冬のヨーロッパ周遊その８（ビリニュス→帰国）2025年2月

2025/02/15 - 2025/02/19

バルト3国の最後の訪問国リトアニアの首都ビリニュスへはラトビアの首都リーガから列車で移動しました。入国した翌日は独立記念日で、偶然にもその日泊まったホテルの隣は、独立宣言を起草した記念の建物でした。ウクライナ紛争の最中の訪問で、この国の独立心の高さを実感することになりました。帰国便はフランクフルトからJAL便での特典航空券を使い成田着となりました。

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

一日1本のリーガから直通の国際列車に乗ってリトアニアの首都ビリニュスに着きました。困ったことにタクシー乗り場に空車のタクシーが止まっていません。しばらく付近を歩くと、ちょっと離れたコンビニで休憩中のタクシーが見つかり、運よく乗ることができました。アプリで呼ぶ時代で駅で待っているタクシーがなくなったんですね。

ビリニュス駅 駅

週末土曜はどこも室料が高いので、今回奮発した高級ホテルでの連泊は避け、1泊目はバジェットタイプのIBIS（イビス　ヴィリニュスセンター）にしました。

フロントでビールを買ったら小さなパンをおまけしてくれました。こういう気遣いはうれしいですね。

翌朝は1階奥にある明るい開放的な共用スペースでの朝食ビュッフェです。すっきりした感じがよいビジネスホテルです。

ワッフルを自分で焼いてたべられるのがすごく良かった。ソフトに焼き上がりおいしいのです。

子供が遊べるスペースを備えているのでファミリーユースもOKです。

バルト三国で最後の夜はちょっと良いホテルに泊まってみたいので選んだホテルです。元大学の宿舎だったところです。

NARUTIS Hotel - Small Luxury Hotels of The World ホテル

ホテルの向かいがヴィリニュスで一番高い鐘楼の教会です。

聖ヨハネ (ヨノ)教会 寺院・教会

ちょっと教会を覗いたところ、当日は独立記念日なのでミサが行われていました。

聖ヨハネ (ヨノ)教会 寺院・教会

本当は写真もＮＧなので早々に退散しました。

聖ヨハネ (ヨノ)教会 寺院・教会

やはり眺めの良い高台に行きたくなります。登口まで結構歩きます。家内は麓にあるしゃれたカフェで待っていることになりました。

丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔) 博物館・美術館・ギャラリー

結構急な階段で年寄りには堪えます。家内の選択は正解でした。

ゲディミナス城 城・宮殿

皆黙々と登ります。

ゲディミナス城 城・宮殿

入口に入場料の表示がありました。イギリス程ではありませんが、日本の平均的な500円から700円程度の水準と比較するとはほ倍（8ユーロ：1300円）ですね。日本では観光施設で千円以上の入場料の施設は少ないですからね。

丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔) 博物館・美術館・ギャラリー

館内に立て看板の人物像がありました。さてどうゆう意味（目的）なんでしょう？

丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔) 博物館・美術館・ギャラリー

ソ連から独立運動に大きな原動力となった「人間の鎖」の再現をするしくみなのでした。

丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔) 博物館・美術館・ギャラリー

この施設の展望台からの眺めもすばらしい。遠くに独立運動で事件の舞台になったテレビ塔が見えます。

ちょっと角度を変えて違う方向を見てみます。

ゲディミナス城 城・宮殿

なんだ裏側には登山列車（フニクラ）があったんです。

丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔) 博物館・美術館・ギャラリー

下りは館内の急な階段を使って移動しました。

丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔) 博物館・美術館・ギャラリー

登山列車は片道でも利用できます。降りた場所の係員に運賃を払います。

リフト (ゲディミナスの丘) その他の交通機関

かなりの急こう配ですね。

リフト (ゲディミナスの丘) その他の交通機関

降りた麓駅からの眺めです。ここは旧市街の真裏になり利用者が少ない。実際この施設を知らない方が多いのでしょう。年配者はこれで行くべきでした。

リフト (ゲディミナスの丘) その他の交通機関

麓の公園内にある大人気のレストランでおいしいデザートで一休み。家内は一緒に行かなくて正解でした。

旧市街に戻る途中に観光名所の大聖堂 (アルキカテドゥラ)がありました。

大聖堂 (アルキカテドゥラ) 寺院・教会

一旦旧市街の中心にあるホテルに戻り、ホテルのバーでウエルカムドリンクをいただきました。

NARUTIS Hotel - Small Luxury Hotels of The World ホテル

日が暮れる前にテレビ搭にタクシーで向かいます。

独立運動では死者がでた「血の日曜日」事件の舞台になった場所です。市内からタクシーで20分くらいかかります。

テレビ塔 建造物

入場券の窓口で帰りのタクシーを呼んでもらえることがわかり、一安心。

テレビ塔 建造物

結構な人数の観光客が来訪していました。あっという間に陽がおちてしまいました。

テレビ塔 建造物

ステーキバーガー＆ビールとデザートを食べました。

テレビ塔 建造物

夜のライトアップはリトアニアの国旗の色に染めて見事です。

テレビ塔 建造物

翌朝は地下の雰囲気ある洞窟風の食堂で豪華な朝食です。朝シャンパンもある充実の内容です。朝食はこのホテルの売りなのがよくわかります。

NARUTIS Hotel - Small Luxury Hotels of The World ホテル

通路もお洒落なインテリアなホテルで、ロートレックの版画が飾ってありました。

NARUTIS Hotel - Small Luxury Hotels of The World ホテル

昼すぎまで滞在できるのでショッピングに向かいます。途中にある人気レストランの前でヨーロッパで人気のデリバリーシステムのスタッフを見かけました。

家内の靴を買いに行きました。

靴屋に行く途中におもしろいディスプレイの劇場がありました。

国立ドラマ劇場 劇場・ホール・ショー

まだ空港まで行く時刻まで時間があります。今まで歩いていない旧市庁舎の方面の観光に一人で出かけました。完全無人のコンビニがありました。

ピンバッチとグリーティングカードの専門店がありました。オリジナルのピンバッチが1個10ユーロなんですが、5個で30ユーロのセット販売していたので、友人への土産もかねて購入。すごくお洒落なんです。

このお店はカフェ＆バッチショップ。でもお休みでした。

雪が朝から降り続きます。この広場はひっきりなしにスタッフが除雪してました。

旧市庁舎 (ビリニュス) 史跡・遺跡

館内は入場無料で公共展示スペースのようです。

旧市庁舎 (ビリニュス) 史跡・遺跡

冬の散歩道ですね。

ホテルから空港まではタクシーで移動です。バルト三国はどこもタクシー代が安い。こんなに安くでやっていけるのかな？

さすが首都の空港です。この規模の都市にしては、かなり立派な施設です。

ビリニュス空港 (VNO) 空港

ビジネスラウンジも完備しています。スターアライアンスゴールド会員なんでLOTのエコノミークラス搭乗でもOKです。

IDW Esperanza Resort Business Lounge (リトアニア ビリニュス空港) 空港ラウンジ

飲食類は充実していて、大変快適でした。

IDW Esperanza Resort Business Lounge (リトアニア ビリニュス空港) 空港ラウンジ

搭乗時刻となりました。ほぼ満席です。今日はLOT（ポーランド航空）でワルシャワ経由、フランクフルトまでです。ワルシャワでの乗り継ぎ時間はわずか20分。搭乗券は発行済で受託荷物もOKだったけど、大丈夫なんだろうね。

ビリニュス空港 (VNO) 空港

今夜搭乗のLOT機はリバイバル仕様の塗装です。タラップを使っての乗り込みがさまになっていますね。この写真は2025年2月に撮影です。

フランクフルト空港で鉄道駅が近郊線と長距離線に分かれていることをしっかり認識していなかったせいで、結局長距離路線のICEでフランクフルト中央駅に行く羽目になってしまいました。大損です。

フランクフルト空港長距離列車駅 駅

フランクフルト市内に移動して泊まることにしたのは、このホテルに泊まってみたかったからです。今では海外（特に欧米地区）に日本資本のホテルがすごく少ないからですが、何かと日系は便利です。部屋に時計があるのがいいですね、

トウヨコ イン フランクフルト アム マイン ハウプトバーンホフ ホテル

玄関のセキュリティが厳格でいちいちボタンで係員に開けてもらのが面倒ですが、バスタブがあるなど日本と同じ仕様で安心です。朝食無料サービスも同様です。

トウヨコ イン フランクフルト アム マイン ハウプトバーンホフ ホテル

おかずの種類はいまいちでしたが、ごはんが食べられるのは良いですね。あと焼き海苔がほしいですね。生たまごはNGでしょうね？

トウヨコ イン フランクフルト アム マイン ハウプトバーンホフ ホテル

午前中は時間があるので、お土産を買いに近くのモールへ。ホテルから徒歩15分くらいと、結構距離がありますが、トラムの路線はありません。

スカイラインプラザ ショッピングセンター

フランクフルト中央駅の土産物屋の前にあったジオラマです。コインを入れて操作でき楽しめます。

フランクフルト中央駅 駅

フランクフルト空港へ行く際の近郊線は、地下のホームから乗ります。飛行機マークがホームに表示されています。でも全部の列車が空港経由ではないようで、間違えてしまい、乗りなおす羽目に。今回はついていない。

フランクフルト中央駅 駅

フランクフルト空港のワンワールドのラウンジはJALが運営しているラウンジでした
日本人スタッフの方が常駐です。

サクララウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

やはりJALだと名物のカレーを食べたくなりますね。カレーとビール。最強のコンビです。

サクララウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

さくらラウンジにはスモーキングブースはありません。ちょっと歩く外のスモーキングルームを使います。ゲート内にあるのは助かります。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

もうじき搭乗時刻です。搭乗口がラウンジからすごく近いので楽ちんでした

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

久しぶりにフランクフルト国際空港からの帰国です

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

3週間ぶりの本格的な和食です。和みます

夜食にラーメンをいただきました

成田に着きました。昔の第二ターミナルのサテライトと本館は自動運転の列車はとうになくなり長い廊下を歩きます。それでも海外に比べたらかわいいもんです勢ぞろいしたJAL機が窓から見え、日本に戻ったと感じます

成田空港第2ターミナル 空港

到着口に歩いていく途中に、自動見回りロボットと遭遇。空港内のセキュリティも自動化が進んできているですね。確かにこのロボットは人手不足解消には貢献しますね。

成田空港第2ターミナル 空港