2025/02/19 - 2025/02/19
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プロムナードさん
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2025年2月~3月のネパール→インド→パキスタンの旅を記録します。カトマンズ2日目です。
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朝、6時半、鳥のさえずりのなかで快適な目覚め。昨日できなかった荷物やお金を整理する。ここで恐ろしいことに気づく。
昨日買った石鹸は40ネパールルピー(約40円)と言われて、ぼられているんだろうがこのくらいならと払ったのだが、手渡していたのは40USドル(約6000円)だった。節約しないともたない約一か月の旅程の初日で大きな痛手だ。この6000円の石鹸をもって旅を続けるしかない。
失敗の原因は、カトマンズ到着後に大使館や旅行社をはしごして慌てており、両替した現金をごちゃまぜに財布に突っ込んでいたことが大きい。さすがに日本円とは間違わないが、夜に店頭で見慣れないお札の束から「20」と書かれたものを選び出すとき、USドルとネパールルピーをごっちゃにしたわけだ。とてもつらい。 -
悲しさを引きずりつつ、朝のタメルを散歩する。日中よりは少ないが、それでも車やバイクががんがん走るのでさほどのんびりした空気ではない。
そのとき、通りから少し入ったところに白いストゥーパ(仏塔)が見える。地元のひとしか入っていかない雰囲気だが、ふらふら歩いていくと、静かな空間が開けている。大群の鳩がいるのは、お参りにきたひとが撒いている餌のためらしく、見てると小銭を払って餌を買っているから功徳なのだろう。犬も多く、のんびり寝ている犬の前に食べ物を置いていくひともいる。鳩は仏像を糞で白く染め、それを犬たちが寝ぼけながらみており、とても穏やかで平和な雰囲気だ。
石段に腰かけてこの日記をつけていると、少し気分が落ち着いてくる。まあ6000円で石鹸を売ってくれた店員さんには、臨時収入でいいものを食べて欲しいと思う。
◎このとき入り込んだのは、カテシンブー・ストゥーパ。タメル地区に行くならぜひお参りするべき。 -
鳩がいいのだが、正面のストゥーパにいる犬がそれを見下ろしているのもいい。この犬はこのあとストゥーパにオシッコをかけていた。
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犬になにか食べ物をあげるひと。
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朝のタメルは地元のひとが集まる朝市になっているようで大声が飛び交い活気がある。さきほどのカテシンブー・ストゥーパがよかったので、ほかにも寺院めぐりをする。よく見ると、信心深いネパール人はキリスト教徒が十字を切るように手で額などに触れるしぐさをしている。寺や祠を右回りに回るのはチベットでもよく見た光景だ。タメルは喧騒に満ちていて観光客向けの店も多いが、信仰の姿をこそ観るべきだと思う。
◎ 写真はタメル地区にあるセト・マチェンドラナート寺院。工事中のようだったがお参りのひとが絶えず、ここもいい雰囲気。どこにも犬たちがいて寝ている。 -
昨日申請したインドの「Eビザ」がメールで届いていたので、明日のデリー行き航空券を確定させるためにタメル地区を離れて旅行会社まで歩く。
カトマンズは、タメル地区の外へ出るとよくある都会といった街並みだが、ブランドショップや高めのレストランがあって、お金のある旅行者らしい人も見かける。一方のタメル地区は、地元のひとやネパール人の国内旅行者が多いように見え、むかしは大勢いたバックパッカーの姿をほとんど見かけない。海外からの旅行者も、多いのは中国語を話すひとたちで(そのためか中国語で看板を出してるお店がたくさんある印象)、バックパッカーというイメージではない。
なお、タメル地区だろうと他のエリアだろうと、街なかにはいたるところに犬がいて微笑ましい。 -
良さそうなお店があったので「モモ」を食べることにする。タメル地区の外だからか外国人が珍しくらしく、若い店員が「どこからきたの?」と興味深そうに話しかけてくる。人なつっこい方が多い。
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「モモ」はチベット文化圏の料理とのこと。ネパールでは丸いタイプが有名らしいが、街なかで見かけるのはこの餃子タイプが多い。中はチキンとのことだったがミンチ状でこれも餃子と似ている。スープとスパイスソース的なものが一緒についてくる。これにつけて食べるので餃子とは違うエスニックな味になり、美味しい。
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カトマンズにはほんとうに犬がたくさんいて、みんなのんびり道路に横になっている。よく食べているのか肥えた犬が多い。あるいはヒマラヤの麓にいる犬種の特徴なんだろうか。写真を撮るためにしゃがんでいると顔をくっつけてくるのがかわいい。
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アジアで必ず見る光景、路上での卓上競技。チェスをやっているのも見かけたがこちらは4人で競う双六のようなゲームで、調べたら「ルド」というものらしい。
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本屋さん(撮影許可をもらいました)。中見はわからないが英書がほとんどのように見える。『三体』、ジョージ・R・R・マーティン、スティーブン・キング、村上春樹などがある。
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ブッダのコミックを購入。
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テキストは英語。これは菩提樹のもとで悟りをひらくブッダさん。
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旅行者と接する機会も欲しかったのでいかにも日本人がいそうな「ちゃちゃかふぇ」さんへ寄るものの、そもそも旅行者がいない。学生時代にバックパッカーをしてたせいでいまもそういう旅行者がいるものと思って旅に出たが、すでに存在しなくなっている可能性がある。過去から未来へタイムスリップしたひとの気持ち。
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ちゃちゃかふぇさんのネパールチャイ。砂糖を大量に入れて飲むと沁みる。100ネパールルピー(約100円)で、この手の旅行者向けのお店にしては良心的かしら。
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晩ごはんはタメルの隣の通りに出て、ネパールの軽食店的なところで「トゥクパ」(細麺のうどん的なもの)と「モモ」(ここでは丸いやつでした)を食べる。具材や味付けを色々選べるが、どちらもヤクにした。ネパールにいるうちに食べておきたかったため。ふたつ合わせて270ネパールルピー(約290円)。タメルの観光客価格に比べれば安いかな。
◎「Swadista Sandar Mo:Mo」というチェーン店? ドリームガーデンからKanti pathを下っていくと右手にあります。 -
「モモ」は概ね昼のものと同じ味で、食べやすい。
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昨夜間違えて石鹸ひとつに40ドル(約5700ネパールルピー)の大金を払ってしまった店を探し出して交渉してみる。昨夜とは別の店員さんしかいなくて、「俺いなかったからわかんない」。そりゃそう。そこでさらに
「払ったものはしかたないので、2000ルピーだけ返してくれればなにも言わないから」
「ボスにいま電話して聞いてくれればわかるから」
などと押してみると、1000ルピーだけ返してもらえる。これだけでも1日分以上の食費になるから助かる……。あと挽回を試みたことで昨夜のミスを引きずらなくてすみそう。個人旅行はとにかく序盤に日常をギアチェンジするときが一番危険なんじゃないかと思うが、これでようやくシフトチェンジができた気持ち。
※ネパールのひとは基本優しい雰囲気なのでできました。他の国で同じことができるとは思えません。 -
夜のカトマンズは今日で見納めのため、ひととおりタメルを回る。夜も祠を参拝するひとがたくさん。
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この車とバイクの喧騒にも不思議と慣れてきていて、たぶんあと数日もいれば馴染む気がする。
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こういう看板も(たぶんメニューも)ない個人飲食店で食べる勇気はなかったが、もう少し長く滞在していれば入れたかも知れない。
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最後に、今朝見たストゥーパにもう一度行ってみる。夜なのであれだけたくさんいた鳩の姿はなく、とても静か。ストゥーパの周りでは地元のひとたちが食事をとっていて、犬たちが集まっている。車とバイクのなかった時代のタメル地区は、こういう雰囲気だったのかも知れない。
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旅行記グループ ガンダーラ行路① ネパール編
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