2025/03/02 - 2025/03/02
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G.YEHOさん
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アゼルバイジャン2日目、博物館をいくつか巡りました。日本のように連続した歴史を持たないこの国は「ヘイダル・アリエフ」と「ナゴルノ・カラバフ」という神話にアイデンティティを見出そうとしていると感じました。
※駆け足でまとめている為随時更新していく予定です。
先行公開ってことで
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝食にケバブを食べます。肉が少ないような気もしましたが、フライドポテトや野菜も入っておりボリュームはそれなりに。これで2マナト、当時のレートで約180円程度。
アゼルバイジャンのケバブ屋は基本良心的な価格ですが、中には外国人に10倍以上の価格を請求する店もあるそうなので要注意です。 -
今日は博物館めぐりをします。まずは国立博物館を目指し歩きます。道中の建物には、歴史上の偉人の銅像やレリーフがビルに備え付けられているのが印象的です。
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国立博物館
19世紀の石油王 ダギエフの屋敷を転用したものです。
入り口付近に警察車両がいた為このようなアングルになっています。(アゼルバイジャンでは警察関係の撮影は禁止) -
入場料を払い入館。国立博物館では、入場料に加え撮影料が別途発生します。(スマホ除く)
BTCパイプラインだ! -
階段左のクロークで上着を預かって展示室に入ります。
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先史時代から始まります。
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しかしながら、近代以前のアゼルバイジャンに関しての知識は0なので「へー」程度の感想しか出てこない。アルバニア王国やイスラム勢力、ロシアと多くの勢力が入れ替わっていたことはわかった。
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ロシア帝国の傘下に入ります。
右が当時のロシア軍の装備、左がアゼルバイジャン軍の装備(トルコの影響を受けていると思われる)強さは一目瞭然ですね。 -
2階に上がると、超豪華な展示室が出現。石油王=オイルバロンの力を思い知らされます。がまだこれは序の口
しばらく、文化史のコーナーが続きます。 -
右の獅子?と背中の顔みたいなもの、サマルカンドでも似たようなものを見たことある気がします。
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アゼルバイジャンは絨毯の製造も盛んです。
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近現代史のコーナーに突入。オイルバロン(確かノーベル)ゆかりのティーセット
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19世紀バクーは石油の商業化によって、繁栄期を迎えます。
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1917年ロシア革命が発生、ロシア帝国が滅亡するとアゼルバイジャンも独立、「世界初」の世俗的イスラム国家「アゼルバイジャン民主共和国」が成立。しかし、2年後には赤軍が侵攻。アルメニア・グルジアと共にザカフカースSSRとしてソ連を構成する国家になります。
尚、ナゴルノ・カラバフを巡りこの時点でアルメニアとの紛争が発生、100年以上続くことに。 -
初期のアゼルバイジャンSSRの国旗
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スターリン時代の展示
大粛清の犠牲者と思われる方の写真も展示してありました。
この後、WW2ではナチスはバルバロッサ作戦を展開。バクー油田を抑えるべく侵攻を開始。ソ連側は焦土作戦で対抗したそう。 -
アゼルバイジャンSSRの国旗と国章
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国章のアップ
中央に思いっきり油田の櫓が描かれており、石油に特化した国であることをアピールしています。(これがトルクメンになるとガス田が描かれている) -
突如出現した能面。
各国から送られた記念品の1つですが詳細は不明。 -
出ました ヘイダル・アリエフ
後にアゼルバイジャン第3代大統領となる重要人物です。
元々、スメルシュ(小説版の007と死闘を繰り広げたソ連の治安機関、後のKGB)の士官としてスターリン時代を生き延びた彼は、アゼルバイジャンのKGB幹部として、ブレジネフやアンドロポフに接近。この辺りはかなりグレーなやり方だったとか(ほぼ映画「スターリンの葬式狂騒曲」の世界)しかし、逸材であったことは間違いなく。当時ロシアやウクライナ出身者が多く占めるクレムリンにてアゼルバイジャン人としては異例の出世を果たします。しかし最終的にゴルバチョフと対立、下野することとなります。 -
ヘイダル・アリエフに関する記念品
しかし、ソ連崩壊後誕生した2人の大統領は民主主義で選ばれたものの、指導力に欠けヘイダル・アリエフ待望論が起こります。そして1993年、ロシアの支援の下クーデターを実行したアリエフは3代目大統領として、欧米の石油メジャーとの「世紀の契約」を取りまとめ、アゼルバイジャンに新たなオイルブームを呼び込みます。
同時にロシアやアメリカ・EU・トルコといった各勢力に対して積極的な外交を実施。国際的にも安定した地位を得ることとなりました。
一方で権威主義的な政治体制を創り上げ、反対派は「いなかったこと」にされ。側近を優遇し汚職も蔓延するという負の側面も招くこととなります。(EU方面にも裏金を通じシンパを創り上げていたとも)
現にソ連独立~2代目大統領に関する記述が一切なく、突如ヘイダル・アリエフが登場する展示からも、その一旦を感じます。 -
ソ連末期に発生した「黒い1月事件」と独立に関するコーナー。ロシアに配慮してなのか、この一角のみの展示です。
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反対側はナゴルノ・カラバフを巡るアルメニアとの紛争のコーナー。この辺りから、ロシアよりもアルメニア憎しという雰囲気が伝わってきます。
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90年代の紛争では、軍事的に優位に立つアルメニアにコテンパンにやられていましたが、オイルマネーとドローン兵器の登場で形勢逆転。そして2024年ついにアゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフを完全掌握。100年の悲願を果たしました。
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4代目大統領 イリハム・アリエフが掲げた鋼鉄の拳(アイアン・フィスト)をかたどった彫刻。大きなものがナゴルノ・カラバフにあるはず。
しかし、イリハム氏ははアルメニア本国もかつてはアゼルバイジャンの領土であり時が来れば完全制圧するとの発言をしているそうで....
本気なのかそれとも国民統合や政府に不満が向かないようにするための方便なのか不明 -
全ての展示が終わったと思いきや、ダギエフ氏の肖像が…
オイルバロン ダギエフとバクーの黄金時代の展示が始まります。 -
食堂
私もこんな場所で毎日食事したいものです。(と言っても出てくるものは、お茶漬け、ラーメン、焼き魚なんですけどね…) -
ゲーム室
紳士たちがビリヤードをしながら、ビジネスの野望を語っていたのでしょうか。 -
国立博物館最大のハイライト音楽室!
こんだけ豪華なものが音楽室ですよ!
この世の富のすべて集めたようなこの豪華絢爛な場所は、当時のオイルバロンたちの力を物語っています。 -
言葉が出ないです。
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この時点で既に12時近くなり、約3時間ほど展示を見ていました。
なぜか学芸員が「早く見て回れ」的な雰囲気を出してきたので駆け足で退出することに…(その答えは後にわかることとなる) -
国立博物館の次は、アゼルバイジャン独立博物館があるという「博物センターへ」行こうと歩いていると、ホステルで同部屋となったフィリピン人の2人組とばったり遭遇、せっかくなのでコーヒーを飲むことに。
おしゃれなテラスの店に入りましたが、コーヒー1杯700円と少し割高。
地元の方も多くいたのでぼったくりとかではないですが、、、 -
博物センター 旧称:レーニン博物館
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ソ連のマークが今も残っています!
バクーの主要施設ではほとんど鎌と槌は残ってないので貴重なモニュメントです。
中に入りますが受付に人がいない上、中の明かりも消えています。警備の警官がピースサインのような仕草をしてきて、当初少し待てって言っているのかなーと思い、5分ほど待ちますが誰も来ないので撤退。
後で警官の仕草は14時からだよって意味だと合点。そういや国立博物館も最後の方追い出される感じだったし、この国の博物館には「昼休み」という概念があるようです。社会主義の名残ですね -
博物館は諦め、バクー政庁を見に行きます。宮殿のような建物です。
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ロシア帝国時代の銀行施設ですかね。
中央アジアともいわれるアゼルバイジャンですが、バクーの街並みを見る限りヨーロッパに属しているように感じます。 -
ヒルトンホテル
バクー政庁の近くには現代的な建物が立ち並びます。 -
アブシェロンホテル
かつては、巨大なソ連建築のホテルだったようですが今は見る影もなく、、、 -
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カスピ海を望む
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劇場
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新アゼルバイジャン党 本部
写真、大分日に焼けていますけど、、いいのか・・・?
博物館の項でアゼルバイジャンは権威主義的と述べましたが、その割にはヘイダル・アリエフを市中ではあまり推していない様子。 -
ヘイダル・アリエフの銅像
アゼルバイジャンのみならず、ジョージアやロシア、果てはメキシコにもアリエフの銅像や名前を冠した通りがあります。 -
ヘイダル・アリエフ宮殿 旧称:レーニン宮殿
コンサートホールです -
バクー駅の前まで来ました。鉄道博物館に入ります。
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アゼルバイジャンの鉄道の歴史を紹介する施設ですが、内容的にビジターセンター程度って考えていたほうがいいです。
先客もおらず、快適に見学できました。 -
アゼルバイジャンのトップハム・ハット卿
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鉄道の歴史を紹介するビデオ。1920年代に電化していたのは驚きです。
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職員にシミュレーターやらんかと聞かれたので、挑戦することに。
アゼルバイジャン版電車でGOか~、本家では鬼加速・急ブレーキの連続だったなーと思いつつコーナーへ。
しかし、そこにあったのは小さなコントローラー1つのみ。スタートボタン押すとただ、年表が表示され簡単なナレーションが流れるだけ。???のまま行き止まりに到着。終わりです。 -
模型コーナー
ソ連の列車砲 いいえドイツのレオポルド砲か何かです。 -
おおC57みたいなやつだなーと思ったら日本のC57でした。他にもD51やC55などアゼルバイジャンもソ連もなんも関係なしです。
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ソ連時代の客車
バクー・トビリシ間の夜行列車です。本来であるならば、ジョージア迄列車で行くことを計画していましたが、2025年3月現在、国際列車は新型コロナウイルス対策を名目に運休中です。 -
室内
以外とベッドが小さいです -
ここにもヘイダル・アリエフ
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イリハム・アリエフが寄贈した金ピカSL
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さっきの日本のSLどこかで見たことあると思ったらアリイ(マイクロエース)のプラモでした。
マイナーかつ難易度が高いプラモをわざわざ輸入して組上げてくれたことに感動。 -
ヘイダル・アリエフセンター
博物館やコンベンションセンターがある複合施設です。
ここまでヘイダル・アリエフを推されたら行くしかありません。 -
東京オリンピック会場のデザイナー(没案)でおなじみのザハ・ハディド氏の建築。上から見たらヘイダル・アリエフ氏のサインをもしてるとか。
ハイダール アリエフ文化センター 博物館・美術館・ギャラリー
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チケットを購入し入りますが、
チケット売り場は特に感じ悪かったですね。
女性2人でしたが「うわっ外人来たよー・・・だりぃー」みたいな感じが露骨にでていました。 -
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東武アゼルバイジャンスクエア的なコーナー(アゼルバイジャンの建築物の模型が展示」
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本家ワールドスクエアではJASの747-400が展示されていることで有名ですが、こちらではAZAL(アゼルバイジャン航空)の747-400がいます。
航空ファン必見! -
ZILだ!
正式名称:ZIL41407
ソ連高官の専用車として開発されたリムジン。燃費は最低レベル。
中学生の時、イギリスのホームステイ先でパラパラめくった車の写真集の巻末にきわめて不鮮明な白黒写真と共に掲載されており、不気味という印象が強かったです。実物は始めて。少し感動
ヘイダル・アリエフの歴代公用車のコーナーです。 -
GAZチャイカ
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ソ連車はやはりちょっとということで、後にベンツに乗り替えました。
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歴代公用車
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2階にはヘイダル・アリエフの軌跡が年表と共に紹介されていますが、思ったより実物資料等は少なかった気が、
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2~4Fは民族関係の展示が続きます。
職員は総じてやる気なし、スマホをスピーカーモードにしてYouTube見てます。 -
絨毯
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マリオネット
この辺は興味がないので適当に写真を撮って退散。
別料金の自動車博物館を目指します。地下らしいのですが見つからない。キョロキョロしてると掃除のおばさんに案内されます。なんと出入り口付近の別の専用エレベーターで地下に行くみたいです。(案内表示等無し 分かりにくいわ) -
地下に降ります。
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入り口
ここまで専用のセキュリティチェックが2回、やたら厳重です。 -
またまたZIL 41047
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こちらの施設は世界中のクラシックカーを展示しています。
フォードT型 -
キューベルワーゲン
東部戦線迷彩にアフリカ軍団のマーク、ナチスのマークと欲張りなマーキングです。昔のおもちゃみたいです。 -
ソ連版ジープ
本家ジープ(右)の方がカッコいい
ソビエトスタッフカーとしてタミヤから発売されていました。 -
あーZILねってキャデラックでした
ということは、ZILってキャデラックのパ〇リ? -
ラーダ
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パトカー仕様
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フェラーリ・テスタロッサ
こち亀で中川や白鳥麗次が乗り回していたことでおなじみ -
メルセデス300SL
石原裕次郎の愛車 -
ブガッティ・ヴェイロン
ビートたけしも所有しているといわれています。 -
周囲にはGULFやBPのスタンドがオブジェとして置かれていたり、BGMでチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」が流れていたりと何を目指しているのかよくわからない。
なんかバブル期に乱立した田舎のスーパーカー博物館(悉く閉館)を彷彿とさせますね。 -
ヘイダル・アリエフセンターを後にし、地下鉄ナリマン・ナリマノフ駅を目指します。
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ホステルに戻り夕食をどうするか考えます。
プロフが食べたい私は必至でGoogleMapを探しついに見つけました。
"SAMIK restoran" -
ザクロと肉のソースがかかったプロフ、これが甘辛で旨い!
そしてビール(XILDRAN)薄味で私好み!
これで10マナト(900円程度)
大満足でホステルに戻ります。
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