2025/06/16 - 2025/06/20
186位(同エリア391件中)
菊花さん
北欧2日目。ノルウェーに来た目的はフィヨルド。
オスロからベルゲンまでの道中で、ソグネフィヨルドを見るのだ。
ノルウェー・ナットシェル(Norway in a Nutshell)という公共交通機関を繋いだツアーを利用。便利なり。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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★2日目
6時頃に起床、6時半から朝食。
Thon Hotel Astoriaの朝食ブッフェは種類が多く、美味しくて、狭いながら中庭の開放感も良い。
写真だと分かりにくいけれど、マッシュルームのオリーブオイル炒めが香り・歯応え・味と三拍子揃っていて特に素晴らしかった。
嬉しくてもりもり食べる。ソーン ホテル アストリア ホテル
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時間の確認ができるかなとTVをつけたら、うまい具合にノルウェーの天気予報をやっていた。
本日のオスロは20度、今晩の宿泊地ベルゲンは雨の12度と知る。
今日は荷物を全て持って観光するのだけれど、暖かく過ごせる(少なくとも寒くない)準備はしようと決意。
7:40頃にホテルをチェックアウトして -
徒歩10分かからずオスロ中央駅に到着。
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中央コンコースにある巨大時刻表で、目的の列車がどのホームから発車予定かを確認。
その後、昼食のためのサンドイッチ類を求めて駅構内のお店を物色。
セブンイレブン、北欧の?コンビニ、コーヒー、ハンバーガーなど選択肢はそれなりにあった。 -
8:25オスロ発(ベルゲン行き)の列車に乗って、Myrdal(ミュルダール)を目指します。
指定席なので座席の心配をしなくて良いのが嬉しい。
私が参加しているのは、Fjord Tours(フィヨルド・ツアーズ)が主催するNorway in a Nutshell(ノルウェー・ナットシェル)という公共交通機関を繋いだツアー。
オスロ発・ソグネフィヨルド観光・ベルゲン着、3,210NOKなり。
ツアーに申し込むと、オスロ中央駅発のこの電車に乗って、この駅で降りたらこの時刻発の電車に乗り換えて~それから~という行程表と、それぞれの乗車券に該当するPDFを貰える。
なので、参加者はその行程表に従って乗り換え等を行うと、観光しつつ目的地に到着できる。
ツアーガイド等はおらず、列車等の乗り換えは全て自分で行うわけだけれど、全く難しくない。
(写真はオスロ中央駅のホームからの眺め)
<参考>Fjord Tours
https://www.fjordtours.com/en -
オスロを出て1時間半くらいは、鉄道と並走するような道路、林の一部を切り開いた牧草地、そこに民家がポツポツと建つ、という風景が広がる。
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列車がきついカーブを曲がるところを写真に撮ってみた
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オスロ出発から2時間くらい、10時半頃になると車窓からそれなりに大きな池・湖が見えるようになる。
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11時半頃、車窓からの風景にうっとりしながら、オスロ中央駅で買ったサンドイッチを食べます。
大きいし、バゲットが歯応えあるので食べ応えある。 -
12時頃、Geilo(ヤイロー)を通過。
ここはスキーリゾート地だと翌日になって知る。
確かに、山の一部がスキー場になっているように見えるね。 -
この頃から、風景が少し変わってくる。
荒涼とした大地というか。
標高が高くなって、生えている樹木がまばらになり、手入れされた牧草地らしきものは姿を消す。 -
曇って来たということもあるのだろうけれど、湖面が冷たく見える。
山には残雪が。 -
岩山に残雪という風景になってきた。
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ちょろちょろ、ではない。ザブザブと川が流れる。
雨水と雪解け水なのだろうが、圧倒的な水量だ。 -
雪と氷の世界
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6月中旬で、この風景。
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12:40頃、Finse(フィンセ)を通過。
列車が通過する標高の一番高い駅が、ここ。 -
こんな過酷そうな場所にも、人はなんらかの理由で道を通し、鉄道を通すのだ。
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13時過ぎMyrdal(ミュルダール)駅着。
到着ホームの反対側から -
Flåm Railway(フロム鉄道)に乗るよ。
自由席だし、人気路線だし、車内はごった返した感じ。
私もなんとか席を確保しました。 -
途中、瀑布の前で15分間の写真撮影タイム。
とにかく水量が凄い。
先ほど車窓から見たような雪と氷の世界から溶け出した水が、川になり滝を作っているのは、頭では分かる。
分かるけれど、どうやったらこれだけの水が溢れてくるのだろう?と不思議な気持ちになる。 -
赤いドレスのお姉さんがパフォーマンス。
とてつもないパワーを感じて、車内に戻る。 -
14:20頃Flåm(フロム)駅に着いて列車を降りたら、目の前に豪華客船がドカンと鎮座していてたまげる。
なんだ、あの巨大な物体は。
遠近法を無視したような異様な大きさで、スケール感が完全に狂う。 -
ビジターセンターでトイレを使ってから(無料)、フィヨルドツアーの船の列に並ぶ。
見渡すと、周囲の山はあらゆる場所で水が流れ落ちている。
これが山を削り、谷を作り、川を作るのだと感心。 -
フィヨルドツアーは2階建ての船。人気コースなので船内は満員。
外は雨が降っているし、暖かい船内から外を眺めていれば快適ではある。
でも、せっかくフィヨルドを見に来たのだから、窓越しではなく雨風を受けてでもデッキで見たい。
なので、半分以上の時間は外で過ごしたかな。 -
フィヨルドというのは、氷河によって侵食されたV字谷だということは頭では知っている。
それを確認したくてノルウェーに来たわけだけれど -
この地形が水と氷の力で造られたのかと、実物を見て驚嘆しかない。
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急峻な岩山に、張り付くように生える草木。
川幅広く深いフィヨルドの川というか湾というか。 -
雨が降っているし、船は風を切るから寒い。
けれど、この風景を見たくて来たのだ。
来て、よかった。 -
滝の1箇所で、クルーズの船は滝に近寄り撮影タイム。
ここに限らず、あちこちに滝ができている -
ほんの一瞬見える青空が、風景を少し優しくする。
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こんなにいろんな場所から水が漏れていて大丈夫ですか?って感じ
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イチオシ
言葉にならない。
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イチオシ
霧が湧き、雲と混ざる。
その水滴は雨となり雪となって再び地上に降り注ぎ、水は流れを作る。 -
ちなみに私、アウトドアブランドの長袖Tシャツ、フランネルシャツ、フリース、レインジャケット(ゴアテックス)という装備で臨んでおり、快適です。
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あの流れ落ちる水は、冷たくて美味しいのだろう。
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船とすれ違ったよ。
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滝の麓に小さな町がある。というか。
たまたま町を作れる平地がある場所の背後の山で、水が溢れて滝になっている。
そんな感じ。 -
2時間のフィヨルドクルーズはあっという間に終了。
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17時前にGudvangenに着いて船を降りる。
フィヨルド・ツアーズの乗り換え看板。
Voss行きのバスは左手へ。 -
バス停を囲む山々も、あらゆる場所から水が落ちて滝を作っている。
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私がフィヨルド・ツアーズで指定されたバスは17:25発のVoss行きなのだけれど、17時発Voss行きのバスが1台止まっていた。
「Vossに行きたい!」「1台だけなのか?俺たちは大勢いるんだ!」という感じで慌てている方もいたけれど、心配無用。 -
時間通りにVoss行きバスが3台来て、ゆったり座れました。
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バスは途中、Stalheim Hotelで15分間の写真撮影タイム。
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ホテルの庭からはこの眺め
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一瞬、遠くの山に光がさして、ため息のものの風景が広がった。
写真撮影後は同じバスに戻って -
18:45頃、Voss着。
列車の時間までまだ余裕があるので、待合所で足を伸ばしたり、トイレ休憩を取ったり、食べ物を探しに行ったり。 -
Voss発19:13の列車に乗る。
指定席なので座席確保のために慌てる必要はなし。
通路側の席だったことと、疲れもあって車内ではうとうと。 -
予定通り20:40ベルゲン着。
駅を出たらなんだか怪しい雲行きで、歩いている途中から雨が降り出し、道中半分は大雨に。 -
21時前には、これから2泊するホテルScandic Byparkenに濡れ鼠状態でチェックイン。
「シングルで予約を頂きましたが、広めの部屋にアップグレード致しました」と言われてにっこり。
駅からの雨。
ゴアテックスのおかげで体がずぶ濡れになることは避けられた。
けれどリュックの防水スプレーは雨を十分にはしのげず、バスタオルとドライヤーで強制乾燥が必要。
そんな荷物を広げるには、広めの部屋はありがたい。Scandic Byparken ホテル
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シャワーを浴びて、濡れたあれこれを乾かす。
ホテルの受付横で売っていたバケット(95NOK)を齧りつつ、明日の予定を確認して今日もおしまい。
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ソーン ホテル アストリア
3.43 -
Scandic Byparken
3.31
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