倉敷～琴平～道後温泉の旅（3泊4日）vol.7 歴史ある飛鳥の湯の朝風呂で〆

2022/12/06 - 2022/12/06

今回の旅のメインの訪問地は、道後温泉と金刀比羅宮（こんぴらさん）です。

最近人気の岡山から特急南風で四国に乗り入れるルートで旅をしてみました。
本編が最終回となります。

旅のプランニング詳細や移動やお店の詳細情報はブログにてご紹介しておりますので参考にしてください。

プランニング
https://travel.x-treme.life/2022-12-planning/

旅の詳細
https://travel.x-treme.life/category/travelog/2022-12-setouchi/

エリア 道後温泉(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

いよいよ本日が今回の旅行の最終日。

ぐっすり眠れたので朝から目もパッチリ覚めました。

朝6時。
予約している道後温泉別館『飛鳥乃温泉（あすかのゆ）』から起きてますか～と、予約確認電話があります。
（露骨に起きてますか～とは言われませんが）

今日は、朝食前に歴史的な道後温泉体験という、ちょっとしたアクティビティから始まります。

大和屋別荘 宿・ホテル

朝７時。
浴衣姿で大和屋別荘の温泉セットを持って出発！

部屋から見えているくらいなので100mもない距離です。
この大和屋別荘の温泉セット、カゴになってて可愛すぎる…。
こういう小物でテンションは一気に上がりますよね。

飛鳥乃湯泉に到着です。
早朝なので人は少ないです。

1階が大浴場ですが、今日は2階にある、道後温泉本館の皇室専用浴室を再現した特別浴室を奮発して予約しています。
TVでも紹介される素敵なお部屋なので楽しみ。

飛鳥乃湯泉 温泉

飛鳥時代をモチーフにした朱塗りの柱と屋根。
建物全体の妖艶なピンクの光は壁の下際からライトアップされているようです。

入口にドーンとお出迎えの書。

一般的なイメージの”銭湯”とはちょっと趣きが違う感じがします。

聖徳太子も訪れたという日本最古の温泉として、飛鳥時代の入浴を再現し、さらには、日本唯一の皇室専用浴室という道後温泉本館にある「又新殿（ゆうしんでん）」を再現した特別浴室。

なんだかよく分かりませんが、とてもありがたい感じがしますね。

机の脇には、入浴後に提供される茶菓子サービスの案内。
これこれ、昨日、お土産屋さんで売ってたやつだ。

飛鳥時代の「湯帳（ゆちょう）」という入浴用の浴衣に着替えて入浴です。

先ほどの和室から狭い板の間を挟んですぐお風呂。
石造りで、石鹸の使用は禁止です。

身体を洗ったりは1階の大浴場で、ということでしょうか。
毎回お湯を張り替えてくれるので、身体は流すだけで入って大丈夫なようです。

これが、道後温泉本館の「又新殿（ゆうしんでん）」を再現したものだそうです。

2畳くらいで広さはありませんが、石造りで素敵な空間。

入浴した目線からはこんな感じ。

「湯帳」の裾に空気が入って、浸かるのに少しコツが要ります。

また、身体が温まり切らないうちにお湯から出ると、湯帳の水が体に張り付いたまま急速に冷えてしまうので、超寒くなりました。（笑）
湯帳を着て入浴する際は注意してください。

お風呂から出た後はお楽しみの茶菓子です。
紅白の茶菓子と椿の湯飲みが可愛らしいです。

ちなみに、こちらの茶托（湯飲みの受け皿）が机から浮いて見えるのは、皇室向けに高くしてあるものだからだそうです。

すっかり朝日が昇ってきました。

入口のピンクの模様を上から眺めて、気持ちのいい朝です。

日差しの入る明るい窓際には、湯上りに座れるような長椅子が並んでいます。

帰る前に大部屋も少しのぞいてみました。

ここで片づけをしておられた施設の方に「撮影させてもらっていいですか～」と聞いたら、「あら、じゃぁほかのお部屋も見ていく？」とご親切に案内していただけました。「たまたま、今、使われてなくて空いてるからラッキーだよ」とのこと。

いくつか個室があるのですが、それぞれデザインが違います。
こちらは椿の部屋。
なんと壁の椿は全部染められたハンドタオル。
近づかないと分かりません。

こちらは木彫りが秀逸なお部屋。

これらの個室は、大広間利用料（1300円くらい）にたった＋400円だそうですので、予約困難なのも納得ですね。

私が一番気に入ったのは、こちらのお部屋。

漆器の技術である蒔絵で表現されているのだそうです。
なんて斬新！

玄関にて、三人の湯帳姿の方がお見送りしてくれました。

ここは新しい温泉スポットとして楽しめそうですね。
入浴料はかかりますが、次も個室予約してゆっくりしたいと思いました。

各部屋の説明など詳細はこちらの公式ページからどうぞ
↓
飛鳥乃湯泉 トップページ
https://dogo.jp/onsen/asuka

さて、お部屋に戻ってきました。

窓から朝日もきれいに差し込んでいます。
あー、朝から充実！

朝風呂にちょっとした観光もしたので、お腹も減ってきました。

大和屋別荘 宿・ホテル

8時。
お時間です～、と朝食が並べられます。

うわー、また豪華ですね。
テーブルの橋には昨日の残りの日本酒もあります。

中央のコンロは湯豆腐ですね。美味しそう。

焼き鮭も大きい、そして、元気色のオレンジジュースも嬉しい！

お酒も少し舐めながら美味しく完食です。
ごちそうさまでした。

11時。
朝食後は、チェックアウト時間ギリギリまで部屋でまったりと過ごせました。

いやもう、本当に居心地のいい旅館、最高でした。

大和屋別荘 宿・ホテル

大和屋別荘の階段を降りると、壁に大きな詩が掛けられていました。
（文字が書かれた大きな網が一面にぶら下がっています）

愛されていて欲しい人がいる、なんて贅沢な人生だ！

この時は知らなくて気付いてなかったのですが、マチコトバというアートイベントの一環として、よく聴くSUPER BEAVERの東京という曲の歌詞だったようです。街中に他の詩も書かれていたらしいので、もっと探せば良かった…。

松江駅前にやってきました。
有名な坊ちゃんのからくり時計。

意外と大きい。

伊予食堂おとら。

おとら名物の「鯛めし」をランチにと思ったのですが、まだ営業時間前。
空港行のリムジンが13時なので少し時間に余裕がなくなってしまうため、別のお店を探します。

伊予食堂 おとら グルメ・レストラン

道後ハイカラ通り（道後商店街）に戻ってすぐのところにある、こちらのお店へ。

松山鯛めし 秋嘉 道後店 グルメ・レストラン

こちらも営業開始直後で一番乗り！

綺麗なお店です。

まずは鯛めし、宇和島鯛めしという刺身を乗っけるタイプです。
さらには、生卵もかける。
たれと絡んで美味。

こんなお櫃（ひつ）でご飯が出てきたので、こんなに食べられるかな？と思ったのですが・・・そんな心配は無用でした（笑）

最後は茶漬けに。

そして、こちらの鯛めし、釜めしタイプも！

手軽に美味しくゆっくり食事がでました。
ご馳走様でした。

お店の看板。
お向かいにある坊ちゃんとマドンナの顔出しパネルと一緒にパシャリ。

では、バスの時間まで最後の道後温泉散策です。

あ、みかんのお店だ！
（実は昨日から狙っていたのです）

道後ハイカラ通り (道後商店街) 市場・商店街

みかんの色はやっぱりきれいで見るだけで元気がでますね。

えひめ果実倶楽部みかんの木 本店 グルメ・レストラン

〆のデザートはやっぱりみかんシャーベットでしょう。

ということで、小さいサイズくださいな、と。

甘くてさっぱりしてて口直しにぴったりでした♪

道後温泉本館は工事中ということで、最後にちょっとだけ見にきました。

道後温泉本館 温泉

工事中の上、さらには、本日休館でしたので、残念ながら、通常営業時の雰囲気は分からず。
いつか、本館にも訪れたいものです。

本館のを見下ろす少し小高いところにある見晴台へ、アイスを食べながら移動。

ちょっとしたベンチがあって、車の流れを眺めながら少し休憩。
食後の軽い運動と、アイスを座って食べる場所として最適な場所でした。

天気が良くて気持ちがいい、冬でもアイスが美味しい天気で良かった。

道後温泉 空の散歩道 名所・史跡

そろそろバスの時間です。
道後温泉駅に戻ってきました。

道後温泉駅 駅

昨日、着いた時に見た坊ちゃん電車を最後にパシャリ。

街も旅館も本当に居心地が良くて、疲れも取れてリフレッシュできました。
楽しかったよ、また来るね。

坊ちゃん列車 乗り物

空港リムジンバスは、やっぱりみかん色♪

路面電車の線路が十字に交差している横をバスで通過。

こちらは鉄道マニア垂涎の的、大手町駅付近の平面直角交差「ダイヤモンドクロス」です。

大手町駅 駅

空港に到着。

ポンジュースの看板が。
みかんジュースが出るという蛇口はどこかな・・・

松山空港 空港

松山空港のSKY LOUNGEを利用します。

松山空港 スカイラウンジ 空港ラウンジ

最後のみかんジュースはこちらでいただきましょう。

時間があるので、空港の展望エリアに出て飛行機を眺めます。

静かな旅の終わりです。

帰りは松山発14:35のJAL436便、1時間半くらいのフライトです。

瀬戸内海の島々がくっきり見えるのは冬の空気が澄んでいるからでしょうか。

眼下の島の地形までもくっきり見えます。

旅の最後に、ご褒美かのような綺麗な景色に見とれてしまいます。

あっという間に羽田に到着。

3泊4日という短い日程でしたが、観光も温泉もグルメもいっぱい詰め込んだ充実旅になりました。
いつも同様のハードスケジュール弾丸旅が多いのですが、やはり途中に温泉が入ると疲労感が違うなぁ、と改めて温泉の偉大さを再確認させられた、そんな旅になりました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
さぁ、次はどこに行こう♪

羽田空港(東京国際空港) 空港