2025/04/06 - 2025/04/07
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たびたびさん
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長野の四つの平は、善光寺平、松本平、伊那平、佐久平。長野県では、盆地のことを「平」と呼びます。それぞれ中心都市は、長野市、松本市、伊那市・駒ヶ根市、佐久市です。長野県は、北信、中信、南信、東信という言い方の区分もあって、それぞれ善光寺平、松本平、伊那平、佐久平が相当します。
で、今回は、その佐久平、東信の旅ということになるのですが、やはりもう少しちゃんと説明を加えると東信には上田市の上田平も含まれますし、佐久平には小諸市も含まれる。今回回るエリアは佐久平の佐久市からその南側ですから、やっぱり佐久平でもなくて佐久地区の旅というのが正確ですね。
で、佐久地区の玄関は、新幹線も停まる佐久市の佐久平駅。ここから小海線で南側のエリアを訪ねます。さすがの私でもこれまで手付かずだったのですが、まあ、普通に考えても長野県の観光でここに着目するというのはまずないかな。東信に限っても、上田や小諸に軽井沢まで、しっかり有名どころがありますから、佐久なんてとてもとてもという感じ。もしかしてかすりもしないというのが正直なところかと思います。ただ、いつまでも放っておくのも気になるし。ということでやっと重い腰を上げたというのが今回の旅ですから、そういう意味だと期待値は全然高くない。ほどほどの旅になればいいなあというくらいですね。
ここで、もう一度佐久市のこと。長野県では、長野市、松本市、上田市に次ぐ4番目の市なのですが、その中心部はあまりはっきりしない。強いて言えば佐久平駅の周辺のようですが、たぶん歴史もないし、けっこう閑散としていてとても4番目の市という雰囲気ではないです。つまり、佐久平を流れる千曲川の流域には別途、岩村田、中込、野沢、臼田 といった地区があり、中心街はそれぞれに分散しているのですね。今回はこれに加えて、龍岡城跡のある田口も回りましたが、まあまあ賑やかなのは佐久市役所もある中込駅の周辺くらい。後はとにかく小さな集落の連続といった感じでした。さらに、佐久市からは国立天文台やJRの最高地点がある野辺山まで足を延ばしたのですが、まあ、ここも似たようなものですね。清里まで行った方が正解だったかもしれませんが、清里まで行くともう山梨県ですからねえ。
予想通りの地味な旅となったというわけですが、しかし、なかなか長野県ではない体験かも。冒頭にあげた四つの平で言うと善光寺平、松本平は別格としても、伊那平だと桜で有名な高遠城址に中央アルプスの駒ヶ岳があって本当に目を見張るほど。これらは長野県でも屈指の名所といっても過言ではないラインナップだと思います。それを考えると佐久平の中心、佐久地区の寂しさはやはり覆うべくもない。敢えて言えば八ヶ岳の眺めとヤツレンのソフトクリーム、中込の鯉料理、臼田のむしりといったB級グルメくらい。それでも、伊那のローメンやソースカツ丼、飯田の焼肉ほどのパンチはないし、長野県の名物、信州そばやおやきのいい店が特に見当たらなかったのも寂しい気持ち。ちなみに、信州そばで言うと善光寺の門前にはやっぱりそれなりの老舗があるし、戸隠はさすがの別格。松本にもなかなかの老舗がいくつかありますが、安曇野の蕎麦屋がまたよくて、戸隠対安曇野という食べ比べは意外に成り立つかもしれません。あとは飯山のぼくち蕎麦。これほどさわやかな味わいは稀有。素晴らしいです。ほか、温泉もそうかな。長野県にはいい温泉が各所にあるのですが、そんな温泉もありませんでしたからね。
佐久がネガティブというかダメだしみたいなイントロになってしまって申し訳ない感じもしなくはないのですが、まあ、それはそれ。フラットにレポートしたいと思いますので、よろしくお願いします。
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新幹線で、佐久平駅に到着。
ここからさっそく歩きですよ~佐久平駅 駅
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佐久平駅の周辺だと佐久市市民交流ひろばくらいですね。
佐久平駅から南に少し歩いたところ。 -
それなりに広々した芝生の公園ですが、なんか殺風景なことは否めないかな。ネーミングからはもうちょっといろいろあるのかなと思いましたが、これではアピールできるものは少ないと思います。
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次に向かったのは、龍雲寺。
中山道六十九次の二十二番目の宿場、旧岩村田宿にある曹洞宗の寺です。龍雲寺 寺・神社・教会
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武田信玄が佐久の支配を固めるために、この寺を佐久の曹洞宗の寺々の押さえとしたということで、武田信玄とのゆかりが深いよう。山門の厳めしさもそんな感じかな。
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本堂の裏手には「信玄公の遺骨出土の地」も。
信玄の火葬地であったとする伝承もあるようですが、分骨されたと考えるのが無理がないように思います。 -
かつて中山道の宿場町だった岩村田ですから。こういうところには、その歴史を踏まえたようないいお店がふとあったりするものなのですが、この自家焙煎珈琲 豆蔵ももしかしたらそんなお店かな。
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全然期待していませんでしたが、ふらりと入ってみると、きちんとした珈琲ショップのような内装とご機嫌な音楽が流れる雰囲気抜群のカフェでした。
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イチオシ
珈琲と朝食代わりのこんな厚切りトーストを注文していただきましたが、珈琲もトーストもひと工夫があるし、この心地良さは気が付くと時間がすっと経っていくような感じ。まさにお茶をするためのお店だと思います。
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龍雲寺の少し東側。切り立った崖が現れます。
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大井城跡は、文明16年(1484年)、小県郡から侵攻した村上政清に落とされるまで、佐久郡東北部を中心に勢力を振るった大井宗家の本拠地だった城。
大井城跡 名所・史跡
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湯川に沿った断崖の上にあって、今見ても難攻不落といった地形です。ただ、城跡は今は公園のようになっています。
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さらに東に進んで、湯川を渡ったところ。
鼻顔稲荷神社は、湯川の対岸から見上げると懸崖造りの社殿がよく見えます。 -
創建は、永禄年間(1558-1570年)。
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日本五大稲荷のひとつにも数えられるほどで、
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長野だけではなく、関東方面にも信仰組織が広がっていたのだとか。
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社殿の奥につながる廊下が割と長くて、面白いです。
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鼻顔稲荷神社からもう一段高い場所にあるのが鼻顔公園。
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全体では4.5haの広さがあって、市営球場、6面のテニスコートもあるようですが、上がったすぐのところは、児童公園風。自然の状態がそれなりに残っていて、ちょっとワイルドです。
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また岩村田の市街に戻ってきました。
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その中心部にあるのが佐久市子ども未来館。
佐久市子ども未来館 美術館・博物館
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宇宙や恐竜など7つのテーマがある子どものための体感型ミュージアムという施設は、この日も多くの親子連れで賑わっていました。場所もいいのかもしれませんが、このテの施設でなかなかこれだけの人気があるところは珍しいかもしれません。
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岩村田から南へ。北中込の駒場公園に向かいます。なお、今日は北中込から中込を歩いて終わりの予定。落ち着いていきましょう。
玉屋 猿久保店は、駒場公園にほど近い立派な構えのロードサイドショップ。せっかくなので寄ってみましょう。 -
いただいたのは、一番人気という「信濃くるみ坊」。さくさくのクッキーにキャラメルとくるみを練り合わせたペーストを挟み込んだ洋風のお菓子。なかなかしゃれた味わいです。
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駒場公園に到着。
まずは、公園の一角に建つ佐久市立近代美術館を訪ねます。 -
こちらは、地元出身の美術年鑑社社長の油井一二氏が50年に渡って収集したコレクションをベースにした美術館。
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この日は、「田中文雄版画展~虚が実を支配する~」の企画展。
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多色摺の版画は、副題の通り、現実のようで現実ではない世界かな。
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しかし、そのテーマはテーマとして、
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丁寧に作り込まれた技術の高さのようなものも感じられる作品群。面白く拝見しました。
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ちなみに、この駒場公園は、明治39年に開設された長野種馬所や第二次世界大戦中に建設された海軍岩村田飛行場の跡地。ちょっとデコボコがあったりして、雑な感じもなくはないですが、佐久市立図書館や佐久市立近代美術館の文化施設にテニスコートなどもあって、佐久市ではそれなりの公園なんだと思います。
駒場公園 公園・植物園
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駒場公園から今度は西へ。千曲川沿いのさくラさく小径を目指します。
響家は、その途中。国道141号にある人気のラーメン店。ラーメンともうひとつ看板メニューがあって、オムライスですか。 -
しかし、やっぱりここは基本のラーメンで。手打ちのラーメンをいただきましたが、きれいな味わいのスープにちょっと縮れた舌触りの良い麺の組み合わせは、喜多方ラーメンと同じですね。それも、かなり洗練されていて、本場の喜多方でも十分通用するレベルではないかと思います。
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三河田大塚古墳もさくラさく小径まで向かう途中。
直径30m、高さ5mのこんもりした円墳。公園のような平地にフェンスで囲まれて保存されていました。両袖式の横穴式石室は、安山岩の巨石を使用した大型石室。保存状態が良好で、長野県指定史跡となっています。 -
イチオシ
そして、さくラさく小径に到着。千曲川沿いに整備された佐久市のシンボルとなる公園のような遊歩道。
さくラさく小径 公園・植物園
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しっかり幅のある石畳の造りもいいですね。周辺の芝生のスペースや涼し気な雑木林などもとても雰囲気がありますね。
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周囲の視界もよく開けています。
しかし、遊歩道はどれくらいあるのでしょうか。比較的まっすぐなのに、先が見えないくらい長く続いています。 -
続いては、これも中込のハイライト、旧中込学校です。
旧中込学校は、明治8年に建てられた木造2階建の校舎が重要文化財。旧中込学校 名所・史跡
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イチオシ
教育県と言われる長野県にあっても、最初に建てられた本格的な校舎だということです。アメリカのサクラメントへの渡航経験を持つ、棟梁、市川代治郎の設計および施工。規模はさほどでもありませんが、正面の玄関ポーチと二層のベランダ、屋上の平面八角の塔屋の組合せがひたすら美しい建物ですね。
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では、中へ。
黒光りのする廊下から -
音楽室とか
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教室とか。
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子どもたちがここで学んでいたことがリアルに想像できますね。
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学校の建設が有志資金であったことに関係する資料の数々。
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これも誇るべき歴史の一端でしょう。
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二階に上がると
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教材の関係の展示です。
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外に出ると見事な藤棚。
その先に -
もうひとつ。旧中込学校資料館という別の建物もあります。
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旧中込学校の校舎の方にも資料の展示は一定程度ありますが、
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こちらは当時、教材として使われていた年表や地図、教科書等が展示されていて、さらに充実。
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日本書紀や古事記にある神話や天皇に関する記述とか。今ではお目にかかれない内容もあって、面白く拝見しました。
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旧中込学校から幹線道を南に下って、もう中込駅にもほど近い市街にやってきました。
ケーキブティック ピータースはスタッフの数も多いし、お客さんで混みあっていて、この辺りではちょっと別格のお洋菓子屋さんですね。 -
ジェラートをいただきましたが、またこれが抜群においしいですね。ミルキーな香りと芳醇な甘さはかなりのインパクトあり。ただものではないお店のような気がします。
ここまでずいぶん歩いてきましたが、これでまた元気が出たというものです。 -
そこからまたしばらく歩いて、今度はぴんころ地蔵へ。
これは、佐久成田山薬師寺の門前町、のざわ商店街。ひと気はありませんが、なんかがんばってますねえ。 -
佐久成田山薬師寺は、参道にある石の地蔵様、ぴんころ地蔵が有名です。この地蔵様自体には歴史があるものではないと思いますが、さきほどののざわ商店街とか一帯はけっこうな賑わいのエリアになっていて、ぴんころ地蔵も名前が面白いし、新たな話題造りといったことで作られたものだと思います。
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その狙いは見事当たったということでしょう。
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のざわ商店街の方に戻って、これは一角にある山門茶寮。基本は喫茶室のあるおみやげもの屋さんですが、
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店内で日本人形を展示していて、
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それを拝見しました。
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販売もしているようですが、かなり本格的。地元の方が作っていらっしゃるようです。
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ぴんころ地蔵のすぐ西側には、伴野城跡。街並の一角にいきなり現れる城跡です。
鎌倉時代以降、小笠原の庶流、伴野氏の館だったところ。東西74~85m、南北110mの長方形の平城。周囲に濠を巡らして、今は公園とか小さな神社があって、ちょうどまとまりが良い感じです。 -
これもすぐ近くにある中嶋公園。
千曲川の河畔にあって、約1.7haの広い公園。 -
イチオシ
緑が豊かで池の潤いもあって、意外になんとも美しい眺めです。
意図したものなのか偶然なのかは分かりませんが、特に、池の手前から眺める柳の木の優雅さはどうしたんだろうというくらい。なかなかいいと思います。 -
今夜の宿は、ホテルナカジマ。中込駅前ではないですが、それでもかなり近い場所。けっこうな利点だと思います。
大通り沿いにあってちょっと古びた建物ですが、でんと構えて建っているので、これならすぐに見つけられるし、老舗のホテルらしい雰囲気もありますね。スタッフもしっかりしています。 -
部屋は和室でした。シンプルですが、ちょこっと小さな床の間も付いたりして、それなりに落ち着けました。
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で、ここから晩飯。
三河屋 食堂中込本店は、中込駅そばの名物店。 -
うなぎとかもありましたが、地元の郷土料理、鯉のあらい定食をいただきました。ちょっと心配していましたが、臭みも全くなくて、むしろ爽やかな味わい。敢えて言えば、小骨が少しあるかなあくらいかな。鯉のあらいは初めてではないですが、改めてなかなかおいしいものだと思いました。
ここを選んだのは正解でした! -
翌日は、早朝の列車で野辺山に向かいます。
野辺山は、佐久平の南限。小海線でひとつ先の清里はもう山梨県です。 -
JR野辺山駅に到着。
しなの鉄道小諸駅と小淵沢駅を結ぶJR小海線にあって、日本で一番標高の高い駅。 -
駅のホームの端っこに、標高1345m67cmである旨の標柱が建っていました。周囲はそんな山の中でもないので、ちょっと意外な感じがしますけどね。
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野辺山駅を下りると向かい側すぐに公園があって、銀河公園と言います。規模はそこまでないですが、
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丘のような地形全体が公園になっていて、児童向けの遊具やかつて小海線を走っていたSLのC56なんかも保存されています。
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さて、野辺山には、日本で一番標高の高い駅とは別にJR鉄道最高地点というのがあって、さっそくそちらへ。
野辺山駅からは、2.3km。道は分かりやすいですが、ちょいと歩きます。 -
このJR鉄道最高地点は、野辺山駅と清里駅の間。標高は1375m。小さな神社とその隣りに「JR鉄道最高地点」の標柱が建っていましたが、その小さな神社が鉄道神社。レールと車輪が祀られているようです。
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傍らに建つのがレストラン 最高地点。
周囲には他に何もありませんが、しっかりした構えのレストラン。 -
店内ほか全体に山小屋風で、窓に向かってテーブル席が並んでいるのがちょっと印象的でした。
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同じ場所には、このJR鉄道最高地点の碑というもありまして。
「JR鉄道最高地点」の標柱とは比べ物にならないくらい圧倒的な大きさの石碑。ここに鉄道を敷設するのにさほど難工事とかはなかったようにも思うのですが、まあ、JRの意気込みはこういうことなんだと思います。JR鉄道最高地点 名所・史跡
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そこから、ベジタボール ウィズへ。
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こちらは、星と宇宙の体験アトラクション施設。
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すぐ近くに、国立天文台 野辺山宇宙電波観測所があって、星や宇宙のテーマはそれに関連してのものだと思います。遠くの山々を見渡せる広々した敷地と立派な建物。地元としてはかなり力を入れた施設なんだろうなと思います。
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ベジタボール ウィズと隣りの国立天文台 野辺山宇宙電波観測所の間にあるのは、矢出川公園。
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池があったり、芝生のエリアには遊歩道。しかし、全体としては、荒れ地のようなデコボコがあってワイルドな感じがありますね。ちょっと微妙な景色です。
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では、国立天文台野辺山の方へ。
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この天文台は、電波天文台。敷地内に順路が設けられていて、それを辿って奥に進むと、何基もの45mミリ波望遠鏡が現れます。
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イチオシ
世界的に重要な観測成果を出している装置のようですが、素人目で見ても本当に壮観。見応えがあって素晴らしいと思います。
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野辺山駅の方に戻ってきて、ここからは野辺山駅の北側エリアを歩きます。
野辺山駅の北の方に進むとすぐに視界が開けてきて、遠くに八ヶ岳が見え始めました。野辺山高原というのは、この一帯のこと。八ヶ岳の麓であることがよく分かります。周囲は畑が広く続いていて、この辺りの名産、野辺山高原レタスや野辺山高原キャベツといった高原野菜もここで作られているようです。 -
滝沢牧場は、野辺山駅から歩いて20分くらい。
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ちょっと遠いですが、
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まあ、許容範囲。
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観光客のための施設は整っているし、
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八ヶ岳のふもとのとても雰囲気のある牧場です。
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うんうん、
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いいですねえ。
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ソフトクリームが名物かな。
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ちょっとおとなしめの素直な味わい。牧場の純朴なソフトクリームです。
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滝沢牧場から野辺山駅に戻るような形で、今度はヤツレンに向かいます。
途中の八ヶ岳の景色。いつのまにかいい天気です。 -
これがヤツレンですね。
到着です。 -
ヤツレン ソフトクリーム売店は、本社工場の敷地内。
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名物のソフトクリームは、ミルクの香りが立っていて、やっぱりさすがのおいしさ。この最後のちょっとのところがなかなかまねできないところなんでしょうね。野辺山に来たら、ここは絶対に外せない場所だと思います。
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イチオシ
それにしても、ここは八ヶ岳を望むロケーションもいいし、
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周囲の芝生の広場も本当の牧場みたいな感じ。
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ヤツレン自体が野辺山を代表するスポットと言っていいと思います。
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野辺山駅に戻って、最後になりましたが、野辺山観光案内所にも寄ってみます。
野辺山って、観光地のような観光地でないような。その辺りの感想をスタッフに言ってみると、やっぱり清里とは違いますみたいなこと。ちょっと地味ですが、それを楽しむのが野辺山なのかもしれません。 -
野辺山から佐久地区に戻ってきて、臼田駅で下車。
ここから歩きで、臼田地区と龍岡城のある田口地区を訪ねます。
千曲川を渡って、 -
昼飯は鳥忠食堂。
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イチオシ
名物の”むしり”定食をいただきました。むしりは若鳥のもも肉をじっくり蒸し焼きしたもの。食べるのにちょっと面倒くさいかなと思いましたが、そんなことはなくて、普通においしくいただけました。
この手の鶏料理だと小樽、なるとの若鶏の半身揚げとか、丸亀の骨付鳥とかがありますが、このシンプルな鳥肉のおいしさに、身離れの良さとかも考えるとこのむしりはかなりの優れもの。侮れない名物だと思います。 -
ここから臼田地区の中心、稲荷山公園へ。
臼田城山の上にある眺望が素晴らしいという公園。逆に、遠くからでも見えていて、あんなところまで上るのかみたいな山の上なんですけどね。 -
意を決して稲荷神社の参道である急な石段から上がりました。
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イチオシ
シンボルは、この高さ35mの宇宙ロケット型展望台「コスモタワー」。正直いえば、周囲と調和しているとは言い難いんですが、まあそれはそれ。からくり時計の機能も付いている奇抜な構造物は、JAXAの臼田宇宙空間観測所がある「星のまち臼田」をアピールするためのものですからね。
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臼田から田口地区を目指しますが、3kmちょい。ひたすら歩きます!
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田口地区の最初は、佐久三十三番観音霊場第12番札所、上宮寺。創建は600年頃という真言宗智山派のお寺です。境内は塀がないので空き地に楼門や本堂が建っているようなざっとした感じ。
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ただ、見どころは金剛力士像と梵鐘。
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金剛力士像は仁王門の方。
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激しい怒気を含んだ形相で
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それなりに迫力がありますね。
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少し北に向かって、山手の方へ。
新海三社神社は、佐久の開拓神、興波岐命を祀る佐久郡の総社。 -
山裾に、東本社、中本社、西本社、拝殿、神楽殿、三重塔といくつかの建物が建っていて、なかなかの構えですね。
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特に、注目はこの三重塔。室町時代後期(1515年)の建立で、すっくと立って美しい姿。必見です。
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そして、田口地区のハイライト、龍岡城五稜郭です。
入り口には、五稜郭であいの館というガイダンス施設。 -
五稜郭の模型があったり、史料も少し。
五稜郭保存会のおばちゃんたちが詰めていて、展望所のこととかも教えてくれました。建物はけっこう立派。ゆっくり休憩もできました。 -
で、五稜郭はこちら。五稜郭と言えば普通は函館市の五稜郭ですが、佐久市にあるのは龍岡城五稜郭。五稜郭にはこの二つがあって、こちらも国指定の史跡です。
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幕末期に築城され、龍岡藩の藩庁が置かれていたのですが、龍岡藩(奥殿藩)は1万6千石の小藩。
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イチオシ
ちょっと不思議な気もしますが、藩主、松平乗謨が西洋の軍学に関心を寄せ、砲撃戦に応じた築城法を学んでいたから。
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乗謨は、老中格である陸軍総裁にもあったということで英邁な人物だったのでしょう。
ただ、城の規模は限られたもの。形は整っていますが、大砲に対してどれだけの防御力があったかはちょっと疑問です。 -
龍岡城五稜郭の中に建つ小さな神社は、田口招魂社。招魂社という名前ですから、地元の護国神社的な存在。田口護国神社とか龍岡護国神社とも言うようです。石灯籠と石の鳥居。その奥に本殿が位置していて、小さいですがしっかりした構えです。
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龍岡城五稜郭からすぐのところ。
蕃松院は、武田信玄から寄進を受けたこともあるという曹洞宗の寺です。 -
イチオシ
江戸期は、龍岡藩の庇護を受ける藩主の位牌所にも。
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通りから寺に向かう参道は龍岡城の御庭の松を移植したという老松や立派な石畳で美しさも備えます。
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山門も
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本堂も
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立派で相当な構え。
あちこち見応えがあって意外な名刹です。 -
帰りは龍岡城駅からになります。
帰る途中、「史跡龍岡城址」の立派な石柱を見つけました。龍岡城跡は、龍岡城五稜郭と同じだろうと思っていましたが、龍岡城五稜郭の北側、ちょっと離れた場所ですね。説明板によれば、ここは龍岡城の北の入り口。つまり、龍岡城は、龍岡城五稜郭も含めて城全体としてはそれなりの規模なんですね。なお、ここの枡形は良好な状態で保存されているというのが自慢だそうです。 -
龍岡城駅から佐久平駅に戻ってきました。
これは、佐久駅のビルの中にあるプラザ佐久。改札階からエスカレーターで降りて行くというのがちょっと変わっていますが、結局、そのことで売り場とかは吹き抜け空間になっているので、ゆったりした気持ちで買い物ができますね。 -
ただ、新幹線の駅の商業施設としてはかなり小規模かもしれません。
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佐久平駅から高崎駅へ。ここまで戻ってくるともう安心です。
登利平 高崎モントレー店で晩飯。登利平だとやっぱり鳥めし弁当かな。テイクアウトではなくて、お店で食べるのはどうかと思いましたけど、メニューを見るとこれになりますね。 -
久しぶりに食べましたが、しっかりした醤油味で鶏肉のうまみが引き立っている。これぞ群馬の味って感じです。
さて、今夜は前橋泊。明日は行田です。
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