【沖縄春旅2025⑥】人気レストランのパイがお休みの時はパイ工房へ行ってみよう

2025/03/26 - 2025/04/01

この旅行記で紹介するのは主に名護。
7月にはジャングリアが開業しますが、大好きな町に人が集中すると道路の混雑も予想されますし、宿泊施設も料金の値上げだけでなく、予約が取りずらい状況に陥るのではないかと心配です。
その辺りはなごんちゅの友人から情報を貰いながら次の旅行の計画を立てようと思いますが、春旅後半は名護の町で海遊びと食べ歩きを楽しんできましたので、その様子をご覧ください。

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー

はいたい！
離島から戻り、今度は那覇に滞在。
しかし南部にいても、北部で遊びたくなる私たちです。
離島出発前に友人から「ミジュンが入ってるよー」という話しを聞き、その様子を見に行ってみようと名護漁港を訪れました。
釣り人を探しながら港内を移動。
サンデー毎日のようなおじちゃまたちが数人いましたが、竿はあるものの誰も釣りをせずゆんたく中。
この天気で仕事にならない職人さんも網を持っていましたが、こちらも投げずに車で待機。
「あらっ、魚はいないのかしら…。」

画像中央にポツンと出ている棒状のようなものは鳥。
そのやや右の水面にポツポツと黒くなっている所がありますが、その辺りがミジュン（小さな魚）の群れです。
しかし竿を出しても届かない距離にいるため、おじちゃま達は待機。
勿論職人さんも投網で狙うには遠過ぎます。
だから皆ゆんたくしてたのね。
そして魚が近づくと一斉に竿を出し、車で待機していた職人さんも網も投げ始めました。
もしかしたら、私たちも釣れるんじゃない？
ポツッ…ポツッ…という感じで釣れてはいたものの、夕飯のおかずには少な過ぎ。
こんな時は釣りをしながら、ゆんたく仲間に加えてもらうことにしましょう。

「ミジュンは３月くらいから入って来てるよー。
　６時くらいから来ないとダメさ。」
そう言われましたが、こんな時に限って北部が遠い。
那覇から名護までは移動に１時間半くらいかかりますし、その前に美味しい店で朝食を調達したい。
★お弁当屋さん巡り in 沖縄★もガチマヤ～の楽しみですから、今回はミジュン釣りに対して「よしいくぞー♪」という★気合い★が足りませんでした。

魚の鱗を取りながら、今日の釣りは終わりと言っていたおじちゃま。
「家で食べる分があれば良いさー」と自分の分を取り、残りは私たちにプレゼント。
これはラッキー。
鱗取りも終わり帰宅するのかと思いきや、何と私たちのために釣りを再開してくれたおじちゃまでした。
私たちが釣った分とおじちゃまから戴いた分を合わせると、釣り終了時にはおよそ50匹という数になっていました。
夕飯のおかずなら十分ですね。

しかしそれだけでは終わらず、今度は骨付き／骨なしのミジュンの刺身まで作って持って来てくれましたよ。
流石に湯気は出ていませんが、釣ったばかりのミジュンの刺身。
まさかこんな展開になろうとは…。

おじちゃまが魚を釣った → その場で魚を下ろした →刺身にした →「 はいどうぞ」。
うまっ!!!
味はコノシロに近い感じですが、骨が有る／無いでは味が変わるような気がしました。
また名護の港で皆さんとゆんたくが楽しめると良いなぁ。
くわっちーさびたん、またやーたい！

食事処に持ち込んだミジュン。
しかしこの日の大将は宴会も入っていて大忙し。
開店前に魚を持ち込んだものの、ミジュンは私たちの胃袋に入ることなく大将の胃袋に収まりました。
送られてきた写真がこちら。
私たちも食べたかった…（涙）。
しかし大将が作ってくれた他の料理は食べられたので、次回のお楽しみということにしましょう。

こちらは別の店で食べたミジュン。
とても美味しい魚ですから、メニューにあれば是非食べてくださいね。

早めのランチは、レストランふりっぱー。
訪れたのは月曜日でしたが、春休みということもあるのかどうやら早めに店を開けたようです。

レストラン ふりっぱー グルメ・レストラン

ふりっぱーと言えば、名護の入り口（世冨慶）にイルカのモニュメントが置かれていましたが、昔は名護湾に大量のイルカが入って来たためイルカの里と呼ばれていたようです。
また昭和の時代に『わんぱくフリッパー』というアメリカの番組が日本で放映されていたようですが、フリッパー役だったのがイルカ。
もしかしたらレストランの名前は、そこから来ているのかもしれませんね。
沖縄はアメリカ統治下だったこともありますので、イルカの里 → アメリカのテレビ番組 → フリッパー…と勝手に連想していた私でした。
それにしてこの道は何十回と通っていますが、こんなモニュメント有ったかなぁ。
もしかしたら最近設置された物？
調べてみるとこれは以前からあり、草木に覆われて単に見えなかっただけのようです。
これは交通安全のモニュメントでヒートゥ之碑。
この高さ以上に草木が生い茂っていたということですから、一体どれだけの期間放置していたのよと思いましたが、まぁ沖縄あるあるでしょうか。
「たまには歩けウチナーンチュ」に続き、「造ったらしっかり管理しようよウチナーンチュ」かな。
沖縄には国の予算で造られたモニュメントも沢山ありますが、維持費には使うことが出来ないようなので、その辺りが問題なのかもしれませんね。

再びふりっぱー。
来店時間は午前10時半。
お店の営業開始時間も午前10時半。
待ち時間ゼロで入店しましたが、既に８割近い席が埋まっていて、料理が提供されているテーブルもありました。
という事は、10時くらいに店を開けたのでしょうか。
10時半では早過ぎると思いましたが、早めに行って大正解でした。

最初に運ばれてきたのは、沖縄のステーキハウスらしいスープ。
タマネギ、ニンジン、マッシュルーム、ポークブイヨン(恐らく豚骨ベース)というのが基本形!?
イメージとしてはキャンベルの缶詰スープ。
米軍基地のレストランへ行ってもやはりこの味。
勿論店により味を変えていますが、キャンベルの缶詰スープが好きなら多分好き。
一度飲めば分かりますが、これが沖縄のステーキハウスのスープです。

厚みもあり柔らかいヒレステーキ。
沖縄の店でサーロインを頼むと（私の場合は）高確率で失敗するので、最近は何処へ行ってもヒレを頼むようにしています。

肉厚で焼き加減も丁度良く、美味しいステーキ。

早めのランチで完食出来ないかもと心配しましたが、途中で飽きることもなくペロリ完食でした。
名護の美味しいB級グルメ。
ブランチ感覚で訪れるのも良いかもしれませんね。

人気の自家製パイはお休み…(あらまっ)。

こちらがパイコーナー。
お休みなので商品は並んでいませんが、種類はアップル・ブルーベリー・カスタード・チーズブルーベリーの４種類。
また、上記がミックスされている袋も並んでいます。
ふりっぱーでパイが買えないのであれば、名護にある別の店に行ってみましょう。

パイ工房おしゃれ。
翌日の火曜日は定休日ですが、ふりっぱーでもパイが買えず、こちらでも買えなかったらきっと泣いていたことでしょう。

パイ工房 おしゃれ グルメ・レストラン

住所と電話番号はこちらをご覧ください。

値段は１個90円。
ウチナーンチュたちは一番大きい箱にパイを詰めていましたが、ビニール袋だとパイ生地が割れ易いので、すぐ食べるのでなければ箱の方が良いと思います。

私たちはビニール袋。
しかし１枚の袋にいろいろな味のパイを入れてしまうとごちゃ混ぜになり、「誰かの分を食べちゃった」ということが良く起こります。
「食いものの恨みは恐ろしい」と言いますが、喧嘩勃発にならないようにしましょう。
今回購入したのは、ブルーベリー、いちご、紅芋、田芋、クリームチーズ、スイートポテト、パイナップル、カスタード。
上記以外に、チョコレートやパンプキンなどもあります。
パイだけ購入するのであれば、パイ工房おしゃれがお勧め。
ふりっぱーでもパイだけ購入しに行くことは可能ですが、駐車場から既に混雑しているので、パイだけの為にふりっぱーへ行くのはどうかな…という気がします。

パイ工房おしゃれのパイは1個90円。
昨年は確か80円。
５年前は60円。
徐々に値上がりしていますが、それでもまだこの値段ですから、つい買い過ぎてしまいます。
焼きたてサクサクの美味しいパイ。
最初に紹介するのは田芋。

紅芋。

紅芋と色が良く似ていますが、ブルーベリー。
お店の人気No.1の商品ですが、我が家のNo.1もこれ。
勿論ふりっぱーでも、私たちのお勧めNo.1はブルーベリーです。
アップルパイ好きの私ですが、パイ工房おしゃれでもふりっぱーでも、最初に手に取るのはブルーベリーパイ。

抹茶あずき。
餡の甘味はそれ程強くないので、軽い感じ。

いちご。

アップルパイは我が家のお勧めNo.2。

パイナップル…（多分）。
しかし色はスイートポテトと言ってもおかしくない。

カスタード？

前述のパイと似ていますが、こちらはクリームチーズ。
これは何だったのか自信があります。

羽地の駅 やんばるたまご 道の駅

こちらは余ったパイ生地だけを焼いたもので、しーぶん（おまけ）。
皆さんも旅のお供に、美味しいパイは如何ですか？
それにしても画像でこんなに混乱するのであれば、食べた順番をメモしておくべきでした…(失敗)。

最後はおまけで、２つ紹介します。
最初は、やんばるたまごに並んでいた柑橘。
甘いタンカンの値段は、1kg378円（税込）。
この旅行記がアップされる頃にはタンカンの旬は過ぎていると思いますが、スイーツなどにも使われる人気の果物です。
今年やんばるたまごは10周年を迎えますが、デッキを整備してマングローブが眺められるようになったと聞きました。
私たちがこの施設を訪れた時はまだその情報を入手する前でしたし、デッキの存在にも気付かなかったのですが、今年は10周年記念という事もあり、きっとイベントが開催されると思いますよ。
北部へ行く予定があれば、ガチマヤ～一家お勧めのこの施設にも行ってくださいね。
特に朝一は良い品が並んでいるのでお勧めです。

最後はこちら。
宮乃風関は、北部農林高校出身の力士。
実は私が今回紹介したかったのは、宮乃風関ではなくここで開催される北農祭（文化祭）です。
友人から入手した情報によると、この学校のアグーブランド豚「チャーグー」が人気だとか。
この美味しい豚肉を求めて毎年多くの人が並ぶようですが、すぐ売り切れてしまう大人気商品だと聞きました。
他にも野菜や加工品なども販売しているようですが、農業高校の文化祭は沖縄だけでなく他県でも人気があります。
私がなごんちゅだったら、絶対に北農祭りへ行くのになぁ。
我が家からはかなり遠いのが残念。
しかし機会があれば、チャーグーを食べてみたいと思います。
さて今回の旅行記では名護を中心に紹介しましたが、美ら海水族館に行く時に寄れるのではないかと思います。
良かったら旅行の計画に入れてくださいね。

この旅行記へのコメント （2）

• mom Kさん 2025/06/07 01:21:01

  ミジュンに会えた

  やっとミジュンにお目にかかれました。忘れもしない7年前の夏、許田の道の駅、外の店棚に積まれていたんです。うちなんちゅが手に取っていく。なになに。♂「コレ、
  ミジュン。美味しいよう。」買いました。揚げたて。車の中で1本口にしたら、もう止まらない。二人で5分も経たず完食。もう一パック買えばよかったねえ。
  あれから探し続けていました。貴日記上で、たっぷりお目にかかれただけでもうれしいいです。沖縄で、私が唯一「好き！」と叫ぶお魚がミジュンなんです。お刺身！！！
  その上、お気に入りの名護美食がごっくんするお写真で登場。感激です。
  STGさん、ミジュン情報よろしくお願いします。拝＆謝

  ST&Gさん からの返信 2025/06/07 16:03:11

  Re: ミジュンに会えた

  名護で良く利用するお店の常連さんからミジュンの情報をいただき行ってみました。
  私たち自身は漁港到着が遅く20匹程度しか釣れず。
  しかしゆんたくしていた名護んちゅから沢山いただきましたよ。
  食べられなかったのは大誤算でしたが…。
  またミジュン情報をお伝え出来ればと思います。
  mom Kさん、いつもコメント有難うございます！