2023/11/04 - 2023/11/04
128位(同エリア1320件中)
とーりさん
今回、コロナ前2019年のスイス旅行以来およそ4年の歳月を経て、再び海外へ行くことにしました。この間世界情勢の悪化や為替レートの下落、そして自分の周りの変化だけでなく、スマホの活用による旅行手配等も著しい進化を遂げ、浦島太郎的アナログな私には付いていけないのではないかとの不安があったのと、国内旅行の楽しさも今更ながら感じ始めていたため、海外への指向に蓋をしていました。しかし感染症規制も薄れてくると海外雄飛への想いが頭を擡げ、ついに重い腰を上げることにしました。とはいってもいきなりハードな国へ行く自信はなかったので、まずは隣国韓国、その中で一番近い釜山へ飛行機ではなく船で行く事にしました。今回はさらにその起点となる博多でもつ鍋を味わい、かつて訪れた関門レトロ地区をも再訪するという国内外混合の旅としました。
ジェットフォイルで行く釜山は思ったよりも近く、1泊2日でしたが久々の「海外」を味わえました。関門地区も見どころが多く、駆け足だった過去の想い出を埋める旅となり、日韓両国のグルメを堪能するという予想を超える贅沢でオイシイ旅とすることができました。
日程は以下の通りです。
1日目(11/1)羽田 ⇒ 福岡・・・ホテル
2日目(11/2)博多~~~釜山・・・釜山市内観光・・・ホテル
3日目(11/3)釜山市内観光・・・釜山~~~博多・・・ホテル
4日目(11/4)博多・・・関門地区観光・・・博多・・・福岡 ⇒ 羽田
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最終日、福岡市内は前回周ったのでは今回は関門地区に向かいます。まずは博多駅にやって来ました。
(ホテル7:10 ⇒ 7:19博多駅) -
関門地区は博多から離れていますが新幹線があるので問題ありません。小倉までひと駅15分、のぞみでもこだまでも時間は変わりませんがたまたまいたのぞみに乗りました。
(博多7:36 ⇒ 7:51小倉 のぞみ8号) -
小倉で在来線に乗換え終点「門司港」に到着しました。
(小倉8:05 ⇒ 8:19門司港) -
構内は広く、頭端式ホームでヨーロッパの駅を思わせる造りです。
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「0哩標」があります。ここが九州の鉄道の起点となっています。今では鐘なども作られてお洒落になっています。関門トンネルなどないときはここから渡船で本州に渡るべく大荷物を持った人々で混雑したことでしょう。
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精算機などもレトロな感じに設えてあります。なかなかいい味出してます。
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改札を抜けると構内ホール、こちらも落ち着いた感じでいいですね。
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駅前に出て駅本屋を眺めます。どっしりしたつくりはさすが重要文化財です。
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ちょっと離れて見てみます。駅で重要文化財に指定されているのはここと東京駅丸の内駅舎だけとのことです。東京駅はいつもせわしなく賑やかな印象ですが、こちらは在りし日の栄光が感じられる静かな駅です。
(門司港駅8:26 ⇒ 9:00もじこう電車広場) -
駅前にはこんな碑が。バナナの叩き売りってここが発祥だったんですね。今ではバナナなどスーパーで安売りしてますが当時は高級品だったのでしょう。
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隣には「門司港レトロ観光線」の「九州鉄道記念館」駅があります。基本土日運行の観光鉄道です。今日は土曜日なので運行していますが、さすがにこの時間は早すぎるので乗ることはできません。
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さらに「旧門司駅舎址跡発掘調査現場」と看板が掲げられていて調査がされています。かつての鉄道も最早遺跡扱いになっています。
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そしてこちらが「九州鉄道記念館」。当然開館前ですが外から見える範囲で眺めます。
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こんな展示もあります。保存するのも大変なのでしょう。
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中を見回すとミニ鉄道のレールが敷かれています。子供たちを載せて走るのでしょう。運のいいことに試運転しているところを見ることができました。
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ではいよいよ本格的にレトロ地区を観光します。まずは「旧門司三井倶楽部」。三井物産の社交倶楽部として作られ、その後市に譲渡されてこの地に移築されたとのことです。シックな色合いの洋館で内部はレストランとして営業しています。
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こちらは「旧大阪商船」の建物です。コンクリートと煉瓦造りが融合している堂々とした建物です。
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船溜まり部分に沿ってガス灯通りという名で整備されています。
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変な像が二体。「バナナマン像」だそうです。タレントのバナナマンではなく、バナナの叩き売り発祥の地ということで設置されているようです。
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もうひとつわからない像が。「もじもり」=門司守、だそうです。スライムかと思いましたが鳥をイメージしているそうです。近寄って見るとなるほどと思いました。
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レンガ造りの大きな建物は「旧門司税関」。レトロ地区のシンボルともいえる存在です。
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旧門司税関の向かいにあるのが「大連友好記念館」。こちらも趣ある建物です。
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その裏手にはレトロ地区には不似合いな高層建築があります。屋上は「門司港レトロ展望室」となっていて、100mの高さから関門地区を俯瞰できます。残念ながら10時開館なのでまだ登れません。
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ここにもこんなモニュメントが。まあ見栄えはするので撮ってしまいます。
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船溜まりを跨ぐ形で架かっている橋が「ブルーウイング門司」。板張りの歩行者専用道です。
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ブルーウイング門司を渡り対岸からの眺めをパチリ。海を入れると建物も映えます。
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レトロ中央通りを北へ少し行くと、もじこう電車前広場に「ワンマンボギー車100型」が展示してあります。
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これはかつて北九州市内を網目のように走っていた西鉄の前身の会社が走らせていた路面電車とのことです。このあたりでレトロ地区は終わり、そのまま関門海峡地区へと歩いて行きます。
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