2025/06/16 - 2025/06/20
26位(同エリア91件中)
菊花さん
北欧3日目。ノルウェーに来た目的はフィヨルド。
ベルゲンからの日帰りで、ハダンゲルフィヨルド周辺を見るのだ。
ハダンゲルフィヨルド・ナットシェル(Hadangerfjord in a Nutshell)という公共交通機関と観光バスを繋いだツアーを利用。便利なり。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
★3日目
6時起床。外はすっかり明るい。(日の出が4時なので)
スマホで天気予報を確認、持ち物チェックをして、少し早めの6時半前にはホテルScandic Byparkenを出た。 -
市民公園の東屋。
街の中心に公園があるのは気持ちが良い。
なにしろ空が広い。 -
レンタル自転車がずらり。
これに乗っているかどうかはとにかく、自転車を利用している人はそれなりの数、見かける。 -
「俺、くたびれちまったよ・・・」という雰囲気満載の銅像。
哀愁に満ちており、味わい深い。
壁の方に顔を向けているのも、ポイント高い。 -
魚市場向かいの広場にも銅像。
先ほどと違って、こちらはちゃんと立ってます。 -
ベルゲン湾の反対側に見える煉瓦色の建物がブリッケン
-
7時、ベルゲン港にあるビジターセンター前にバスが来たよ。
今日は地味なコースなので、参加者も少なめ。7人か8人だったかな?
私が参加しているのは、Fjord Tours(フィヨルド・ツアーズ)が主催するHardangerfjord in a Nutshell(ハダンゲルフィヨルド・ナットシェル)という公共交通機関と観光バスを繋いだツアー。
ベルゲンから日帰り・ハダンゲルフィヨルド観光、3,325NOKなり。
ツアーに申し込むと、ベルゲン・ビジターセンター前からこのバスに乗って、バスはここで写真撮影タイムがあるから~それから~という行程表と、それぞれの乗車券に該当するPDFを貰える。
なので、参加者はその行程表に従って乗り換え等を行うと、観光しつつ目的地に到着できる。
<参考>Fjord Tours
https://www.fjordtours.com/en -
ホテルの朝食は6時半からで、ツアーのスタートが7時。
なので前日の晩に朝食ボックスをお願いしておき、ホテルを出る時にそれを受け取ったのだ。
リンゴやバナナにパンがついてくるのかなと思っていたら、「自分でサンドイッチを作ろうセット」だった。
バスの中でハム・チーズ・サンドイッチを作って美味しく食べました。 -
小雨がぱらついてきた中、バスはブンブン進んでゆきます。
美しいシルエットの橋だなぁ -
参加人数少なめなので、座席も超ゆったり。
使いたい放題 -
8:25頃、Steinsdalsfossen で15分程度の写真撮影タイム。
-
高さは大したことない、が、水量が半端ない滝。
ダムが決壊した!と言われても信じそうな勢いでドカドカと水が流れ落ちる -
観光スポットとして売店があるのは分かる。
が、マジのガチの豪雨で滝の水量が倍増したり、河川氾濫したら、この辺一帯はあっさり水没するのでは?
ハザードマップはどうなっているのだろう?などと考えてしまう職業病 -
滝の写真撮影後、同じバスで少しだけ進み、Norheimsund でバスを降りる。
ここからフィヨルド観光船に乗るよ。
緑色のツアー看板が出ているから分かりやすいね。 -
フィヨルド観光船は港を離れ
-
小さな町の教会を横に見ながら進んでゆく。
昨日のソグネフィヨルドと比べるとハダンゲルフィヨルドは周囲の山が低いせいか、ちょこちょこと町があるのだね。
だから観光船もそれなりの数の港に停まって行くのだ。 -
船内は席を選びたい放題。
途中の港で乗ってくる方もいたけれど、最終的には全ての席が埋まったわけではない。
船内をウロウロしても席の心配がないのは長閑。 -
船は風を切るので、そういう意味では外は寒い。
それでも船外で見る景色は素晴らしい。 -
空と、雲と、太陽に輝く山と、川
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霧なのか、雲なのか区別がつかない何らかが、山を覆う
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イチオシ
霧が湧き上がったのか、雲が吸収されたのか。
見ていて飽きない。 -
ハダンゲルフィヨルドだと、こういう少し傾斜が緩やかな場所があって、そこに人が暮らしているんだなぁ。
ビニルハウス的なものが見えるよ -
そして、山を見れば滝がある
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ホテル横に船が近付いたら、ホテルのプールにいたご夫妻がこちら側に泳いで来た。
せっかくなので手を振ったら、ご夫婦も手を振り返してくれたよ。
ところで・・・外気温は15度も無いと思うんですけど、屋外プールって寒くないのですかね? -
船にはちゃんとノルウェー国旗が掲げられてます。
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船内に戻ってコーヒーで体を温める。
40NOKなり。 -
長~~~い橋の下、通りま~~す
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少し晴れてきたかな?と思ったら
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水面が美しい鏡になった
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船の波で揺らいだ鏡もまた美し
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イチオシ
Photoshopじゃないよ。
空が青くて、水面が穏やかで、船が通って、自然にできた光景だよ -
フィヨルドでカヌーを漕ぐ人、あり
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フィヨルドで暮らすというのは、どういう感じなのだろう。
自然は美しいと同時に厳しいからな。良いことだけでは無いと思う。 -
急峻なソグネフィヨルドも良かったけれど、
人の生活を感じられるハダンゲルフィヨルドも素敵だ。 -
橋をチラッと見て
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そろそろ下船する時間。
この日のベルゲンは最高気温15度程度。
なので、写真に写っている方を見れば分かる通り、フィヨルド観光船で船外を楽しむならモコモコと着膨れるのが正解。
ちなみに私の場合、アウトドアブランドのインナー、フランネルシャツ、フリース、レインジャケット(ゴアテックス)という装備で臨んでおり、快適です。 -
あっという間の2時間45分のフィヨルド観光を終えて、11:45頃に船を降り
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バスに乗り換えます。
なんと、ここからは観光ガイドさんがいました!
これから観光する場所のこと、ノルウェーという国のことなどわかりやすい英語で説明してくれたよ。
ノルウェーが王様を選んだ話、選ばれた王様はノルウェーの王様として相応しくあるために国民的スポーツであるスキーやセーリングに取り組んだ話は面白かった。 -
12:40頃Vøringsfossenに着いて、ここで1時間の滝見物タイム。
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水はどこからでも流れてきます!
隙間があれば滝を作ります!
・・・分かるけど、わかんないよ! -
覗き込むと
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いくつもの滝が交わって川になっている。
太陽光が差し込んだ時に、かなりくっきりと虹が見えた。 -
滝の上というか滝壺の真上に行けるような展望ポイントもあるよ。
ありとあらゆる所から水が集まってきて流れになり滝になってゆく様子に、この二日間、圧倒されっぱなし。 -
足元のお花も可愛らしい。
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バスに戻ったら、グリーグ作曲「ペール・ギュント」第1組曲「朝の気分」がかかっていた。
ノルウェーの劇作家の作品に、ノルウェーの作曲家が作曲したのだものね。 -
滝を見た後はバスで少し移動。
ノルウェー・ネイチャー・センターで映像を見て、展示も楽しみます。 -
向かいのレストランでちょっと遅めの昼食。
海老のオープンサンドイッチを選んだら美味しかったので、嬉しくなってリンゴのケーキにコーヒーもつけちゃった。
合計305NOKなり。 -
15時半にバスに戻る。
車窓はこれまでの林の風景から少しずつ森林限界を超えてゆき、草と岩と水と残雪の世界になって -
Hardangervidda(ハダンゲル氷河)に着いた。
ガイド氏が「氷河の上を歩けますよ」というので、我らツアー客は興味津々で氷河に向かう。 -
岩山に広がる氷河から溶け出した水が地面を流れ、道路脇に川を作り、どこかの池に向かっていった。
たぶん、そこからさらに流れて、岩の切れ目から滝になって落ちてゆくのだろう。 -
高山植物、かな?
昆虫の媒介をあまり期待できなそうな場所だけれど、それでもこの気候に生きる植物は育って、増えてゆくのだ。 -
その後、山を降りると穏やかな村の風景になって
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17時過ぎにGeilo(ヤイロー)でバスを降りる。ここでガイドさんとお別れ。
ベルゲン行きの列車まで時間があるので、町をちょっとだけ歩きます。 -
こんなところにもプライドの旗が。
6月だもんね。
スーパーマーケットがあったので夕食を買おうと思った。
けれども、当たり前ながらおひとり様用の食事セットらしきものが非常に少なく、あっても「それ日本人だと二人用だね」てサイズだったので、買い物は諦め。 -
ルピナスだ・・・
我が家では蕾がついた苗を3月頃に買ってきて、4月頃から花を楽しみ、5月下旬から2番花を楽しんだよ。
お前、北欧で野草化している植物だったんだね。
そうか、そりゃあ東京の夏は暑くて越せないよね。 -
Geilo駅、駅舎、ちゃんとあります。
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駅の反対側ホームに行くための階段とエレベーター。
透けて見えて、かっこいい。 -
18時過ぎにベルゲン行きの列車に乗り込む。
座席指定だよ。
ちなみに、Oslo ~ Geilo ~ Finse ~ Myrdal ~ Voss ~- Bergen という位置関係。
なので、昨日乗った区間(Finse ~ Myrdal、Voss ~ Bergen)を再度乗ってゆくのだ。 -
池というか湖が広がる車窓が
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Finse(フィンセ)に近づくと雪と氷の車窓になり
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その後また緑の山と林と湖の世界になって
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21時半、ベルゲン着。
曇天でも21時でこの明るさ。
緯度が高いというのは、こういうこと。 -
駅前からフェスト広場を通って行きます。
六本木ヒルズにある蜘蛛のアートの縮小版のようなアート、有り。 -
噴水も元気に活動中。
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花壇も綺麗に植え込みがされていた。
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明るいこともあって、ふつ~に散歩して、立ち話をしているふうな地元の方達、あり。
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21:40頃、ホテルScandic Byparken に戻ったよ。
Scandic Byparken ホテル
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朝食ボックスの「自分でサンドイッチを作ろうセット」の内、あえて残しておいたStabburの鯖フィレでサンドイッチを作って夕食に。
ようは、トマト味のサバ缶。美味しいに決まっている。
胡瓜かレタスが欲しいところだけれど、それはしょうがない。
明日の計画を練りながら今日もおしまい。
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Scandic Byparken
3.31
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