2025/06/21 - 2025/06/21
4位(同エリア725件中)
旅猫さん
友人が、地元青梅で写真展を開くと言うので、ふらりと出かけてみた。青梅は街歩きも楽しいのだが、当日はかなりの暑さとなるので、今回は写真展だけとした。会場であった建物も見応えがあった。そして、最後は、駅前の居酒屋で楽しいひと時を過ごした。
(2025.07.04 投稿)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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東京駅に着くと、人身事故により、中央線に遅れが出ていた。駅員に尋ねると、青梅線への直通運転は再開されているが、遅れが生じているとのことだ。13時38分発の青梅特快は、10分ほど遅れて発車した。そして、15時前に青梅駅に着いた。久しぶりに降り立たったが、駅舎は変わらぬ佇まいであった。
青梅駅 駅
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駅前から、裏通りを通って歩いて行く。広い通りに出ると、「クラフトビールあります」と書かれた看板を見つけた。焼き鳥屋らしく、ちょっと気になる。
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旧青梅街道に出て、少し東へと歩くと、風情のあるバスの待合所がある。
青梅街道 (旧青梅街道) 名所・史跡
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中には、猫が描かれた古い看板が飾られていた。
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その先に、住吉神社がある。青梅は、何度か来たことがあるので、どこに何かあるかだいたい分かるのだ。今日は、お祭りがあるらしく、いつもと少し違った佇まいであった。
住吉神社 寺・神社・教会
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その並びに、『昭和幻燈館』と言う施設がある。以前立ち寄ったことがあるので、今回は、外の猫さんたちだけにご挨拶。
昭和幻燈館 美術館・博物館
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その斜向かいに、津雲邸への入口がある。友人の写真展が開催されている場所である。
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その小路に入ると、青梅市のマンホールがあった。市の鳥である鶯を、市の花である梅の花が囲んでいる。
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津雲邸の手前に、板塀のある駐車場があった。そこには以前、木造の趣のあるとんかつ屋があったのだが、廃業となり取り壊されていた。その建物は、かつて遊郭として使われていたもので、貴重なものだったので残念である。板塀には、猫の可愛い絵が飾られていた。
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茸の中に、茸の被り物をした猫がちょこんと座っている。青梅の町中に、猫の絵や像が多いのは、青梅街道の宿場町であった頃、鼠除けなどのため、多くの猫が大切にされていたからだそうである。
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津雲邸に到着。立派な門と石垣が出迎えてくれた。
政治家が建てた趣味の良い邸宅 by 旅猫さん津雲邸 名所・史跡
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津雲邸は、政治家の津雲國利により、昭和6年から三年の歳月を掛けて建てられたもので、多くの政府高官などが訪れたそうである。
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入口の暖簾には、津雲氏の家紋である『対い蝶』が描かれていた。
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暖簾を潜り中へ入ると、左手に、猫がいた。置物である。
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とりあえず、奥にある部屋で、友人の写真を拝見する。その床の間には、勝海舟自筆の掛け軸が掛けられていた。
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そこから見える中庭の風情もなかなかである。
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その廊下にも、猫の置物が顔を出している。青梅は猫の町である。
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家紋である蝶は、窓の桟などにも施されていた。
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茶室の方へ向かうと、その途中にあった次の間の天井に目が留まった。斑入りの竹のようなもので葺かれているのだ。説明があったので読んでみると、何と木賊であった。珍しいし、和の美を感じられるので、しばらく眺めていた。
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茶室に飾られていた写真も拝見。この日は暑かったが、斜面に立つこの邸宅は、襖を開ければ、心地よい風が吹き込み、結構涼しく感じた。
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広間に移り、他の方の展示も拝見する。今回は、三人展なのだ。そのうちの一人は、友人が主宰する写真散歩の会に参加しているが、まだお会いしたことが無かったので、ここでご挨拶をした。
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広間には、津雲氏が収集した江戸時代の小細工が多数展示されていた。どれも、職人の技が光る。しかも、実際に使うことも出来るというので驚きであった。
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16時になり、閉館となった。その後、友人に連れられ、駅近くにある『おきな』と言う居酒屋で、軽く呑むことになった。青梅には、心惹かれる店が多いのだが、ここも悪くない佇まいである。
青梅駅前の家族経営の居酒屋 by 旅猫さんおきな グルメ・レストラン
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店内には、カウンター席とテーブル席、奥に座敷がある。店員さんの数も思いのほか多い。
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料理は、通常の品書きより、本日のおすすめの方が圧倒的に多い。
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お酒の種類は少ないが、初めてのものもある。その中から、鳥取の稲田本店が醸す『純米吟醸 いなだひめ強力』を選ぶ。江戸時代から続く老舗の酒蔵で、かつて一世を風靡した県産酒米『強力米』を使った酒である。切れもコクも控えめだが、飲みやすく美味しかった。
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友人がお勧めだと言う『ホワイトコーン焼き』を食す。皮が付いたまま焼いたもので、これがとても美味しかった。
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二杯目は、先日訪れた和歌山海南の中野BCが醸す『兆久 純米吟醸 超辛なまざけ』を注文。超辛とあるが、飲んでみるとそれほどでもない。米の旨味も切れもある。この店のお酒は、なかなか良い。
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しかも、店主とそのお母様、息子さんの三人掛かりで、焼き鳥の串打ちを始めた。最近は、出来合いの冷凍ものを仕入れて焼く店が多い中、塊肉から手作りとは驚いた。かつて、新宿で通っていた居酒屋もやっていたが、今は冷凍ものとなったので、ある意味、懐かしい光景である。
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その焼き鳥を頼んでみたが、肉自体は少々小さかった。でも、手作り感があり、味も悪くなかった。何より、下側が平らで無いのが嬉しい。
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つくねも頼んだが、これも美味しかった。
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締めの一杯は、福島の銘酒『大七純米生もと』とした。
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肴の締めは、スパイシーチキン。出てきたそれは、想像とは異なり、唐揚げの餡かけのようなものであった。そして、これが絶妙な甘辛で、酒の肴にぴったりであった。この店は、酒も肴も旨い。惜しむらくは、最近、かの『居酒屋放浪記』で紹介されてしまったそうだ。この日も、奥多摩帰りの人たちで、後から混み合った。次に訪れることがあっても、入るのは難しくなるだろう。
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駅へと向かい、18時3分発の上り最後の青梅特快に乗車。こちらはグリーン車を利用するが、二つ先で降りる友人は普通車なので、ホーム上で分かれた。友人の写真展を観るため、久しぶりに訪れた青梅。変わった場所もあったが、大きな変化は感じられず、相変わらず良い町であった。涼しくなったら、また訪れたいものである。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- hot chocolateさん 2025/07/14 22:40:55
- 青梅
- 旅猫さま
こんばんは。
ご無沙汰しております。
未読の旅行記が溜まってしまいましたが、青梅の旅行記からコメントを・・・
以前、奥多摩に行く途中で、青梅に立ち寄りました。
名前だけは知っていたものの、下車したのは初めてでした。
駅舎からして昭和の香り。
待合室の中も昭和レトロ・・・
ステンドグラスに「ジューキミシン」の看板、
それに窓ガラスがいい味出してました。
津雲邸の雰囲気も素敵ですね。
猫ちゃんのお出迎えもあって猶更。
床の間には、勝海舟自筆の掛け軸が掛けられていたり、
家紋である蝶が窓の桟などに施されていて、格式を感じます。
木賊の天井というのも珍しい。
贅を尽くすというのではなく、各所にこだわりが感じられます。
こんな素敵なところで写真展を開催するなんてすばらしい。
hot choco
- 旅猫さん からの返信 2025/07/15 05:58:26
- RE: 青梅
- hot chocoさん、おはようございます。
書き込みありがとうございます。
青梅は、昭和の香りが色濃い町ですよね。
駅舎も昔のままで、とても懐かしかったです。
津雲邸も素晴らしかったです。
政治家が建てたものにしては、贅沢過ぎず、さりげないところに拘りが観られます。
特に、茶室手前の部屋にあった木賊の葺きの天井は見事でした。
家紋を随所に散りばめていますが、それもさりげない感じで好感が持てます。
青梅は猫の街ですが、ここ津雲邸にもたくさんいました。
すべて置物でしたけど。
青梅は、写真を趣味とする人が多いようです。
町や自然が、そのまま素敵な被写体となるからでしょう。
しかも、セミプロがたくさんいます。
旅猫
-
- ポテのお散歩さん 2025/07/06 06:47:21
- 猫の町
- 旅猫さん おはようございます。
表紙のお写真、本物か作り物か しばらく考えました。
すごく良く出来てますね!
青梅は猫の町のようですが、押しつけ感が無く
微笑ましい光景です(^^)
津雲邸の設えがいいですね。
どれも良い手仕事をされているものばかりですが
無駄な物も無く、質素にすら見えますね。
木賊の天井は珍しいです。
お気に入りの職人さんにだけ出入りを許されていたと思えるほど
ひとつひとつの設えが完成されていますね。
そこで写真展をされる御友人の作品も素敵だったでしょうね。
訪れられたお店も親子三代でお店を守っておられるのですね。
焼き鳥は、当日 串打ちをされていると思っていました。
時間がゆったり流れているのに、質の良い物が揃っている
そんな感じに見えた青梅でした(*^-^*)
ポテ
- 旅猫さん からの返信 2025/07/06 08:27:52
- RE: 猫の町
- ポテさん、おはようございます。
いつもありがとうございます。
この日、本物の猫さんには出会えず。。。
表紙の猫さんは、かなり精緻な感じで、そこに居るような感じでした。
青梅の猫は、どこか懐かしい感じや優しい感じで街の中に溶け込んでいます。
まさに、微笑ましいと言う感じです。
津雲邸を建てた津雲氏は、政治家だったのです。
お金はあったけど、変にこれでもかというような豪華なものは作らず、青梅の風土に合った慎ましさのある設えでした。
質素に感じるのに、そこそこに拘りがあったりと。
二階もあるのですが、この日は公開されていませんでした。
そもそも、津雲邸は、公開日が少ないので、滅多に入れないのです。
木賊葺きのの天井は、初めて観ました。
とても美しく、まさに日本の美でした。
友人は、写真とお酒の仲間で、かつては新宿で良く会っていました。
コロナ以降、あまり行き来が無くなってしまい。。。
とは言え、新たに写真散歩の会を作ったので、これからたまに会うかもです。
紹介してもらった店は、親子三代と女性店員さんが二人ほどいました。
昔ながらの地元の居酒屋と言った感じです。
未だに焼き鳥の串打ちを手作業で行っていっるとは驚きでした。
大正時代から暖簾を守って来たそうで、創業100年以上です。
とても居心地の良い店で、地元の方に愛されています。
ただ、5月に吉田類の『居酒屋放浪記』で紹介されたため、地元以外の人も多くなっているそうです。
雰囲気が変わらなければよいのですが。。。
旅猫
-
- 前日光さん 2025/07/04 22:59:20
- 青梅は猫の町?
- こんばんは、旅猫さん
お久しぶりです。
3月の奈良旅で見逃した「大日如来」に会いに、奈良の「超国宝展」に行き、土砂降りの雨に見舞われました。
翌日京都大原にある「維喬(これたか)親王」のお墓に参拝、一泊でとんぼ返りしました。
その翌日からの猛暑、この暑さよりは、土砂降りでも雨の方がまだマシです。
さて、青梅ですか。
私にはほぼ縁のない街ですが、この町がこんなに猫に満ちているとは知りませんでした。
まるで尾道みたいですね。
猫がいっぱいという点と、居酒屋さんの「いなだひめ強力」や「大七純米生酛」(近所の百貨店でお馴染み)などが置いてあり、親近感を感じました。
津雲邸の木賊葺き天井の美しさ&珍しさ、また津雲氏が収集された小細工の数々は、趣味の良さが伺われ、文化度の高さが感じられます。
愛嬌のある(=^・^=)さんが印象に残る青梅の町でしたね!(^^)!
前日光
- 旅猫さん からの返信 2025/07/05 07:33:41
- RE: 青梅は猫の町?
- 前日光さん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
奈良へまた行かれたのですね。
確かに、暑いより、雨の方がましですね(^^;
私も暑さには弱いので、雨の方がいいです。
青梅は子供の頃から何度も訪れていた街で、学生時代以降も、度々訪れています。
かつては、宿場町の面影が残っていましたが、今は完全に猫一色です。
かつての青梅宿が、猫を大切にしていたことが、今の青梅に反映されているそうです。
津雲邸は、なかなか見応えがありました。
あの木賊葺きの天井は、とても美しかったです。
写真展に来たのに、建物や小細工に目が行ってしまって(笑)
また、ゆっくり猫を探しながら歩いてみたいものです。
旅猫
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