熊野古道巡礼 ③川湯温泉・熊野本宮大社

2024/12/21 - 2024/12/24

中辺路を散策後、熊野本宮から川湯温泉へ移動。
今夜の宿はクチコミで見つけた民宿すみ家。
冬季だけ大塔川のなかに造られる仙人風呂を楽しんでから、
宿のご主人の作る美味しいご飯と地酒の夕食。
翌日朝も仙人風呂に入った後、
熊野本宮大社や大斎原（おおゆのはら）をお参りして回った。

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

16:31 熊野本宮から車で川湯温泉へ移動。

民宿 すみ家 宿・ホテル

クチコミで見つけ予約した、民宿すみ家。

民宿 すみ家 宿・ホテル

チェックイン。

宿の前にバス停、かめや前。

川湯温泉を流れる大塔川、

仙人風呂 温泉

冬になると、川の中に仙人風呂が作られる。

川の底から湧き出る熱い温泉を、川の水で42度まで冷ましてる。

風呂の向こうにも川湯温泉街が続く。

仙人風呂は宿から歩いて2-3分、
入れることを確認したのでいったん宿へ戻る。

17:04 宿で貸してくれたスモッグをかぶり再び仙人風呂へ。

さっきより随分と暗くなってきた。

この橋を渡って仙人風呂に入る。

17:55 のんびり浸かってたら、すっかり暗くなった。

仙人風呂はところどころ冷たいけど、十分暖かかった。

スモッグやジャンパーを羽織り、

川沿いを少し歩いて、

宿に戻る。

民宿 すみ家 宿・ホテル

熊野古道とサンティアゴ巡礼路の共通巡礼手帳。

裏面にはスタンプの設置場所が記されてる。
熊野古道の巡礼達成の基準は3パターンあるけど、
僕は一番簡単なパターン③（※）を狙う。
※発心門王子～熊野本宮＋大斎原＋速玉大社＋那智大社あたりを巡ると達成！

19:04 夕食。

宿のご主人の美味しいご飯に、

和歌山の

地酒をあわせ、ごちそうさまでした。

翌日、12月22日の朝、6:01

ロビーに降りてきてコーヒーを。

6:38 朝風呂へ。

日の出前の

気持ちのいい朝。

仙人風呂はかなり大きい。

仙人風呂は

こんな風になってる。

日が出てきた。

7:25 お風呂を出て

宿に戻る。

民宿 すみ家 宿・ホテル

7:40 朝ごはん。
宿に泊まったアーティストが描いたイラストが食堂の壁に。

宿のご主人とゲストとの一枚。

ボリュームある朝ごはん、今日も歩くので嬉しい。

8:58 宿を出る。

9:18 熊野本宮大社。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

大鳥居

World of Peace

後白河上皇が選んだ歌謡集「梁塵秘抄」に載せられている今様
　熊野へ参るには　紀路と伊勢路のどれ近し　どれ遠し
　広大慈悲の道なれば　紀路も伊勢路も遠からず

参道の向こうは158段の階段。

手水舎

1889年（明治22年）に起きた熊野川の大洪水により、
大斎原（おおゆのはら）にあった旧社の建造物が倒壊、
今の場所に熊野本宮大社が移転した。

熊野本宮は出発の地。

神門前に飾られた、

2025年の一文字は「思（おもい）」。
家族や友人など大事な方への思いや、
人が人を思う優しさこそが平和に繋がると信じ、
来年こそは平穏で平和であるようにと、強い願いが込められたとのこと。

神門の上に

2025年の絵馬

神門をくぐり御本殿に。

夫須美大神（ふすのおおかみ）と速玉大神（はやたまおおかみ）。

家津御子大神（けつみこのおおかみ）と天照大神（あまてらすおおかみ）。

八咫烏の由来。

八咫烏は神の使者とされている。

2024年の七夕に披露された、
宮司と和歌山・広島両県にある二つの「熊野高校」の生徒による合作の書。

2023年の一文字、力。

2024年の一文字、運。

本宮の八咫烏、
熊野三山（本宮、速玉、那智）それぞれデザインが異なる。

お参り後に見つけた、お参りの仕方は、先に見つけたかった...

10:01 参道を下る。

続いて、

国道168号を渡り、

まずは、産田社にお参り。

産田社 寺・神社・教会

続いて、大斎原（おおゆのはら）。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

熊野川と音無川、岩田川の合流点にある中洲で、

明治時代の大洪水で流失するまで、

ここに熊野本宮大社の社殿があった。

大鳥居をくぐる。

手水舎に八咫烏。

ここも世界遺産。

旧社地に杉並木。

膳熊野古道の終着点、
よみがえりの出発点として世界遺産に登録されたと。

社殿はないが、広い境内。

熊野川

10:32 大斎原を後にし、次は新宮へ。
この先は「熊野古道巡礼 ④速玉大社・神倉神社」に続く。