冬のヨーロッパ周遊その７（リーガ）2025年2月

2025/02/14 - 2025/02/15

今回のヨーロッパ周遊の旅は、後半からは現地で日程を組む完全な自由旅行。ダブリンから先は現地で予約がとれた特典航空券がヘルシンキ行だったので、バルト3国に旅行する日程を組みました。この旅行記はヘルシンキからフェリーでエストニアの首都タリンへ移動し、2日滞在した後、国際連絡バスでラトビアの首都リーガに行きました。リーガの旧市街を中心に観光したときの記録です。

エリア リガ(ラトビア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝の市内バスでタリンバスターミナルに向かいます。タリンで2泊目に宿泊したホテル（イビス タリン センター ホテル）の目の前が市内バスの停留所でタクシーを使わずに済むので安上がりで助すかると同時に、時間が読めて安心です。

イビス タリン センター ホテル

朝一番のバスなのでターミナルの待合室はまだ開いていません。午前6時から待合室が使えました。

バスターミナル (タリン) バス系

発車時刻の20分前位にリーガ行のバスが入線して来ました。バスチケットの確認が始まりました。

バスターミナル (タリン) バス系

携帯手荷物は荷物庫へ預かりとなります。

バスターミナル (タリン) バス系

隣にはロシアのセントぺテスブルグ行のバスが止まっていました。

バスターミナル (タリン) バス系

座席の液晶画面が付いている最新式の長距離国際バスです。チケットは現地でネット購入しました。

リーガのバスターミナルに着きました。中央市場の隣にあるんですが、ここから市内中心部（リーガ駅付近）へ行くトラムの番号がよくわかりません。グルーグルマップだと乗場が離れていることがわかりましたが、どこかで乗り換えれると勝手に思ってとんでもないことになり、結構歩く羽目に。

バスターミナル バス系

やっとのことで今夜の宿舎に着きました。通りの行先方向ではホテルの看板が小さいので見つけづらい。

イビス リガ センター ホテル

入口のドアでやっと判明。

イビス リガ センター ホテル

お昼前でしたが、すぐにチェックインできました。助かります。

イビス リガ センター ホテル

ホテルのスタッフに聞くと、近く（徒歩5分）にコインランドリーがあるので、まずは溜まった洗濯物を持っていきました。

英語のインストラクションもあり、カードでの利用ができました。

かなり台数があり、容量も数種のタイプから選べます。勿論乾燥機も完備しています。

洗濯時間を使って、近くの（数軒先）ビュッフェレストランにランチに出かけました。LIDOはタリンでも利用したチェーン店です。

リド 地元の料理

ビールとサーモンステーキのランチです。

リド 地元の料理

ホテルの前にはトラムが走っていますが、行きたい方向には不便でした。タリンで行けなかったKGB博物館がリーガにもあるので、グーグルマップで調べると、近くまではバスが使えます。そこで今度はバスで行ってみることにしました。家内はリーガ駅前のショッピングモールへ行くことで別行動。

途中に由緒ありそうな教会がありました。後から調べると古聖ゲルトルード教会という名所でした。

古聖ゲルトルード教会 寺院・教会

KGBのリーガ事務所があったビルの跡で、記念施設が残っている場所でした。1日5回のツアーがあるとのことでしたが、午後3時過ぎにいった際は受付も無人でした。

KGB跡 博物館・美術館・ギャラリー

その昔は通称「角の家」といわれたそうです。確かに交差点角が入口です。

KGB跡 博物館・美術館・ギャラリー

内部には展示スペースがありましたが、そう大きな規模ではありません。

KGB跡 博物館・美術館・ギャラリー

弾圧の歴史を展示してあるらしいのですが、詳しい説明がないとよくわかりません。開放展示されているスペースは単なる古い事務所でしかないので、早々に退散しました。勿論無料でした。

KGB跡 博物館・美術館・ギャラリー

ホテルに帰館する前に、明日は一日1本しか運行してない国際列車でヴィリニュスに移動するので、前もって駅の事情を調べにリーガ駅に行ってみました。リーガ駅はモール（オリゴ）の地下とつながっていました。

ショッピングセンターオリゴ ショッピングセンター

バリアフリーとなるエレベータの位置を確かめましたが、ホームの端でかなり離れてます。これでなんとか思い荷物も階段を使わずにホームまで運べることがわかりました。

リーガ駅 駅

ホテルに戻る際に、駅前のビジネス街にヨーロッパ判のウーバーというべきWOLTの事務所がありました。

帰国便の都合でリーガには1泊しかできません。2日目は朝から、リトアニア行の列車時刻の夕方まで、老いにもめげす精力的に世界遺産の旧市街の観光をします。まずはホテルから旧市街で一番近い聖ペテロ (ペーテラ)教会に行きました。

聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会

搭の展望台にエレベータで上がれますが、エレベータ乗場の3階までは階段で上がります。階段を昇れない人はNGなんでしょうか？

聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会

すばらしい眺めです。リーガ大聖堂も見えます。ここに登ったら、リーガ大聖堂の搭部には登らなくてもいいと思いましたが、実はリーガ大聖堂には展望台はありませんでした。

聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会

反対側にはリーガで一番高い（ヨーロッパ内でも3番目の高さ）テレビ搭（リガラジオ＆テレビタワー）が見えます。ここに行こうと思いましたが、調べてみると登れないうえに観光施設ではないことがわかりました。

リガラジオ&テレビタワー 建造物

展望台を降りて聖堂を見てまわると、昔教科書で見た「有名人（マルチン・ルーター？）の自画像」がありました。違う人かもしれませんね。

聖ペテロ (ペーテラ)教会 寺院・教会

すばらしいリーガ市街地の眺めを見て、リーガ大聖堂に向かいます。途中に広場にでました。観光案内所がある旧市街観光の中心地です。怪しげな物売りが近づいてきてたばこをねだられました。

ブラックヘッドの会館 建造物

趣ある世界遺産の旧市街の街並みを通ってリーガ大聖堂をめざします。

でかい！！さすがバルト三国の大聖堂では最大です。

リーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会

ステンドグラスにまず目が行きます。

リーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会

圧巻のパイプオルガン。実際の音を聞きたかったですね。

リーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会

搭には登れないようで、内部や中庭だけの見学です。

リーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会

広い敷地内を一通り回りました。

リーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会

隣にある博物館を覗いてみましょう。

リーガの歴史と海運の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入口はそう派手な雰囲気ではありません。

リーガの歴史と海運の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

内部は相当広くとってあり、展示品が沢山あります。

リーガの歴史と海運の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

いたるところにリーガの高い塔の教会像が飾ってあります。

リーガの歴史と海運の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

大昔からこうした教会の高い搭が町のシンボルだったようです。

リーガの歴史と海運の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

案内にそって見学を続けます。

リーガの歴史と海運の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

展示スペースの一部は開放的な吹き抜けの造りでした。

リーガの歴史と海運の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ハンザ同盟で栄えたリーガはバルト海の真珠といわれていたようです。

リーガの歴史と海運の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

この絵と今の旧市街の風景はほとんど同じです。

リーガの歴史と海運の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

移動途中に見たショウウインドウで、琥珀が名産品なことを思い出しました。

リーガ旧市街 散歩・街歩き

味わいのある街並みが保存されています。さすが世界遺産のことだけあります、

聖ヨハネ (ヤーニャ)教会 (リガ) 寺院・教会

旧市街と新しい街並みの境に、ラトビアの各都市の紋章一覧を掲示してある館をみつけました。

リーガ旧市街 散歩・街歩き

旧市街を離れ、荷物を預けてあるホテルに戻ります。

自由記念碑 モニュメント・記念碑

記念写真のメッカである独立記念の自由記念碑前の大通りです。

自由記念碑 モニュメント・記念碑

夕方発の列車でバルト三国最後の訪問地リトアニアの首都ヴィリニュスに向かいます。この直通列車は夕方に一日1本あるだけです。

思ったよりも短い3両編成だったので、思わず車掌さんに確かめました。列車の表示板の字がちいさくヴィリニュス行を確認しずらかったのです。後で列車の写真を見なおしてみるとヴィリニュス行と書いてありました。

新しい車両でWIFIが使えるようです。

1等にしたこともあり、お水とコーヒーがサーブされました。座席指定車でしたが、他の乗客はなにやら自由に座っていました。車掌さんが途中で検札にきました。ヴィリニュスまでは約4時間の旅になります。