冬の活動まとめ　ひたちなかの鳥・秩父のロウバイと氷柱・会津磐梯スキー

2025/02/08 - 2025/02/08

大きな旅にでていないので、ちびちびお出かけのまとめ版を作りました。
テーマは「プチ遠い」

ひたちなかは遠かった～～～。
　→鳥見
そして県内なのに近そうで遠い秩父～～～。
　→花見
青森までちょいちょい行くくせに、いつもここまで到達するのがまだかまだかと辛い福島～～～。
　→スキーと雪見？

エリアと日付は代表選手として初めて行ったひたちなかの分としました。

エリア ひたちなか(茨城)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JRローカル 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

会社が合併したら「誕生日休暇」というのがもらえるんだそうだ。知らなかった。
1か月以内に使わないと、といわれてちょうど2月10日にしたら4連休になるじゃない。こりゃアジア鳥見旅だわ！と思ったが時すでに遅し。
ガイドも捕まらずチケットは買う気がしない値段になっていて、ならば国内？佐渡？などとモタモタしているうちにその日になってしまった・・・。

なんとかしてどこかに行か「ねば」と出かけたのがひたちなか。
前からそこにいるカモを見に行きたかったのだが遠すぎて腰が上がらなかった。
朝から気合を入れてきたが、光の関係で午前中は時間つぶしの必要がある。
そうだ、ネモフィラやコキアで有名な国営ひたちなか海浜公園にいってみよう。

これが噂の～。

もちろん花はほとんどありません。
ネモフィラはこの覆いの下で眠っているらしい。
いつか見てみたいけど混んだところは嫌だし・・・
とおもったら、特別に時間外に見られる設定もあるみたいです。
地獄の沙汰も・・・ってやつですね。

この丘はひたちなかで最高地点、海抜58mだそうです。

梅が咲いているのでは？・・・ついでに偕楽園も行ったことないし・・・と企んでいたら、まだ全然つぼみ。埼玉の越生は咲いているのになあ。
風も強風で鳥もとまりゃしない。

チューリップだけは咲いていた。ほんの少し。
これはアイスチューリップというのだそうな。
調べると、球根を特殊な方法で冷蔵処理して冬にむりくり咲かせるんだそうです。
ちょっとかわいそうな・・・。

そしてお目当ての海岸へ。
太平洋はひろいなあー。色が明るくてきれいだしー。玄海灘とは大違いだ。
トリはどこ～～～。

いました。これを見たかった。シノリガモ。
英名　Harlequin　Duck（道化師ガモ）。派手でおどけた色あいからでしょうね。
和名のシノリは晨とかいて、夜明けの意味だそうな。
赤い脇の部分を曙にみたてたのだろう。

あたまはモヒカン模様。
どうしてこんなデザインになるんでしょうか。自然は不思議。

流れのはやい磯が大好きなこのカモ。

波乗りして

楽しそうに見えるけど、本人たちはどうなのか

ざっぱーん。

この後猛禽を見に行ったけど、寒すぎてとっとと帰りました。

さて。休みはまだ3日もある。何かしなきゃ…と焦る。
山の師匠に声をかけたら、雪だから遠出は嫌だというので、近場のハイキングと温泉にでかけた。入間の日和田山はクライミングのゲレンデがあるので時々いったところ。結局それが呼び水で翌日はジムでトレーニング。6年ぶりだったけど意外と登れて楽しかった。

三峯神社にもいった。
2時過ぎでも息が真っ白に凍る厳しい山中だけど、駐車場も待つほどでたくさんの人がお参りに並んでいた。大切な友人が闘病しているので、お力をお貸しくださいとお願いしてきた。

帰りには秩父三大氷柱という、三十槌の氷柱（みそつちのつらら）というのに通りかかったので寄ってみるか、といってみたらば・・・。
駐車場代と入場料別で結構なことをいわれる。
何も知らずに誘導されて後戻りもできず・・・
天然で染み出してできているものなのに、ちょっと疑問に思う。

暗くなっていたのでライティングが始まっていた。
よくやってるけど、個人的にはいいと思わない。

秩父といえば。
2月初めのとある日は蠟梅をみたくて秩父の名所、宝登山へ。
秩父アルプスというのをちょろっと歩いたら山頂。
ここには3種のロウバイがあるそうだ。かなり広大で、これはたしかに訪れる価値ありと思いました。

いい香りに満ちていたのを楽しんで休憩していたら、後ろに座っている人がヤキニクを始めてしまった。
うーん・・・

退散。

山頂の奥宮は行列だったので、降りてふもとの宝登山神社へ。
翌日が節分でだんだら紅白幕の支度がしてあった。
三峯神社・宝登山神社・秩父神社は、秩父の三大神社という。
どの神様も強いお力を持った神様とのこと。
たしかに秩父は地質学的にも特徴的。

ヤマトタケルノミコトが立ち寄られたのだそうな。

この神社も彫刻が素晴らしいです。

結構汗をかいたので冷たいものでもだいじょうぶ。
夏は行列でなかなか入れない有名かき氷店もこの時期は楽勝。
季節の「ゆずヨーグルトミルク・白玉付き」を注文する。
しかし・・・正直この値段出すものでもないように思う。

やっぱり秩父の人はたくましいなあ、と思う一日だった。

2月後半の15～16は今シーズン2回目の家族スキーのために福島は会津磐梯へ。
今は星野の運営になって、旧アルツ磐梯と旧猫魔が統合された「星野　ネコママウンテン」にいった。
今冬の雪は実にすごくて、ここは八甲田？と思うような雪壁ができていた。
どの家も屋根から落ちた雪と屋根に残った雪がつながっていた。お宿の人も雪かきが大変すぎると嘆いていた。ほんと大変ですね。。。
この翌日、高湯で事故があった。これも高く積もった雪が遠因だそうだ。

猫魔岳からみる磐梯山。

滅多にない、無風快晴、寒くないというコンディション。
いいじゃなーい？

人が多くてにぎわっているのはいいのだが、いろいろと・・。

まず雪が多すぎて、リフトの下が高くて板が触って危険だからでしょう、荷重を減らすために乗員数が制限されている。
クワッドが2人、トリプルが1人とか2人、ペアは1人など。
その為に待ち行列が長くなる。しかも乗り降りの場所も掘り下げないといけない関係で極端に傾斜がついて、乗るときは板を止めながら長時間並び、降りたらわっせわっせと登らないといけない。
滑るよりもはるかに疲れた。

ゲレ食も１階部分がうまっているので、窓がふさがって薄ら暗かった。
このボードが並んでるあたりは本来空間のはず。この下に１階の窓があるのです。

星野になっておしゃれにはなったんだろうが、ハンバーガー1700円なり。
これは飲み物セットで1900円。
インバウンド価格は外人さんだけにしてほしい。

旧アルツ磐梯（南エリア）と旧猫魔（北エリア）を結ぶニャルツチェアから、旧猫魔を見る。
この素敵なトップ斜面が今は滑れないんだと。
正確にはヘリスキー用にされてリフトが撤去されていた。
それだけじゃなく、稼働しているリフトはたった３本。だから激混み。滑れる斜面は初級1本、中級コース下部の初級部分と、ニャルツを降りて滑る中級1本（上級になってたけどそんな斜度ではない）。
これじゃわざわざこっちに来る意味がない。いい斜面が手つかずで遊んでいてもったいなさすぎ。

雪は硬かったけど凍るまではいっていなかった。
圧雪が間に合ってないところもちょいちょいあって、全体に人手は足りてないなあと感じた。たとえば長い行列になるからプラチェーンでレーンが作ってあるのだが、はずれているのがそのままになっていて片づける人がいない（板履いてチェーンを踏むのはいやですから）。

それと、ボーダーが多くて、リフト降りたところやコースのど真ん中に横一列に座っているからとても困る。これはやっちゃいけないことだっていうのはどこかで学習しないのかな。

ニャルツチェアのあたりは霧氷がきれいだった。
標高が高くてちょっと雪もよかったのに、とにかく上部がクローズ、もしくはヘリスキー用になってしまっていて面白さは激減・・・・

全体通して上級コースは半分も稼働してない印象だった。つまんない。

ニャルツチェアでは尾根を越えて往復するので、下り線にも乗る。
結構斜度があってちょっと怖い。

スキー場は雪があってもなくても大変ですね。
うまいこと運営していってくれるよう、そしてあまり高騰しないようにお願いしたい。
帰りは中ノ沢温泉の濁り湯硫黄泉をたっぷり楽しんできました。
これが今シーズンの滑りおさめかなあ。今年は怪我しないでよかった。

この旅行記へのコメント （2）

• ちちぼーさん 2025/02/20 21:31:03

  秩父へようこそ！

  willyさん、こんにちは。
  
  私の心の故郷、秩父へようこそ。
  willyさんのところからだと同じ県なのに遠いですよね。
  
  ひたちなか、私も行ったことないです。
  不便そうだし混んでいそうだし。
  混んでいるって言うだけで、ダメなんですよね。
  
  スキーは、私たちが若い頃って皆土日で行っていましたよね。
  冬になるとスキーやらないと遊んでくれる人がいなくなっちゃって。
  その頃しかスキー場へ行っていないんです。もう2度と行くことはないんじゃないかって思います。
  やっぱりwillyさんはなんでも出来ちゃってすごいわ。
  
  ちちぼー
  

  willyさん からの返信 2025/02/21 09:03:27

  RE: 秩父へようこそ！

  ちちぼーさん
  
  ご訪問とメッセージありがとうございます。
  秩父行くときは常に秩父の母の面影を胸にいだきつつ(笑)
  ひそかに私も大好きでちょいちょいお邪魔します。場所としてもそうですが人のパワーのある土地柄だと思います。
  車だと高速使ってぐるっと北回りという・・・夏なら峠超えればいいんですけど冬はちょっと躊躇します。なので今回はめずらしく普段乗らない電車でいったらこれまた遠い、3時間かかりました；；。
  そして恥ずかしながら大宮より北にローカル電車で行ったことがない私が、今の今まで知らなかった高崎線と宇都宮線のナゾ。わかれるんですね。ぼーっとしてたら違うところについてしまう。私ならやりかねない。
  
  筑波山以外の茨城は、山がないので私には全然縁がなく、鳥を始めてから１度猛禽をみる日帰りツアーと神社はいきましたが、海岸は大洗のフェリー港のみ。やっといろんな名所の位置関係を把握してきました。ひたちなか海浜公園は国営というのもあって、東松山の森林公園とたてつけが似ているなあと思いました。料金もお安いからでしょうね、混むのはしかたなさそうです。
  
  スキーとダイビングは家族アクティビティなので欠かさず毎年訪れることになりますが、スキー場も今年喜んでいるかと思いきや、意外と大変そうで、ほんとに雪はあってもなくてもこまりもの。適度にやってほしいものです。
  
  willy