2025/02/13 - 2025/02/17
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かかかかかかかかかかさん
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この旅行記スケジュールを元に
続百名城スタンプラリーをやっているので、沖縄にある2城のスタンプを押す目的で、沖縄に行く事にしました。
しかし、せっかく沖縄まで行くのに、スタンプだけで終わりってのは少々もったいないという事で、沖縄本島にある2つの世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺産群』と『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』もついでに巡る事にしました。
さらに、自分は端っこマニアなので、沖縄本島の東西南北の端っこもついでに制覇し、コレクションである証明書もゲットしちゃおうかと思います。
いろいろ欲張った沖縄旅の始まりです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2025年2月15日 土曜日、旅行3日目。
沖縄本島の世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺産群』全9ヶ所のうち、ここまで8ヶ所を巡って来ました。
残るはあと1ヶ所のみ。
最後の世界遺産は他の8ヶ所から少し離れているので、ヤシの木に囲まれた南国ムード満点の道路を颯爽と走って向かいます。 -
最後にやって来た世界遺産は『今帰仁城(なきじんじょう)』です。
これで沖縄本島の世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺産群』全9ヶ所、完全制覇です!今帰仁城跡 名所・史跡
-
まずは『今帰仁村グスク交流センター』でチケットを購入します。
観覧料は600円也。
センター内の休憩所では、世界遺産や今帰仁城の解説を映像で紹介しています。 -
御城印もゲットです。
世界遺産コラボ御城印、1枚500円也。 -
そして、世界遺産に登録されている5つのグスクの御城印を並べると、琉球絵巻になるデザインとなっています。
自分は抜かりなく5つ購入したので、琉球絵巻を完成させる事が出来ました!
※これは世界遺産コラボ御城印の為、他の城郭でも販売している通常の御城印とは異なります。 -
今帰仁城は日本百名城にも選出されているので、百名城スタンプラリーのスタンプも置かれています。
自分はすでに百名城スタンプラリーは回り終えていますが、せっかくここまで来たので貰っておきます。
だいぶ押された様で、角がかなり摺り減っています。 -
チケットと御城印を購入し、いよいよ今帰仁城へ向かいます。
まだ2月だと言うのに、桜が出迎えてくれます。 -
こちらは『外郭(がいかく)』です。
高さ2m前後と比較的低い石垣が、総延長数百mに渡り蛇行して続いています。
発掘調査では、屋敷跡が確認されているそうです。
とにかく広いです。 -
今帰仁城は、琉球が中山に統一される前の三山鼎立(さんざんていりつ)時代は北山王の居城でしたが、中山王 尚巴志(しょうはし)によって滅ぼされてしまいました。
三山統一後は北部地域の管理の為、琉球王府から派遣された監守の居城となりました。
外郭を含めると7つの郭(くるわ)からなり、面積は首里城とほぼ同規模で、県内最大級のグスクです。 -
ここが世界遺産『今帰仁城』の入口です。
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入口には、立派な世界遺産の碑があります。
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チケット回収所のすぐ横にある石門は、今帰仁城の正門『平郎門(へいろうもん)』です。
琉球国由来記に『北山王者、本門、平郎門ヲ守護ス』と登場しています。 -
平郎門をくぐると、美しいカンヒザクラ(寒緋桜)のトンネルとなっています。
今帰仁城は桜の名所にもなっています。
カンヒザクラは、全国で最も早く1月中旬から2月初めにかけて開花します。
今回は少し遅かった様で、葉っぱが多くなっています。 -
今帰仁城では、毎年1月から2月に桜祭りが開催されています。
南国沖縄は、桜が咲くのも早いです。 -
ちょっと遅いかと思ったけど、まだ十分見頃です。
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ここは『大隅郭(ウーシミカク)』です。
戦時に備え馬を養い、兵馬を訓練した場所だそうです。
最も高い石垣が築かれた堅牢な城郭です。 -
兵馬の訓練をした場所のわりに、足元が岩場ばかりでとても不安定です。
皆さん悪戦苦闘しながら岩から岩へと渡っています。 -
平郎門から上の郭までは『七五三(しちごさん)の階段』が一直線に続いています。
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七五三の階段を上がった所にあるのは『大庭(ウーミャ)』です。
大庭を取り囲む様に正殿(主郭)、北殿、南殿の建物が配置されていたと考えられ、行事等に利用された重要な広場です。 -
大庭の隣にあるのは『御内原(ウーチバル)』です。
今帰仁城に仕えた女官の生活の場所と伝えられる、城内でも神聖な場所です。
高い場所にあるので、周囲を一望する事が出来ます。 -
こちらは御内原から見た大隅郭。
上から見ると凄い岩場です。 -
沖縄の城郭の特徴でもある、波打つ様な曲線的な石垣が続いています。
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曲線的な石垣と青い海。
沖縄を感じさせる景色です。 -
天気が良くなくても青い海が見られるのは、さすが沖縄ですね。
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ここは『ソイツギ(城内下之御嶽)』です。
旧暦八月のグスクウイミという祭祀の時、今帰仁ノロ(女性祭司)が五穀豊穣等を祈願した場所で、今帰仁城内にある2つの神様を祀る御嶽(うたき)のイベ(最も聖なる場所)のうちの1つです。 -
そしてもう1つか『テンチジアマチジ(城内下之御嶽)』です。
男子禁制で、女官達によって子孫繁栄、国家安泰、五穀豊穣を祈願した城内で最も神聖な場所です。
旧暦七月のウプウイミ、八月のグスクウイミでは、今帰仁ノロによって祭祀が執り行われました。 -
『主郭』にやって来ました。
ここは城内で最も中心的な建物があった場所です。 -
こちらは『今帰仁里主所火の神(なきじんさとぬしどころひのかみ)』。
その名の通り火を司る神様です。
沖縄の家庭では、今日でも台所に火之神を祀る習慣があるそうです。 -
主郭から、鉄製の階段を下りて行きます
-
主郭より一段低いところにあるこちらは『志慶真門郭(しげまじょうかく)』で、今帰仁城の裏門にあたります。
発掘調査によって4つの建物があった事が分かり、ここには城主に仕えた身近な人々が住んでいたと考えられています。 -
と言う事で、平郎門まで戻って来ました。
世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺産群』に登録された9ヶ所全てを無事回り終える事が出来ました。
時刻は間もなく17:00。
そろそろ今晩の宿泊先に向かいたいと思います。 -
おっ!?
駐車場に戻る途中に、ちょっと気になる看板を発見!
そういえば、せっかく沖縄に来たのに、まださとうきびジュースを飲んでいませんでした。
さとうきびの丸かじりはしたけど・・・(※沖縄本島の世界遺産に行きました① ~沖縄上陸編~参照)
これは飲まないと!! -
目の前で絞っていただくさとうきびジュース、1杯400円也。
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こちらが純度100%、絞りたてのさとうきびジュースです!
あの見た目からこれだけのジュースが絞れるなんて、さとうきびって凄い水分を含んでいるんですね。
味は若干竹っぽいえぐ味がありますが、それ以上の甘味があって非常に美味!
やっぱり沖縄に来たら、さとうきびジュースはマストですね。
ごちそうさまでした。
では、改めて今晩の宿泊先に向かいます。 -
・・・と思いましたが、せっかくここまで来たので、時間が遅いですが一応寄ってみました。
-
今帰仁城から車で10分程で到着したここは・・・!?
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沖縄観光のマスト オブ マスト!
皆さんご存知『美ら海水族館』です。沖縄美ら海水族館 動物園・水族館
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入口まで来ました。
営業時間は18:30までで、入館締切が17:30。
現在の時刻は17:25!
今ならまだギリギリ入れます。 -
でもこの後の移動を考え、入館は諦めます。
せっかくここまで来たのに残念です。
残念ついでに、雨も降ってきました。 -
美ら海水族館は神殿みたいな造りでオシャレですね。
水族館と言われないと、何の施設か分からないです。
それにしても大きい! -
17:30を過ぎたので、ウミガメ館は締まってしまいました。
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マナティー館も。
マナティーは、日本で飼育しているのはここを含めて4館しかないそうです。
希少な動物なので是非見たかったです。
ちなみに、前回百名城スタンプラリーで沖縄を訪れた時も、今回と同じ様に今帰仁城経由で美ら海水族館に来たので到着が夕方になってしまい、本館には入れましたが、マナティー館は閉館時間に間に合わず入れませんでした。
現在マナティー館とは2戦2敗です。 -
海の向こうに某夢の国にある山みたいな形をした島が見えます。
あれは『伊江島』です。 -
伊江島は、フェリーで30分程で行けるリゾート島です。
今日は天気が悪くてどんよりしていますが、機会があれば行ってみたい島です。 -
あの辺りの海はきれいですね。
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あそこは『エメラルドビーチ』です。
その名の通り、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が美しいビーチで、『快水浴場百選』にも選出された海水浴場です。
まだこの時期は海水浴は出来ませんが、天気が良ければ美しい夕日が見れたかもしれません。エメラルドビーチ ビーチ
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滞在時間は20分程でしたが、美ら海水族館の雰囲気は味わえたと思います。
何より、駐車場代が無料というのがとても大きいです。
じゃなかったら、この短時間の為に来る事はしなかったと思います。
と言う事で、今度こそ本当に今晩の宿泊先に向かいます。 -
美ら海水族館から土砂降りの雨の中を車で移動する事約2時間。
本日の宿泊先に無事到着しました。
やって来たのは那覇市内ではなく、沖縄本島北部『やんばる国立公園』の森の中に建つ『アダ・ガーデンホテル沖縄』です。
沖縄本島にある世界遺産は『琉球王国のグスク及び関連遺産群』の他に、固有種や絶滅危惧種が多い事から生物多様性が評価され、2021年に世界自然遺産に登録された『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』があります。
沖縄島北部の『やんばる地域』も、実は世界遺産に登録されています!アダ・ガーデンホテル沖縄 宿・ホテル
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到着が遅くなってしまったので、部屋に荷物を置いたらすぐに夕食をいただきに行きます。
重厚感のある部屋の扉です。 -
夕食は、国産黒毛和牛100%のハンバーグです。
沖縄感はありませんが、ハンバーグは柔らかくて超美味!
ご飯もお代わりして、お腹一杯いただきました。
ごちそうさまでした。 -
食事を取り終えて、誰もいないロビーでちょっと小休止。
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ロビーに『ヤンバルクイナ』の剥製が置かれています。
ヤンバルクイナと言えば、言わずと知れたやんばる地域を代表する固有種で、1981年(昭和56年)に発見されたこの地域にのみ生息する飛べない鳥です。 -
他にも、ロビーにはやんばる地域に生息する固有種の写真がパネルで飾られています。
こちらは『ヤンバルクイナ』。 -
こちらは天然記念物でもある『ヤンバルテナガコガネ』。
その名の通り、手が長い! -
こちらも天然記念物『リュウキュウヤマガメ』。
そんなパネルを写真に撮っていると、ホテルの従業員の方が声をかけてきました。
『今、外にヤンバルクイナがいるので案内しますよ』
えっ!?野生のヤンバルクイナって、そんな簡単に見れちゃうの!? -
土砂降りの中、傘をさしてホテルの前の道路脇から従業員の方が雑木林に向かってライトを照らすと、木の上で寝ているヤンバルクイナがいます。
おーっ!本物のヤンバルクイナ!!
ライトを当てた程度では起きないそうですが、音には敏感と言う事で、静かに写真を撮ります。
従業員の方は、毎晩ホテル周辺を巡回してヤンバルクイナを探しているそうで(だいたいいる時は同じ場所にいるそうです)、見つけた場合は宿泊客を連れて行ってくれます。(当然無料です)
そういえば、さっきから従業員とお客さんが何組か出入りしていたのはこれだったのか。
野生のヤンバルクイナを見る事が出来ただけでも、このホテルに宿泊した甲斐がありました!
従業員さん、ありがとうございました。 -
という事で、本日はこれにて終了。
今日は沖縄本島の世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺産群』に登録されている9ヶ所の遺産全てを巡る事が出来ました。
今日はグスクをメインに巡りましたが、どのグスクも曲線的な城壁が美しく、沖縄の風景と相まってさすが世界遺産だと感服するものばかりでした。
でも、自分としてはさっき見たヤンバルクイナが今日一番の感動でした。
明日はもう1つの世界遺産『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』の沖縄島北部のやんばる地域を巡りたいと思います。
ではでは、お休みなさい。
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