2025年初旅②　猫好きの聖地サウジアラビア＜後半＞

2025/01/14 - 2025/01/16

サウジアラビア旅行の後半、イスラム教第2の聖地メディナからハラマイン高速鉄道でジェッダに移動し、ジェッダを観光した後、大韓航空のマイル利用のサウディアで西の紅海沿岸のジェッダから東のペルシャ湾沿岸のダンマームへ大移動しました。

ジェッダでは改装工事中で旧市街の一部が観光できなかったり、臨時休業でチームラボに入れなかったりもしましたが、フローティングモスクを見て、たくさんの猫にも癒やされました。

ダンマームではジェッダ以上にたくさんの猫が待っていました。
エジプトのアレキサンドリアを思い起こさせる猫天国でした。

個人的にギリシア、トルコ、マルタ、北アフリカと同等か、それ以上の猫好きの聖地だと思います。

エリア ジェッダ(サウジアラビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: サウディア
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハラマイン高速鉄道に乗車するためメディナ駅へ。メディナ駅からジェッダ駅まで143.75リヤルのチケットをオンラインで購入しておきました。

ハラマイン高速鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

2018年に開業したハラマイン高速鉄道は時速約300キロです。車内Wifi、コンセント、USBポートや荷物置き場、食堂車などもありました。

ハラマイン高速鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

約2時間弱でジェッダ駅に到着。大半の方はそのままメッカに向かうようで、ここで降車される方はそんなに多くいませんでした。

ハラマイン高速鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

荷物をホテルに置き、観光を始めます。まずは旧市街へ。その旧市街の北にある歴史あるゲートが残されています。

ノース・シティ・ゲート モニュメント・記念碑

旧市街は工事をしているところが多かったのですが、メディナでは聞かなかったイタリア語やスペイン語が聞こえてきて、観光客もけっこういました。
監視カメラがあるので、安心して観光もできますね。

ジッダの歴史地区：メッカの入口 史跡・遺跡

無料で見学できたナシーフ・ハウス。内部は博物館になっています。
ジェッダの旧市街で見かけた女性のヨーロッパ人もカジュアルな格好でメディナとはまったく雰囲気が違い、オープンな感じがします。

ナシーフ ハウス 現代・近代建築

旧市街には猫の餌もおそらく市が用意していて、痩せこけた猫は見当たりません。旧市街内は監視カメラもあちこちにあり、猫たちに危害を加える人もいないでしょう。

ジッダの歴史地区：メッカの入口 史跡・遺跡

旧市街は世界遺産に登録されているそうですが、映えるスポットも多いです。日陰も多く、暑い時期でも散策しやすそうです。

ジッダの歴史地区：メッカの入口 史跡・遺跡

ジェッダはサウジアラビアで一番観光に力を入れていそうな感じがしました。ヨーロッパの方はけっこう見かけましたが、アジア人にももっと訪れてほしいですね。

ジッダの歴史地区：メッカの入口 史跡・遺跡

ここも本来は博物館として公開されているはずでしたが、クローズしていました。
それでもジェッダの旧市街は印象的な場所でした。

ショールバトリー ハウス 現代・近代建築

旧市街を出て白亜のジャファリ・モスクへ。ちょうど東南アジア系のイスラム教徒の団体が来ていました。

ジャファリモスク 寺院・教会

ジェッダで一番行ってみたかったチームラボ・プラネッツでしたが臨時休業で入場できませんでした。スタッフの方がいたのでちょっと話をしたのですが、さすがとても綺麗な英語でした。

外観からだけだととてもチームラボには見えません。大人150リヤル（6000円～）ですが、是非中に入ってみたかったのですが残念です。

セントラル・フィッシュ・マーケットへ。
紅海はすぐそばですし、美味しそうな魚が並びます。

魚市場から北上し、紅海沿いを散歩します。
日傘をさしていたら、現地で働いているフィリピンの方に間違えられました。

配車アプリを使い、更に北にあるフローティング・モスクへ。高さ1,008mとなる予定のキングダムタワーもここから北の方角へ遠くはないはずですが、まったく見えませんでした。

夜のフローティングモスク周辺も賑わっていました。
ここもヨーロッパや中国の観光客が来ていましたが、大半は地元の人達で家族で夜のひとときを楽しまれていました。

昼前のサウディアの国内線でジェッダからダンマームに移動します。紅海からペルシャ湾側へ約1200キロの移動です。羽田から熊本位の距離ですね。

キング アブドゥルアズィーズ国際空港 (JED) 空港

ダンマームの空港に到着後、バスで市内に向かいます。ダンマーム市内では現金ではバスに乗車できませんでしたが、空港からは現金が使えました。4リヤル弱でした。

キング ファハド国際空港 (DMM) 空港

ホテル到着後、翌日のダンマームからバーレーン行きの国際バスのチケットを購入後海岸沿いを散歩しました。
猫天国です。

サウジアラビア人の男性は思っていたよりも写真嫌いではない人も多いと思います。カメラを持っていると撮ってほしいと声をかけられることも少なくなかったですし。
ただ厳格なイスラム教徒の方はそうではないようで、正装をされている方は態度も全く違いました。

北アフリカも猫は多かったですが、不健康そうな猫も少なくありませんでした。
ギリシア、キプロス、マルタ、イスラエル、トルコなどよりも密集度ではダンマームの方が猫が多い気がします。

2034年のワールドカップはサウジアラビアで開催されるんですね。
そういえばクリスティアーノ・ロナウドのこともすっかり忘れていました。あまりまちなかでサッカーをしている人も見なかったので、これを見てようやく思い出した次第です。

地域博物館 博物館・美術館・ギャラリー

翌日も朝から猫と戯れていました。
ダンマームは観光スポットはあまりないですが、ある意味猫と遊んでいるときが一番楽しかったです。

ダンマームの猫たちはけっこう人懐っこい子達も多かったです。
東洋人が猫と遊んでいるときも現地の人はまったくスルーでしたが、子どもたちが日本のアニメのタイトルを連呼してくれたときはちょっぴり嬉しかったです。

ダンマームは猫と遊ぶだけでも十分楽しかったですが、2箇所だけ観光スポットに行ってみました。そのうちのひとつがこのランドマークです。

ヘリテージヴィレッジは午前中も営業しているとのグーグルの情報でしたが、午後から開いていなかったので12時の営業開始後、すぐ訪れました。
サウジアラビアで唯一入場料を払った場所で、料金は20リヤルでした。

地域博物館 博物館・美術館・ギャラリー

内部は博物館とショップ、食事場所になっており、個室も多いです。
国内外の重要人物が訪れており写真も飾ってありました。
日本人はいませんでしたが、韓国の外交官の写真はありました。

地域博物館 博物館・美術館・ギャラリー

博物館は多岐にわたった展示があり、20リヤル分は楽しめました。レトロなものも多く、興味深かったです。

地域博物館 博物館・美術館・ギャラリー

建物自体も絵になるヘリテージヴィレッジ。レストランも思っていたよりもお手頃だったので、せっかくなので食事をしました。

地域博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ビールとの記載ですが、もちろんアルコールは入っていません。レモン風味で甘さがありすっきりとした飲み口でした。

地域博物館 博物館・美術館・ギャラリー

メインのピラフとチキン。これで半人前というボリュームが有りすぎの内容です。ドリンクも含めて2000円以下なのでかなり安いです。

地域博物館 博物館・美術館・ギャラリー