2025/03/26 - 2025/03/31
210位(同エリア877件中)
ST&Gさん
本島(コザ1泊・名護1泊)→宮古島(1泊2日)→本島(那覇3泊)の予定で出掛けた沖縄旅。
出発前の天気予報では、ドンピシャで宮古島滞在中に雨マーク。
それ以外は晴れ&曇りマークが続いていたのですが、何と天気予報は大外れで連日雨。
青空を見た記憶がないくらい、今回は雨に見舞われた旅行となりました。
沖縄と言えば雨が降ったり止んだりが当たり前でしたが、最近は止んだりというの少なくなっているのか、毎日レインジャケットを羽織っていた私。
おまけに宮古島ではダウンを着ている人を見掛けましたが、それくらい寒い日が続きました。
半袖+短パン…冗談でしょ!
宮古の海岸では爆風に見舞われ震えていましたし、那覇のホテルでは暖房ON。
元々この時期はぐずついたお天気になりますが、流石に朝から夜まで雨が続いたというのは初めての経験でした。
今回は本当にいろいろあった沖縄旅。
のんびりペースで更新しますので、良かったらお付き合いください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
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はいたい!
久しぶりに訪れた富士山静岡空港(FSZ)。
2025年の春旅は、ここから南の島へ向かいます。静岡空港 (富士山静岡空港) 空港
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少し早めに到着したので、チェックインカウンターが開くまで時間潰し。
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空港ターミナルビル2階のフードコートには新しい店が加わり、長い間閉まっていたドラッグストアも営業再開。
活気が戻ってきましたね。 -
こちらは、2階のショップ(フードコート前)で購入した★わさびの種★。
柿の種のわさびバージョンですが、これがウチナーンチュに大人気。
正確に言うと、★大人気★を最大レベルで表現したいくらい好評でした。
友人から「ウチナーンチュはわさびの種が大好き」と聞いた時は正直耳を疑いましたが、本島中部に住むウチナーンチュに渡したら「手が止まらない」と言われ、北部のウチナーンチュたちも大絶賛。
中にはラベルを撮影して、「来月静岡から来る人がいるから、これを買ってきてと頼んだ」と言う人もいましたが、それくらい大人気でした。 -
私にとっては、かなり辛いわさびの種。
たまに2粒くっついていることもありますが、まとめて食べるとメチャメチャ辛く、3粒以上は無理。
割れたような小さいものなら大丈夫かと食べてみましたが、涙目になる+呼吸は止まる+舌も唇もピリピリと痺れて喋れなくなるの三拍子。
それが治まると今度はヒ―ッと息を吸い込みましたが、小さくても侮れませんよ。
時には優しい辛さのものもありますが、逆に激辛もあるので、私にとってはロシアンルーレット的存在のこのお菓子。
しかしウチナーンチュたちは皆、「少し辛いものもあるけれど、ロシアンルーレットと言う程ではないなぁ」と言うではありませんか。
ウチナーンチュの舌…絶対におかしいでしょ。
それならば、私が信頼するシェフ(料理のプロ)に判断してもらいましょう。
という事で、シェフにもプレゼント。
シェフ「これ、美味しいですね!」
えっ?
私の味覚がおかしいのかしら…。
ちなみにこの商品は富士山のイラスト付きなので、静岡県民は静岡名産品と勘違いしそうになりますが、裏に貼ってあるラベルを見ると加工しているのは山梨のハッピーカンパニー。
類似品もあると思いますが、ウチナーンチュに大・大・大人気のわさびの種です。
機内で食べても良いですし、酒のつまみや眠気覚ましにもお勧めですよ。 -
そろそろ1階に戻ってチェックイン。
セブンイレブンのすぐ前にあるのはANAカウンター。
掲示板を見ると、ANAだけ嫌なメッセージが流れています。
那覇便が何処まで来ているのか、アプリで確認。
ただでさえ気流の影響を受け易い空港ですが、強風の時はダイバート(目的地外着着陸)になる可能性もあります。
しかし他の便が離着陸していたのでそうなることはないと思いましたが、着陸するまでは分かりません。
パイロットさん、頑張って! -
チェックインが終わったら、カードラウンジへ…。
何故いつもガラガラなのか不思議ですが、今回も貸切状態でした。
ビジネス利用者が多い時間帯なら違う様子が見られるのかもしれませんが、那覇便利用者の殆どは観光客。
またチェックインを済ませる頃にはランチタイムですから、ラウンジへ行くより食事を優先させる人が多いのかもしれませんね。
しかし家人は、「単にラウンジの存在を知らない人が多いだけ」と言いますが、それも考えられます。
静かで快適なYOUR LOUNGE。
食べ物はありませんが、フリードリンクが利用出来て窓からは飛行機や滑走路、またお天気が良い日は富士山も見えますよ。
先程も記載したようにYOUR LOUNGEはカードラウンジ(クレジットカードで利用出来るラウンジ)ですが、、アメリカン エキスプレスはゴールドでもセンチュリオン(ブラック)でも利用できません。
利用できるクレジットカードは、空港のホームページでご確認ください。Your Lounge 空港ラウンジ
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ラウンジからの眺め。
駐機していたこちらの飛行機は、西部地区にある大企業のプライベートジェットでしょうか。
この日はいろいろな飛行機が駐機していましたが、飛行機の数が多ければ多いほど見学のワクワク感が増します。 -
いろいろな色の飛行機を所有するFDA。
まだ見たことがない色を期待しましたが、目の前に駐機していたのはかなり高い確率で遭遇する緑でした。
那覇便はまだ上空で旋回中。
いつ降りて来るのかと首を長くして待っていましたが、なかなか降りてこない。
ついに那覇から飛んできたANA札幌便(NH1264)も、那覇便より先に着陸。
那覇便が降りてきた時には、既に1時間近い遅れが生じていました。
搭乗開始時刻変更・那覇到着時刻変更。
旅行開始早々この様なハプニングがありましたが、今考えるとこれが沖縄でいろいろな事が起こる前兆だったのかもしれません。
それくらい、今回の沖縄旅行では色々ありました。 -
搭乗。
離陸後も風の影響を受けて揺れていた那覇便でしたが、機体が安定したらランチタイム。
11時以降の出発ですから、かなりしっかりした食事が提供されます。 -
食後のデザートは、静岡生まれのキルフェボンの焼き菓子。
相変わらず美味しいなぁ。
そう言えば、前方のポケットの中に用意されていたスリッパは袋入りから紙幣の帯封で使われるような紙テープに変わり、靴ベラが無くなりました。
また機内誌もサイズダウン。
ECO化が進んでいますね。 -
「沖縄に到着しました」と言う代わりに撮影するのが、バゲージクレームの入り口にあるこの看板。
昔はボーディングブリッジに並んでいる胡蝶蘭や、夏の時期ならムワッとした湿気を感じると「あー沖縄に来たんだなぁ」と思いましたが、今はコレ。那覇空港 空港
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レンタカーを借りたら、コザに移動。
訪れたのは、海族工房 古酒楽園です。海族工房の古酒楽園 グルメ・レストラン
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お通しは鶏肉。
添えられていたのは、レタスではなくキャベツ。
沖縄と言えばキャベツよりレタスのイメージが強いのですが、これはキャベツ。
ここ数ヶ月キャベツ高騰で泣いていた私ですが、沖縄はキャベツが安いのかな? -
参考までに、羽地の駅やんばるたまごで販売されていたキャベツの値段はなんと150円。
何十回とこの施設を訪れていますが、キャベツを見て感動したのは初めてでした。 -
琉球グラスで飲むなか酒。
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シーフードのカルパッチョ。
この料理に使われていた魚は、チヌ。 -
海族工房 古酒楽園に来たら、燻製料理もお勧めですよ。
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自家製のビーフジャーキー。
手が止まりません。
くわっちーさびたん、またやーたい。 -
2日目は、炊き立て弁当 寿食品のおにぎりを食べながらドライブ。
寿食品 グルメ・レストラン
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画像は沖縄市にあるセルラースタジアムですが、今年もここでプロ野球の試合が行われていました。
沖縄セルラースタジアム那覇 名所・史跡
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いよいよ海遊び。
ところが、沖縄入りした日も次の日も青空は無し。
天気予報がコロコロ変わる沖縄ですが、この時期は天気が安定しないので、ぐずついた日が続きました。 -
前方にあるのは古宇利大橋。
その下に少しだけエメラルド色の海が見えますが、晴れていればこの辺り一面その色に染まりますよ。古宇利大橋 名所・史跡
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こちらは港に住み着いている(!?)猫。
顔がそっくりでしたが、良く見ると黒色の面積や目の色が微妙に違います。
近づこうとすると、サッと逃げて行った猫たち。
人懐こいタイプではありませんでした。 -
お天気はイマイチでも、夕飯のおかずは確保。
県魚のグルクンはすぐ鮮度が落ちるので、お昼ご飯を食べる前に急いでお店(行きつけの飲食店)に持って行かなくっちゃ…HURRY UP! -
無事魚を運び込んだのですが、昼食と言うには中途半端な時間になってしまいました。
そのような時は、お弁当屋さんへ行きましょう。
名護の十八番で購入したヒラヤーチー。
あっという間に完食しましたよ。 -
久しぶりに食べる紅芋の天ぷら。
最近は田芋やウムクジの方を選択する私ですが、相変わらずこの食材も美味しいですね。
人気が高い理由が良く分かります。 -
夜はなごんちゅ(名護の人)と合流。
その前に、戦前の建物で操業している酒蔵へ行ってみましょう。
訪れたのは、従業員3名という津嘉山酒造所。津嘉山酒造所 名所・史跡
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沖縄の伝統木造建築と言えば北中城にある中村家住宅(国指定重要文化財)を思い浮かべる人が多いと思いますが、実はこちらの津嘉山酒造所の建物も国指定重要文化財。
現存する赤瓦木造建築物としては沖縄最大級で、首里城に次ぐ規模と言われています。 -
戦前の建物で操業しているのは、沖縄県ではこの酒造所だけ。
酒蔵見学のスタートは、まずこの柱から始まります。
接ぎ木の下部(杜氏さんが手で掴んでいる所)はこの建物が建てられた時のもので、上が新しい柱。
白かったり黒かったりする所は麹菌。
味噌蔵・醤油蔵・酒蔵の見学に行かれた方は柱や梁、或いは壁に付いた麹菌の話しを聞いたと思いますが、この麹菌を取り除いてしまうと味が変わると言われています。
最近は木の樽で仕込まず雑味が付かないステンレス製を使っていますが、知人曰くステンレスが手に入らない時はホーロー製の樽を使っていた所もあったとか。
酒蔵・味噌蔵・醤油蔵では、麹菌が見学のポイントになっていますので、お見逃しなく。 -
今は使われていませんが、貯蔵庫。
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麹屋の上部は、近代的な西洋技術のトラス構造。
世界遺産の富岡製糸場もこの造りですが、あちら(富岡製糸場)は明治時代に建てられたものです。 -
沖縄伝統木造建築と言えば、どこからでも入れる開放的な造りですが、この建物は何と玄関付き。
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また書院造りの部屋もあり、和風(内地)・洋風・そして伝統的な琉球スタイルを交えながら建てられています。
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沖縄戦では名護も銃爆撃を受け焼け野原と化した地域ですが、その中にポツンと残ったのがこの建物。
戦火を逃れたと言うより米軍の拠点(駐在所)にするために残したと聞きましたが、それを示しているのがこの英語です。 -
外には弾痕が残るコンクリート塀もありますが、戦争の傷跡が残っているのはここだけではありません。
屋我島にある沖縄愛楽園(ハンセン病療養所)のコンクリート塀にも、10・10空襲で受けた弾痕が残っていますよ。 -
酒蔵見学の最後は、『國華』の試飲。
30度・43度そして古酒15年の味比べです。 -
御土産は何を買おうかなー。
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六諭。
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ラベルは、1本ずつ手で貼っています。
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國華3年古酒43度も購入。
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試飲で既にほろ酔い気分になってしまいましたが、杜氏さんたちと一緒に記念撮影して酒蔵見学終了です。
案内していただき有難うございました。
泡盛に興味がある方、建築に興味がある方、或いは戦争の歴史を辿りたい方にもお勧めの津嘉山酒造所。
北部へ行く機会があれば、是非こちらにも行ってくださいね。
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