治政府の儀式で着用した大礼服や、

  • 幕末に着用していた裃などの遺品が展示されています。

    幕末に着用していた裃などの遺品が展示されています。

  • ユニークなのは、海舟が自ら書いたという墓石図案。<br />以前、歴史上の人物の「最期の言葉」を紹介する記事を読んだことがあって、勝海舟の「これでオシマイ」という言葉が印象に残っています。<br />勝海舟は、終活として、墓石の図案を書いたほか、最後の言葉も予め考えていたのかも知れませんね。

    ユニークなのは、海舟が自ら書いたという墓石図案。
    以前、歴史上の人物の「最期の言葉」を紹介する記事を読んだことがあって、勝海舟の「これでオシマイ」という言葉が印象に残っています。
    勝海舟は、終活として、墓石の図案を書いたほか、最後の言葉も予め考えていたのかも知れませんね。

  • この建物の内装は、アール・デコ様式。

    この建物の内装は、アール・デコ様式。

  • 複数の曲線からなる手摺の飾り。

    複数の曲線からなる手摺の飾り。

  • 床のタイル。

    床のタイル。

  • 階段を上った二階の貴賓室にあった「胸像」。<br />晩年の姿のようだけれど、かなり現代的な顔つきをしていたんですね。

    階段を上った二階の貴賓室にあった「胸像」。
    晩年の姿のようだけれど、かなり現代的な顔つきをしていたんですね。

  • 二階講堂。<br />大型モニターで「若き日の海舟」などの動画を鑑賞。

    二階講堂。
    大型モニターで「若き日の海舟」などの動画を鑑賞。

  • 勝海舟が使っていた印章。実に様々なデザインがあります。

    勝海舟が使っていた印章。実に様々なデザインがあります。

  • 「海舟」と刻印したもの。

    「海舟」と刻印したもの。

  • 「逍遥一世」と刻印したもの。

    「逍遥一世」と刻印したもの。

  • 退館して、洗足池公園に向かおうと建物の横側に行ったら、アガバンサスが見頃。<br />勝海舟のイメージに合うような気もします。

    退館して、洗足池公園に向かおうと建物の横側に行ったら、アガバンサスが見頃。
    勝海舟のイメージに合うような気もします。

  • 洗足池公園に到着。

    洗足池公園に到着。

  • 洗足池は、かなり広く、

    洗足池は、かなり広く、

  • 日曜日なので、家族連れなど結構な人出がありました。

    日曜日なので、家族連れなど結構な人出がありました。

  • 勝海舟夫妻のお墓。<br />海舟が書いた図案通りですね。

    勝海舟夫妻のお墓。
    海舟が書いた図案通りですね。

  • 駅に戻る途中、お寺に「日蓮上人袈裟掛けの松」の案内看板が掲げてあるのに気付いて、入って見ました。

    駅に戻る途中、お寺に「日蓮上人袈裟掛けの松」の案内看板が掲げてあるのに気付いて、入って見ました。

  • 日蓮上人の像。<br />そもそも「洗足池」は、日蓮上人が足を洗ったという逸話から名付けられたんだそうで、

    日蓮上人の像。
    そもそも「洗足池」は、日蓮上人が足を洗ったという逸話から名付けられたんだそうで、

  • これが、その際、日蓮上人が袈裟を掛けた松の木の三代目だとのこと。

    これが、その際、日蓮上人が袈裟を掛けた松の木の三代目だとのこと。

  • 思いのほか時間が過ぎてしまったので、五反田の駅ビル(東急スクエア)の沖縄料理店で、

    思いのほか時間が過ぎてしまったので、五反田の駅ビル(東急スクエア)の沖縄料理店で、

  • 急いで昼食を摂り、山手線で鶯谷駅に向かいました。

    急いで昼食を摂り、山手線で鶯谷駅に向かいました。

  • 鶯谷駅で南口に出れば良いところを北口に出てしまい、遠回りして、「旧東京音楽学校奏楽堂」へ。<br />あらかじめチケットを買っていた「日曜特別コンサート」の開演10分前に到着。

    鶯谷駅で南口に出れば良いところを北口に出てしまい、遠回りして、「旧東京音楽学校奏楽堂」へ。
    あらかじめチケットを買っていた「日曜特別コンサート」の開演10分前に到着。

  • 300席ほどのコンサートホールは、ほぼ満席。

    300席ほどのコンサートホールは、ほぼ満席。

  • 東京芸大出身者4名で構成する「カルテット・シュトゥルム」の演奏を鑑賞。<br />演奏曲は、シューベルト、ショパン、芥川也寸志の弦楽四重奏曲で、ハイレベルで若者らしく力強い演奏に感動しました。

    東京芸大出身者4名で構成する「カルテット・シュトゥルム」の演奏を鑑賞。
    演奏曲は、シューベルト、ショパン、芥川也寸志の弦楽四重奏曲で、ハイレベルで若者らしく力強い演奏に感動しました。

  • 演奏後、建物内部を見渡すと、レトロなデザインがあちこちに見受けられました。

    演奏後、建物内部を見渡すと、レトロなデザインがあちこちに見受けられました。

  • ズームアップ

    ズームアップ

  • 同上

    同上

  • 外に出て、建物の外観を鑑賞。<br />この建物は、明治23年(1890年)に建築され、日本の音楽教育の中心的役割を担ってきたとのこと。

    外に出て、建物の外観を鑑賞。
    この建物は、明治23年(1890年)に建築され、日本の音楽教育の中心的役割を担ってきたとのこと。

  • 何をモチーフにしているかは判らないけれど、コンサートホールに相応しい、繊細で格調高いデザインのファザードですね。

    何をモチーフにしているかは判らないけれど、コンサートホールに相応しい、繊細で格調高いデザインのファザードですね。

  • 道路を横断して、「東京国立博物館黒田記念館」へ。

    道路を横断して、「東京国立博物館黒田記念館」へ。

  • これも、国の登録有形文化財になっています。

    これも、国の登録有形文化財になっています。

  • この建物は、黒田清輝の遺言を受けて遺産の一部を使い昭和3年(1928年)に竣工したとのこと。<br />重厚感あるデザインで、経年による変色も、なかなか味わいがあります。

    この建物は、黒田清輝の遺言を受けて遺産の一部を使い昭和3年(1928年)に竣工したとのこと。
    重厚感あるデザインで、経年による変色も、なかなか味わいがあります。

  • 同上

    同上

  • 中に入り、

    中に入り、

  • 階段を上って行くと、

    階段を上って行くと、

  • 展示室入口に、黒田清輝の胸像がありました。<br />

    展示室入口に、黒田清輝の胸像がありました。

  • 展示室内には黒田清輝の作品のほか、

    展示室内には黒田清輝の作品のほか、

  • 一角に生前のアトリエが再現されていました。

    一角に生前のアトリエが再現されていました。

  • 婦人肖像 (1897年)

    婦人肖像 (1897年)

  • マンドリンを持てる女 (1891年)

    マンドリンを持てる女 (1891年)

  • 西洋婦人像 (1892年)

    西洋婦人像 (1892年)

  • ドア上部の飾り板。

    ドア上部の飾り板。

  • 「東京国立博物館黒田記念館」の隣には、威風堂々とした「国際子ども図書館」が建っています。

    「東京国立博物館黒田記念館」の隣には、威風堂々とした「国際子ども図書館」が建っています。

  • 西洋の貴族の紋章のような、風格ある装飾。

    西洋の貴族の紋章のような、風格ある装飾。

  • 見るからに国家の威信をかけて作られたようなデザインの建物。<br /><br />内部にあった説明パネルによると、明治39年(1906年)に帝国図書館として建設された明治期ルネサンス様式の建物だとのこと。

    見るからに国家の威信をかけて作られたようなデザインの建物。

    内部にあった説明パネルによると、明治39年(1906年)に帝国図書館として建設された明治期ルネサンス様式の建物だとのこと。

  • 階段

    階段

  • 旧閲覧室

    旧閲覧室

  • 前庭にモニュメントがあったので近づくと、東京帝国大学で教鞭をとった小泉八雲の顕彰碑でした。

    前庭にモニュメントがあったので近づくと、東京帝国大学で教鞭をとった小泉八雲の顕彰碑でした。

  • 上部には、天使の彫刻。

    上部には、天使の彫刻。

  • 下部には、小泉八雲のレリーフ。

    下部には、小泉八雲のレリーフ。

  • 山手線で一駅先の日暮里駅に行き、駅前の「アートホテル日暮里ラングウッド」にチェックイン。

    山手線で一駅先の日暮里駅に行き、駅前の「アートホテル日暮里ラングウッド」にチェックイン。

  • 部屋はスタンダードダブルなので、ビジネスホテル並みに狭い。<br />だけど、立地が抜群なのに2名1泊朝食付きで15,400円と、格安。<br /><br />※東京ではほとんど別行動だけれど、妻と同泊しました。<br />

    部屋はスタンダードダブルなので、ビジネスホテル並みに狭い。
    だけど、立地が抜群なのに2名1泊朝食付きで15,400円と、格安。

    ※東京ではほとんど別行動だけれど、妻と同泊しました。

  • コンビニで買った缶ビールとおつまみでクールダウン、暫し休憩した後、地下のベトナム料理レストランへ。

    コンビニで買った缶ビールとおつまみでクールダウン、暫し休憩した後、地下のベトナム料理レストランへ。

  • ベトナム焼酎とチキンフォーをオーダー。<br />スタッフは全員ベトナム人のようで、本場の味がしました。

    ベトナム焼酎とチキンフォーをオーダー。
    スタッフは全員ベトナム人のようで、本場の味がしました。

  • 翌朝、目覚めて外を見ると、天気は上々。

    翌朝、目覚めて外を見ると、天気は上々。

  • 一階レストランのバイキングの朝食は、ミニステーキや鯛茶漬けなどもあって、かなり充実した内容。<br />そして、さすがは東京のシティーホテル、隣席にはインド系のファミリーがいて、国際色豊かでした。

    一階レストランのバイキングの朝食は、ミニステーキや鯛茶漬けなどもあって、かなり充実した内容。
    そして、さすがは東京のシティーホテル、隣席にはインド系のファミリーがいて、国際色豊かでした。

  • ホテルをチェックアウトして、妻と上野公園へ。<br />月曜日なので、美術館や博物館は全て休館。いつものように混雑していない中を、不忍池「弁天堂」までウォーキング。

    ホテルをチェックアウトして、妻と上野公園へ。
    月曜日なので、美術館や博物館は全て休館。いつものように混雑していない中を、不忍池「弁天堂」までウォーキング。

  • 私も妻も初めて参拝しました。<br />書置きの御朱印は500円で、東京価格(?)。

    私も妻も初めて参拝しました。
    書置きの御朱印は500円で、東京価格(?)。

  • 徳川家康の眼鏡をモチーフにした「めがねの碑」とは、ユニーク。

    徳川家康の眼鏡をモチーフにした「めがねの碑」とは、ユニーク。

  • 不忍池には一面に蓮が植えられていて、

    不忍池には一面に蓮が植えられていて、

  • わずかに花も咲いていました。<br /><br />※この後、晴れおじさんは小田原に向かいましたが、それは別冊で投稿します。<br /><br />完

    わずかに花も咲いていました。

    ※この後、晴れおじさんは小田原に向かいましたが、それは別冊で投稿します。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • yamayuri2001さん 2025/07/28 11:59:56
    洗足池
    晴れおじさん、こんにちは。
    昨日、東急池上線で洗足駅を通過しました。
    下の孫のピアノの発表会があったんです。
    洗足駅には、勝海舟記念館や、
    こんな広い洗足池公園がある事は全く知りませんでした。
    次回は孫を連れて、お散歩でもしてみたい素敵な公園ですね。
    どのような下調べをなさって、こんな名所を見つけられたのでしょうか?
    私はリサーチ力が無いなと、本当に反省しています。

    上野の奏楽堂は、大学時代の友人が結婚式を挙げた場所です。
    今はどうか分かりませんが、
    当時は貸切できて、
    奏楽堂で結婚式をしました。
    その彼は今、日本に数少ないオルガンビルダーとして活躍しています。
    とても懐かしくなりました。
    奏楽堂、一度は取り壊しが検討されましたが、
    やはり素晴らしい音響のホールと言う事で、
    存続していて良かったなと思っています。

    山形は、連日36度から38度というニュースが
    全国放送で放映されていますけれど、
    晴れおじさんのところは、大丈夫なんですか?
    京都もそうですが、盆地はとても暑くなってしまいますよね。
    どうぞ、熱中症に気をつけてお過ごしくださいね。
    yamayuri2001

    アジア好きの晴れおじさん

    アジア好きの晴れおじさんさん からの返信 2025/07/28 21:38:54
    Re: 洗足池
    yamayuri2001さん、コメントありがとうございます。

    勝海舟記念館は、2、3年前、4トラに旅行記を投稿された方がいて、機会があれば行って見たいと思っていました。そして、勝海舟記念館のホームページで、近くに洗足池公園があることを知って、立ち寄りました。

    東京大田区は、以前親戚が住んでいたので、学生時代に一度訪れたことがありましたが、それ以来、50年ぶりくらいの訪問でした。
    神奈川県に近いせいか、都心とは少し違った雰囲気で、当時、従兄弟が「○○じゃん?」と言っていたのは、神奈川方言だったのかななんて思い出していました。

    山形は、連日猛暑続きで、明日も最高気温38度が予報されています。蔵王の刈田岳山頂に逃げてお釜を眺めるか、イオンモール天童に行って映画を鑑賞するか、思案している所です。

    yamayuri2001さんも御自愛くださいね。

    アジア好きの晴れおじさんより

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