2025/06/27 - 2025/06/29
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j3matuさん
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以前から行きたいと思っていた福島の一切経山と吾妻小富士。これまでは山まで行く公共交通機関がなかったので、なかなか行けずにいました。しかし、今年の春から浄土平スカイアクセスが運行されることになり、前日までの予約制で一人でも福島駅から送迎してもらえることになったのです。滞在時間5.5時間の便は8000円、2時間の便は6000円です。少しお高いですが、登山後の疲れた身体で慣れないレンタカーとかを運転するよりずっといい!
一切経山から見る「魔女の瞳」は雲で隠れることもままあるとのことなので、前日までギリギリお天気を見極めて、当日出発の夜行バスと翌日の浄土平スカイアクセスに予約を入れました。
浄土平スカイアクセスは乗り心地も良く、快適に浄土平までアクセスできました。当日はお天気にも恵まれ、念願の「魔女の瞳」に加え、吾妻小富士の奇観、浄土平の一面のワタスゲなどが見られる素晴らしいハイキングとなりました。
旅行記は長くなったので、2回に分けました。この旅行記では、前日の夜行バスから一切経山を登って浄土平の駐車場に戻るまでの様子をご紹介させていただきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「魔女の瞳」が見られる福島の一切経山に行くため、バスタ新宿に向かいます。
23時の新宿は、金曜日の夜ということもあってか、若者たちで大にぎわい。若いっていいなぁ。新宿駅 駅
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行き先が福島だと、いつもよりバスの乗車時間が短いので、今回はバスの快適さより価格の安さを優先させました。さくら高速バスの仙台・福島駅の4列シートの夜行バスです。価格は金曜日出発(1番高くなる曜日)にも関わらず、3400円という安さでした。見ての通り、夜行バス用の特別仕様がない普通のバスですが、まぁ、乗車時間が5時間切るくらいなので…。
バスタ新宿 乗り物
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4:18、予定より12分早く福島駅に到着しました。福島は近すぎて、早すぎる時間に到着してしまうのが困ったところです。早すぎて駅すら開いていません。ベンチは屋外にしかなく、トイレもない。このときは長袖Tシャツ1枚でちょうど良い気温だったからいいけど、冬とかはちょっと夜行バスは無理かなぁと思いました。
福島駅 駅
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駅前はガランとしていたけど、ご当地キャラクターの「ももりん」が出迎えてくれました。手に持ったももとりんごに蛇口がついていますが、ももジュースやりんごジュースが出るというわけではなく、水道水が出てきます。ただの水道水かとがっかりしないでくださいね。福島の水道水をボトリングした「ふくしまの水」は10年連続モンドセレクションで金賞以上をとるほどおいしい水なのだそうです。
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コンビニくらいしか開いていないので、近場観光に出かけます。
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徒歩15分ほどでこのような看板が見えてきました。福島城(大仏城)の大手門があったとされる場所は、今では学校の駐車場になっていました。
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歴史は古く、伊達氏とも関わりの深かった福島城(大仏城)は残念ながらその遺構はほとんど残っていません。ここも県庁が建っていますね。
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県庁の斜め前にあったここが本丸跡のようですが、特に石垣とかが残っているわけでもなく…。
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本丸の前にあったこの公園は二の丸の御外庭だったそうです。現在は紅葉山公園と呼ばれているみたいですね。
紅葉山公園 公園・植物園
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公園内にあったこの宝塔は、大仏城跡から出土したもので、平泉願成就院に次いで古いもので、刻まれた梵字からは大仏城の名の起こりを知ることができる貴重な資料だそうです。福島県指定重要文化財です。
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歴史を感じさせる松。
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朽ちずに頑張ってほしい…。
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二の丸御外庭の築山があった場所は現在は板倉神社になっています。福島藩の藩祖であった板倉重昌父子を祀った神社だそうです。
板倉神社 寺・神社・教会
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ここからの眺めが素晴らしすぎた。昔のお殿様もこの築山に上って、この阿武隈川を眺めたのでしょうか?
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お日様の方角。まだ5:00だけど、この時期は日の出が早いから、もうあんなところまで日が昇っています。
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内堀と外堀、大きな外堀、そして阿武隈川で囲んだお城だったんですね。
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阿武隈川にかかる橋にやって来ました。
茶色いビルの向こうに見えるのが、おそらくこれから行く山の辺り。雲が多いのがちょっと気になるなぁ。 -
帰りは駅近くの繁華街の方を抜けて行くことにしました。表通りは普通に綺麗なんだけど、一歩路地に入ると、なかなか渋い。
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こちらの路地も。ちょっとタイムスリップしたみたい。
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お店が開く時間になったので、駅近くのガストで朝ごはんにします。駅周辺で、早朝から深夜まで開いているお店があまりないので、こちらのガストさんには朝も深夜もお世話になりました。ありがとうございました。
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大好きなたまごサンドにスープとドリンクの飲み放題がついてワンコイン! コンビニでパンや飲み物、サラダなんかを合わせて買うより安いかも。滅多にファミレスを使わないので、ガストにこんなお得なモーニングがあるとは知りませんでした。今度から夜行バス明けの朝食はガストが定番となりそうです。
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山に向かう前に少しでも余分な荷物を減らそうと、山歩きに必要ない荷物はコインロッカーに預けることにしました。
福島駅は西口と東口が完全に分離しているので、東口の方は利用していなくて分かりませんが、西口のコインロッカー情報をお伝えしておきますね。西口の改札を出てすぐのところにもコインロッカーはありますが、数が少なく、大きさも2種類しか選べません。私のおすすめは駅の階段を降りて、ショッピングモールの中を50mほど歩いたところにあるこちらのコインロッカーです。数も多いし、大きさの種類も3種類あります。更に小窓がついているので、小さいものなら何度でも出し入れ自由です。ただし、ショッピングモールも駅も23:30(ちょっと自信がないので、ご自身でよく確認してくださいね)頃には閉まってしまうので、それまでには荷物を取り出すように気をつけてくださいね。あと、どちらのコインロッカーも現金のみです。両替機はあります。 -
駅のコンビニには福島名物・円盤餃子のポテトチップスが売っていました。
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西口の改札前にある福島市観光案内所です。これから向かう山までのシャトル「浄土平スカイアクセス」の集合場所になります。
これまで浄土平に向かう公共交通機関はなく、車を運転しない人にはなかなか行きにくい場所でした。しかし、この春から「浄土平スカイアクセス」の運行が始まって、とても行きやすくなりました! シャトルは2種類あって、登山者向け(滞在時間5.5時間)が8000円、一般観光客向け(滞在時間2時間)が6000円となります。前日でも申し込めるので、ギリギリまでお天気を見極めてから申し込みしました。福島市観光案内所 名所・史跡
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8:30、登山者向けの便が出発します。車は申込者の人数によって変わるらしいのですが、今回は16人くらいいたので、バン2台での発車となりました。8000円と少しお高いのですが、万一申込者が一人でも出発してくれるそうだし、1時間もの山道を混雑した路バスよりずっと快適な車で行けるので、全然アリです。
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9:27、浄土平の駐車場に到着。
ビジターセンターの目の前に駐車しますが、こちらにはトイレがないのでお気を付けください。トイレはレストハウスの中にあるトイレか、レストハウスの隣にある公衆トイレを使用することになります。浄土平ビジターセンター 美術館・博物館
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9:39、ハイキング開始。雲がちょっと多めですが、青い空、緑の草原が広がり、爽やかで涼しい風が吹き抜けていきます。連日、東京の蒸し暑さにさらされていた身にとっては、まるで天国のよう。
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振り返ると、駐車場の向こうに吾妻小富士が見えます。後で登る予定です。
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小さな川と緑の苔の絨毯。
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川べりにはワタスゲ。
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ポヤポヤ~。
このワタスゲも本日のお目当ての一つ。見頃は先週くらいまでと言われていて、そのときにアップされていた写真は、草原一面にワタスゲの花穂が揺れていて、本当に素敵でした。あれから1週間経っているので、どうかな~、間に合うかな~、どこかで一面のワタスゲに出会うことができるかな~とドキドキ…。 -
シモツケの花は見頃だったようで、本当にあちこちでよく見かけました。
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木道を過ぎ、段々と山道らしくなっていきます。
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星型がかわいいツマトリソウ。こちらもあちこちで咲いていました。
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ゴゼンタチバナも見頃。あちこちにて見かけました。こんなに見かけたのは私は初めて。
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ワタスゲに負けないくらいポヤポヤ。種類はよく分からないけど、ヤナギ科の花穂ですね。
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これ、ずっと見たかった花です! ここで見られて嬉しい。
ツツジ科シラタマノキ属の低木で、この後赤い実をつけることからアカモノと呼ばれています。赤いガクがかわいいですね! -
マツの雄花がカラフル!
白っぽいのはこれから赤くなるのかな? それとも、別の種類なのでしょうか? -
ピンクのイワカガミとマイヅルソウが一緒に咲いている~!
可愛い過ぎて、反則です~。 -
急坂でゼイゼイしながらも可愛い花に慰められて頑張れます。
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目指す先の一切経山。噴煙が上がっています。
あの噴煙が上がっているところを登るのかと最初は不安になりましたが、裾の方から迂回して、見えている山の向こう側にある山頂を目指すようです。 -
ハクサンチドリが咲いていました。この後の行程でも、ハクサンチドリはこの子しか見かけませんでした。貴重な一株。
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先ほど地上から見上げていた吾妻小富士が目線の高さに見えるようになってきました。噴火口も見えます。
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この辺りの低木をよく見ると、小さな小さな花をつけていました。ツツジ科のクロウスゴです。この後、ブルーベリーを小さくしたような実をつけます。白い花はこれから赤くなるのかな?
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坂を登り切ると、平らな場所に出ました。樹林帯の中はあまり風が吹いていなくて、ちょっと蒸し暑かったけど、途端に気持ちの良い風が吹き抜けていきます。は~、生き返る。
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分岐がありました。鎌沼方面にも後で行くのですが、ここは一切経山を目指します。
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なんと、まだサクラが咲いていました。高山に咲くミネザクラですかね。なんだか得した気分です。
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サクラでほっこりしたところで難所が現れました。距離は短いのでたいしてしんどくはないのですが、急坂で岩や礫が多いためとても滑りやすいのです。特に下りは注意が必要です。滑って、足を捻挫してしまったハイカーもいました。
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しかし、頑張って登った先にはこんなご褒美が!
青い空と濃淡の緑のモザイク。鎌沼とその手前には酸ケ平湿原の池塘。 -
あ、アカモノの次はシラタマノキの花も見つけました。
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おお~、まだ雪が残っていますね。
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坂は緩やかになってきたけど、岩がゴロゴロなので非常に歩きにくいです。遮るものが何もないせいか、風も強め。でも、後もう少し!
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吾妻小富士が見下ろせるようになってきました。後でお鉢巡りをする予定なんだけど、ずいぶんと道が細そう&ちょっと怖そう…。
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雪渓の向こうに見える山は何だろう? もしかしたら安達太良山?
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山頂に到着~!と思ったら、違っていました。「空気大感謝塔」て書いてあるけど、どういうこと? 標高高くて、空気が薄いから、空気の有難さが分かるってことかな?
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こちらが本当の山頂標識。一切経山の山頂、標高1949mです。10:59に到着。
一切経山 自然・景勝地
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山頂は360度の眺望。
眺め1 -
眺め2
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眺め3
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福島の街も見下ろせます。そして…
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魔女の瞳! 美しい!!
一切無修正でこの色です。それでも、実物の方がもっと吸い込まれそうなほどの深い色合いでした。
魔女の瞳、本当の名前は五色沼ですが、裏磐梯にある有名な五色沼湖沼群とはまた違う沼で、こちらはこの一つの沼で五色沼と言います。時間によって次々と色を変えることから「魔女の瞳」と呼ばれるようになったそうです。一切経山から見る「魔女の瞳」が美しいと評判で、ぜひとも見てみたいと思っていたので、今日願いがかないました。五色沼 魔女の瞳 公園・植物園
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真ん中は深いコバルトブルーですが、縁の方は緑がかっているのですね。なんとも神秘的な湖です。
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魔女の瞳を眺めながら昼食にします。下界から持って来たパンは、空気が膨張してパンパンになっていました。(ダジャレではないですよ~)
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いつまでもこの景色を眺めていたいけど、風が強め(それでもいつもよりだいぶ弱めらしい)で、じっとしていると寒いくらいなので、早々に退散します。
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登って来た道をまた戻ります。先ほど感動した鎌沼の眺めですが、魔女の瞳を見た後だと、なんか沼の色がくすんで見えちゃう。贅沢になっちゃっていますね(笑)
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先ほどの急坂を慎重に下ります。登山靴の底が擦り減ってきているので冷や冷やしましたが、滑らずに下りることができました。早く新しい登山靴を買わなきゃなぁ。
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11:41、酸ケ平湿原まで下りて来ました。ここからは湿原の中の木道を通り、鎌沼の方に行きます。
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山裾の方にワタスゲがいっぱい生えているようだけど、ちょっと遠すぎてよく見えないのが残念。
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私のカメラだとこれが限界かな。
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池塘の周りにポツポツ咲いています。
先週アップされていた写真はもっと一面のワタスゲだったけど、別の場所なのか、それとも見頃が過ぎて、綿毛が抜けてしまったのか…だとしたら、ちょっと残念なんだけど。 -
その代わり木道のそばには、今日一番の美人ちゃんなイワカガミ。
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そして、今日初お目見えのリンドウ。
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鎌沼のほとりにやって来ました。さっき、くすんでるなんて思っちゃって悪かったな。とても綺麗です。
鎌沼 自然・景勝地
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鎌沼のほとりにはチングルマが咲いていました。
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チングルマを下から。おひさまを浴びて輝いています。
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木道はこの鎌沼の周囲に沿って続いていきます。左側に鎌沼。
鎌沼自然探勝路 公園・植物園
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右手にお山。
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木道沿いにコバイケイソウのツボミが咲いていました。少し膨らんだものはポップコーンに、まだ硬そうなツボミはトウモロコシみたいに見えるのは私だけでしょうか?
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コバイケイソウ越しにワタスゲ、その向こうには鎌沼。
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鎌沼の湖岸に一面のワタスゲ。
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アップで。
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沼の水は澄んでいますね。
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開花しているコバイケイソウがありました。外観は「なんじゃこりゃ」って形の花だけど、よく見ると可愛いらしいです。
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カナダみたいな景色。(勝手な思い込み)
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またまたワタスゲ。可愛いなぁ。
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白いシイタケみたい。
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お? これもここだけしか見かけなかったですね。ミツバオウレンです。
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ここから鎌沼を離れて行きます。
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あ、チングルマの綿毛だぁ。これも可愛いなぁ。
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急に現れた岩岩ゾーン。ここから下りに入ります。
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暑いので、川のせせらぎに癒されます。
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吾妻小富士が見えてきました。
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一切経山も。
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噴煙をアップで。
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ナナカマドの花。
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浄土平まで下りてきました。オレンジ色に焼けた石。
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一切経山の噴煙を正面から見上げて。
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一切経山から流れて来る赤い川は…
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吾妻小富士の方へと流れて行きます。
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駐車場が見えてきました。次はあの吾妻小富士に登ります。長くなってしまったので、続きは後編にて。
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この旅行記へのコメント (2)
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- PHOPHOCHANGさん 2025/07/12 10:55:22
- やったあ~っ\(^o^)/
- お見事!!
魔女の瞳、やっぱ素敵ですよね。
花もいっぱいの時期、雪も残ってて実に盛り沢山に楽しめたんですね。
アクセスバス、去年は走ってなかったんですよ、
蔵王の樹氷と言い、タイミング悪過ぎな自分★
次は何処かな?楽しみにお待ちしてます♪
- j3matuさん からの返信 2025/07/13 05:55:17
- Re: やったあ~っ\(^o^)/
- ありがとうございます。
念願の魔女の瞳が見られて良かったです。
浄土平付近の地形は実に私やPHOPHOCHANGさん好みの地形でしたね。あちこちの地形に見惚れながら、PHOPHOCHANGさんも喜んで見てたんだろうな、と想像していました。
私もPHOPHOCHANGさんの次の旅行記を楽しみにしています。
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