2025/02/26 - 2025/02/27
669位(同エリア47363件中)
Siniさん
この旅行記スケジュールを元に
午後は「秦直道」の始点へ行きます。「秦直道」とは秦の始皇帝が築いた巨大軍事道路です。2200年前に北の異族との戦いに備えてほぼ直進で軍備移動できるように作られた道。
場所は陝西省淳化県の農村にあり、咸陽から約120K、2時間の移動です。
秦直道の始点へ向かう途中の農道。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 1.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国東方航空
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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午前中最後に訪問した咸陽市のこの咸陽博物館は、明の時代(1371年)に建てられた孔子廟の跡を活用して1962年に開館したそうです。つまりは長い間人の集まるところだったんですね。
所蔵している文化物は5,000点以上。 -
咸陽博物館のある咸陽市中山街から約2時間、約120kの移動です。往復ともに高速道路を出る前と入った後、トイレ休憩がありました。
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ドライブインです。
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何か飲み物を買おうかな。
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すご~く甘かったです。ネスカフェのコーヒー。
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プラムも買ってみた。種が大きくて食べるところが少ない。一個ずつ個包装されてました。
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高速道路を降りて最初は片道1車線の道でした。
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それがいつの間にかセンターラインがなくなり、すれ違うのも大変な一本道に。
ずーっと直線、カーブは90度みたいにおそらくは農作業しやすいように道がつくられています。
トラクターが前を走っていると曲がってくれるまでスロー運転になります。(たった一台走ってました。滅多に車も人も見かけない農道) -
周りはと言えばこんな感じ。風景はどんどん農村の奥部へ入っていくみたいです。
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先ほどから畑のすみに白いものが見えていて、なんだろーなー、と思っていたら、雪でした!
西安市は標高約500m。淳化県のここは標高1000mで昨夜降った雪が残ってます。 -
大きな碑のみ目立つ、ここが「秦直道」の始点ですって。
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約600k、このような軍事道路が万里の長城まで続いています。(現在も上空から見るとところどころ跡が見られるそうです)
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北の異族との戦いに備えて作られた万里の長城。有事の際、そこへいかに早く軍隊を送るか、、という問題を解決するために造られた道路です。2本の秦直道があったみたいですね。
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秦の始皇帝(紀元前259~210年)が中国史上初めて統一したのは紀元前221年。13歳で即位、39歳で始皇帝となり、49歳で旅の途中で亡くなりました。
秦は10年ほどで滅亡。その理由のひとつが万里の長城や道路整備などの大規模土木工事にあると言われています。急激に中央集権国家への舵取りの他に兵馬俑はじめ後世に残る皇帝陵の造営など、労働に駆り出された農民等はそれは大変だったでしょう。 -
秦直道の周りの崖を見てみるとゴミが目立ちます。
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この辺りは地震で断層ができたところらしいです。
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そういえば端っこにこんな石碑がありました。
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道路の反対側にも道が続きます。道路は先ほどと同じでバス1台しか通れないような道です。
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100mほどで道はなくなり、少しばかりの跡地らしきところから先はただの原野に見えます。
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遠くに風力発電が見えます。風の強い地らしい。周りには畑として利用しているらしき土地もあります。
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こんな道をほぼ直線で作って北の脅威に備えようとしたんですね。重機もない時代に。
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ずっと同じような景色で、同じ道を帰るのですが、帰りは車窓からの景色をよく見てみることに。
ところどころに農村があります。 -
農村の前に労働者の方々が丸くなって座っていたりしますが、
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ほとんどの村では人を見かけません。
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丸く座って休んでいる農民を見ると、
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どの顔も日焼けして真っ黒。
しかもかなり高齢に見受けられました。 -
あまり若い人はいないのかな。
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村人の服装は、ずっと昔にテレビで見たような服装とあまり変わってないように見えます。
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車の修理工場や、
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レストランが道に面してあり、
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何か他にも店らしきものもあります。
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高速道路に近づくにつれて、村も大きくなって来るような感じです。当然ですが。
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果物園みたいなところ。
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帰りの高速道路に入ってすぐのドライブインでトイレ休憩。
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床がピッカピカ!
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なんとなく適当なお菓子を購入。
モニターの画面でいくらかを見せてくれるのですが、そのモニターの字があり得ないくらい小さかったです。西安のような都会と農村では全てが異なる感じ。このドライブインは新しい様なのに、使ってるレジが旧式なのかな。 -
渭河を渡ると西安です。
途中の高速道路では、鉄橋になると速度制限があり、大型車やトラックは時速60k!え?高速道路なのに?
広い国土に急速に高速道路を造ったので強度が不足してるのでしょうか? -
風が強いと、大丈夫かなーと心配になります。
西安市の人口が増えたのはこの10年だそうです。政策により農村から西安市への移住を奨励。大学を無料にし、卒業後西安市に住むことが可能になり、現在は1,300万人です。
以前から都市部の住民になりたい農村出の人は多かったわけで農村との生活レベルの格差を垣間見た後ではこの流れは止まらなさそうです。 -
中国経済の急速な減速の影響がないか、建物を注意深く見てみます。
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この辺のビル群はすでに完成して住民も入っています。
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しかし高速道路の近くにあったビルでは完成間近なのに工事が止まっているところがあるのです。
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こちらのビルも工事は途中で止まっているように見えました。住んでいる住居にはほぼ各部屋に室外機がありますが、無人のビルにはありません。写真がぶれていてわかりづらいですが、多分このビルだったかと。
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宿泊したヒルトンホテルの窓から見えるビルも夜になっても真っ暗で、翌朝見ると建物はできているのに内装が終わってないまま放置。小さいクレーン車もそのまま放置。
完成間近で放置って、いかに急激に経済が悪くなったか、、、を感じさせます。報道で聞いているより深刻な感じを受けました。工事が同時に凍結、って社会主義だわ。 -
西安での最後の夕食はこちら。唐の時代のショーを行う劇場に付帯するレストランです。
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今夜の夕食はガイドHさんが力説していた餃子ディナー。
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最初にさまざまな前菜。
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種類は多い。
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一応、全種類試してみました。
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そして餃子が出てきました。
十何種類の餃子です。 -
肉類が数種類、野菜も数種類、海老など海鮮の餃子、きのこの餃子や、あんこの餃子もありました。
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次から次へと出てきますが、、
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こんなにそそられない餃子に出会ったのは初めて。どれも味がイマイチ。その上になんか熱々ではありません。
この旅では、宮廷料理とこの餃子宴以外はとても美味しかったので、残念です。 -
夕食後、オプショナルの観劇に申し込みしました。
演奏者たち。ライブ感があって生の音楽は良いですよね。 -
3段目くらいの席。舞台からは少し遠いです。満席でなく、後ろはガラ空きでした。
29名のうちこのオプションに申し込んだのは12名のみ。
ちょうど前に日本人の数名のグループがいて、情報交換しました。 -
中の1人が日程表を見せてくれて、ク○○ツー○○○の方達でした。
3泊4日のツアーで、料金はなんと8万9千円と破格のお値段!(ただし、燃料サーチャージなどはおそらく含まれてない金額だと思いますが、それにしても円安の今、とても安い!) -
内容を見てみると、ホテルは三ツ星、3泊だと西安周辺だけ。更に寄りたくないお土産屋さん付きだったそうです。
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私は断然、4泊5日のこちらの旅がおすすめです。4泊したおかげで2日目と4日目に高速道路で地方へ移動し、黄河を見たり、高速鉄道も体験できました。今日の午後の農村も珍しくて良かったです。
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さてプロジェクションマッピングを多用して素晴らしいショーが繰り広げられていますが、踊り手達の手足があまりに揃っていないことが目につきました。
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以前、北京で見た歴史ある京劇は、踊り手が素晴らしく、更に主役が良かったんですよねー。
京劇の独特な暑化粧に汗ひとつかかず(遠目にはそう見えた)に腹筋を使っての舞。
今回はミュージカル仕立て風(歌はない)ですが、踊り手さん達の振りが揃ってなくて残念。 -
豪華な衣装と派手なプロジェクションマッピングで楊貴妃の一生を描いたこちらのショーは、まずこの3段目からでは漢字も英語のテロップも文字が見えづらい!のであらすじがさっぱりわかりませんでした。
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踊り手さん達は、限られた数で、きっと出番が多くて大変なんでしょうね。
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終了後出演者たちと。
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観覧者が少なかったので希望者には全員と撮影してくれました。希少な体験。
ホテルまで30分ほど。9時半過ぎに到着。すぐに荷造り。 -
5日目の朝です。4時半にモーニングコール。今回は毎朝モーニングコールがありました。助かりました。
5時にホテルをチェックアウトし、約1時間で西安咸陽国際空港へ。 -
空港にはお水とお茶用に熱湯が供給されるようになっているマシンを発見。ま、使わないんだけど。
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広ーい空港で、全然人がいないんです。
なぜなら午前中に離陸する便はたったの5便だけ。
到着日にオープン5日目でしたから、今日でオープン後9日目の第5ターミナル。 -
オープンしたとはいえ、遠くのゲートから利用しているようで、歩きました。
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やっと搭乗。遠かった。お店もなかった。
西安発8時、成田着13:25(4時間25分)、MU0593便。ほぼ予定通りでした。
ホテル4連泊と直行便は楽でした。 -
沖止めです。
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なんとなく今日も霞んでいますが、黄砂ではないとのこと。じゃあ、PM2.5か?
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離陸します。
旅行記を書いているゴールデンウィーク中の西安の大気汚染度数(AQI)を調べてみると、大体80~90くらいで普通。訪問した2月末は不明。
ところでリアルタイムのAQIでは、最西端のタクラマカン砂漠の端にあるカシュガルが中国ワースト1位で、AQIはなんと809と西安の大気汚染度数の10倍です!
昨年タクラマカン砂漠の南、ホータンを通る線路が完成してカザフスタン、キルギスはじめ隣国との貿易が活発化しているそうですが、山岳地帯を通ってくるトラックのせいなのでしょうか?
あのかつてのシルクロードの重要通過点、カシュガルは今では人口400万人の大都市です。 -
エアバスA320。
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西安咸陽国際空港。なんか空気悪そう。
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微かに冠雪の山脈。それにしても広大な中国がこれほど険しい地形とは想像もしていませんでした。(単に興味がなかった)
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最初の食事。まあ、普通。
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これは黄河か、揚子江か?上海上空を飛ぶルートの様ですが。本当に写真に写らないくらいひどいわ。
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そして帰りの便も静かでした。中国の団体客がいないからか。
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旅行社から購入したお土産はあまりに包装がしっかりして無駄に(日本人感覚)大きくてスーツケースの半分を占めてしまいました。まいったなぁ、、、
試食して選んだだけあってお菓子は美味しかったです。
初めて訪問した内陸の都市、西安・咸陽。
中国は想像以上に大きかった。自然は厳しかった。兵馬俑は素晴らしかった。たくさんの遺跡のごくごく一部しか発掘されていなかった。若者層とシニア層、都市部と農村部の格差は日本の比ではない。大気汚染はひどすぎる。トイレは辛すぎる。
おしまい
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この旅行記へのコメント (2)
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- pacorinさん 2025/11/21 23:10:21
- 残念な餃子宴
- Siniさん、こんばんは
西安の餃子宴・・・お食事の会場は違えど、食欲をそそらなさそうな餃子のビジュアルとお味の感想が同じで笑ってしまいました。アンケートに一番美味しくなかったレストラン=餃子宴って書いちゃいましたし( *´艸`) 美味しいところもあるのかなー?って素朴な疑問を抱いてしまいました。
わたしが参加したツアーでは、西安はあまり観光しなかったので、「秦直道」って知らなかったのですが、Siniさんの旅行記で様子を知ることができて良かったです♪
pacorin
- Siniさん からの返信 2025/11/26 08:07:53
- Re: 残念な餃子宴
- Pacorinさん、おはようございます!
そうそう、だいたいどこでも中華料理は美味しくいただけましたが、この時の餃子はひどかったです。
シルクロード編、読ませていただいています!砂漠でコスプレ、新しいですな。そうですねー、ほんとどこでもコスプレが人気!それとギラギラ昼間のようなイルミネーションのストリートとかね。
西安近隣では歴史を学ぶ機会があり、興味深かったです。
Sini
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