"パキスタン南部見どころいっぱい"《全行程・終日警察官護衛付き》《名物車「デコトラ」は懐かしい!》【パキスタン南部編NO3】

2025/01/11 - 2025/01/19

【今年年明け早々「●●旅行」の『知られざるバロチスタンの絶景インダスハイウェイとヒンゴル泥火山地帯世界』ツアーに参加】～5年ぶりに「パキスタン」へ飛んだ～
○行程は(1)に記載

【全行程・終日警察官護衛付き～"初めての体験だぁ"～】
○第2日目(1/12)ランクル車4台に分乗して「カラチ」発。インダスハイウェイを北上して「ゴラークヒル」へ向かう途中(発して約5時間)給油中の「ガソリンスタンド」で『シンド州の警察官』とドッキング。
《警察官2名が一台のランクル車後部荷台に乗込み(小銃所持)以後、我々と行動をともにする》
○第5日目(1/15)立入りが制限されている「バロチスタン州」に入州。入州に際し同州の警察官と交代。同様、同州を出る第8日目(1/18)まで同乗・同行。そのうえ、途中・途中において警察車両の先導もあった。

《万全の警戒体制が敷かれた中でのツァーとなった。》【生まれて初めての護衛付きツアー】『VIP』並み(？)の扱い。治安上の不安は全く感じない・・・。本物の『AK47』も見た。"こんなこと体験できるものではない!!"

【(余談)～外国人の立入りが制限されている理由】
○もともと「バロチスタン州」は「バロチスタン藩王国」として独立した国であったがパキスタンが1955年軍事的併合した。この地は天然資源が豊富にあり政府に「富」を収奪されたと思う一部勢力がテロを敢行。最近では資源開発権や港湾施設運営権を握った中国資本(中国人)を対象としたテロが発生している。
○入州に際しては「事前許可」が必要。(ガイドは1ケ月前に「警察許可」をとったという)

《先ずは先に敬意と感謝を込め『警察官の警戒状況』の写真(2～16)を、そのあとに大好きなパキスタン名物車『デコトラ』の写真(17～44)を、「パキスタン南部編NO3」として投稿する》

エリア カラチ(パキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

(1)『行程』(1/11～1/19)
○【第1日目】(1/11)関空発⇒(バンコク経由)⇒パキスタン「カラチ」(泊)○【第2日目】(1/12)「カラチ」⇒(インダスハイウェイ)⇒ゴラークヒル(泊)○【第3日目】(1/13)「ゴラークヒル」⇒《バローチ族の村》⇒「モヘンジョダロ」(泊)

○【第4日目】(1/14)「モヘンジョダロ」⇒《レンガ工場》⇒《バザール散策》⇒《トラック籾殻積込み現場》⇒《インダス川堰》⇒「ハイデラバード」(泊)

○【第5日目】(1/15)「ハイデラバード」⇒(バロチスタン州入り)⇒《ガダニ船舶解体場》⇒(警察署)⇒《ヒンゴル国立公園(泥火山・チャンドラグプⅠ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰)》⇒クンドマリ―ル・ドゥラニキャンプ場(テント泊)

○【第6日目】(1/16)《午前》キャンプ場⇒《アラビア海展望所》⇒《ブジ峠》⇒《ゴールデンピーチ》⇒《ブジ峠》⇒キャンプ場　《午後》キャンプ場⇒《バローチ族の村》⇒《泥火山(360STEPS)》⇒《ナニマンディール・ヒンドゥー教寺院》⇒《ヒンゴル橋での夕日観賞》⇒キャンプ場(テント泊)

○第7日目(1/17)キャンプ場⇒《アリス・イン・ワンダーランド》⇒《ミニ泥火山地帯》⇒《シークレットビーチ》⇒キャンプ場(テント泊)

○第8日目(1/18)キャンプ場⇒《モラベット》⇒《バローチ族の村(学校)》⇒《バワニのお墓》⇒「カラチ市内」⇒「カラチ空港」(23:35発)

〇第9日目(1/19)(機内)⇒(バンコク経由)⇒関空着

(2)警察車両先導で出発(第2日目　1/12 13:40)
〇「AK47」小銃を所持。(日本でこんな光景見れるかなぁ～)
〇感じの良い明るくて優しそうな「お巡りさん」に「安堵」する。
〇目が合ったら「ニコッ」と、笑ってくれる。

(3)同行の「シンド州」のお巡りさん(1/12 15:00)
〇「ゴラークヒル」に向かう途中で小休止。
〇「引き金」に指・・・。やっぱり「銃」が気になる。(頼むから、くれぐれもこちらに銃口を向けないでね・・・と、"心の中でささやく")

(4)ガタゴト道を「ゴラークヒル」に向かう(1/12 15:10)
〇山岳部に入り道は険しく悪路。揺れるは揺れる!!
〇お巡りさんはより大変だと思う。しかも「埃」もいっぱいするし・・・(「お気の毒」という他はない)

(5)ゴラークヒルに向かう途中の道路は決壊ありのガレ場(1/12 15:30)
〇揺れる!!揺れる!!　

(6)「警察車両」の先導(1/14 『第4日目』16:30)
〇「モヘンジョダロ」から「ハイデラバード」へ向かう途中。

(7)ハイデラバード「THANDI SARAK HYDERABAD」(宿泊ホテル)警戒中の「お巡りさん」(1/15『第5日目』6:30)
〇皆が「銃」を所持。
〇徹宵警戒中だった。
〇顔は怖いが(笑)挨拶すると皆優しく頼もしい!!!
〇カメラを向けると我先にと集まりポーズをとってくれた。でも引き金にかかる指が・・・気にならないではない。

(8)我が車は「ガソリンスタンド」で給油中。警察先導車両は道路端に止まって警戒(1/15 11:20)
〇この地は「ハイデラバード」から、すでに「バロチスタン州」に入り「ガダニ船舶解体場」に向かう途中の「ガソリンスタンド」。
〇このガソリンスタンドでこれから先のテント泊用の「飲料水]も確保する。

(9)警察署(名称？)(1/15 15:00 )
〇「ガダニ船舶解体場」を見た後に「警察署」に立ち寄り(※現地ガイドのみが署内へ)した。

(10)「ミニ泥火山地帯」で警戒中の「お巡りさん」(1/17 『第7日目)』14:50)
〇警戒の目を光らしている(この姿に安心する!!!)。

(11)「モラベット」で警戒中の「お巡りさん」(1/18 9:00)
〇剣山みたいな泥山が連なる超絶景地帯に停車。
〇小さなお店が一軒あった。

(12)「バローチ族の村」の「学校」へ向かう途中(1/18『第8日目』 9:20)
〇ランクル車は悪路を進むため車体は揺れるわ!!揺れる!!!

(13)道中、通学中の子供たちと遭遇(1/18 9:30)
〇「お巡りさん」の乗ったランクル車に乗せ学校に向かう。
〇"子供たちは大喜び!!"
〇"お巡りさんの顔もほころぶ"

【この後、バローチ族の村の小学校に立寄りノートや鉛筆などの「教材」を、生徒個人にそれぞれあげた～"大変喜んでくれた"　】(後編で投稿予定)

(14)まもなく州の境界「ゼロポイント」(※ここでパロチスタン州もおわりこの先シンド州に入る)に到着する(1/18 『第8日目』 12:05)

(15)お巡りさん降車(1/18 12:10)
〇この先は「シンド州」に入るので「お巡りさん」はここで降車。
〇1/15～1/18まで我々と行動をともにし、警戒して頂いた。

【この後、我々は「カラチ」市内へ向かうが、途中において「警察車両」の先導を受けながら無事に「カラチ」に到着した】

(16)お世話になった「お巡りさん」との別れ(1/18　 12:20)
〇皆で手を振り、日本語で「ありがとう!!」と言って別れた。完璧な護衛体制を敷いて頂いた。("感謝しかない")

《以上が警戒従事中の「警察官」編である。なお、警察官の写真はまだまだあるも、割愛する》

(17)インダスハイウェイを走行中の『デコトラ』(1/12「第2日目」)
〇5年ぶりに見る「デコトラ」、懐かしい!!

【道中において沢山の「デコトラ」を見た。以下、その中の一部を投稿する】

(18)インダスハイウェイを走行中の「デコトラ」(1/12「第2日目」)
〇黒布のヒラヒラは魔除けらしい。

(19)インダスハイウェイを走行中の小型の「デコバス」(？)(1/12「第2日目」)

(20)ボンネット型の「デコトラ」を発見(1/12「第2日目」)
〇この型が大好きなんだよね～
〇修理中のようである。

(21)籾殻積込中の「デコトラ」を発見(1/12「第2日目」)
〇インダスハイウェイ走行中に右手前方に見た。

《1/14(第4日目)に大々的にもみ殻を積込む現場に赴いている。(後編で投稿予定)》

(22)ガソリンスタンドで見たボンネット型「デコトラ」(1/12 『第2日目』)
〇籾殻を積んでいるようだ。("積荷が屋根まで届きそう")

(23)前「22番」の「デコトラ」前部(1/12「第2日目』)を撮影
〇「デコトラ」には「ボンネット型」が似合うような気がする。　"いいね"・

(24)籾殻を積んだ「デコトラ」(1/14「第4日目」13:30)
〇この写真を撮影する前(1/14午前中)大々的に『デコトラ』に『もみ殻を積込む現場』を見ており、そこで積み込まれた「籾殻」を運んでいるのだろう・・・。
〇「籾殻」はパキスタン各地の「レンガ工場」で「レンガ」を燃やすために使用するもの。
〇百舌鳥八幡宮(堺市)の「布団太鼓」が走っているようだ。(※日本では道路交通法第57条(乗車又は積載の制限等)違反間違いなし（笑）)
〇我車は給油のため「ガソリンスタンド」で停車中。
〇道路はモヘンジョダロからハイデラバードに向かうハイウェイである。

(25)前「24」番と同じ
〇積めるだけ積むということなのだろう。"布が破れたりしたら大変だろう"

(26)前「24」「25」番と同じ
〇頑張れ「デコトラ」と、つい応援したくなる～!!

(27)ガソリンスタンドに入ってきた「デコトラ」(1/14「第4日目」13:40)
〇大方のデコトラはこの「色」が多い。日本の「日野自動車」製。
〇ボディーを除くすべてを日本の「日野自動車」から輸入するらしい。ボディーだけはパキスタンで製造しているものを取付するという・・・(ガイド談)
〇装飾品で美しく飾るは長期間家を留守するに際し愛する「妻」「彼女」と常に一緒だという意味があるという。運転手は全財産をつぎこむとか・・・。
〇《もうひとつの理由》綺麗に着飾った「デコトラ」程・・・"仕事を貰える"という・・・～"何かこっちの方が本当のように聞こえもしたが"・・・(ガイド談)

(28)前「27」番の「デコトラ」前部を撮影

(29)籾殻を積んだ「デコトラ」が目に付く・・・　(1/14『第5日目』14:50)
〇風に煽られて・・・横転しないか・・・心配!!!。

(30)タンクローリーの「デコトラ」発見(1/15『第5日目』11:30)
〇カラフルなボンネット型タンクローリーを追い抜きざまに見た。

(31)レストラン(昼食)の駐車場に「デコトラ」が大集結(1/15　14:00)
〇10台以上停車中の「デコトラ」の中から撮影した。

※「ハイデラバード」から「ヒンゴル国立公園(泥火山)」へ向かう途中のレストランで昼食。

(32)前「31」と同じ

(33)前「31」「32」番と同じ

(34)前「31」「32」「33」番と同じ
〇運転者が「俺も入れて撮ってくれ!!」と自慢車を誇示する。(言葉が通じたら面白い本音の話が聞けると思うのだが・・・残念!!)

(35)『ブジ峠』に向かって急峻な坂道を上る「デコトラ」と、下る「タンクローリー」(1/16『第6日目』10:00)
〇この地は(撮影場所)は泥山の展望地で我々は一旦降車する。
〇車は、上るも下るも「ゆっくり」「ゆっくり」!!

(36)すれ違うすべての車が装飾している(程度の差はあるが・・・)(1/16 10:10)

(37)急峻な坂道を上って来る『デコトラ』(1/16　11:30)
〇我々は『ブジ峠』を往復しての帰り。一旦降車。
〇バンパーの上に「人間」様が・・・("危なくない"(？))
《日本では・・・こんなことしないよなぁ～　したらすぐに捕まるのが落ち!!》

(38)急峻な坂道を上がってくる『デコトラ』(1/16 11:40)
〇前「37」番同様、我々は『ブジ峠』を往復しての帰り。
〇「頑張れー」と、つい声を出したくなる。

(39)『デコトラ』は美しい(1/16『第6日目』10:40)
〇「ブジ峠」を越えて下った先にあった「ゴールデンピーチ」の道路脇に停車していた『デコトラ』を撮影させてもらった。《"見事という他はない"》

(40)前同

(41)前同

(42)前同
〇運転席も～御覧の通り。("ここまでやるかよ～「敬服!!!」)

(43)前同～《日野自動車製》

(44)ここまで着飾るかよ～

【5年ぶりにパキスタン名物車『デコトラ』を見た。大方の「デコトラ」は日本の「日野自動車」製であった。"日野自動車の皆さん"　皆さんが製造されたトラックはパキスタンの地で頑張ってますよー】

この旅行記へのコメント （3）

• 唐辛子婆さん 2025/02/24 13:19:53

  デコトラ

  くっさん
  
  ご訪問ありがとうございます。
  
  くっさんのパキスタン編なつかしく拝見しました。
  デコトラをこんなに沢山掲載してくださる方はいらっしゃらなかったので
  とても嬉しいです。
  
  カラチ大学教授の紹介で絵師やデザイナーと一緒に
  注文建築の現場を回ったのが楽しい思い出です。
  https://4travel.jp/travelogue/10261792
  
  フォローさせてくださいね♪
  
  唐辛子婆

  くっさんさん からの返信 2025/02/24 15:52:29

  デコトラ・バス綺麗

  唐辛子婆さん　様
  
  「唐辛子婆さん」とお呼びするのは・・・
  大変失礼極まりないような気がいたしております・・・。
  
  すでに後期高齢者入りした初老の「くっさん」と申します。
  先ずは、ご笑覧頂きありがとうございます。
  
  貴台の投稿されている「デコトラ・バス」本当に"綺麗""素晴らしい"のひとことです。
  整備工場や装飾の工房まで訪問されたのですね・・・。
  
  いやぁ～よくぞ!!「デコトラ」の写真を沢山投稿されておられます(敬服!!)。
  
  《まだ、全部を見終わっておりませんが、味わいながらゆっくり観賞します・・・ね》
  
  (私事)5年前、ツアーにてカラコルム山脈の8000m峰「ナンガパルマット」を見るため、初めて「パキスタン」に入り、その道中において初めて装飾した「デコトラ」を見てびっくりしました。ほとんどのトラックが「日野」製でありました。日本ではあのように化ける(？)ことはないでしょう・・・。走る「芸術車」そのものに「感動」しました。
  
  この度も(ランクル車に同乗)インダスハイウェイを走行中、多くの「デコトラ」行き交いその都度、シャッターを押しました。ただ貴台が投稿されているほどの綺麗な「デコトラ」には出会わなかったような気がします。でも、装飾された多くの「デコトラ」をこの目で見て満足しています。(※投稿は枚数の関係で一部しか投稿しておりません)
  
  現地ガイドが「パキスタンは北部も中央も南部も見どころいっぱい」と言いましたが・・・そのように思います。全行程・終日警察官護衛付きで初めて見る景観に満足した旅でした。
  
  貴台に置かれては「くっさん」が行けないような国を存分に旅されておられ、羨ましい限りです。これからもお元気で楽しい旅をお続けくださいませ!!!
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くっさん　　拝

  唐辛子婆さん からの返信 2025/02/25 11:43:20

  RE: デコトラ・バス綺麗

  くっさんさん
  
  まずはじめに最初の書き込みで「くっさん」と呼び捨てしてしまい大変失礼いたしました。本名「くっ」に敬称「さん」をつけたと勘違いしておりました。
  しかも南極とか、すんごいところにいっていらっしゃるので
  てっきりもっと若い方かと思い込んでおりました。
  
  後期高齢者ともなると間違い勘違い筋違い多発いたしまする。
  平に平に真っ平にお許しくださいませ。
  
  デコトラの古い旅行記を見てくださってありがとうございます。
  くっさんさんのやうに小麦を積み込むところなど
  ディープな写真を撮ることはできませんでしたので羨ましい限りです。
  
  南極も、臭くてもいいから行きたいです。でもドレーク海峡の揺れが恐ろしい＾＾。
  
  今後とも後期高齢者に免じてどうか失礼をお許しくださいまし。
  
  唐辛子婆