梅とアンコウそしてサメ 1泊2日水戸・大洗

2025/02/22 - 2025/02/23

お花見しに水戸の偕楽園に行ってきました。
この時期限定の臨時駅、偕楽園駅は100周年。駅から歩いて偕楽園へ。
残念ながら今年は開花時期が若干遅く見ごろ前でしたが、広い庭園を散策でき、好文亭も中に入ることができ堪能できました。

せっかくなので大洗で一泊しホテルであんこう鍋をいただいて、翌日はアクアワールド大洗へ。
思ったよりも広い水族館で、目玉のサメだけでなくマンボウ、エトピリカなどいろいろいて楽しかったですが、さすがに混んでいましたね。

エリア 大洗(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

この時期限定の偕楽園に停車する特急ひたちで偕楽園へ。

品川8:45>>特急ひたち5号>>偕楽園10:14
車内販売があるのでアナウンスで広告していたプッチーモを購入。個包装になった食べやすい干芋です。

1時間半で偕楽園駅に到着。結構な人が降りました。

偕楽園駅 駅

ホームには駅ができて100年を祝う展示がいろいろ。歴代の列車たち、懐かしいですね。

駅舎には横断幕もありJRとしては気合入っていました。
下りホームにしか駅がなく、終電は早めですね。

駅を降りて常磐神社の方へ。帰りにお参りしようと思っていたのですが長蛇の列で電車の時間もあったので諦めました。

入場券売り場が行列でした。
元々偕楽園はその名の通り庶民にも開かれた庭園で入場無料の時代も長かったのですが、徐々に費用が掛かるようになり有料になりました。
それでも格安だとは思います。

本日は2025年2月22日。まだ蕾でした。
今年は年明けてから青森では記録的な大雪だったりと冷え込んだため遅れたみたいです。

偕楽園 名所・史跡

う～ん、見事な梅林。

それでも早咲きの品種はこのように咲かせていました。

さて後楽園の元々の入口は駅からちょっと離れた方にある表門だったそう。
そこから入ると見事な孟宗竹林が広がっています。

暗い竹林と明るい梅林で陰陽を表現しています。
吐玉泉という湧き水もあって梅以外にもいろいろ見るところがあります。

吐玉泉 名所・史跡

最後に好文亭という建物に入りました。
追加料金制でしたが、入ってみて良かったです。

好文亭 名所・史跡

徳川斉昭公が自身で設計したという2層3階建ての建物。1階部分は広く広間がいくつもありました。
ふすまの絵画も部屋ごとに異なり見事でした。

最上階も凝った部屋になっています。畳のヘリには三つ葉葵。

そしてそこから眺める景色がとてもよかったです。

元々は水戸へ出てお昼ご飯を食べて弘道館にも行こうと思っていたのですが、そんな時間は無くなってしまいました。
園内では売店もいくつかあったのでそこでお弁当を買ってベンチでいただきました。千波湖を眺めながら茨城の名物をほおばるのもここでしかできない体験。
このあと水戸黄門ご一行が現れて記念写真を撮ってもらいました。

こんな感じの人たちですね。
水戸駅で乗り換え。改札内には偕楽園駅100周年にちなんで歴代の臨時特急のヘッドマークなど貴重な展示がありました。
偕楽園13:32>>常磐線水戸行き>>水戸13:35

水戸駅 駅

水戸14:10>>鹿島臨海鉄道大洗鹿島線大洗行き>>大洗14:26
ディーゼルカーに乗り換え。JRではないので別にきっぷが必要。

大洗駅に着くと両脇から圧を感じます。

盛大なお出迎え。大洗が舞台のガールズアンドパンツァーの皆さんです。

大洗駅 駅

駅からは徒歩。海の方へ。

きらめき通り沿いのお店にもちらほらガルパンたちが。
マンホールにも戦車が通った痕跡が刻まれていました。

ここでお土産を購入。茨城はメロンの産地。
いろんな種類の干芋があって選ぶのにだいぶ悩みました。

大洗シーサイドステーション ショッピングモール

元はアウトレットだったというこの商業施設。前回来た時もそうでしたが広さの割には人が少ないです。

そんな中でも人が集まっていたのがガルパンギャラリー。
生徒会ご一行も参上。こんなコラボもあったんですね。

さらに歩くこと20分。本日の宿に到着。

リゾート大洗まつもと 宿・ホテル

温泉に浸かった後は晩御飯。
和(な)の月という地酒によく合うお料理。このあん肝はさすがの濃厚さでした。

お待ちかねのあんこう鍋。いろんな部位が入っているので、これは何だろうと思いながらつつきます。

最後は雑炊。完食です。
普通のメニューにあんこう鍋が追加されたコースにしたのでお腹一杯。

翌朝。駅まで歩いてそこからはバス。
大洗駅9:40>>海遊号アクアワールド・大洗ルート>>アクアワールド・大洗9:51

大洗駅 駅

車内で1日フリー乗車券を購入。
これで水族館も割引になります。ちょうど往復のバス代分が安くなります。

水族館に到着。船舶科サメさんチームのリーダーがお出迎え。
窓口に並んで入場券を買うのに少々時間がかかりました。3連休ですしね。

アクアワールド茨城県大洗水族館 動物園・水族館

それでは入館。手前の展示はいったんスルーして奥へ。マンボウだ！

10:30からのサメウォッチング。人がいっぱいでしたが何とか見ることができました。
世界でジンベエザメの次に大きいシロワニが見られる水族館も珍しい。
この後いったん人が掃けたので場所取りをして11:00のマンボウ解説、11:10のサメ餌やりを観覧。サメの食事シーンは意外と迫力はなく。。。

他の水槽にもいろいろな種類のサメたちがいます。
こちらはタツノオトシゴに絡まれているサメ。

12:10アシカの散歩。屋外に移動して間近でアシカを見物。
そのそばで転がっていた塊はアザラシ。

再び屋内へ。シャークダディの研究室なる展示室はサメに関する展示がずらり。
ここに並んでいるのはいろいろな種類のサメのあご。

貴重なノコギリザメの標本。ノコギリエイは展示している水族館もありますが、ノコギリザメは珍しいんです。

13:00から研究室の片隅でスライドを使ったサメの解説があったので聞いていきました。
すぐ横で冷凍されているミツクリザメは特徴的な顎を使って狩りをするんだそう。このあと触らせてもらいました。

サメだけじゃない。
この明太子みたいなものはサンゴノフトヒモ。イソギンチャクを丸呑みして食べるらしい。

イワシの大水槽。群れで塊になって泳いでいるところにサメが突っ込むと一斉に避けていきます。

14:00からのイワシライフ。音楽に合わせて照明が切り替わったりして面白かったです。なかなかの人数でしたので早めに場所取りしていたのが良かった。

次はエトピリカ。屋外にはペンギンがいましたが、屋内にはエトピリカ。

14:30からエトピリカの餌やり。
水中で魚をキャッチします。ペンギンと同じ鳥類ですが泳ぎ方も違います。

今回は企画展もサメ！

サメの卵。なかで動いているのが透けて見えます。

こちらはファイバースコープが卵の中に刺さっており、中の稚魚が拡大されて観察できました。

最後は16:00からのイルカショー。座席数に限りがあるので30分以上前に中に入って確保。それでも空席が少なく、まもなく満席になると締切になってしまいました。
まずはアシカショー。

続いてイルカショー。完全に屋内なので解放感はありませんが見入ってしまうと気になりません。

そしてお決まりの水かけ。オリジナルのイラスト入りのレジャーシートを売っていたのはこのため。お手頃価格でよく売れていました。

最後にショップでお買い物。グッズのほかにも海産物を扱うお店もありいろいろ買ってしまいました。お弁当などはみんな売り切れ。
17:00で閉館。

アクアワールド・大洗17:06>>海遊号アクアワールド・大洗ルート>>大洗駅17:35
帰りも同じバス。

循環ルートなので行きとは異なるルートを走ります。
途中で上磯の鳥居が見えるスポットを通過。

大洗磯前神社 寺・神社・教会

大洗駅。ホームまでガルパン麻子さんがお見送りしてくれました。
この後は水戸から特急ひたちで帰宅。お疲れさまでした。

大洗駅 駅