チュニジア・マルタ・キプロス・北キプロス 地中海４ヵ国周遊の旅⑦(９・１０日目キプロス島 ラルナカ)

2024/12/06 - 2024/12/17

仕事に一区切りがついたこともあり、これまで行ったことのない国ということで、チュニジア、マルタ、キプロス、北キプロスに一人で行ってきました。元々、ファイブスタークラブのチュニジア・アルジェリアの個人向けツアーに行きたいと思ってましたが、アルジェリアはビザ取得が困難なこともあり断念。チュニジアだけではもったいないため、チュニジア・マルタ島のツアーにキプロス・北キプロスを追加して行くことにしました。

で、どうだったかというと、１０日間ちょっとで訪問国を４ヵ国増やせたのは良かったと思います。行ったことのない国に行って訪問国数を増やすことが最大の目的ですので、行きたいと思うところも最初から多くはありませんでした。事前にガイドブックや観光情報を調べましたが、正直、訴えるものがなく、なかなか事前準備も進みませんでした。ということで、行き先は着いてから急いで調べることが多かったですが、その割には色んなところに行けたし、冒険心を満たすことが出来たと思います。

色々ありましたが、これで訪問国数はちょうど６０ヵ国になりました＼(^^)／　あと４０ヵ国、ガンバるぞ(^-^)/

１日目　約２０時間のフライトの後、昼過ぎにチュニス着。午後メディナ観光。チュニス泊。
２日目　午前はカルタゴの遺跡巡り。午後はシディブサイドでマッタリ。チュニス泊。
３日目　タクロウナ観光の後、スースへ。午後はスース市内観光。スース泊。
４日目　エルジェムに移動し円形闘技場見学。ケロアンのメディナ見学の後チュニスへ。チュニス泊。
５日目　チュニスよりイスタンブール経由でマルタ島へ移動。夜、マルタ島着。マルタ島泊。
６日目　終日マルタ島観光。お昼に食べたトリュフパスタで気持ち悪くなる。マルタ島泊。
７日目　午前マルタ観光の後、午後キプロス・ラルナカに到着。夜、ニコシアに到着。ニコシア泊。
８日目　午前ニコシア観光。午後北ニコシアに移動しハマムを満喫。ニコシアで夕食。ニコシア泊。
９日目　午前はキプロス・北キプロスの国境地帯を探検。午後ラルナカに移動。ラルナカ泊。
１０日目　昼過ぎまでラルナカ観光の後、夜便でドバイ経由帰国。

⑦は９日目午後から１０日目(最終日)のキプロス島ラルナカ滞在中の旅行記です。ラルナカには正味１日いましたが、正直見るところはほとんどありませんでした。ニコシアは何とか行くところを見つけましたが、ラルナカは本当に何もない。普通の観光客など行かないところをあちこち歩いて時間を潰しました。それでも、自分の足で自分の行きたいところに行くのは楽しいものです。満足感はそれなりにありました。

主なイベントは次の通りです：
●夕食は中華料理
●聖ラザロ教会見学
●ラルナカ塩湖まで歩く

エリア ラルナカ(キプロス)

｢9 Muses Hotel｣

ニコシアを14時00分に出て、ラルナカには15時00分過ぎに着きました。バス停からホテルまで歩いてすぐでした。ところがホテルのドアが閉まっていて開かない！　他に出入口があるのかと思い、周りを何回も回ってみましたが、出入口はここっぽい。中には人の気配はないものの、｢OPEN｣と表示があり営業はしてるっぽい。暫く待ってみましたが、埒が明かないため、ホテルの電話番号に電話しました。おばちゃんが出てすぐに来てくれましたが、最初から印象最悪でした。

１泊朝食付き１人泊で１人当たり76ユーロでした。部屋は綺麗で朝食もまあまあでした。ロケーションも良いです。最初の印象は最悪でしたが、値段からしたらまあまあのホテルだと思います。

人が常駐でないのはNGですが、リピーターの方には問題ないかも知れません。設備やアメニティの類いは充実していたと思います。Googleの評価も4.7と高いのも分かる気がしました。

さて、ラルナカで特に行きたいところも、やりたいことも、食べたい物も決めていなかったため、取り敢えず海沿いの通りに出てみました。

モスクの前に駐車してあったランボルギーニ。アヴェンタドールなのでしょうか？　ウラカンとの違いがよく分かりません。

さて、夕食はどこで食べようか？　レストランはたくさんあるけど、ギリシャ料理は食べる気が起こらない。通りを何往復しても入りたいところがない。

SUSHIには惹かれるけど、美味しいとは思えないし…

サンドイッチでも買ってホテルで食べようかとも思いましたが…

｢FENGS HOUSE ｣

迷った挙げ句、結局、中華にしました。台湾料理のようですが…。同じ油っこい料理でも、なぜか中華は大丈夫なことが多いです。

無難にコーンスープにしたつもりが、コーンスープの味が違いました！　まずスープが甘い。塩気がない。それに盛りが凄い。でもキプロス料理より良いかなって感じでした。

酢豚は普通な感じではありましたが、何か変でした。キプロス風に味付けしているのでしょうか？　それでも食べられるのは有り難いです。酢豚も油っこい感じでしたが、全く気持ち悪くなりませんでした。

ドアの｢押す｣と｢引く｣の表示が斬新でした。

クリスマスが近いというのもあり、イルミネーションが綺麗でした。

月がとても綺麗でした。夜はかなり寒く、寒い中を歩いたのがいけなかったのか、帰国後に酷い咳風邪に悩まされました。

翌日の朝食です。朝食は狭い食堂で１人でした。ビュッフェではなく、前日に受付してくれたおばちゃんの手作りでした。まるでお母さんように作ってくれました。

｢聖ラザロ教会｣

さて、翌日も朝から行くところがなくて困りました。取り敢えず、ラルナカ一番の観光スポットである聖ラザロ教会に行くことにしました。期待せずに行きましたが、素晴らしい教会でした。

教会内は閑散としていて、観光客が数人いる程度でした。他の方も写真や動画を撮っていましたので、私も遠慮なく撮りまくってきましたが、写真の通り素晴らしい教会でした。

ニコシアでもいくつかギリシャ正教会内を見学しましたが、その中でも群を抜いて金ピカでした。ずらっと並んだイコンに圧倒されました。

ラザロ教会から通りを挟んですぐのところにある、イコングッズを売るお店です。

店内には大小のイコングッズが置いてありました。立派なのを買って飾っておきたい位でしたが、荷物になるので、イコンのマグネットを自分のお土産にしました。

聖ラザロ教会は良かったのですが、次に行くところがない。ということで、またGoogleマップで調べてみたら、ラルナカ塩湖が歩いて行けない距離でもなかったため、行ってみることにしました。Googleマップを頼りに住宅街やホントに何もないところをラルナカ塩湖まで歩きました。写真はもうちょっとでラルナカ塩湖に着く辺りです。周りに誰もいないところでもガンガン歩きましたが、危険と感じるところではありませんでした。

｢ラルナカ塩湖｣

ラルナカ塩湖ではフラミンゴが見られます。と言ってもこの程度ですが…。ラルナカ塩湖は特に観光地というわけではないようで、人もほとんどいませんでした。

今回の旅行で初めてタクシーアプリの｢Bolt｣を導入しましたが、旅行中にタクシーを使う機会もなく、Bolt を活用出来ずにいました。そんな中、帰りは｢Bolt｣を試しに使ってみようと思い、ラルナカ塩湖まで歩いたというのもあります。

タクシーが止まりやすいところまで移動したうえで、アプリに必要事項を入力していくと、写真のように利用可能な車が表示されましたので、良さそうな車を選びました。

表示されていたナンバーの車がほぼ予定通り着きました。タクシーアプリを使ったこと自体初めてでしたが、まあイメージ通りに使えました。今後使うことがあるかわかりませんが、使えるようにしておくのが重要だと思います。

ラルナカは余計だった気もしますが、まあ行ってみないとそれもわかりません。必ずしも刺激的な景色ではありませんでしたが、異国の町を歩くのは楽しいものです。その後、適当に町を歩きながら時間を潰しました。15時00分のバスで空港に向かい、ラルナカ19時20分発のEK110便でドバイ経由帰国しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。