2025/03/22 - 2025/03/30
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arcstudioさん
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ネパールに行ってきた。
目的はアンナプルナ山麓のトレッキングと古都の建物群の見学。
香港経由でカトマンズに入り、ポカラに飛び、そこから4WD車で山中に分け入り、3日間のトレッキング。
トレッキング最高点のプーンヒル(3210m)では、8000m級のダウラギリやアンナプルナ、聖なる山・マチャプチャレの勇姿が拝めた。
山中には真っ赤なシャクナゲが咲き乱れ、山岳民族の暮らしを垣間見られたのも嬉しかった。
トレッキング後は、サランコット、ナガルコットという2大ビュースポットのホテルに続けて泊まり、朝焼けのヒマラヤを見るつもりだったが、、2日間ともダメ。スモッグなのか野焼きなのか、下界近くは霞んだままだった。
古都の見学は、世界遺産であるパタン、チャングラナヤン、バクタプルそしてカトマンズを回った。寺院建築の多重屋根は日本に似ていて、文化の成熟度の高さが感じられた。とは言え、その中身であるヒンズー教やチベット仏教は簡単には理解し難く、距離を感じた。
今のネパールは苦しい状況で、観光や出稼ぎに頼らざるを得ない。都会の喧騒やスモッグには閉口だが、人々の熱量には刺激された。
①【3/22(土)】
羽田(朝)→キャセイ航空(香港経由)→カトマンズ・トリプヴァン空港(夜)…徒歩…ホテル
カトマンズ泊 Hotel Black diamond
②【3/23(日)】
ホテル…徒歩…空港 →ブッダエアー→ポカラ空港-車-ホテル…フェア湖畔散策…ホテル
ポカラ泊 Hotel Barahi
③【3/24(月)】
トレッキング
ホテル-4WD車-ウレリ…歩き3時間…ゴレパニ
ゴレパニ泊 山岳ロッジ
④ 【3/25(火)】
トレッキング
ゴレパニ…歩き1時間15分…プーンヒル…歩き45分…ゴレパニ…徒歩5時間…タダパニ
タダパニ泊 山岳ロッジ
⑤【3/26(水)】
トレッキング
タダパニ…歩き3時間(ガンドルン村経由)…キムチェ-4WD車1-サランコット
サランコット泊 Hotel Annapurna View
⑥【3/27(木)】
ホテル-車-ポカラ空港→ブッダエアー→トリプヴァン空港-車-パシュパティナート-車-パタン-車-ナガルコット
ナガルコット泊 Hotel Country Villa
⑦【3/28(金)】
ホテル(朝)-車-テルコット…歩き1時間30分…チャングラナヤン-車-バクダプル-車-ボダナート-車-ホテル
カトマンズ泊 Hotel Barahi
⑧【3/29(土)】
ホテル-タクシー-スワヤンブナート…散策・観光…ホテル-車-トリプヴァン(夜)→キャセイ航空→
⑨【3/30(日)】
香港国際空港(早朝)-バス…市内観光…バス-空港→キャセイ航空(夕方)→羽田(夜)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8日目、ネパールも今日で最後だ。
ホテルの窓から下を見ると、朝の通勤だろうかバイクが多い。 -
朝食のために上階へ上がる。
ホテルの客室は吹き抜けに面していて開放感がある。
とは言え、これは火災時には危険だろう。 -
7階のレストラン。
明るくて見晴らしも良い。
外にはプールがあり、なんと朝から泳いでいる女性がいた。 -
先ずはタクシーでスワヤンブナートへ。
流石にカトマンズは大都会。
走る中、ずっとお店が続いていた。 -
道の真ん中に大きな木。
ネパールではよく見かける光景。 -
スワヤンブナートのある山の麓まできた。
本来はここから階段で登っていくのだが、、。
タクシーは左手の坂道を一気に登っていく -
頂上付近に到着した。
入場料を払って中に入る。
池があり仏像が、釈迦だろうか。
水が出ているが、山の上にこれを実現させた技術力は凄い。 -
階段状の道を上っていく。
細い路地、階段、まるでヨーロッパ中世の山岳都市のよう。 -
平なところに出た。
お土産屋はまだ多いが、もう直ぐスワヤンブナートなのだろう。 -
スワヤンブナートが見えてきた。
昨日見たボダナートより遥かに小さいが、歴史は古いという。 -
この寺院は別名、モンキーテンプルという。
確か、タクシーの運転手もそう言っていた。
日本の猿と同じような猿がいて、観光客を見下ろしている。 -
仏教僧であろう。
経文を唱えていた。 -
カトマンズの街が眼下に見える。
この寺院、太古にカトマンズ盆地が湖だった頃から建っていたという伝説もある。
地質学的にも、カトマンズ盆地は元々湖だったが、山の崩壊で陸地になったという。 -
四方に仏陀の知恵の目が描かれていて、カトマンズを見下ろしている。
山の上なので、タルチョの旗めきも大きい。 -
お線香でななく、バターランプに火をつけてお参りしている。
-
バターランプのゆらゆらした炎を見ていると心が静まる。
火は人間にとって、プリミティブなものだ。 -
小さな仏塔も沢山ある。
お金持ちが寄贈したのだろうか。 -
これが本当の参道で、約400段あるという。
帰り道は、カトマンズの街を見ながら、この階段を下っていこう。 -
振り返って、記念写真。
下から見ると、結構急な階段だ。 -
スワヤンブナートから街の中心部に向かって歩く。
観光名所で無いところを歩くのもワクワクして楽しい。 -
これは珍しい、横断歩道だ。
鉄骨のトラス構造がなかなかいい。 -
河岸の寺院に人が集まっている。
お祭りだろうか。 -
子供達に何かを配っているようだ。
-
道沿いにあった仏塔。
簡素なものだが、信仰心が高さがうかがえる。 -
路地を抜け、中心部に向かう。
イタリアの田舎にも似ている。 -
自転車で行商の人。
なんと、重さを天秤で計っていた。 -
子供はどこの国に行ってもかわいい。
お買い物だろうか。 -
この辺り、個人商店が多い。
鶏肉を店頭に並べているが、脚が伸びている!
冷蔵庫に入れるという風習はない。 -
街の中にある水場。
こんなに使っているのは、初めて見た。
頭を洗っている人もいる。 -
ウロウロ歩いてきたが、どうやら旧王宮広場に出たらしい。
本来なら入場料が要るはずだが、裏道から来たせいか、素通りしたらしい。 -
三重屋根の建物は、シヴァ寺院だろう。
今まで見てきた建物と、ちょっと雰囲気が違う。
壁がレンガで無く、漆喰か何かのためだろう。
基壇上のためか、地震で被害を受けたらしいが、今は綺麗になっている。 -
この大きな建物はカスタマンタブ寺院。
カトマンズの由来となったネパール最古の木造建築だったという。
ここも地震で崩壊したらしいが、修復されている。 -
幾つもの寺院が並んでいて壮観だ。
タイムスリップしたような気になる。 -
クマリの館。
パタンの館よりかなり大きい。 -
クマリの館の中庭。
カトマンズのクマリは人前に顔を出さないらしい。 -
基壇上に建つのはナラヤン寺院か。
先ほど見たシヴァ寺院に似ている。
よく見ると、窓の配置などが微妙に違っている。 -
旧王宮。
流石にカトマンズ、建物の規模が違う、7層ぐらいありそうだ。
これを造り上げたマッラ王朝時代は、それなりに豊かだったのかもしれない。 -
目の前に立つと結構な迫力。
大きいだけでなく、窓の彫刻や細工にも力が入っている。 -
実は、この建物は2015年の地震で大きな被害を受けた。
今の写真と見比べると、上2層は崩壊している。
今ではすっかり修復されており、その努力は賞賛すべき。
(防災システム研究所の資料より) -
旧王宮広場はかなり広い。
まるでヨーロッパの広場のようだ。
小さなお店が沢山出ていた。 -
随分歩いたので、旧王宮前のカフェで一休み。
観光客向けの、ちょっとオシャレなお店。
出てきた飲み物もなかなかだ。 -
窓からの眺めは抜群。
外は暑いので、部屋内は快適。 -
是非とも、スーパーマーケットに行きたいという声。
歩いて20分ほどのお店に向かう。
狭い通りにデコトラが来た。
この種の車が結構多い。 -
街角の祈りの場。
喧騒の中でホッとする場所だ。 -
お目当てのスーパー。
欧米風でそこそこ大きなお店だが、お客は少ない。
多分、街場のお店の方が安いのだろう。
ばら撒き的なお土産を幾つか購入。 -
スーパーがあったのはショッピングモールのようなところ。
吹き抜けスペースにはオシャレなカフェも。
Kさんは衣料品店でポロシャツを購入。 -
再び、街の中心部に向かう。
今日は土曜日、そのためか人が多い。
歩行者専用のような道だが、車もバイクもお構いなしに走ってくる。 -
インドラ・チョークと呼ばれる賑やかな通りに出た。
街の一角にも寺院がある。 -
古い建物も残っている。
出窓のデザインが面白い。 -
アサン・チョークの近くまで来た。
これはアンナプルナ寺院のようだ。
豊穣の女神、アンナプルナを祀っているという。
古いものと新しいものが、脈絡も無く混在している。 -
店の飾りが面白い。
人目を引くように、様々な工夫をしている。 -
ここにも寺院、8角形のようにも見える。
寺院も古いが、お店も相当古そう。 -
道端の行商人。
豆やフルーツ、声をかけてみたいが、、。 -
そろそろタメル地区か。
まだまだお店は続く。
やはりカトマンズは大きい。 -
街角に仏塔もあった。
街の賑わいと宗教の静寂さが渾然一体だ。 -
結構歩いてホテルに近いところまで戻ってきた。
ネパール料理も飽きてきたので、ランチはイタリアン。
ビール片手にピザやパスタを楽しんだ。 -
昨日買ったお茶のお店に再訪。
お土産用にマサラティー(50g)を20袋以上作ってもらう。 -
3時半過ぎ、とぼとぼ歩いてホテルまで戻る。
あの高い建物がホテル・バラヒ。
4時半には空港に向け出発する段取りだ。 -
ホテルに戻ると、ヒマラヤンアクテビティーズ社の春日山社長やトレッキング・ガイドのプラペシュさんが待っていた。
なんと、お見送りに来てくれたのだ。
心遣いに感謝、感謝! -
有り難いことに、プラペシュさんが空港まで同伴してくれた。
首に巻いたスカーフは、春日山さんから頂いたもの。
ネパールではお見送りの際に、首に巻くという。
ネパールを出発は現地時間21時だ。 -
ところで、Y家のネパールのお土産は、こんなもの。
トレッキングマップ入りのTシャツとネックウォーマー、手織りのバッグ、ヤクのマフラー。
これらに加え、ラプシーのお菓子、マサラティーなど。 -
9日目、旅行の締めは香港だ。
空港に着いたのは現地時間3時半。
飛行時間は4時間弱で、その間に食事もあり、殆ど寝ていない。
それでも、空港から5時前発のナイトバスに乗り、香港の中心部に向かう。
早朝の飲茶を楽しむためだ。 -
6時を少し過ぎたところ。
まだ薄暗い中、ネットで見つけた飲茶屋を探す。 -
バス停から10分弱、目的のお店を見つけた。
蓮香楼、Lin Heung Lau。
朝6時に開店。 -
結構広いお店で、既に何組かは食事をしていた。
飲茶のワゴンに行って、指差しでオーダー。 -
頑張って来ただけあった。
ネパール料理に飽きていたせいか、どれも美味しい。
蒸し料理は体にも優しそうで、満足、満足。 -
お店を出ると、小雨が降っていた。
食後の腹こなしに少し散歩しようと。
有名な長いエスカレーの脇を山手に登っていく。
階段に面して素敵なお店もあり、気分は悪くない。 -
そこそこ登って左手に折れると、公園があった。
公園越しに九龍側の高層ビルも見えて来た。 -
山手にはマンションが林立する。
これ以上登っていくのは諦め、公園内を散策することに。 -
斜面に沿って、緑がギュッと圧縮されている。
晴れていれば人も多いだろう。 -
雨で山上は霧がかかっているが、折角なので行ってみよう。
エスカレーでピークトラム(ケーブルカー)の駅に向かう。 -
随分昔に乗ったことはあるのだが、、。
思ったより綺麗な車体。
海抜28mから396mまで登っていく。 -
天井がガラスになっていて、外が見える。
あいにくの天気だが、室内は明るくて快適だ。 -
かなりの斜度だ。
最大傾斜は25.7度というから、ビルが傾いて見えるのも分かる。 -
ピークに到着。
展望ハウスから見た香港中心部。
霞んでいるが、九龍側も見える。 -
外に出てみたが、展望はまあまあ。
以前来た時に比べ、高層ビルがかなり増えている。 -
帰りもピークトラムを利用。 前の方に座ったら湾が見えた。
-
トラムを降り、街中に向かって行く。
樹木に赤い花、これは何だろう。 -
これは香港上海銀行ビル。
設計はイギリス人、ノーマン・フォスター。
出来た時には凄いビルだと思ったが、今となってはより高いビルに囲まれ、存在感が減ってしまった。 -
これは、中国銀行タワー。
設計はイオ・ミン・ペー、中国系アメリカ人。
香港上海銀行のビルを見て、中国の威信で建てたビル。 -
中環置地廣場、ショッピングモール。
高級品店が多く、チラ見程度で通り過ぎた。 -
九龍側にも行ってみようとなり、フェリー乗り場に向かう。
空中回廊が繋がっていて、雨に濡れずに歩ける。 -
フェリーは静かにビクトリアハーバーを離れる。
林立した高層ビル群がだんだん小さくなる。 -
ごくごく普通のフェリー。
たった10分ほどの乗船だが、観光気分になれるのは嬉しい。 -
九龍側を見る。
高くそびえるのは環球貿易廣場(International Commerce Center)。
なんと118階、484m、香港一のノッポビル。 -
九龍側に上陸。
もっと雑然としているかと思ったら、意外に綺麗。 -
日曜日のためか、人通りは多い。
ネットで探した、ワンタン麺屋に向かう。 -
マップ上ではこの辺りなのだが、見つからない。
聞いてみたらビルの地下街だと。
細麺に肉が詰まったワンタン。
やはり中華はうまい。 -
食後は周辺を散策し、エッグタルトを買い込む。
そろそろいい時間だ。
近くに空港行きバス停があり、ラッキー。 -
香港国際空港に戻り、予定通り羽田空港に向け出発。
空港から想定していたリムジンバスにも乗れ、12時前に無事帰宅。
9日間、楽しかった、お疲れさまでした!!
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