日本三大大仏・高岡大仏と国宝・瑞龍寺～大仏ってどうして野ざらしなんだろう・・・

2025/03/12 - 2025/03/12

出張途上で途中下車して高岡大仏と瑞龍寺に行きました。
高岡城を起点に、高岡大仏～高岡駅～瑞龍寺～前田利長廟と順路です。
高岡城と大仏は至近。
街並みを眺めながら歩いていると突然開けたところに出て大仏が表れます。
高岡大仏は日本三大大仏と呼ばれるものですが、奈良の大仏（東大寺）が752年、鎌倉の大仏（高徳院）が建長年間(1249～1256年)に築かれたのに対し、1933年とかなり新しい大仏です。
他の大仏と比べても頭部は小さく、現代的な印象。
とはいえ、戦中の銅の供出対象にならなかったのは朗報と言えます。

高岡駅では路面電車の発着を見ようと思ったのですが、路面電車の発着は駅構内からでした。駅にはドラえもんポストが。
藤子不二雄先生の出生地だけのことはあります。

駅からは歩いて瑞龍寺へ。
知らなかったのですが、国宝です。
驚いたのがその伽藍配置。
畿内の寺院に劣らない立派な建物群でした。
加賀百万石の威容を示す、といったところでしょうか。
前田利長の墓所と高岡城で、前田家の故郷の荒子や日光方面を意識した配置をしており、なかなか知的好奇心を刺激されるスポット群でした。

エリア 高岡(富山)

高岡城跡から大仏寺に向かいます。

ちょっと歩くとすぐに大仏寺が

大仏様。
奈良や鎌倉の大仏様と違って頭のサイズは普通

大仏様の説明文。
作られたのは1933年と割と最近。
戦中に溶かされなかったのは奇跡かも

大仏の台座無いには入ることができます

大仏の奥にある「頭」の説明文

大仏の頭。
木製らしい

大仏寺を後にして駅に向かいます。
ちょっと昭和な店舗発見

高岡駅に到着

路面電車は駅構内発着でした

駅にあったドラえもんポスト

瑞龍寺口を出て直ぐの瑞龍寺への案内。

駅から歩くと案内板が

八丁道に入ります

八丁道には前田利長像が

瑞龍寺前にあったレトロなバス

瑞龍寺到着。
右の入り口で拝観料を払います

年季の入った寺名碑

瑞龍寺縁起

瑞龍寺伽藍配置図

重文の総門

総門を抜けると伽藍が見えます。
五重塔こそないですが、国分寺のような規模感です

国宝の山門から伽藍に入ります

伽藍の回廊

山門から仏殿を望む

山門から重文の庫裡を望む

山門から禅堂を望む

伽藍配置のイラスト

回廊に鎮座していた仏像

回廊は綺麗です

禅堂。
中はかなり暗い

禅堂の説明文

禅堂から眺めた法堂と仏殿

茶堂の説明文

茶堂の内部

法堂全景

裏から眺めた仏殿

回廊内に鎮座する延命地蔵。

庫裡の説明文

庫裡の台所

庫裡の座敷。
ここで食べてたのかな？

麒麟焼きというおやきが気になって購入

麒麟でしょうか・・・
潰れちゃってて、良くわからない・・・

前田利長墓所は日本最大級の様です

八丁道を戻ります

前田利長墓所に到着

墓所の地図

クランクを廻ります

廟には堀割りが。
天皇陵みたいな造り

新高岡駅の在来線接続駅は無人駅。
新幹線との接続は基本的にとっていません。
在来線駅の存在意義は何？
アリバイ作り？