沖縄本島の世界遺産に行きました① ～ 沖縄上陸編 ～

2025/02/13 - 2025/02/17

続百名城スタンプラリーをやっているので、沖縄にある2城のスタンプを押す目的で、沖縄に行く事にしました。
しかし、せっかく沖縄まで行くのに、スタンプだけで終わりってのは少々もったいないという事で、沖縄本島にある2つの世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺産群』と『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』もついでに巡る事にしました。
さらに、自分は端っこマニアなので、沖縄本島の東西南北の端っこもついでに制覇し、コレクションである証明書もゲットしちゃおうかと思います。
いろいろ欲張った沖縄旅の始まりです。

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2025年2月13日 木曜日、旅行初日。
今年一発目の旅は、雲の上からスタートです。
今回の旅は、続百名城スタンプラリーの沖縄の城郭を巡りつつ、沖縄本島にある世界遺産を巡り、尚且つ沖縄本島の東西南北の端っこを巡るという、盛り沢山の内容で行きたいと思います。
十数年振りの沖縄本島上陸なので、とてもワクワクします。
しかし！
沖縄の天気は、予報では雨。
相変わらずの雨男っぷり全開です。
今は雲の上なので青空ですが、沖縄の天気はどうかな？

窓の外に陸地が見えてきました！
間もなく沖縄に到着です。
飛行機の高度も徐々に下がってきました。

只今、飛行機は雲の中を飛行中です。
何だか不安になる色の雲です。

雲を抜け、沖縄の街並みが見えてきました。
それと同時に、雨が窓を打ち付けています。
沖縄の天気は、予報通りの雨です。

天気は悪いですが、沖縄らしい遠浅の青い海が見えてきました。
いよいよ着陸します。

無事に那覇空港に着陸しました。

那覇空港 空港

那覇空港は、平日にも関わらず凄い人の数です。

『めんそーれ』
この言葉を聞くと、沖縄に来た実感が一気に湧いてきます。

荷物をピックアップして、いよいよ那覇の街に繰り出します。

まずは、沖縄都市モノレール『ゆいレール』に乗って、今晩宿泊するホテルに向かいます。
那覇空港から直結でゆいレールの『那覇空港駅』に行けるので、雨に濡れる事なく移動出来ます。
ちなみに、この那覇空港駅は、日本で最も西に位置する駅『日本最西端の駅』です。
端っこマニアの自分としては、沖縄到着早々テンションが上がります。

那覇空港駅 駅

ゆいレールの切符にはQRコードが付いていて、自動改札に切符を入れず、QRコードをスキャンして通過します。
そして、改札の出口には使用済みの切符を回収する箱が置かれています。
初めて見るシステムだったので少し戸惑ってしまいましたが、せっかくなのでこの切符は記念に持ち帰る事にしました。
何しろ『日本最西端の駅』の切符ですからね。

ゆいレールがやって来ました。
まずはこれに乗って移動します。
平日にも関わらず、周りはキャリーバッグを持った観光客で混み合っています。

ゆいレール 乗り物

ホテルに行く前に、ちょっと寄り道をします。
やって来たのは、那覇空港駅の隣の駅『赤嶺駅』です。
雨が酷くなってきましたが、そんな中なぜわざわざこの駅に降りたのかと言うと・・・

赤嶺駅 駅

ここ赤嶺駅は、日本で最も南に位置する駅『日本最南端の駅』です。
最西端の駅から一駅で最南端の駅に到着です。
僅か5分弱で最西端と最南端の駅を制覇出来るなんて、世界遺産より興奮しています。

駅構内には、記念の顔はめパネルがあります。

顔はめパネルには、日本最南端の駅の証明書が掛けられていて、写真を撮る事が出来ますが、証明書の販売はされていませんでした。
証明書コレクターの自分にとっては、これは残念至極です。
是非、旅の記念に販売していただけたらと思います。

赤嶺駅の切符も、当然持ち帰りです。
証明書はありませんでしたが、日本最南端の駅の切符をゲットです。

赤嶺駅から再びゆいレールで移動し、今晩宿泊するホテルに到着しました。
今晩お世話になるのは『ホテル サン沖縄』です。
一晩だけになりますが、よろしくお願いします。
時刻は間もなく17:30。
雨も止んだ様なので、早速夕食を食べに出掛けましょう。

ホテル サン沖縄 宿・ホテル

那覇市街を歩いていると、緑溢れる斬新なデザインの建物が見えてきました。
こちらは『那覇市役所』です。
入り口には大きなシーサーがいます。
さすが沖縄ですね。

那覇市役所の隣には、交番があります。
普通の交番ですが、沖縄と言うだけで何だか特別に見えてしまいます。

さらに交番の隣には『愛のシーサー公園』があります。
小さな公園ですが、中央には噴水がありシーサーがいます。
まさに都会のオアシスと言った感じです。

愛のシーサー公園 公園・植物園

このシーサーは親子で、青少年健全育成運動のシンボルだそうです。

さあ、見えてきました。

『国際通り』にやって来ました。
やはり、沖縄観光では欠かせないマストスポットですね。
今晩はここで夕食を食べます。
でも、まだ夕食には時間が早いので、ちょっと国際通りを見て回りましょう。

国際通り 名所・史跡

良いですねー、沖縄感満載です。
街路樹のヤシの木も、良い雰囲気を醸し出しています。
これぞ、The 沖縄といった感じです。

こちらのお店は、島唄を聞きながら沖縄料理を満喫出来ます。

こちらは賑やかなお店ですね。
沖縄の多種多様なお土産を取り揃えています。

沖縄土産の定番、紅いもタルトのお店です。
立派な店構えです。

こちらには、シーサーがいっぱい置いてあります。
今日はまだ到着したばかりなので何も買いませんが、シーサーはお土産に買って帰りたいと思います。

沖縄らしくハブ酒も売っています。

沖縄と言えば、飲んだ後の〆はステーキですね。
国際通りにはステーキ店も多くあるので、今回の旅ではステーキも食べる予定です。

とにかく賑やかなお店が多く、見ているだけで楽しいです。

でも、これだけお土産屋が並んでると、どこで何を買おうか迷いますね。
どこも派手な見た目のお店が多いですが、お店を選ぶ決め手はやっぱりインパクトなのかな？
とりあえず今日はお土産の下調べといった感じです。

海ぶどうの専門店もあります。
海ぶどうは沖縄料理の中でも特に好きな食べ物です。

全国的に有名なこちらのチェーン店ですが、沖縄ではここにしか無い様です。

こちらは泡盛の専門店。
泡盛も沖縄ならではですね。

こちらは島野菜にアグー豚、山城牛といった沖縄ならではの食材を取り揃えたお店です。
沖縄と言ったら南国フルーツのイメージですが、島野菜もあるんですね。

おっ！？
さすが沖縄！！
こちらではまだ2,000円札を扱っています。
ていうか、2,000円札久し振りに見た！

沖縄でアイスと言えば『アメリカ生まれ、沖縄育ち』でご存知の『ブルーシール』です。
全国にチェーン展開されている有名店ですが、沖縄に来たら一度は本場の物を食べてみたいですね。

こちらは沖縄土産の代表格『ちんすこう』の専門店です。
沖縄に来たからには、ちんすこうもマストです。

沖縄のドンペン君は、沖縄らしくシーサーの被り物を被っています。

何だか大きな建物があります。
こちらは『国際通り のれん街』です。
地下1階から地上2階まで、3フロアに6つのエリアがあり、約40店舗の飲食店が入る食のエンターテイメントスペースです。
毎日食べに来ても飽きないボリュームがあります。

沖縄料理を食べながら民謡や島唄のライブが聞けるお店が多いです。
沖縄らしさを満喫出来て良いですね。

そんなお店は、平日にも関わらずどこも混み合っています。
自分も今回の旅では行く予定でいます。

と言ったところで、ゆいレールの『牧志駅(まきしえき)』に到着しました。
国際通りは、シーサーがある県庁北口交差点から、牧志駅を過ぎて安里三叉路(あさとさんさろ)までの約1.6 kmの事を言いますが、とりあえず今回はここまでとします。
こちらは牧志駅前にある『さいおんうふシーサー』です。
高さ3.4m、重さ約3tの大きな壺屋焼きのシーサーで、壺屋の陶工さん達が約5ヶ月かけて作成した物だそうです。
大きいうえにこの表情なので、迫力があります。
『うふ』は沖縄の方言で『大きい』を意味し、壺屋小学校の児童達が命名したそうです。
国際通りを一通り見て来ましたが、賑やかで見ているだけでも飽きないですね。
時刻は間もなく19:00。
辺りも暗くなってきたので、そろそろ夕食を食べに行きたいと思います。

さいおんうふシーサー 名所・史跡

牧志駅から市場本通りに戻って来ました。
今日の夕食は、この先にある市場で食べたいと思います。

市場本通りにも、賑やかなお店が左右に軒を連ねています。
沖縄らしい『琉球紅型(びんがた)』を着た人形があります。

その隣には、ベティちゃんもいます。

そしてこちらの方も！
とにかく賑やかです。

到着しました。
『那覇市第一牧志公設市場』です。
今日の夕食は、こちらでいただきます。

第一牧志公設市場 市場・商店街

市場の中は、すでに半分ほどお店が閉まっていますが、鮮魚店を中心にこの時間でもまだ営業しているお店もあります。

店先には、沖縄らしいカラフルな魚が並んでいます。
あっ、ハリセンボンもある！
沖縄って、ハリセンボンまで食べるんですね。
ちなみに、沖縄ではハリセンボンの事を『アバサー』と呼ぶそうです。

大きな海老や貝類もいっぱい売られています。
近所のスーパーでは見ない物が多いです。

海ぶどうもこんな感じで売られています。
今まではお店で食べるだけだったので、売られている所を見るのは初めてです。

第一牧志公設市場は、3階建てで中央部が吹き抜けになっており、開放的な雰囲気があります。
1階は鮮魚店や精肉店、生鮮食品やお土産店など約50店舗があり、沖縄ならではの食材を購入する事が出来ます。
2階は食堂やスイーツ店などの飲食店が12店舗あり、沖縄料理を味わえるお店が多く並んでいます。
3階はイベントなどに使える多目的室や調理体験室など、地元の人が利用出来る施設となっています。
また、1階の市場で買った食材を、2階の飲食店で調理してもらい食べる事が出来る『持ち上げ』と言われるシステムがあり、鮮度抜群の沖縄の食材を自ら選んで味わう事が出来ます。

2階に上がって来ましたが、時間的に半数以上のお店が閉まっていて、この時間はこの3店舗しかやっていません。
ちょっと国際通りをゆっくり見過ぎたかな？
お店同士を仕切る壁が無いので、フードコート感があります。

今回はこちらの『豊年』さんでいただきます。

豊年 グルメ・レストラン

いろいろと見慣れないメニューが並んでいます。
沖縄初日なので、今日は自分がイメージする沖縄らしい物を食べたいと思います。

まずは大好物の海ぶどうから。
ポン酢を付けていただきます。
このプチプチ感が美味です。
こんな奇妙な見た目をした海藻を一番最初に食べた勇気ある人に感謝しながらいただきます。

続いて島らっきょう。
一般的ならっきょうと違い、塩漬けなので食べやすくとても美味です。

そしてもちろん沖縄そば。
あっさりしたスープともっちりした麺が美味。
自分は紅しょうがを入れない派なので、別々に提供されてきたのが非常に良かったです。

最後に沖縄らしくやぎ汁定食をいただきます。
結構なボリュームです。
初めてやぎを食べましたが、噂に聞いていた匂いは全く気にならず、非常に美味。
まだまだ沖縄料理を満喫したいところですが、そろそろお腹も膨れてきたので、今日はここまでにします。
ごちそうさまでした。

第一牧志公設市場を後にし、市場本通りを歩いていると気になるお店が！
『フルーツ市場』です。
こちらは南国フルーツを使ったジュースやかき氷をいただく事が出来ます。
また、カットフルーツも売られているので、食べ歩きにもってこいです。
市場に行く際に通った時は人が並んでいましたが、今は誰もいないので、食後のデザートをいただきましょう。

フルーツ市場 グルメ・レストラン

店頭には、パイナップルを筆頭に南国のフルーツがたくさん並んでいます。
島バナナやスターフルーツ、ドラゴンフルーツと言ったあまり見慣れないフルーツもあります。
こちらは南国フルーツの詰め合わせ。
親切に食べ方の説明書まで付いています。

さとうきびがそのまま売られています。
見た目はほぼ竹です。
これこそどうやって食べるの！？

という事で、数ある南国フルーツのスイーツの中から自分が選んだのは『島バナナのシェイク』です。
島バナナって見た目が緑色してるから少し苦味があるのかと思いましたが、苦味は無くバナナの味が濃くてとても美味です。

そしてもう１つ、カットしたさとうきびを購入。
食べ方としては、噛み付くのではなく、密を吸うそうです。
・・・が、上手く密を吸えず、噛み付いたら口の中に繊維が残ってしまい、慣れないと食べ方がとても難しい食べ物でした。
食感としては、やっぱり竹です。

ホテルに戻って来ました。
国際通りで沖縄らしい夕食を食べて、お腹も大満足です。
今晩は大浴場にのんびり浸かって、明日からの英気を養いたいと思います。

という事で、本日はこれにて終了。
沖縄初日は予報通りの雨でしたが、夕方からは雨も止み、国際通りを満喫する事が出来ました。
日本最西端と最南端の駅にも降りたし、海ぶどうややぎ汁といった食べたかった沖縄料理も食べたし、なかなか良い旅の滑り出しが出来たと思います。
明日からはいよいよ、沖縄本島にある世界遺産を巡ります。
今晩は沖縄らしくさんぴん茶で喉を潤し、眠りに就きたいと思います。
ではでは、お休みなさい。

ホテル サン沖縄 宿・ホテル