2025/03/14 - 2025/03/14
369位(同エリア664件中)
ポールさん
この旅行記のスケジュール
2025/03/14
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芬皇寺
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皇龍寺歴史文化館
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瞻星台
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慶州市外バスターミナル16:00ー16:48金海空港
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朝鮮半島諸国への仏教伝来は、高句麗では372年に前秦の皇帝が僧順道と仏像・経典を伝えたのが始まり、百済では384年に東晋から僧摩羅難陀が来ると、王は宮中に迎えて教えを聞き、深く仏教を信じ、翌年都の漢山に仏寺を建てたことに始まるとされています。
新羅では5世紀に民間に伝えられましたが、仏教の公認は高句麗、百済よりかなり遅れ、法興王の時、527年に反対を押し切ってようやく公認したとされています。これは新羅では土俗的なシャーマニズムの力が強かったためと思われています。
新羅では、公認以後、仏教が本格的に社会へ浸透しはじめ、都の慶州周辺には大規模な寺院が多数建立されました。多くの僧が唐へ留学し、帰国すると朝廷や支配階層の間に学んできた教えを広めました。
新羅の支配階層は護国仏教の考え方を強く推し進め、仏教文化が花咲きました。護国仏教とは、新羅は仏に守られた特別な国であり、仏教を信仰すれば国を護ることができるという考えのことです。
しかし、高麗時代を経て李氏朝鮮時代に入ると、儒教が国教となったため、一転して仏教は徹底的に弾圧されました。全国に1万以上もあった寺院は、最終的に36寺院を残して廃寺となり、朝鮮半島の仏教は著しく衰退しました。
旅の全体日程は以下のとおりです。
1日目:成田空港→釜山金海空港→(慶州泊)
2日目:石窟庵、仏国寺、国立慶州博物館(慶州泊)
3日目:南山石仏群(慶州泊)
4日目:金冠塚、大陵苑、芬皇寺、皇龍寺跡、瞻星台→(金海泊)
5日目:大成洞古墳群、国立金海博物館→釜山金海空港→成田空港
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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芬皇寺です。
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推定復元図です。
創建は634年、新羅第27代善徳女王の時代です。 -
三層石塔です。
新羅で初めて作られた石塔で、1593年の文禄の役で大方が破壊されてしまいましたが、もともとは7層か9層の石塔だったと推測されています。 -
1層目の壁面には入口の開いた龕室があり、その脇を仁王像が固めています。
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南面です。
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西面です。
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北面です。
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東面です。
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石塔の四隅に石で作られた像が置かれています。
西側の2つは獅子です。 -
東側の2つはオットセイです。
獅子は北方からの敵を防ぎ、オットセイは海からの敵を防ぐために置かれたといわれています。 -
普光殿です。
ここには金色に輝く薬師如来立像が安置されています。現在の薬師如来立像は1774年に作られたもので、朝鮮時代に作られた立像は珍しく学術的にも貴重な資料となっています。 -
石塔の裏手に回ると八角形の古い井戸があります。この井戸には、伝説に由来する「三龍変魚井」という名がつけられています。
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和諍国師碑趺です。
芬皇寺に滞在した高僧元曉を奉った碑の台座です。和諍国師とは元曉の諡号で、碑趺は碑を支える台座を意味します。1101年に、高麗の第15代国王肅宗によって建てられました。碑そのものはすでに失われてしまい、現在は台座しかありません。台座を詳細に見ると「此新羅和諍国師之碑蹟」という文字が刻まれています。この文字は朝鮮後期の文人、金正喜によって刻まれました。 -
芬皇寺を出ると正面の畑の中に2本の石柱が立っています。これは、鐘をかける竿を支えた柱、幢竿支柱です。
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幢竿支柱には間に、亀の彫刻が施された台座があります。
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皇龍寺歴史文化館です。
皇龍寺跡から出土した遺物を複製し、遺跡を再現・展示しています。 -
皇龍寺は、新羅の第24代真興王の時代553年に始まった国家的な規模の寺院建設で、その後4代の王により建設作業が進められました。
645年の九重木塔完成をもって完工。その後600年間、最高の国家寺院として存在していましたが、1238年に蒙古軍の侵攻によって焼失しました。 -
同時代の日本においても、639年に舒明天皇によって初めての天皇勅願の官寺である百済大寺が建立されました。
日本書紀では、九重塔が建立されたとあり、推定高さ80-90メートルの九重塔や金堂および伽藍の規模は同時代の国内寺院をはるかに凌ぎ、新羅の皇龍寺に匹敵する規模だったと言われています。 -
1階に、九重木塔を10分の1サイズで再現した模型塔が展示されています。
九重木塔が建てられたのは645年、新羅の第27代善徳女王の時代です。善徳女王は百済から当時最高の工匠と言われた阿非知を呼び寄せ、2年間かけて九重木塔を完成させました。 -
俗にエンタシスと称される柱のふくらみ、高欄の卍崩しなど、北魏様式の建築ですね。説明板によると、この様式は高句麗の古墳壁画に描かれた建物にも見られるとのことです。
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同じ様式で建設された、法隆寺金堂です。
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仏国寺へのバスの車中から見えた建物です。こちらは実物大でしょうか。
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九重木塔の構造については、いくつかの説があるとのことです。
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1/10模型塔に採用された構造で、柱を通さず各階ごとに造る、積層構造形式です。日本の近世城郭の天守にも採用されている構造形式ですね。
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昨日、南山塔谷で見た石彫の写真が展示されています。
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九重木塔の向かいには金堂(本堂)が建てられていました。
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金堂の本尊は金銅丈六釈迦如来三尊像で、その左右には十大弟子像と神将像2具が配されていました。
丈六像とは、立像の高さが1丈6尺(約4.8メートル)ある仏像のことです。丈六という像高の規準は、経典に仏(釈迦)の背の高さが普通のインド人の身長の2倍とあるのに基づき、中国で定められたものです。坐像の場合は、立てば丈六ということで、半分の8尺の像を丈六像と称します。 -
日本には、606年に造られた飛鳥大仏を初め、多数の丈六像が現存していますが、その多くが坐像で、立像としては1197年に作られた、兵庫県小野市の浄土寺浄土堂阿弥陀三尊立像(仏師快慶作)が代表例です。
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3D映像ホールです。
入館時、受付の女性に “Do you speak English?”と尋ねられたので、“Yes”と答えると、英語で「1時から3D映像を上映するので、観たらどうですか」と薦めてくれました。
上映時間は約15分で、皇龍寺の創建からモンゴル軍により焼失させられるまでの物語です。金堂の丈六三尊像を拝む人々や、竣工した九重木塔を善徳女王が詣でるシーンなど、迫力のある素晴らしい映像でした。ナレーションは韓国語で、英語字幕付です。私の英語力では、字幕の半分程度しか追えませんでしたが、大まかな歴史は承知しているので、趣旨はほぼ理解できました。
パンフレットによると2時から別のプログラムが上映されることになっていたので、一度歴史文化館を出て遺跡を見学した後に鑑賞しようと思い受付の女性に了解を求めたところOKでした。
2時になったので入場、着席したところ、先ほどの女性がやって来て申し訳なさそうに「2時からのプログラムは1時からのものと同じです、申し訳ありません」と言われました。
私が、「良い映画だったのでもう一度観ます」というと、2時からの上映終了後、特別にもう一つのプログラムを上映してくれました。何という素晴らしい対応でしょうか。
ちなみに、もう一つのプログラムは、高句麗の強い影響下にあった時代の新羅の若者が、黄龍の助けによって時間旅行し、676年に伎伐浦で新羅の水軍が唐軍の水軍を打ち破って半島を統一するまでのいろいろな出来事を目撃するという物語で、これも興味深い作品でした。 -
歴史文化館2階から見た、皇龍寺跡です。
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九重木塔跡です。
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金堂跡です。
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切り株のような石が並んでおり、この石が台座として仏像を支えていました。
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中門を復元するとのことです。
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皇龍寺跡から約1.5kmで、瞻星台。
7世紀に造られた東洋最古の天文台です。
上にゆくに従ってゆるやかな曲線を描く、非常にユニークで愛らしい形をしていますが、その構造は複雑で、機能的かつ科学的に造られています。
単純に石を組み上げただけのようにも見えますが、実は緻密な計算に基づいています。
使われている石は全部で361個半で、これは陰暦の1年を表しています。
また中間に四角形の窓のようなものが作られていますが、この窓の上段から最上段までが12段。下段から最下段までも12段。これは1年12ヶ月。そして24節気を表現しています。
四角形の窓は出入口として使われていました。下から12段目までの内部は土で埋まっており、出入口にははしごをかけた跡があります。また出入口の少し上には井桁状に長い石が組まれ、その一部が外部に露出しています。ハシゴで中に入り井桁を通じて最上部まで上がったと考えられています。 -
自転車を返却、ホテルで荷物をピックアップして、市外バスターミナルにやって来ました。
有人窓口で、16:00発金海空港行バスの乗車券を現金で購入しました。 -
金海空港行バスです。
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