
2025/04/12 - 2025/04/17
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goemonpさん
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この旅行記のスケジュール
2025/04/16
2025/04/17
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この旅行記スケジュールを元に
少しは円高傾向になってきたとはいえ、まだまだ高い海外旅行。
そんなこともあって、今までは治安や衛生面からちょっと敬遠気味だったフィリピンセブ島に、今回はコスパ重視で思い切って行って参りました。
思っていたよりずっと素敵なセブの空と海、一方でフィリピンらしい(?)ハプニングにも出会うなどいろいろと印象深い旅となりました。
Part4はセブ島の有名観光地を訪問。そしてフィリピンの洗礼を受けた最後の一夜。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- フィリピン航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
-
5日目の朝。
本日は麺類をいただいてみました。なんかラーメンっぽい麺とビーフンみたいな麺が両方入っているという不思議な麺。スープは2種類あって好きなのを選べます。本日はチキンスープ。麺は今一つですがスープは美味しかったです。ブルーウォーター マリバゴ ビーチ リゾート ホテル
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さて本日はセブ島市内観光のOPツアーに向かいます。
客は我々だけだったので、実質的にプライベートツアー。最初の訪問地は「Temple of Leah」。セブ市街を見下ろす山の上にある巨大な神殿のような建築物です。テンプル オブ レイア 観光名所
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ゴエモン「すごいでかい建物だなあ。これはどこの神様を祀っているのかな?」
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実はこの建物、さるフィリピンの実業家の奥さんの墓所であって神様や仏様を祀っているわけではありません。まあ日本じゃ奥さんのことを「山の神」とか言ったりすることもありますが。
ゴエモン「自分の奥さんのためにこんなでかい建物を山の上に建てちゃうなんて、なんてすごい金持ちなんだ。」 -
墓所の手前は広いテラスになっていて、テラスからはセブの町やマクタン島が一望できます。
ゴエモン「建築資材をここまで持ってくるだけでも大変じゃないか。」 -
そしてこちらがこの墓所の主、Leahさんですね。フィリピンの実業家の妻として、いろいろな慈善事業なども行っていたそうですが、不幸なことに53歳の若さで亡くなってしまいました。
ゴエモン「これが山の神の像か。金ぴかだな。でも早くに奥さんを亡くして旦那さんもショックが大きかったんだろうね。」 -
館内には奥さんの肖像画や持ち物などが展示されています。
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これなどはどこぞのハリウッド女優みたいな出来栄えですな。
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驚くべきことに、このLeahさんの胸像やらマグカップやらがお土産品として売られています。
ゴエモン「維持費もかかるのかもしれないけど、まさか死後自分の関連グッズが販売されるとは思っていなかったんじゃないかな。」
買う人がいるのもまた不思議ですが。。。 -
その他奥さんが集めていたと思われる陶磁器の類や。
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蔵書の類が大量に展示されていました。
まさに奥様の思い出のつまった墓所といえましょう。お腹一杯です。ごちそうさまでした。 -
さて、次の目的地はシラオガーデン。
ガーデンの前には果物だのジュースだのを販売する屋台や小店舗がずらっと並んでいます。シラオ ガーデン 観光名所
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ここは写真を撮るためのスポットと言ってもいいくらい、いろんな奇妙なオブジェやら建築物が並ぶ不思議な空間。
早速パンダがお出迎え。 -
登って写真の撮れる、手を模した構造物。
こんな感じの不思議な構造物がそこら中に設置されています。 -
ゴエモン「これは何かな。鳥の巣のようにも見えるけど向こう側が筒抜けだ。」
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ゴエモン「何LOVEなんだかよくわからないね。上に登って写真を撮ることもできるよ。」
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ゴエモン「これは。。。。仏様と鳥の巣? 鳥用の写真スポットかな?」
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クジャクの像もあったのでゴエモンの記念写真。
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誰が作ったのかは知りませんが、いろいろ面白い写真の撮れる空間なので、お友達などと訪れると楽しいでしょう。
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ゴエモン「ここはカップル用の写真スポットかな?よく見ると屋根にはハトみたいな鳥も止まっているぞ。フンとか落ちてきたら台無しだな。」
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さてお次の目的地はなんだかUFOみたいな、フィリピンとも思えない未来的な外観の建物。
トップス展望台 自然・景勝地
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ここは「TOPS」というセブ市街を一望できる展望施設。
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内部にはレストランや喫茶店も入っていて、なんだかどこかでみたような日本のレストランの支店も出ています。
フィリピンのデートスポットとしてカップルなどにも人気みたい。 -
それもそのはず、建物の前は広大な広場になっていて、セブの町が目の前に広がる素晴らしい眺望が楽しめます。
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ゴエモン「おおお、いい眺めだな。夕暮れ時や夜景などはさぞやロマンチックだろうね。」
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後ろを振り返ってみると「TOPS」の特徴的な建物がそびえたっています。
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さて、ランチは「TOPS」内にある「TOP OF CEBU」というレストランでいただきました。
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見晴らしのいい席に通されました。
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なるほどセブ市街ビューは最高です。
ゴエモン「リゾートのあるマクタン島や、昨日行ったボホール島まで見えるね。」 -
早速ビールを注文。
なおサンミゲルの瓶ビールは配送中屋外に出ていることも多いため、瓶の口は拭いてから飲んだ方がいいらしいです。この瞬間まで何も考えずそのまま飲んでました。。。
ゴエモン「日本の常識で考えていると痛い目を見ることがあるね。」 -
メニューは大きなハマグリの入った海鮮スープと。
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フィリピン伝統料理のチキン&ポークアドボ。
ゴエモン「鶏肉とはけしからんな。豚肉だけにすればいいのに。」 -
サラダとご飯。サラダは「カニとマンゴーのサラダ」とか書いてありましたが、カニはどうみてもカニカマ。マンゴーソースは甘すぎてあまり口に合わず。格別特筆すべきような料理はありませんでした。景色がいいだけにちょっと残念。
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レストランを徘徊する猫が一匹。
この猫はいろんなテーブルの下に行っては、物欲しそうな哀れっぽい声でしきりに客に泣きかけていましたが、残念ながら何ももらえませんでしたとさ。
ゴエモン「下手に餌をあげると癖になってレストランの人に怒られるからね。」 -
さてランチ後初の訪問地はサン・ペドロ要塞です。
サンペドロ要塞 史跡・遺跡
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スペイン統治時代の16世紀から建築が開始されましたが、当初は木製で、現在の石造の建築物として出来上がったのは18世紀のようです。当時のスペイン人入植者の中心的拠点として機能していましたが、現在では周辺はフィリピン独立広場となっています。
ゴエモン「かつては支配者の権威の象徴だった建物に翻るフィリピン国旗。独立っていいね。」 -
要塞内には要塞の歴史や要塞にまつわる人物の展示がありました。
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要塞内部はお庭として整備されています。
ゴエモン「セブ市民のデートスポットらしく休日はカップルだらけなんだって。」 -
ギャラリーがありました。
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世界一周航海に挑戦し、途上でフィリピンの地で殺害されたマゼランと、マクタン島を統べる酋長であったラプ=ラプとの闘いに関する展示がありました。
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ゴエモン「どうしてフィリピンのギャラリーに日本の鎧兜があるのだ。」
何だかよくわかりません。 -
ゴエモン「城壁の上に登ってみると、ちょっと要塞っぽくなってきたぞ。」
サンペドロ要塞は第二次世界大戦中は捕虜収容所や牢獄としても使われていました。一時的には学校や動物園が置かれていたこともあるそうで、それなりに数奇な歴史を経ています。 -
要塞内に残る大砲がかつての要塞としての歴史を物語っているかのようです。なお、かつてこの要塞は海に近い岬に建設されており、門のある一面以外は海に面していたのだとか。
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ゴエモン「これらの見張り所も、かつては付近を怪しい船が航行していないかどうかを見張っていたのかな。兵どもが夢の跡だね。」
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さて、サンペドロ要塞を見学したあとは、ほど近くにあるマゼラン・クロスを見学しました。
マゼランクロス 寺院・教会
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こちらがマゼランクロス。1521年3月15日、フィリピンに上陸したマゼランが信仰の証としてこの地に設置したものとされています。
ただしオリジナルは木製ですが、現地の人が十字架を削ったものを飲むと万病に効くとの俗信から十字架を削りとったりしたため、現在外側はレプリカで覆われており、本物は内部にあるのだとか。 -
ゴエモン「十字架もさることながら天井の宗教画が美しいね。フィリピンへのキリスト教伝来の象徴として、カトリックの多いフィリピンでは沢山の人が観光に来ていたよ。またお堂の周りには黄色っぽい服を着たおばさんが沢山いて、この人達から蝋燭を購入すると、祈祷の踊りをしてくれるらしいよ。フィリピンのキリスト教文化を知れるスポットだね。」
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お次はすぐ近くにあるサント・ニーニョ教会。
サント・ニーニョはスペイン語で「聖なる子供」=イエス・キリストのことです。建設は1565年。残念ながら館内は写真撮影不可なので写真はなし。
ゴエモン「さすがに歴史ある教会だけあって、なかなか荘厳な雰囲気だったよ。」
ご本尊はこれまたマゼランからフィリピンの地に贈られたとされるサント・ニーニョ像なのだそうな。サント ニーニョ教会 寺院・教会
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教会の近くには、ここにも蠟燭を捧げるコーナーがありました。全部赤い短めの蝋燭です。何か宗教的な意味があるのでしょうか。
ゴエモン「看板によると長い蝋燭や細長い蝋燭は火災等の危険があるので禁止と書いてあるよ。考え過ぎじゃない?」 -
お次の観光地はこれまた割と近所にあるセブ市民の台所、カルボン・マーケット。車や人通りも多く、にぎやかなスポットです。お店の数もすごい。
カルボンマーケット 市場
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野菜やら雑貨やら、なんでもありそうなマーケット。我々は車窓から眺めていただけですが、歩いて訪問する時は、スリなどもいるそうなので気を付けましょう。
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ゴエモン「鶏が売られているじゃないか。なんて非道なマーケットなんだ。警察に訴えてやる。」
多分取り合っちゃくれないよ。 -
最後の観光地はセブ遺産記念碑。
セブ島の歴史を示す記念碑です。辺りには物売り多し。ヘリテージ オブ セブ モニュメント モニュメント・記念碑
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ゴエモン「これはマゼランとキリスト教伝来に関する記念碑だね。さっき行って来たマゼランクロスがそびえ立っているね。後ろにあるのはきっとサントニーニョ教会だな。」
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お約束の写真スポット。
ゴエモン「セブ愛してる~」 -
アメリカ領時代の歴史を物語る展示もあります。
これにてセブ島一日観光は終了。 -
ホテルに戻ってディナーを食べにレストランに向かうと、ホテルの敷地でイベントが行われていました。セブ伝統料理に関するイベントのようです。
ブルーウォーター マリバゴ ビーチ リゾート ホテル
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セブ島のお祝い料理レチョン(豚の丸焼き)もありました。
なかなか楽しそうなイベントなので是非参加したかったのですが、本日はすでにレストランを予約済。 -
とうわけで本日のディナーはリゾート海沿いにある「ザ・コーブ」。海を眺めながらシーフードをいただけるレストランです。
ザ コーヴ ライブ シーフード レストラン シーフード
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海の見える席に案内されました。海の眺めはまあまあといったところ。
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店内には生け簀があって、こちらの魚を好きな方法で調理してくれるのが売りのレストラン。お店の人もしきりに生け簀料理を勧めてきます。
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夕方になっていい雰囲気になってきました。
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サン・ミゲルにも飽きたので、カクテルをいただきます。
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一品目はホタテ。味はいいけど身が小さい。酒のつまみ程度。
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そして生け簀料理。なんとかいう魚の蒸し煮。
味は良かったですが、こちらスモールサイズでお値段何と7千円。
セブ島の一般的な価格からするとけっこうな高額です。後からネットでいろいろこのお店のコメント見ると、エビと魚で2万円請求されたとかいう例を見たので、もっとちゃんと調べておけば良かったと後悔。
ゴエモン「なるほど生け簀料理をやたら薦めていたのはこういうわけか。」
この店で生け簀料理を頼むときは、事前にちゃんと値段を確認し、納得してから頼むようにすることをお勧めします。なおその時言われるお値段は100グラム当たりの値段だったりするので注意。スモールサイズでも400~500グラムくらいはあるので4~5倍の請求額になります。 -
えらく高い魚のせいでちょっと気分が落ちていたgoemonp夫婦。しかしこの日の悪運はこれで終わりではありませんでした。。。
部屋に戻ってお風呂に入ろうとした妻。浴室のドアを開けるや響き渡る妻の絶叫。なにごとやあらんと行ってみると、なんだかミミズみたいな生き物が床を蠢いています。小さな虫ならいざ知らず、ミミズはgoemonpも苦手。ただちにフロントに電話したところ、若いスタッフがやってきて駆除してくれました。
まあこういうことは東南アジアホテルではたまにあるので仕方ないか、と思っていたら、さて寝るかという段になってまたしても響き渡る妻の絶叫。
今度は芋虫が出現してベッドの下に潜り込んでしまったらしく、またもやスタッフを呼んで駆除。虫出現の恐怖におびえる一夜になってしまいました。
さらに翌朝トイレに行こうと浴室のドアを開けると、なんかの幼虫の死骸を発見。これだけ短時間にいろんな虫が出現したホテルは初めてです。まああえて弁護するなら、前日夜結構強い雨が降ったので、そのせいもあったのかもしれませんが、虫が大の苦手な妻にとっては大変ショッキングな一夜となってしまいました。 -
翌日早朝に送迎車を手配していたので、車で空港へ。
ゴエモン「朝日とマクタン空港の建物が印象的だね。」
今回滞在したブルーウォーター・マリバゴ、全体的にはリーズナブルでご飯も美味しいいいホテルだと思います。いろんなイベントもやっているようですが、HPや部屋には案内がないので、チェックインしたらフロント近くの掲示板等をチェックしてみてください。
ただし最後の一夜の経験で、虫の苦手な方にはお勧めできないホテルになってしまいました。そういう方は2~3倍の料金を払ってシャングリラとか、シェラトン等の高級欧米ブランドホテルに泊まった方が安心かもしれません。どうしても、という方は比較的新しいホテル棟の客室(エグゼクティブ・デラックス)の高層階を指定すると少しはましかも。(保証はできませんが)マクタン・セブ国際空港 (CEB) 空港
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さて、マクタン空港は2018年に建設された新しい空港なので、きれいでいろんなアート作品なども展示されています。
ゴエモン「これは何?シーラカンス?」 -
ゴエモン「これはきっとマゼランだな。なんで乗組員がみんな鳥なのかな?」
アートなのでよくわかりません。ただ見た目が中世ヨーロッパのペスト医者みたいだし、旗には骸骨も書いてあるし、疫病がらみのメッセージが込められている可能性もあるかも。。。 -
フライト時間まではプライオリティパスで使えるPLAZA PREMIUM LOUNGEで。
プラザ プレミアム ラウンジ 空港ラウンジ
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ラウンジ内は広々としていて快適。一人用の個室っぽいボックスもあります。
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フード類も結構充実しています。
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野菜やフルーツも充実。
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ドリンク類は缶飲料以外はこちらで注文するスタイル。
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朝食をいただきました。
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帰りの機内食。生姜焼き和食弁当と言っていましたが味付けはなんかフィリピン風でした。
初めてのセブ島、海や空の美しさはすばらしく、値段もリーズナブルで食べ物もおいしい良いところでしたが、やはり衛生面や治安面では先進国と比べると一段劣るのは致し方ないところです。なので小さな子供連れやお年寄り、若い女性の一人旅等は少々気を付ける必要がありそうですね。
ただ一定クラス以上のリゾート内であればほぼ何の心配もありませんし、街中を歩くときも、大通りを歩く、夜間外出をなるべく避ける、なるべく質素な格好をする、カバンは車道の反対側に持つ等一般的な注意をしていれば、いきなり犯罪に巻き込まれるリスクは少ないと思いますので、円安時代にうれしいリゾートであるセブ島にもぜひ足を向けてみてください。
ゴエモン「楽しかったよ~。ではまたね。」
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