2025/03/06 - 2025/03/11
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ちいちゃんさん
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今日はアグラ観光、ツアーのメインタージマハルに始まりタージマハルで終わる一日。高層建築が少ないアグラは市内の多くの場所からタージマハル見放題なんです。ツアーメンバー女子(年齢に関係なく)はなんちゃってサリーを、男子はクルタを着用していざ観光。
ムガル王朝第5代皇帝シャー・ジャハーンは遠征先に同行した妻のムスターズ・マハルを産褥熱のために失う。今でも出産は交通事故にあうのと同じくらい身体へ負担が大きいというのに医療が発達していない時代、衛生環境も悪い中での出産とは、とんでもなくわがままな皇帝だと私は思う。後々まで残るお墓をと希望した愛妻のためにタージマハルを1632年に着工、1653年に大方が出来上がる。シャー・ジャハーンはその5年後に息子に政権を取り上げられるんだけど、四人の息子たちの皇帝の座をめぐる武力抗争はまさに骨肉の争い。小さな嫌味を言っていれば気が済む私には想像もできないくらいドロドロ。子供なんて作らなきゃよかったとシャー・ジャハーンさん思ったかどうか。14人の子供をこの世に送り、無事に育った4人の息子の間での争い、ムスターズ・マハルさん、お墓よりも願うもっと大事なことがあったはず。
ちなみにムガル王朝は1858年17代ハバードゥル・シャー二世まで続きます。
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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アグラではグランドメルキュールホテルに二泊するので毎朝ヤドカリのようにスーツケースを引きずってバスに乗り込むのはちょっと一休み。
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グランドメルキュールホテルはフランスのアコーグループのホテル。グランドがついているからビジホじゃなさそう。こちらはルパン様?
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ホテルの中は快適なんですが一歩外へ出るとまるで違う世界が待っています。私は違う世界に興味があってオプショナルツアーのインド版ミュージカルや、お試しアーユルベーダに参加せず。
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お試しアーユルベーダと言ったのは施術が一時間ほどだから。半分眠っているような時間こそが至福なのに、うとうとする余裕もなく終わりそうなのでパス。添乗員さん、私は参加するとあてにしていたのかちょっと残念そうでした。こちらはお部屋に続く廊下、このホテルの最大の欠点は壁が薄いこと、そのため私は日付が変わった時刻にこの廊下を通ってフロントヘ殴り込み(クレームともいう)に行くことになります。
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インドのトイレットペーパーは巻きが少ない。これで新品。なぜ?タージマハールよりも巻きが少ないトイレットペーパーの謎のほうが気になる。
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この日の夕食からこちらのホテルで朝夕4食。レストランのカレー定食と違い、ビュッフェで料理も豊富。デザートのケーキなどはホールのまま並んでいます。だれが初めに手を付けるのかしらと思っていたらアメリカのツアーの方でした。インドのスイーツは甘すぎる。砂糖の10倍甘い気がする。
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小さなケーキも実に甘そう
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フランス系のホテルだものパンは美味しいはず。
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何度も席を立つのが面倒な私、一度で済ませようといわゆるてんこ盛り。飲み物はかわいくペリエ
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お腹に入ればみな同じがモットー。
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ホテルから5分も歩くとスーパーマーケットがありますが、地元の人はモールと呼んでいるみたい。そこの階段で死んだように眠る犬
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仲良くじゃれあっているように見えますが、突然喧嘩を始めるので刺激しないように気を付けて通ります。インドで狂犬病でなくなる人の数年間二万人以上。
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こちらは朝食
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オムレツやパスタもその場で作っていただけます。
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相変わらずサラダ類にはだれも手を出さず
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コーンスープ、気のせいかクノールのお味が
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この日は八時半出発、サリー屋さんによって着付けを済ませ、いざタージマハール
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なんちゃってサリー、安全ピンを体中につけられていますが、つける必要がない人もいます。通りすがりの方々にきれいだと褒められて、サリーをほめただけとわかっていてもちょっとうれしい。この色のサリー、一番人気でツアーメンバー四人が同じ衣装。
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入場前に厳しい手荷物検査があり持って入れるのはカメラ、携帯、お財布にパスポート、頻発するすりを用心してファスナー付きのバッグに入れます。
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近づくにつれて胸の高鳴りが、興奮でシャッターを押す指が震える。
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この世で一番美しいお墓。丸い屋根が涙のように見える。タージマハールは亡くなったムスターズ・マハルにちなんで名づけられたとか。
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そうそう、タージマハールをめぐる怖いお話が。建築に大きく携わっていた方は、亡くなった美しいお妃に恋とも言えないような思いを抱いていたんだそうです。それを知っていた皇帝は完成後その人を殺害したとか、両手を切り落としたとか。これは眉唾、風の宮殿のように王宮で暮らす女性は姿を見られてはいけないはずなんですが。
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もう妻は娶らないでと今際の際に愛妻からお願いされたシャー・ジャハーンさん、結婚はしなかったようですが美女を何人も侍らせたそうです。地位がある人は子孫をたくさん残したがる。
ミナレット、大きな地震があってもタージマハールのほうへ倒れないように角度がついているんだそう。 -
広い敷地全体を使って宇宙を表現しているんだとか
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お祈りのためのモスク
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タージマハールで撮った集合写真、見返したら警備の人たちがしっかり並んで写真に入っています。仕事しないの?皆さんに許可を取っていないので載せられなくて残念。色石をはめ込んだ装飾。透かし彫りと相まって実に繊細。
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タージマハール近くを流れるヤムナー川
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氾濫する可能性があるのに、何故川の近くにタージマハールをと不思議でしたが、船で建築資材を運ぶのに便利だったんだろうと勝手に理解しました。些細なことが気になる、私の悪い癖。
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廟の中に入れますが棺にかかっていたという真珠をちりばめた覆いも金箔もすべて略奪されたそうで、何もなく薄暗い廟のなか。
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本日のランチは南インド料理、案外インド料理ってたんぱく質が足りない。タンドリーチキンと卵だけ、沖縄料理が食べたくなる。
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蒸しパンのような
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南インド料理といっても結局カレー
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春巻きのようなもの、インド料理って小麦粉と油がたっぷり
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チャイもカレーの後だと美味しいんですが、さて自分でスパイスを調合して飲んでみようかという気にはならない。
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ツアーはこの後アグラ城へ。ムガル帝国の三代目皇帝アクバルが1564年から11年かけて完成させたアグラ城。アクバルはイスラム教徒とヒンドゥー教徒の融和を通じて安定した政権を維持しムガル帝国が17代も続く礎を作った。
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亡き妻のために作ったタージマハールからさほど離れていないアグラ城、ここでシャー・ジャハーンは亡くなるまで五年間息子に幽閉されることになります。
1657年、シャー・ジャハーンが患うと、それぞれの任地を治めていた四人の息子たちの間に動揺が起きる。次の皇帝は誰になるかという動揺です。長男のダーラー・シコーに帝位を譲りたいシャー・ジャハーン、それが面白くない他の息子たち。当然起こるのが争い、しかも口喧嘩じゃなくて武力闘争だからたちが悪い。 -
まず次男のシュジャーがダーラー・シコーに挑んで敗れると第三王子のアウラングゼーブは四男のムラードと手を組んでダーラー・シコーの軍を破る。
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その勢いのまま父の皇帝がいるアグラ城へ進撃。
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このときシャー・ジャハーンは病み上がりとはいえ皇帝、何の力もなかったのかと私は不思議なんですが、勝ち戦に乗りたがるのが人の常なんでしょうか。
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砦のようなアグラ城、防戦に努めるシャージャハーン、ところが水の補給を絶たれてしまう。こうなってはなすすべもなくアグラ城はアウラングゼーブの手に落ちる。父である皇帝が息子に負けた瞬間。
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アウラングゼーブは翌年第六代皇帝に即位。自分の地位を盤石にするために一緒に戦った弟も、命からがら逃げ回っていた兄も容赦なく殺害します。
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晴れ渡ったこの日は骨肉の争いとは無縁ののんびりした光景が広がっています。
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無骨なあまり飾りっ気がないアグラ城。皇帝となった後でもアウラングゼーブは高い城壁を巡らせ城というよりますます堅固な砦のようにしていったそうです。家族を殺すのさえ躊躇しなかったアウラングゼーブ、それで得たものは皇帝の地位。その代償が常に付きまとっていた襲撃される不安。
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難攻不落ともいえるような要塞を作り安心したのかアウラングゼーブは1658年から1707年まで皇帝の座にいた。
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アグラは地方都市、まだまだ高い建物はありません。だからどこからでもタージマハル見放題。アグラ城からもこの通り。
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幽閉された前皇帝シャージャハーン、アグラ城の一室からタージマハールを眺めて愛妻をしのんでいたのでしょうか。
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それとも戦いの果てに亡くなった息子たちを弔っていたのか。
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後年も手を加えた跡が見えないアグラ城。無骨な中にペルシャ風の繊細な装飾。
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こちらにはイスラムの優雅さも見られま。この後ツアーは大理石店へ。ツアーの予定表には大理石店でショッピングとありますが、だれもショッピングせず。
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ホテルの前に駅があって電車が通過しているのが見えます。
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海外で電車を見ると旅心が騒ぐ。数駅乗車して代り映えがしない景色だったら戻ろうかしらと駅を目指して歩き始める。通りを渡るとすぐに駅。
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ところが駅へ無事に歩行者が渡れそうな道路がないんです。さあ殺せ!という気迫がないと渡れない。そこまでの迫力はありません。
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結局アグラの街をぶらぶら、クラクションの洪水と犬と牛、おまけの排気ガス
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屋台のようなお店オープン、たぶんこの辺りは盛り場
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ささやかに町ブラした後ホテルの屋上へ、アグラのホテルはタージマハールが見えるを売りにしているところが多くてグランドメルキュールもそのひとつ。
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街並みの向こうに遠慮がちに姿を現す
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この時期はほとんど雨が降らず毎日サンセット見放題なので、ホテルの屋上から
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アグラの夕日もなかなかいいものです
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一瞬空が真っ赤に染まったような気がしました。
そうそう、真夜中の殴り込み事件、お隣のお部屋の方がテレビをかなりなボリュームでつけっぱなしで寝入ったのか夜中になっても止まない。私はウトウトしながらも起こされること数回。私の我慢もこれまでよとパジャマにジャケットをひっかけスリッパのまま怒りに任せてフロントヘクレームを。 -
電話だと怒りの迫力が伝わらないのよ。私本気で怒っていますと直接伝えなきゃね。しばらくして静かになったのでやっとおやすみなさい。ツアーを楽しむ極意その六、つまらない我慢はしない。
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この旅行記へのコメント (8)
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- 164-165さん 2025/04/11 18:02:50
- シャー・ジャハーン
- 四人の息子たちの皇帝の座をめぐる武力抗争は何処の国でもあり、面白く読ませていただきました。
『もう妻は娶らないでと今際の際に愛妻からお願いされたシャー・ジャハーンさん、結婚はしなかったようですが美女を何人も侍らせたそうです。』マハルさんは独占欲が強かったのでしょうか?シャー・ジャハーンさんは忠実だったのか、それとも多くの子供を作ったので違うのか?本音を知りたい所でした。
沢山の子孫を残すのはやはり財力が必要なんですね。私は無かったので一人でした。
サリーがお似合いです。夕陽が綺麗でした。夜中の騒動の決着には感激してしまいました。語学力のある人は違います。
【164-165】
- ちいちゃんさん からの返信 2025/04/12 11:56:14
- Re: シャー・ジャハーン
- 164-165さん、コメントありがとうございます。
昨日、所用があって北上に行ったらさくらは咲いているようですね。見てくる時間がなくて残念でしたが、164さんがきっと旅行記にしてくれると期待しています。
4キロもある重い本をめくりながらの旅行記は疲れるだけですが、歴史の面白さについ引き込まれてしまいます。ウィキペディアでチャチャっと検索して済ませられればいいんですが、性格でしょうか。活字を読むのは苦にならないのでこれも良しとします。夜中のクレーム事件は「いつもすっぴんで通しているからできるのよ」と友人に言われてしまいました。なるほどと少しだけ納得。
ちいちゃん
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- yae☆八重さん 2025/04/06 10:53:41
- サリー姿にドキッ☆
- ちいちゃんさん、こんにちは!
表紙写真のサリー姿にドキドキ☆
一瞬で心を奪われました。素敵~(^^)
タージマハルにムガル王朝の歴史
とても勉強になりました。
骨肉の争い、怖いですね。
近い将来、少ない財産の我が家でも起きるのでしょうか。。。
さすがに武力闘争は無いと思いますが(≧▽≦)
ちいちゃんさん、沖縄料理を食べたくなったのですね(笑
近々、食べに行ってきます♪
八重
- ちいちゃんさん からの返信 2025/04/06 14:11:56
- Re: サリー姿にドキッ☆
- yae☆八重さん、未来の相続の心配をしながらも私のサリー姿をほめていただきありがとうございます。「旅行者がサリーを着ていたら絶対に褒めること」という法律でもあるのかしらと思ってしまいました。いつもの一人旅だったら絶対着なかったから、ツアーだと気恥ずかしい気持ちも薄れるのでこれはこれでアリですね。
八重さん沖縄ですか。またお好きなうりずんの時期に行かれるのかしら。私は沖縄が梅雨真っただ中のころ宮古島へ行きます。もちろんKちゃんとKちゃんママが一緒です。
ちいちゃん
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- さとぴ。さん 2025/04/06 07:54:59
- ルパンはジョニーウォーカーかなー
- ちいちゃん おはようございます。
ホントにキレイキレイ!もっと写真見たい。
わたしも同じ色でした。迷わずこのピンクに決めました。
はて。。。なにかが違う。
圧倒的なスタイルとキリッと背筋が伸びた姿勢ですね。
美人はちがうわ~
自分の写真見直すのやめておきます。。。
さとぴ。
- ちいちゃんさん からの返信 2025/04/06 13:53:01
- Re: ルパンはジョニーウォーカーかなー
- さとぴ。さん、今日は四月五日、エイプリルフールは過ぎましたよ。同じ色のサリーだったんですね。ツアーメンバーのうち四人が同じサリーを選んだので、たぶん日本人の肌になじむ色なんじゃないかと思います。
スタイルなんてちっともよくないです。顔の小ささでごまかしているだけ。脳ドックを受けたとき、脳外科の先生に「顔が小さいなあ」と言われたので「それって脳みそも小さいっていうことですか」と強めの語調で聞いてしまいました。ちょっとうろたえていたのでズバリなんでしょうね。
脳みそが足りない分は態度のでかさでカバーします。
ルパンって、銀座のバーですか。ちらっと通りがかりに見かけたことはありますがそれも独身の頃、入ったことはありません。
ちいちゃん
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- ぽぽさん 2025/04/05 12:39:45
- 素敵
- ちいちゃんさん
こんにちは(^^)
サリー似合ってます(๑' '๑)و✧グッ
素敵、素敵…
なんで1枚だけ?
もっと写したでしょう?
せっかくのサリー姿、追加して下さい(^^)
私もピンク選ぶとおもいます。
赤もいいかな~♪
ぽぽ
- ちいちゃんさん からの返信 2025/04/05 14:57:29
- Re: 素敵
- ぽぽさん、ご想像の通りたくさんありますよ。タージマハルの中へ入るときは水色のヘアーキャップみたいな靴カバーをつけるので、その姿はまるで鑑識の米沢です。一番面白いのは集合写真、遠慮がちだったガードの職員さんたちが次の写真では堂々と写っているんです。でもほら、勘違いおばあさんだと思われるのもねぇ、実は私は小心者。
ぽぽさんはくっきりした青や深い赤がお似合いだと思います。色白のお肌に映えるんじゃないかしら。タイの衣装もお似合いですよ、きっと。責任は取れませんが。
ちいちゃん
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