2025/05/30 - 2025/06/02
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nekosaruさん
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【アディスアベバ3日目】
朝10時すぎに向かえの国立博物館へ「ルーシー」に会いに行く。この旅の目的の一つだ。去年南アの「ミセスプレス」に会ってからの目標だった。
若い地元の人たちや数少ないけど欧米人、何人かの中国人がいた。ルーシーの頭骨はあまり数多くないけど骨格模型などうまく展示してある。みな熱心に見学していた。
その後、配車アプリRIDE を使ってエントット山頂の教会と古い宮殿を見に行く。
宝物館にはエチオピアの教皇たちのマントや宝冠などが展示されてる。保護に貢献した市長を讃える展示もあった。
珍しかったのはメネリクからセラシエ、メンギスツ、現在のアビまでの肖像が宝物館の塀の壁画として描かれていたことだ。現在までの否定肯定の毀誉褒貶を乗り越えてる。
教会の裏に回ると茅葺きの古い建物が見えてくる。メネリクⅡ皇帝の最初期の宮殿という。所々朽ちかけているのが時代を感じさせる。眼前にはアディスの街が見渡せる、さすが王宮だ。
天気が悪く雷と豪雨になった。しばらくすると氷の粒、雹ヒョウになった。高度が高いからか階段を登るのも少し息が切れる。RIDE を呼ぶも全く反応なし。4、50分くらい待って帰りの車ようやく捕まえる。
コーヒーが飲みたくて図書館近くのtomoca コーヒーまで乗ったが残念ながらカミナリの停電でコーヒーも飲めず大雨で図書館へ逃げ込む。少し雨が収まり近くのショッピングモールにトイレに行く。トイレットペーパーは当然ないので持参のものを使う。ここではトイレットペーパーは必携だ。
ここの3Fフードコートのカフェでアイスコーヒーをもらう。香りのついたハチミツシロップ、氷、ちゃんと淹れたコーヒーを注いでいた。2層に別れた味が楽しめる。ここのテラスからはアディスのビル群か遠望できる。
その後雨があがりメネリクⅡ宮殿をたずねてユニティパークへ散歩。ここは官邸もあるのか兵士たちがパークを取り囲む城壁の上から警戒監視していて城壁手前の歩道を歩いていると離れた向こう側の歩道を歩け、と指示される。まあ確か2、3年前首都近くまで反政府勢力が攻め込んで来たから頷ける。パーク入場は外国人20ドルと高く時間もなかったから入らなかった。公園では日曜日で多くの家族連れが遊具で遊んでいる。見晴らしもよかった。
アンゴラのルアンダでは出来なかったATMの現地通貨キャッシングはエチオピアでは出来た。お金も安心だ。
夕飯へ出かける。Mesi Gebeta Arat へ。
ビールとともに店員おすすめのエチオピア料理kitfo を頼む。インジュラとミンチ肉煮込みと三角に切られた固めの焼き餅様のもの、チーズと菜っ葉炒めが別の器に入っていた。店員に教えてもらいインジュラで肉と菜っ葉などを巻いて食べる。ここのインジュラはいままでより少しだけ酸味が強いけど巻いて食べるとちょうどいい味になる。これで約1200Bなので手頃だ。みなグループでワイワイ食べている。カップルも多い。今日は日曜日だから。
店を出て一度宿に帰る。狭い路地で昨日のガイドが音楽バーの店先で友達とビールを飲んでいた。挨拶した。寄ってけよって言われたけどアルコール弱いので遠慮した。
宿はまだ停電で真っ暗。宿の周りの大通りはまばゆいばかりのライトアップなのにだ。宿の横の暗いバラック街の小さな雑貨店でミネラルウォーターを買う。店番していた小学校くらいの子は正直に25Bとお釣をくれた。君は正直でいい子だねって言うとサンキュって言ってくれた。
宿はまだ暗くてダメなのでその日飲めなかったtomoca コーヒーにもう一度行ってみた。酸味が程よくあって香りもよく美味しかった。125B。帰り際tomoca の兄ちゃんがグッドかって、グッドだよってしたらニコニコしてよかったって感じ。フレンドリーだ。
大通りを宿に向かう道はライトアップされカップルばかり。いいな、どこも同じ。日曜日のデートなんだな。若者たちのグループも連れだって歩いている。
白暮の中、灯りに照らされた大通り、しゃれている。
だけど、これはエチオピアのほんの一面だ。中国北京的電飾のまばゆい大通りでもほんの幼い兄弟たちが外国人だとみると物乞にしがみついて来たりする。
RIDE で乗った運ちゃんたちの言葉を思い出す。道や建物ばかり新しくしても庶民は食うにも困っていると。道路は食べられない、お金の使い方が違うだろうと大方の意見だった。アディスは本当に建設中、工事中が多い。みなそう思ってるのかもしれない。
光々と電飾のついた大通りや博物館、その向かえ側は停電でまだ真っ暗なバラックが立ち並ぶ。ここに近い宿の電気が戻ったのは夜11時頃だった。
【4日目】
今日は最終日だ。深夜0時前の便でアディスを立つ。
朝フロントの彼にtomoca のcoffee 豆を買える所を聞いてもらった。豆は人気ですぐ売り切れるらしい。ガソリンスタンドの店にはあるとのことでRIDE,でまずそこを目指す。375g1200Bとここのエコバック400Bで購入。エチオピア土産。
歩いて「レッドテラー記憶館」へいく。ここも行きたかった目的地の一つだ。ハイレセラシエ皇帝が最後宮殿から連れだされる写真が印象的だ。このあと彼は暗殺され遺体も隠される。プノンペンのツールスレン刑務所で見たような虐殺された人々の顔写真、キリングフィールドで見たような数多くの頭蓋骨が暗いなかに収用されてる。帝政を倒したメンギスツ政権により赤色テロ作戦として行われた残虐行為を記憶すべく展示されてる。
「記憶館入口には3人の少女が泣いている姿の像が立ち赤色テロ(1977~1978年)として知られる弾圧時代の犠牲者を表し、台座には英語とアムハラ語で「二度と繰り返してはならない」と刻まれている。アムネスティ・インターナショナルはこの時期に約50万人が殺害されたと推定している」らしい。民間で維持されている博物館で入口に寄付箱も設置されている。
ここで見た最後皇帝が連れだされた写真の宮殿は昨日時間がなくて入れなかったユニティパーク内の宮殿だと館の人に教えてもらった。パークは月曜日休みとのことで行けなかったので残念だった。
この街には宮殿がいくつもある。しかしメネリクⅡ世宮殿はいくつもあるけどハイレセラシエ宮殿はひとつもない。ハイレセラシエ帝政がなくなって50年経っているが未だ生々しいのかもしれない。人々の記憶から生々しさがなくなった時その名前が公に語られる日が来るのだろうか。
その後もう一度民俗学博物館をゆっくり見たくて訪れた。ここはエチオピア大学の中にある。宮殿だっただけに広々とした庭園は学生たちが思い思いに座ったり談笑したりしている。学生食堂やカフェテリアもある。
若い大学生たちを見ているとどこも同じだと思う。日本の大学と変わらない風景だ。
博物館の中で印象的だつたのは皇帝のベッドやバスはもちろんだけどライオンの剥製だ。帝政崩壊は飢餓の中飼っていたライオンに大きな肉のエサを与えてる皇帝の写真が伝えられたからだ。それで彼は殺された。
博物館の裏学生たちの寄宿舎近くのしゃれたカフェに入る。落ち着いた感じでのんびりできる。トラディショナルコーヒーをもらう。tomoca より少し苦味があってこれもおいしい。おかわりでキャラメルマキアートももらう。これが人気らしい。どちらも80Bくらいでとても安い。
夕飯はMajet Cultural。小さいけど雰囲気はいい。アルコールは置いてない。聞いていたエチオピア料理のBeyaynetu(野菜のみ)はなくてやっぱりTibs に。肉入りスープの味はすごくおいしい。インジュラと濃厚ソースで食べる。アディス最後の食事もおいしくいただけた(800Bくらいだった)。
またスーパーのカフェで市街地を遠望して宿へ預けた荷物をとりにゆく。
ところが宿で待ち合わせしてたはずの受付の彼がいなくて荷物がもらえない。WhatAPP も既読つかない。いつも挨拶してた建物1階入口のガードマンの兄ちゃんやらおじさんたちが一生懸命協力してくれてようやく彼と連絡がつき無事荷物をゲット出来た。みんなとても優しい。ほんと助かった。
空港へ向かう道はきらびやかな北京的電飾でRIDE の運ちゃんは中国のおかげで発展している、今の若者や大学生たちは西欧かぶれでよくない、西欧は自分中心だからよくない、と力説していた。僕的にはこんなきらびやかさでは見せかけの発展じゃないかなとも思うけど、彼は中国のおかげで発展していると思っている。まぁいずれにしてもgetting better だからいいねって一応意気投合したことにして空港に着いた。
アディスアベバの人たちは内気なようで実はフレンドリー、本当に親切な人ばかりだった。いいところだった。困難なことも多そうだけど、アディスのこの平和がいつまでも続いてほしいし、国全体に広がってどこへでも行ける日が早く来てほしいなと心よりおもった。
荷物検査は長蛇の列、出国審査は問題なし。
これからヨハネス、マセルまで長旅だ。
ケープタウン→ウィントフックSossusvei→ケープタウン→(ヨハネスブルグ→アディスアベバ経由)→ルアンダ(アンゴラ)→アディスアベバ→(ヨハネスブルグ経由)→マセル(レソト)→(ブルームフォンテン経由)→ケープタウン→シンガポール経由帰国
【外務省海外渡航危険情報】
危険情報
2025年03月21日
レベル
4退避勧告レベル
3渡航中止勧告レベル
2不要不急の渡航中止レベル
1十分注意
【危険レベル】
●エリトリア、ソマリア、スーダン、南スーダンとの国境地帯、ティグライ州西部地区及びアムハラ州との州境地帯、オロミア州東西ウェレガ地区、ケレム・ウェレガ地区、ホログドゥル・ウェレガ地区及び東西グジ地区、ベニシャングル・グムズ州カマシ地区及びメテケル地区
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ティグライ州メケレ市及びシレ市
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
●ティグライ州(エリトリアとの国境地帯、西部地区及びアムハラ州との州境地帯を除く)、アファール州キルバティ地区及びティグライ州との州境地帯、アムハラ州(レベル4地域を除く)、オロミア州イルバボール地区、ガンベラ州(ガンベラ市、南スーダンとの国境地帯を除く)、ベニシャングル・グムズ州アソサ地区、ケニアとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●アファール州の上記以外の地域、オロミア州ボレナ地区(ケニアとの国境地帯を除く)、東西ハラルゲ地区、バレ地区、北シェワ地区、西シェワ地区、東シェワ地区、ガンベラ州ガンベラ市、ソマリ州(ソマリア及びケニアとの国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都アディスアベバを含む上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
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国立博物館ルーシーのうしろ姿
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展示は見て分かり安い。
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国立博物館も敷地工事中。
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エントト山にあるMaryam Churchマリアム教会
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マリアム教会宝物館の壁画。メネリクⅡ、ハイレセラシエ、メンギスツから現在のアビ首相まで描かれているのが珍しかった
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現代までの肖像が描かれている
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マリアム教会裏にあるメネリクⅡ宮殿近くからアディスアベバを一望する
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古さを感じさせるメネリクⅡの初期宮殿。奥からはアディスの街が見渡せる
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どしゃ降りで図書館内に避難。雷の停電中
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2層に別れたコーヒー、スーパーのフードコートで
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図書館近くのジュエリースーパー3階のフードコートテラスからは
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スーパーのフードコートテラスから図書館とアディスアベバ市街を望む
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夕立後ユニティパーク近くからアディスのビル群を望む
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ユニティパークを取り巻く城壁。左に兵士が監視しているのが見える
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雨あがりの街中、日曜日でなのかカップルも多い
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Mesi,レストランで店員さんおすすめのエチオピア料理Kitfo
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Mesi,レストランで店員さんおすすめのエチオピア料理Kitfo
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細い路地にも多くの人通り、ローカルなバーとかもある
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図書館近くのTomoca coffee
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国立博物館まで電飾
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大通り近くは街中が中国北京や上海のような電飾で飾られる。それでも手前のホテル側、バラック多い地区では一帯は真っ暗。ホテルに電気が灯ったのは23時だった
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レッドテラー記憶博物館Red Terror Martyrs’ Memorial Museum
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1974年メンギスツ政権により宮殿から連れだされるハイレセラシエ皇帝最後の姿。このあと不明に。実は暗殺され遺体も隠され約20年たって宮殿地下で見つかり三位一体教会に皇后と一緒に安置された
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Red Terror Martyrs’ Memorial Museumの展示
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民俗学博物館(旧宮殿)の入口付近、アディスアベバ大学でもある
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民俗学博物館のライオンの剥製
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民俗学博物館(旧宮殿)前の庭園にあるライオン像、なにかを訴えているようだ、少しものがなしい。
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庭園は学生たちの憩いの場でもあるようだ
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構内にある落ち着けるカフェ
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カフェのトラディショナルコーヒー
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おかわりでもらったキャラメルマキアート、人気らしい
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街中が工事中
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鳥たちはなにかの象徴かな、よく見かけた
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Majetレストランのメニュー
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スープがとてもおいしかった
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気をつけて歩かないと至るところにこんな工事中の穴があいている、どこもかしこもこの辺りは工事中
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