2025/05/14 - 2025/05/14
23位(同エリア544件中)
Decoさん
この旅行記のスケジュール
2025/05/14
-
万世窯(陶芸工房)
-
対馬の岩屋根倉庫
-
旧中原家の蔵
-
NAME LESS(木工館)
-
旧河野家住宅
-
旧山野家住宅
-
Matango! Leatherworks
-
旧緒方家住宅
-
お結び図書館(旧緒方家住宅)
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
前回、江田船山古墳を訪れた際、お隣の肥後民家村がお休みで見学できませんでした。
リベンジも兼ねて再訪、民家村内の古民家カフェにてお食事をしました。
(2026/02/24公開)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
前回、江田船山古墳など、古墳群を廻りましたが、今回は隣接する肥後民家村へ。
ちなみに、前回ランチを取った「わさんたらんか」は、この建物の右側にあります。
肥後民家村は、江田船山古墳公園などとともに、肥後古代の森・菊水地区を構成する施設です。菊水地区は文化庁の構想による「風土記の丘」の一つとして山鹿地区や鹿央地区などとともに整備されました。カフェや工房もある民家村、江田船山古墳や道の駅に隣接しています by Decoさん肥後民家村 名所・史跡
-
管理棟。窓は閉められ、パンフレット類が置かれています。
入場料はなく、入ったところで協力金(100円程度)を入れる箱が置かれていました。 -
ちょっと見にくいのですが、案内図。
江田船山古墳などは清原台地という台地の上にありますが、この民家村は台地から菊池川の川岸に至る斜面に築かれています。 -
【旧布施家住宅】(能面工房嘉祥庵)
まずは、旧布施家住宅から見学。上杉家に仕えた布施家の広い住宅が移築保存されています by Decoさん旧布施家住宅 名所・史跡
-
イチオシ
かなり立派なお屋敷です。
-
土間が入口になっています。
-
説明板。
旧布施家住宅は、新潟県上越市から移築保存されました。
旧家主の布施家は桓武平氏の家系。上杉家に仕えましたが、関ケ原の合戦後、上杉家は米沢(山形)に移封。布施家は越後に残り、豪族として土着したとあります。つまりは郷士となった、ということかと思いますが、恐らくは相当な大地主で裕福な家柄だったと思われます。
肥後民家村にはこの他にも庄屋の家が移築保存されてますが、それらと比べても段違いの広さと立派さの旧布施家住宅です。 -
とにかく広いお屋敷でした。
このお屋敷は1976年に旧菊水町が譲り受けて、肥後民家村に移築保存されたわけですが、当時の町長さんが働きかけたそうです。
1976年…高度成長期は終わりを告げていましたが、その後のオイルショックなども一段落し、日本はまずまずの安定した時代だったかと思います。旧菊水町も、観光の目玉をつくるべく、町長さんも熱心に活動されたのではないでしょうか。 -
イチオシ
土間から広間、座敷方向を見ます。
旧布施家住宅では、能面制作の教室も催されているそうです(能面工房嘉祥庵)。 -
広間に隣接して風呂がありました。台所近くにも別に風呂があったので、こちらは客用でしょうか?
-
こちらは中座敷と奥座敷。この左手は仏間です。
-
斉の間です。数寄屋造り。腰窓からの光でここは明るいです。
-
二階への階段。上は物置のような感じでした。
奥の扉の先は寝室ですが、管理人室になっっていて、入れませんでした。 -
こちらが玄関。入口らしき場所が数か所あって、最初どこから入ればよいのか迷いました。
-
建物を一周しました。古民家を補修しながら維持していくのは本当に大変そうでした。
一画には船が展示されています。
かつて和水町内の菊池川の渡しとして使われていたそうです。子供たちも通学用に利用していたとか。
余談ですが、故火野正平さんも「こころの旅」の”こころの風景”で渡しがあった場所を訪れられていて、おそらくこの船が使われていた場所ではないかと思います。 -
【和水町歴史民俗資料館】
旧布施家住宅から石段を下りて、和水町歴史民俗資料館へ。江田船山古墳の出土品のレプリカが展示されています by Decoさん和水町歴史民俗資料館 美術館・博物館
-
江田船山古墳からの出土品のレプリカなどが展示してありました。その他、旧菊水町の年表なども。
(出土品は東京国立博物館に収蔵、一括して国宝に指定されています)
現在は管理人は常駐していないようですが、入口左に二面出窓の明るい事務室。また建物の中央には中庭も設けられ、できたときはモダンな建物だったことがうかがわれました。 -
こちらは銀象嵌銘の鉄刀のレプリカですね。
ワカタケル大王(=雄略天皇)の名が記された日本最古級の文章が刻まれています。 -
資料館を出ると、古民家のような建物。以前は喫茶店が入っていたそうですが、現在は空いています。
-
【対馬の石屋根倉庫】
ちょっと変わった…というか質朴な建物が見えてきました。
屋根に石のようなものが載っています。 -
対馬から移築されたそうですが、旧菊水町在住の方が購入移築して町に寄贈したそうです。
-
【万世窯】
その先には万世窯という窯元さん。陶芸愛好家が集まって制作されてるとのこと。この日はまだ開いていませんでしたが、陶芸体験などもできるようです。 -
【中原家の蔵】
ちょっと変わった形の蔵が見えてきました。 -
1774年に建築され、1832年に改築。平成三年に旧菊水町が譲りうけて、菊池市から移築保存されました。
変わった形ですが、右側の屋根が下まで延びた部分は増築されたようです。 -
【NAME LESS(木工館】
木工品や日用品を製作販売。オーダーメイドも受注されるそうです。
前を通りかかった時は開店準備中のような感じで中には入りませんでしたが、ハンドドリップコーヒーも楽しめるとのこと。食後に行ってみれば良かったかな。 -
【旧河野家住宅】
江戸後期の建築で庄屋の家でした。 -
和水町の旧菊水町エリアにあった建物を平成二年に移築保存。
-
庄屋の家ということですが、先ほどの旧布施家住宅と比べると小規模かつ質素です。
-
旧河野家住宅は、次の旧山野家住宅と共に、宿泊や貸切での休憩もできます。
-
正面右側から撮影。
-
【旧山野家住宅】
続いて旧山野家住宅。 -
右側から撮影。こちらも旧河野家住宅同様、休憩や宿泊ができるそうです。
-
玉名郡玉東町から移築保存されました。玉名温泉がある玉名市の東側に位置する町です。
江戸末期の建築です。 -
”生活は貧しかったが父も母も姉も健康で平和な暮しがあった「民家」です”
私としては、やっぱり不便で貧しい時代だったと思います。ただ、人との人とのつながりは密だったのでしょうね。 -
広い土間が特徴、部屋は田の字の形に配置され、典型的な日本家屋の間取りでしょうか。
-
懐かしさを感じさせる座敷と縁側。
-
キーホルダー作りワークショップの案内。
看板の横の石段を上がると… -
【Matango! Leatherworks】
肥後民家村には工房が三つ入っていますが、こちらはその一つ。革製品などの製作販売をされています。
ちょうど開店されたばかりで、店内もお洒落な雰囲気で撮影したかったのですが、お店の方が出てこられて挨拶されたので、カメラを引っ込めてしまいました(^^ゞ
でも素敵なお店でした。 -
【旧境家住宅】
続いては旧境家住宅です。
民家村内の建物ですが、表の一般道からも入れます。国重要文化財、江戸時代の古民家です by Decoさん旧境家住宅 名所・史跡
-
こちらは国指定文化財。
1830年の建築。玉名郡玉東町からの移築保存です。
建物としては、説明を読むとかなり特徴的な部分があるようです。このことが文化財指定につながったのでしょうか? -
ぶれた写真で申し訳ありませんが、特徴と図面です。
広い土間があります。 -
イチオシ
家屋内。農具などが展示されていました。
-
囲炉裏がある板張りの部屋から座敷。
-
右側にも板張りの部屋。
とても質素な建物と家具です。 -
天井の間。
日本家屋全体にいえることですが、冬は寒かったことだろうと思います。 -
最後に訪れるのは、日本昔話に出てくるような民家。
-
イチオシ
入口の左手に廻りこみます。
最後に簡素ながらも美しい民家。 -
【旧緒方家住宅】
こちらも移築された古民家。
1765年築、菊池郡七城町(現在は菊池市七城町=メロンドームがある町ですね)から移されました。
旧境家も二つの独立した構造の建物を接合していましたが、この旧緒方家も同じです。 -
ここから見ると、左(土間)と右(住居部分)がそれぞれ独立した構造であり、それが接合されていることがわかります。
-
それでは入口に近づきます。「お結び図書館」とあります。
-
【お結び図書館】
こちらはカフェになっています。
よくある古民家カフェではなく、正真正銘の肥後民家村の古民家です。
かつての土間はテーブル席に。 -
イチオシ
そして住居部分はお座敷席に。
こちらはとても雰囲気があります。 -
窓際のカウンターのような席。良い感じですね。
-
こちらもとても人気があるのですが、この日は予約なしでも食事できました。
私Decoは一人なので、カウンター席の一画に。
こちらは1000冊以上の絵本があり、自由に読むことができます。
料理は予約した方を優先的に出すので、飛びこみは少し待ちますが、古民家の心癒される空間にジャズのBGM(音がとても良い)に絵本を読みながら、ゆったりと流れる時間を楽しめます。 -
メニューです。
-
メインは三種類から選びます。
お店の方が内容を丁寧に説明されます。
その説明をうかがうと、どうも①のご祝儀いわしの丸干しの説明が一際丁寧で、お店の方に聞いて見ると、やはりいわしがイチオシらしいので、こちらをお願いします。 -
小鉢は日によって変わりますが、8~9種類付きます。
これは、料理の下準備も大変そう。どれも手が込んだ料理のようです。 -
注文し終わり、さらに絵本を鑑賞。
-
ご祝儀いわし丸干しが到着。
大きくてプリプリして、見るからに美味しそうです。 -
イチオシ
ちょっとほぐしてみました。脂がのっています。
これはとても美味しくて、骨と頭意外はすべて食べました。 -
イチオシ
ご飯、味噌汁と小鉢類。
月並みな表現ですが、すべてが美味しかったです。
またヘルシーで体にも良いと思います。 -
これにて「お結び図書館」で食事を終え、肥後民家村を後にしました。
尚、お結び図書館の近くに肥後民家村の南門があり、隣接して駐車場もあり。
こちらを利用されるなら、南門からのアプローチが良いかと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- ma-yuさん 2026/02/26 22:19:39
- 昔の生活!!
- Decoさん
こんばんは!
表紙の茅葺きの屋根に紅葉のもみじが秋を思い浮かべます。
時期を拝見しますと新緑のシーズンだったんですね(^^♪
旧布施家住宅の茅葺きの古民家が昔の生活感を表現ですね♪
新潟県上越市から移築保存でこの広さから財力があったのでしょうね!
このお風呂は子供の頃にあったお風呂によく似て親近感が湧きます!
言われるように大きく立派な古民家の補修は大変と思います。
他にも対馬の石屋根倉庫、万世窯、中原家の蔵、旧河野家住宅と回られて
詳しく説明で少し理解できました。
旧境家住宅も200年近い歴史があって今でも保存されており、凄いです。
それに木々とのコントラストが凄く素敵ですね。
カフェも当時の姿を残して良い風情を感じます。
お食事も当時のメニューが思い出されてヘルシーで美味しそう。
当時は冷蔵庫も無い時代でいわし丸干しが美味しそう。それに
お漬物、お野菜が基本だったと想像しました。
ma-yu
- Decoさん からの返信 2026/02/27 06:38:35
- Re: 昔の生活!!
- ma-yuさん、おはようございます。
表紙の古民家は、「お結び図書館」が入っている建物ですが、確かに私もあの紅葉のような葉は気になっていました。良い雰囲気ですが、春、新緑の季節なのですよね。
旧布施家は、民家村でも群を抜いた広い建物。相当な財力を持った、多分江戸時代は大庄屋、第二次大戦までは地主さんだったのでしょうね。
当時の菊水町の町長さんが、はるばる新潟から移設しただけのことはあると思います。
他にも多くの民家が移築保存されて、当時は町の一大プロジェクトだったのでしょうね。旧境家住宅は国指定の重文だから、旧布施家と並んで民家村の”目玉”なのだと思います。
カフェは、旧緒方家住宅を使用した、正真正銘の古民家(!)です。ヘルシーで手がかかった料理ばかりで、とても美味しかったです。
ma-yuさんがおっしゃるように、料理は「民家村=昔の暮らし」をイメージして現代風にアレンジしてあるのかも知れませんね。
イワシは脂がのって、プリプリして、メインの料理として十分すぎるくらいに存在感がありましした(#^^#)
Deco
-
- フォートラベルユーザーさん 2026/02/25 21:53:18
- 肥後民家村!
- こんばんは!Decoさん!
肥後民家村、
これはまた、立派な古民家が、
たくさんありますね。
旧布施家住宅、平家の血をひく
由緒あるお宅なんですね。
土間、囲炉裏、お座敷、農具、
とても良い状態で保存されて
いますね、
しかも、ワークショップや
図書がある、(本物の)古民家カフェが
あるんですね。
土間の雰囲気が素敵です。
絵本をのんびりと眺めながら、
食事を待つのも至福の時間。
これ、夢中になってしまいますね。
丸干しイワシや、丁寧な小鉢のお料理。
こんな素敵なカフェが、
近くにあったらな!と思いました。
ありがとうございました!
コトラ
- Decoさん からの返信 2026/02/26 06:31:42
- Re: 肥後民家村!
- マダム、おはようございます。
肥後民家村は、隣接する江田船山古墳などとともに、旧菊水町が文化庁の「風土記の丘」構想に沿って造った施設。当時の町長さんなどが熱心に古民家を誘致され、旧布施家もはるばる新潟から…。町長さんも菊水町も、相当に気合が入っていたのでしょうね。
古民家村には多くの建物がありますが、その中でも旧布施家は群を抜いて大きく立派な建物。平氏の末裔、上杉家の武家だったというから、土着したとはいえ相当に裕福なお宅だったのだと思います。ただ、この家屋を維持していくのも大変だろうなと思いました。
カフェは、肥後民家村に移築保存してある古民家をそのまま利用している正真正銘(?)の古民家カフェ。
おとぎ話のような建物ですが、中はその構造をそのまま活かして、とても雰囲気のある空間になっていました。特にお座敷は絵本に囲まれて舞台のような感じで、この建物で食事ができただけでも良かったです。
常連さんも多いようで、料理も多彩な小鉢で、一つ一つ丁寧に作られ、イワシは脂がのって、とても美味しかったです(#^^#)
Deco
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 肥後古代の森
4
62