2025/02/17 - 2025/02/20
22位(同エリア1203件中)
シマリスさん
昔TVで見たマチュピチュの空中都市が衝撃的でいつか行きたいと思い続け、ようやく機会が巡ってきました。絶景がある南米への移動はN.Y.トランジット皮切りにペルー、ブラジル、アルゼンチンと渡り歩くため、空路で搭乗合計10回のハードな旅。高山病の不安を抱える往路でしたが、その先に想像以上の絶景が待ってました。アンデス山脈の断崖絶壁にあるマチュピチュは深い山奥に突然現れ、インカ帝国遺跡のスケールの大きさと幻想的な景観は圧巻で、本能が揺さぶられるような感動でした。見たい景色を求めて南米を渡り歩いた備忘録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
-
羽田第三ターミナル
JALラウンジでシャワー。
南米の旅は移動がハード、シャワーは浴びられる時に浴びておく。クスコは標高3,500mの場所。
富士山(3,776m)とあまり変わらない高地に一気に行く為、高山病対策で食事は極力控えめにして予防に努めます。 -
JAL A350-1000
ニューヨークまで最新機材。プレエコは期待しすぎたせいかシートは思っていたより微妙で、足が長い夫はシートを倒してフットレスト上げると足が挟まれてしまう為、フットレストか、シート倒すかのどちらかしかできなくて高身長の人は大変そうでした。私は両方限界まで倒しました。やや窮屈だけど問題なし。良かった点は配列2-4-2で窓並び席は2人で気楽に過ごせ、モニターが4Kできれい、前の座席が倒れてこない所は快適でした。 -
アメニティはアイマスク、マスク、耳栓、歯ブラシセット。
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プレエコのエアバックの太ベルトが重く、結構スペース取られます。安全性は高そうだけど個人的にはペラペラの薄いベルトが好み。
サイドの小物入れの中に電源有り。電源が暗くて使い難いけれど、スマホやメガネ入れとしては便利でした。 -
機内食は高山病予防の為、味見程度でほぼ手を付けず夫に食べてもらいました。シャンパンとこの後に提供されたハーゲンダッツJAL機内限定メープルクッキーは完食。
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2回目、機内食
りんごゼリーだけ頂いたけれど美味しかった。 -
もうすぐNY
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マンハッタン
夜景の美しさにうっとり。 -
ニューヨーク 気温2℃
ファーストとビジネスはPriorityレーンで関係ないけれど、プレエコとエコノミー利用者は入国に信じられないくらい時間かかります。JALはターミナル8到着。
因みにNYCバスはターミナル8から出てます。
今回は乗継でターミナル4へ移動します。
ドア出て右に曲がり、歩く歩道を真っ直ぐ進む。 -
タクシー乗り場が見えたら右にあるエスカレーターで上がる。
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terminal 8からterminal 4にエアトレイン。約10分間隔で運行、無料。
Air trainの看板を目印に移動 -
緑、黄、赤のラインで移動できます。
terminal 4はデルタ航空やラタム航空です。上に移動するとチェックインカウンターがあります。 -
ラタム航空1回目機内食は肉料理。少し味見したら素朴でとっても美味しい。食べたいのを我慢して控えめにしました。
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2回目機内食。ハムチーズのサンドイッチがとても美味しい!甘いパンも美味しかったけれど一口だけ。常に高山病の心配が頭から離れない。フルーツは完食。
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アンデス山脈の先が見えてきました。
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8時間超でようやく、リマ上空
機内はめちゃ寒くて、風邪ひきそうなほどでした。手荷物に羽織るものがあると安心です。 -
リマ・ホルへ・チャベス国際空港
Lima Jorge Chavez Intl -
気温24℃
日差しが強くて暑い。冬服から夏服へ変身。持参する服は冬服~夏、水着まで必要で荷物が多い。 -
ペルーの首都、リマ歴史地区は世界遺産です。
公用語はスペイン語。アマゾン川の源流があり、ペルー国土の60%がアマゾンのジャングルで自然豊かな国。 -
お花がきれいに咲いてました。
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雲ひとつない晴天
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美しい教会
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カラフルなお土産グッズ
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バルコニーが素敵
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良い香り
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朝なので人通り少なめ
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資料が展示してる建物内に無料のトイレ有。
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カテドラル
1535年、リマで最も古い -
アルマス広場
木製のバルコニーが残ってます。 -
イチオシ
装飾が美しい
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道端で売っていたフルーツ
ペルーは果物がとっても美味しいです。 -
空港の前にあるレストラン
セビーチェとカウサ、ペルー料理の名物を合わせたメニュー。カウサは下のポテトサラダでセビーチェは魚介のマリネで酸味がアクセント。 -
メインは魚料理とサフランライス
チキンと間違えそうになるほど肉厚の白身魚。あっさり。 -
デザート
パッションフルーツのムースとメレンゲ菓子 -
ランチ後、リマからクスコへ移動。
お土産店のアルパカ人形。アルパカの毛を加工して作られた人形と単なる化繊の人形とあるので、購入する時は要注意。本物は極上の柔らかさ、フカフカなので触れば違いがわかります。 -
いざ、3,500m高地へテイクオフ
1時間半のフライト。 -
クスコ到着
気温11度で再び冬服に。重ね着で脱いだり着たりが忙しい。 -
パディントンの看板がありました。故郷だね。
空気が薄い… -
ペルーは雨季です。
どこまでも続く緑の絨毯は輝くような美しさ。降水量の多い雨季ならではの光景です。 -
この辺りは標高3,500m、アンデス山脈。
急に吐き気と頭痛が襲い耐えるのみ。この先は辛くて写真はなく、深く呼吸して凌ぎました。ピンボケ… -
ペルーレイルでマチュピチュまで移動。少し復活。
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マチュピチュ到着
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EL MAPI
ホテルは駅からすぐの場所で便利でした。 -
ホテルのレストラン
サラダ -
肉料理はオレンジソース
フルーツソースが爽やかな甘さで食べやすい -
部屋は寒かったので暖房入れました。
既に窓全開だったから虫入り放題。虫対策で日本のベープマット設置有り。直ぐに電源入れました。 -
暖房設備はこれだけ。寒すぎる
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トイレ
紙はゴミ箱に捨てます。トイレに流せません。 -
日本語の案内がシャワーカーテンに。コロナ前は日本人観光客が世界で3番目に多かったらしく「コンニチハ」と何度か話かけられました。ミネラルウォーターは2本。
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アメニティは使わなかった。
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冷蔵庫とセーフティボックス
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朝食
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ジュース
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食事は控えめに、高山病対策は続きます。
コカ茶を飲みました。コカの葉はペルーでは一般的なお茶として親しまれてます。味は普通のお茶と変わらない。体内組織の酸素化を助けて高山病に効くらしく、古くから飲まれてます。コカインの原料、日本に持込禁止なのでペルー滞在中だけ味わいました。 -
オムレツはキッチンでオーダー。美味しかった。
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乗り合いバス待ちの列に並びます。遺跡までのシャトルバスは事前予約制で1日に入場できる数がルート別に決まってます。人気なのはルート2とルート3です。10時出発のバス、8時半で既に並んでました。
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川の流れが激しいですが、きれいな水です。
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朝は霧がすごいです。
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世界遺産、マチュピチュ
乗り合いバスは狭い山道をくねくね上って行き突然、上の方を見上げてると空中都市マチュピチュが現れます。
午前中はルート(サーキット)3、貯蔵庫の見学からスタート。 -
1450年頃、インカ第9代皇帝パチャクティ時代に造られたらしい。
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マチュピチュは奥深いジャングルの中にあります。
標高3,061mのマチュピチュ山と2690mのワイナピチュ山を結ぶ尾根にあり、麓からは400mの標高差。周りは山に囲まれて、見下ろすと遠くにウルバンバ川が見えます。 -
住居部分の近くには広大な段々畑があり、じゃが芋やトウモロコシが栽培されていたらしい。 -
朝は霧で全貌が見えない
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霧で幻想的です
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少し待つと風が吹いているので霧が嘘のように晴れます。そして、また霧に覆われたりとコロコロと景色が変わります。
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遺跡内は傘は禁止。レインコートやポンチョ姿。
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太陽の神殿
冬至と夏至に太陽の光が真っ直ぐ差し込む。聖なる石を照らすらしい。エジプトにも同じような一年で1日だけ太陽の光が届く場所があったことを思い出しました。 -
太陽の神殿は巨大な岩石が斜めになっています。素晴らしい技術。下はお墓、上は神殿。
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全景をガイドブックでよく見かけますが、午前中使っても広すぎて全て見学できません。
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当時の石階段
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きれいに組まれた石。身分の高い人の住居
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左は身分の低い人、右は身分の高い人の家
石の組み方ですぐ判ります。水汲み場はあちこちに造られています。 -
マチュピチュは歩くルートが決められてるので、引き返すことはできません。監視員もチェックしてます。
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近くにある岩を切り出して都市を建設したようです。
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水路
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窓から隣の部屋が見えるようになっている。
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コンドルの神殿
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コンドルの顔の石と羽を広げたような石の組み方になっています。
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段々畑
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雨季のマチュピチュは緑が青々として本当に美しいです。
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少し霧が晴れてきました。深い谷に川が見えます。
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遠くに見張り小屋
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段々畑が急斜面
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緑の絨毯
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階段登ったり降りたり
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広いので結構足にきます。
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小さなお花、高山植物がたくさん咲いてました。
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午前中、歩き回って疲れました。
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TINKUY
遺跡入り口前のホテル内レストランで休憩 -
ビュッフェ
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種類豊富で巻き寿司もありました
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タコのマリネやそら豆、ピザ等。
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デザート
コカ茶を飲んで体調良いです。 -
午後は見張り小屋を目指してひたすら登ります。
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途中から、見たかった絶景が広がります。
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ワイナピチュが見えたり、霧で隠れたり
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この景色を見たくて遥々やってきました。朝、霧が立ち込めて全貌が見えなかった分、美しい光景に嬉しさと感動で鳥肌がたちました。
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緑の絨毯が美しいインカ帝国の遺跡
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素晴らしい!!
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リャマがいました。
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マチュピチュに住んでいます
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マチュピチュは別次元の感動です。遠くて来るのが大変だった事は勿論ですが、人はこんな険しい場所に都市を造ってしまう、しかも大昔に…。ここに佇んで眺めてると、インカ文明の歴史を肌で感じる事ができた喜びで満たされます。
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イチオシ
想像していたよりもずっと広大で「空中都市」と呼ばれるに相応しい。
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常に霧が立ちこめてるのも雨季ならではの光景。
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見張小屋から降りてきました。
マチュピチュ遺跡途中ですが、写真枚数が膨らんだので後編へ続きます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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この旅行記へのコメント (8)
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- あの街からさん 2025/03/11 08:11:00
- 憧れの地 マチュピチュ
- こんなに便利な世の中になりましたがマチュピチュは
まだまだ遠い遠い憧れの地
ジェットを乗り換えて、風光明媚な中を列車に揺られ
高山病対策をしながら やっと着く
マチュピチュ。
そのご褒美に待っていた 自然美と人間の底力と智慧
楽しませていただきました。
あの街から
- シマリスさん からの返信 2025/03/12 00:06:13
- Re: 憧れの地 マチュピチュ
- あの街からさん
あの街からさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
マチュピチュ遺跡に辿り着くまで丸2日、遠かったです!道中は高山病らしき症状に一時苦しみましたが、遺跡を高台から見た喜びと感動は唯一無二の経験でした。列車とバスで楽でしたが、アンデスのインカ道トレッキング3泊4日ツアーが人気らしいです。インカ帝国時代に作られた道、ペルー、ボリビア、エクアドル、チリ等6カ国にまたがる道で、その一部を歩くらしいです。マチュピチュの楽しみ方は種類豊富でユニークなのも魅力だと思いました。
素晴らしかったです。
シマリス
-
- イタリア大好きさん 2025/03/04 20:23:01
- お返事ありがとうございます。
- マチュピチュは高山病になるんですね。それはちょっと厳しい。フラフラになってロングフライトを乗り継いで移動してきて高山病はきついですね。
でもシマリスさんが感動される景色があったんですね。あの写真の石組はエジプトのピラミッドもそうですが、しかもマチュピチュはとても高地なのにどうやって石を運び、どうやって組んだんでしょう?
フランスの国鉄のアプリSNCFはダウンロードしていて、リヨンからストラスブール、ストラスブールからパリの東駅までのTGVの切符はこのサイトで抑えることができました。
でも6月15日の8時周辺の切符をシャルル・ドゴール空港からリヨンまでの切符を抑えようとすると、以下のようなメッセージが出ます。
tickets for this journey will soon be available .
Should we let you know?
これってもう少ししたら予約できるよという意味ですよね?
- シマリスさん からの返信 2025/03/04 21:41:21
- Re: お返事ありがとうございます。
- イタリア大好きさん
マチュピチュで使われた石はすぐ近くに豊富にあったそうですよ。石切り場なども見学しました。
6月15日の8時周辺のTGVは確かにありませんね。近々増便予定があるようなメッセージなので、この日は特別イベント?があるのかも知れませんね。
More trains will soon be available to book for this journey. Should we let you know?
上記メッセージがアプリで検索すると表示されました。まだ時間に余裕があるのでもう少し待ってみるのも良いと思います。珍しいメッセージで勉強になりました。早くチケット予約できると良いですね。チケット確保できないと落ち着かないですよね。私も気になります。
シマリス
-
- OASISさん 2025/03/04 18:15:56
- マチュピチュ!
- シマリスさん
こんにちは、マチュピチュとてもインパクトのある場所ですね!
今まであまり考えたことのなかった場所なので、勉強しながら興味深く読ませていただきました。何度も高山病を心配している様子だったので本当に訪れるのが大変な場所なのですね、体力も必要そうですごいです。
その上空路搭乗10回も!
この先どんな場所に訪れられたのかとっても楽しみです。
私にとって未知の世界、多分私は行けない街ばかりなので続きが待ち遠しいです。
OASIS
- シマリスさん からの返信 2025/03/04 21:05:08
- Re: マチュピチュ!
- OASISさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
マチュピチュはハードルが高く中々行けない場所でした。標高が高いクスコの街で高山病らしき症状が出てかなり辛かったです。腹5分目が高山病予防に良いと聞き、食事は減らし渡航前のランニングで心肺機能を高め入念に準備したのに全く意味無くて、ホント笑えます。
ニューヨークからは全てエコノミーで何度も短期間に乗るので慣れてしまい、最後の方は通路側なら天国だと思えるまでに成長しました!
南米は大自然のスケールがケタ違いでとても面白かったです。ニッチな場所なので情報の需要はほぼない思いますが、備忘録として最後までアップするつもりです。お付き合い下さると嬉しいです。
シマリス
-
- イタリア大好きさん 2025/03/04 15:57:54
- マチュピチュすごいですね。
- ニューヨーク乗り継ぎの『マチュピチュ』は乗り継ぎも含めて大変そうですね。僕も行ってみたい気がするのですが、ちょっとアメリカ経由のペルー行きはくたくたになりそうで、ちょっと『行きたいリスト』には上がってきません。
ところでご相談なんですが、今、今年6月のフランスの列車をとっているところなんですが、シャルルドゴール発のリヨン行きの便が表示されません。金曜と月曜は値段も出ているのですが、土日がTGVの表示が全く出ません。これはもう少し待っていたら出るのか、それともパリ市内まで行ってリヨン駅からの列車を取らないとダメなのかとても困っています。もう少したったら便がで表示されるのでしょうか。
少し早いのかなと言う気もしますが、金曜と月曜は出るのに、土日だけ表示されないのはどういうわけなのか悩んでいます。
もう少し待てば良いのでしょうか?
- シマリスさん からの返信 2025/03/04 18:34:28
- Re: マチュピチュすごいですね。
- イタリア大好きさん
こんばんは。コメントありがとうございます。マチュピチュは想像以上に遠く、辿り着くまで機内泊も必要でハードでした。高山病にかかりそうになった時は、何故こんなしんどい思いするのに来てしまったのだろう?と我ながらふと思いました~。笑
でも全てを忘れさせてくれる、素晴らしさでした。
ご相談のTGV予約ですが、SNCFアプリから6月土日検索したら1時間に一本走っていて金額表示もあり、購入できます。
8:30AM Aeroport Charles DeGaulle 2 Tgv
10:30 AM Lyon Part Dieu
CDG空港からリヨンまでTGVで2時間で金額もアプリで全て表示されています。アプリは入れてますか?
SNCF Connectアプリがとても便利でフランス滞在中、大活躍でした。検索して是非アプリ使ってみて下さい。
シマリス
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